みなさんこんにちは
いつもブログのチェックをありがとうございます!!

キュッキュは今日もとっても元気です
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さてさて、今日は捜索編の続きからいきたいと思います。
(みんな必死すぎて、あまり写真を残せてないので、文章多めですが、ご了承ください。。。)

以前のキュッキュ日誌や捜索編その①をご覧になっていない方は、
よければ↓こちら↓からどうぞ
アシカ“キュッキュ”の近況(キュッキュ日誌①)


さて、捜索開始から4日目の朝である9/30に奇跡が起きました
アシカ池の排水溝から、キュッキュの鳴き声が聞こえてきたのです!
どうやらキュッキュはこれまで管の中のどこかに隠れていて、夜の間に自力でアシカ池の近くまで戻っていたようです!

無線から「アシカ池の横の排水溝からアシカの声がする」という声が聞こえたときには、震えました!!
即刻、アシカ池に無線を聞き付けた職員大集合!!すぐさまマンホールの蓋を開け、職員が中に入り、大捜索!!
捜索①
捜索②



が!!!しかし!!

キュッキュの姿はどこにもないどころか、声も聞こえなくなってしまいました。
どうやらマンホールの蓋が開く音などを敏感に察知し、またどこかに逃げ込んでしまったようでした。
日中いろいろなことを試してみましたが見つからないキュッキュ。
どこに行ってしまったんでしょうか??


そこで、みんなで話し合い、今度は少数の職員で、またキュッキュが自分で出て来てくれるのを静かに待つことになりました。
朝に聞こえた鳴き声の元気さから、また必ず戻ってきてくれる!と確信していましたが、
この日は夜9時まで粘っても、残念ながらキュッキュの気配はありません。
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おそらくすでに寝ていると判断し、カメラを仕掛けてそーっとその場を退散。

その後、夜中まで綿密に作戦会議をし、明日の朝絶対にキュッキュを助け出そう!!そう誓って一旦解散。
翌日の早朝、再集合をして、そーっと作業を開始しました。

足音を忍ばせて、キュッキュが近くにいる可能性のあるマンホールに一人ずつへばり付き、音を確認します。

すると!!アシカ池付近のマンホールからまたキュッキュの声が聞こえると、無線が入ります!
おーっ
ですが、昨日の反省を活かし、ここで舞い上がってはいけません!!

アシカ池に静かに集結し、マンホールの音にそっと聞き耳を立てます。
「っっキュッキュ多分この下らへんにいてる!!!!!」
場所がほぼ確定しました!
ただ、その場所がなかなかややこしい場所
ここで焦って蓋を開けると昨日の二の舞になってしまう。。。
ここからは粘り勝負です!!
確実に捕まえられる位置に来てくれるまで、数時間マンホールに張り付いて息を潜ませることに。。。

そして、いよいよ待望の時がやって来ました!!
せーの!!!で4箇所のマンホールを同時に開け、下水管に網を張ります。すると、一箇所のマンホールにキュキュのお尻が!!

あかん!!逃げる!!いけ!!
ダッシュで職員が下水管に降り、キュッキュの脚を掴みました

がしかし!!喜ばしいことに、キュッキュは非常に元気で、
いや、元気すぎて猛反撃!大暴れして全然網に入ってくれません。

狭い下水管の中でしばらくの間、格闘のすえ。。。。。
.       
「よっしゃー!!!!!」


こうして、ようやくキュッキュを保護することができました!!!


キュッキュを実際に捕まえた職員曰く、
「めっちゃ力強いから、必死すぎて下水管内の格闘はほとんど覚えてないし、捕まえてから握力ゼロになってたわ!」とのこと。。。

あんなちっちゃな体のどこにそんなパワー残してたんや
キュッキュがそんなに元気を保ってくれてて、ほんとによかった!!

下水管の中に入れるサイズの小柄な職員たち(愛を込めて?みんなにちっちゃいもんクラブと呼ばれてます。笑)の奮闘にも拍手


こうやって無事にキュッキュを保護できたのは、本当にたくさんの方のご協力の賜物です。

特に、大阪市の下水管の管理をしていただいているクリアウォーター大阪株式会社の皆様には、捜索初日から連日、一緒になって必死にキュッキュを探していただきました。
たくさんの人手と最新機器を即座に快く提供していただいたおかげで、スムーズに捜索を進めることができました。
改めまして、この場を借りて厚く厚く御礼申し上げます。

動物園近隣のみなさまにおかれましても、園外捜索時には、音出し作業や交通整理など、多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。

また、連日の報道もあり、沢山のお客様からさまざまなお声をいただきました。
ご心配をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。

そして、何より無事に私たちのところに戻ってきてくれたキュッキュ、本当にありがとう

キュッキュは今日も元気で私たちを安心させてくれます。
昨日まで、体の表面についた汚れや菌などを洗浄するために、毎朝薬を溶かした水に数時間浸かってもらっていました。
幸い、この泡風呂のような状態も気に入ったようで、頭から泡をかぶってたくさん遊んでくれました。
※当園獣医師の指示のもと、動物にとって安全な薬剤を使用しております。
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しかしながら、無事にもどってきてくれたので、こんな風に言えていますが、
間違いなく、今回の事故はあってはならないことでした。

今後、このようなことのないように、この事故について十分に反省し、さまざまな問題点を洗い出し改善した上で、これからの飼育管理に活かしていく所存です。

排水溝のカバーについては、事故後取り替えて固定しましたので、ご安心ください。
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まだまだこれからもブログでキュッキュの様子をお知らせしていきます。
またチェックしていただけると大変光栄です。