みなさまこんにちは
本日はとても悲しいお知らせをしなければなりません。

私たちの大切な仲間が2頭、本日2019年12月28日に亡くなりました。

1頭目はピューマのピコです。
pico

ピコについては、以前ブログで体調不良のために展示を見合わせるということをお伝えしておりました。
ピューマのピコについてお知らせ

ピコは、2002年6月5日生まれの17歳のおばあちゃんピューマです。
同日生まれた姉妹と並んで、国内のピューマでは最高齢でした。

ピコは昨年2018年の夏ごろから、慢性的な腎不全で体調を崩しておりましたが、
飼育担当者と獣医師の協力により、できるだけ動物に負担をかけず、ハズバンダリートレーニングで長期的な治療ができており、腎臓の状態もとても好転しておりました。
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しかしながら、12月6日に足取りがふらつく様子が確認され、そこから一気に体調が悪化してしまいました。
検査の結果、糖尿病を発症していることが分かり、12月11日より、展示を中止し、バックヤードにて、懸命に治療を行っておりました。
2019.12.27 ピコ飲水投薬②
しかし、残念ながら本日朝に亡くなりました。

ピコはとてもおおらかで食べることが大好きなかわいいおばあちゃんでした。体調を崩してからも、毛づくろいを欠かさず、いつも体をきれいにしていました。
ピコの頑張りに私たち職員も何度励まされたかわかりません。
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ここ数日は、満足に餌を食べることができていなかったので、天国ではゆっくり大好きなお肉を食べてほしいと思っています。
長らく展示を中止し、ピコの様子をたくさんの方に気にかけていただきました。
本当にありがとうございました。


2頭目は、カリフォルニアアシカのウナ子です。
カリフォルニアアシカの寿命が約30年と言われるところ、ウナ子は33歳のおばあちゃんアシカでした。
ウナ子

ウナ子は高齢のため、両目は白内障により真っ白で、歯もほとんど抜けてしまっていましたが、長らく元気に暮らしておりました。
しかし、最近では、昼寝をして過ごす時間が少しずつ伸び、
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12月23日には、昔に歯が抜けた痕から膿が出ているのを確認し、抗生剤を注射するなどの治療を行っておりました。
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抗生剤の注射後、膿や目ヤニは収まりましたが、食欲が戻らず衰弱していき、残念な結果となってしまいました。
急激な悪化で、私たちもできることが大変少なく、とても悔しいです。

ウナ子はとてもマイペースな性格で、ごはんタイムには、ほとんど眼が見えていないにも関わらず、若いアシカに負けじとモリモリとアジを食べていました。
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また、オスのアシカ・ミークと非常に仲が良く、いつも寄り添っておりました。
ミークとウナ子
ウナ子のことが大好きなミークはウナ子の姿が見えず、少し元気がないような気がします。
のこされたアシカたちのことも、しっかりとフォローしていかなければと思っています。


今日は、とても悲しい1日でした。

しかし、2頭はものすごく頑張って天寿を全うしてくれたと思います。
2頭の詳しい死因などについては、現在調査を行っております。

私たちは、2頭から学んだことを忘れず、ほかの動物たちに還元していきたいと考えております。

これまで、ピューマ・ピコ、ならびに、カリフォルニアアシカ・ウナ子をかわいがっていただき、本当にありがとうございました。

ピコ・ウナ子ゆっくり休んでや。
いっぱいいっぱいありがとうね。