2026年09月02日

災害に備えて

9月2日(水)

令和8年熊本地震に始まり、千葉の豪雨、石川・富山の豪雨、福井の豪雨・・・と災害のニュースが多く続きます。ニュースの中で目を覆う被災状況の映像も多くありましたが、浸水した保育園の片付けで戸棚やおもちゃを洗い流している映像を見て、我が事のように心が痛みました。
今では、いつどこでこのような災害が起きるかわかりません。
「てのひら」でも、子どもや職員の命を守れるように毎月の避難訓練をしています。そして災害が起きた時の避難期間に必要な備蓄品を少しづつ増やしてきました。

8月には、「災害時のお迎え所要時間調査」を行いました。
前提は、震度7程度の地震が起きて、道路の破損があるため徒歩でお迎えとなった場合としました。
大きな地震が起きた時は、まずはご自身の身を守ったうえで、職場やお家の安全が確認できてから子どもを迎えに来てください。そんなとき、誰が迎えに来るのか?所要時間は?という調査です。

「てのひら保育園」「第2てのひら保育園」共、19名中11名が、1時間以内に迎えに来れるという回答でした。「てのひらこども園」は46名中34名が同様の回答でした。
ただ、都心まで通勤している方も多く、お仕事柄会社を出るのに時間を要する見込みの方も少なくなく、園児数の1/3~1/5は3~6時間は保育園で避難滞在することになるだろうという結果でした。

9月1日(火)は「防災の日」でした。いつものように避難訓練の後、引き取り訓練を行いました。「引き渡しカード」を書いてもらって、混乱する時こそ、確実に保護者にお子さまをお渡しする訓練です。
保護者の皆様は、とてもスムーズに対応していただきました。
この日の訓練は、他にもありました。

<被災時の食事提供>
災害時、保育園でお迎えを待つ間、どんなふうに食事を提供できるかの訓練です。
調理さんに、ストックしてあるアルファ米とレトルトカレー、粉末スープ、そしてツナ缶とコーン缶とキャベツのサラダを水が出ない中(衛生上必要分は水道使用)で工夫して作ってもらいました。
おやつも、備蓄品の「食べっこどうぶつ」「ハインハインせんべい」「ヨーグルト」「バナナ」を使って提供しました。もちろん食物アレルギーがあるお子さんには、除去対応した備蓄品を提供しました。
紙皿では子どもが食べにくいので、また、水が使えないことを想定して茶碗にラップを敷いて使用しました。
IMG_4713

IMG_4563
カレーは問題なかったのですが、スープはラップに口をつけるのをためらう子もいました。
スープは紙コップで良いと感じました。
離乳食は、やはりレトルトを使いました。今はいろいろなレトルトがあるので便利です。
IMG_4711
<停電の対応>
停電した時の対応として、バッテリーを備えているので通信手段は確保できます。
エアコンが使えない夏を想定して、ミスト付き扇風機(充電式)も試用してみました。7時間持ちました。灯油ストーブも備えています。
<断水時のトイレ>
断水で最も大変なのがトイレです。紙オムツの子ども達用の予備は備えました。が、問題は3~5歳児のトイレを使う子どもや大人です。1回ずつの簡易トイレのセットの整備や、イザというときのトイレの使い方周知が重要です。

これまで、こうした準備に使える「安心安全補助金」は、子ども一人に500円(てのひら保育園で9,500円)と心もとないものでしたが、今年度から年間10万円に充実しました。本当にありがたいです。
こうした補助金を有効に活用して、これからも災害への備えを充実させたいと思います。

https://tenohira-kids.com/ あっこ






tenohirahoikuenn at 14:00│Comments(0)│保育園運営 

コメントする

このブログにコメントするにはログインが必要です。