August 11, 2018

ボクシング連盟の山根明会長辞任劇を命理学的に考察

 7日立秋を過ぎ、8月庚申月の気運に入りましたね。暦の上ではもう初秋の訪れを告げていますが、とんでもないですね。台風13号が過ぎ行き、これからまだまだ酷暑が続きそうです。
 さて、先月下旬から今月上旬にかけて、テレビのニュース、ワイドショーでは、もっぱらボクシング連盟のお家騒動について、連日ほぼトップニュースで取り上げられていますね。この騒動の中心人物は、ボクシング連盟の山根明会長ですが、8日に辞任表明されましたね。今月最初の投稿は、山根明会長について、命理学的に考察してみました。
 Wikipediaによると、山根明会長は1939年10月12日生まれとなっています。ネットやマスコミ報道をまとめると、次のような経歴となっています。
 山根会長は在日韓国人で、韓国名では文甲明または文沢明で、大阪府堺市で生まれ、生誕後すぐに母親に連れられて韓国の釜山に移住し、10歳のときに再び大阪府に戻ってきたとのことです。1939年と言えば、太平洋戦争勃発の直前で、在日韓国人であった会長の親子が、大日本帝国の「挙国一致」政策の圧力を逃れ、故郷の韓国(当時は朝鮮)に渡航したのは理解できますね。
 若い頃の経歴は不明ですが、1980年(41歳)に帰化し、姓名を山根明に改名したということです。大阪府内の大学のボクシング部コーチ、監督を歴任し、2000(61歳)年のシドニーオリンピックでは、ボクシング競技の監督という大役も担われました。
 ボクシング連盟においては、1991年(51歳)日本ボクシング連盟理事、1995年〜2002年世界アマチュアボクシング連盟常務理事、そして2010年(71歳)日本ボクシング連盟副会長を経て、遂には72歳の2011年2月に会長に就任され、そして73歳の2012年10月には、理事会全員一致で「終身会長」となられています。そんな出世街道を歩んできた会長に対し、判定操作やグローブ独占販売などの不正疑惑に関して内部告発され、今回の辞任劇となってしまいました。
 今年は九紫中宮年で、年五黄が北方位に回座しています。北の後天八卦は「坎(かん)」で、坎には水、男女関係、秘密、部下などの象意があり、そこに年五黄が回座すると、水害、秘密が漏れる、部下とのトラブルなどの憂いがあります。まさに今年は、北陸の豪雪、西日本豪雨や台風による記録的な水害、新潟県知事が女性問題で辞任、不倫報道により小室哲哉引退、日大アメフト部の反則タックル問題などなど、まさに五黄により「坎」の象意が凶作用として具現化してしまっていることを感じます。ちなみに、タイで起こったサッカー少年達の洞穴遭難事件も、坎の持つ象意である穴に水が流れ込んだ遭難でしたが、無事救出されてよかったですね。
 今回のボクシング連盟お家騒動も、部下による内部告発が発端でしたが、運勢的には北(坎)に回座した年五黄の凶意によるものと言えます。
 さて、それでは本題の命理学的な考察に入りましょう!
 山根会長の命式は下記のとおりです。
 生年 己卯乙 正官 傷官 死 
 生月 甲戌辛 食神 印綬 冠帯
 生日 壬午己     正官 胎     註)蔵干は算命学の二十八元に依る
 生時 不明
 空亡(天中殺) 申酉
 格 官印格
 調候用神 火
 守護神 丙丁
 大運(十年運)
 0歳 〜 1歳 甲戌 食神 冠帯
 1歳 〜11歳 癸酉 劫財 沐浴 天戦地冲 
11歳 〜21歳 壬申 比肩 長生 大運天中殺
21歳 〜31歳 辛未 印綬 養  大運天中殺
31歳 〜41歳 庚午 偏印 胎  大運天中殺 自刑
41歳 〜51歳 己巳 正官 絶
51歳 〜61歳 戊辰 偏官 墓  害
61歳 〜71歳 丁卯 正財 死  支合
71歳 〜81歳 丙寅 偏財 病  三合火局(異次元融合)
81歳 〜91歳 乙丑 傷官 衰

 歳運
2018年 戊戌 偏官 冠帯  
 
 
 上記はネットや報道で伝えられている1939年10月12日生まれでの命式です。韓国人の場合、年長者であればあるほど、陰暦(旧暦)を使用する場合があります。韓国のみならず、北朝鮮、中国、台湾でもそうです。ですからウメサンは、韓国籍や中国籍の方を鑑定する場合、必ず生年月日は陽暦(新暦)か陰暦(旧暦)かをお尋ねすることとしています。もしちまたで言われている山根会長の生年月日が陰暦に寄る場合は、陽暦に換算すると1939年11月22日生まれとなり、命式は下記のとおりとなります。

 生年 己卯乙 偏官 食神 長生 
 生月 乙亥壬 食神 劫財 帝旺
 生日 癸亥壬     劫財 帝旺    註)蔵干は算命学の二十八元に依る
 生時 不明
 空亡(天中殺) 子丑
 格 
 調候用神 火
 守護神 丙丁

 0歳 〜 4歳8か月    乙亥 食神 帝旺
 4歳8か月〜14歳8か月 甲戌 傷官 衰 
14歳8か月〜24歳8か月 癸酉 比肩 病 天戦地冲
24歳8か月〜34歳8か月 壬申 劫財 死
34歳8か月〜44歳8か月 辛未 偏印 墓 三合木局(異次元融合)
44歳8か月〜54歳8か月 庚午 印綬 絶
54歳8か月〜64歳8か月 己巳 偏官 胎
64歳8か月〜74歳8か月 戊辰 正官 養   害
74歳8か月〜84歳8か月 丁卯 偏財 長生 半会
84歳8か月〜94歳8か月 丙丑 正財 沐浴 大運天中殺

 さて、山根会長の生年月日は果たしてどちらでしょうか?
 ウメサンの見解としては、前者すなわち10月12日生まれが有力ということです。山根会長をその外見とマスコミ報道だけで判断すると、劫財帝旺をふたつも持つ後者の11月22日生まれのように感じますが、Number Webの山根明その知られざる素顔によれば、アマチュアボクシングに命をかける一途な性格で、大変人情に熱く、多くの優秀なボクサーを育てておられ、教育の星である印綬を元命に持つことが理解できます。
 そして経歴を見れば、見事に大運のとおりに、人生の転換期と浮沈が現れています。
 山根会長は立運が1年運で、1歳、11歳、21歳、31歳、41歳、51歳、61歳、71歳・・・が十年運の区切り、すなわち転換期ですが、実際生後間もなく釜山に渡り、10歳で大阪に戻っています。41歳で日本人に帰化し、51歳でボクシング連盟理事、61歳でシドニーオリンピック監督、71歳でボクシング連盟副会長、72歳で会長就任と、見事に大運の区切りの歳前後が転換期となっています。
 取り分け71歳から81歳は、生日支「午」を中心として、生月支「戌」と大運支「寅」が、寅‐午‐戌の三合火局を形成し、異次元融合の十年間となっています。ウメサンの近刊書「チャンスの神様の前髪をつかめ!」では、びっくり融合と名付けています。まさにびっくりするようなことが生じるときなのです。
 山根会長は2012年の73歳のときには、全理事一致で終身会長にまでなられていますが、今までの歴代会長では初めてのことで、まさにびっくりの名誉でした。しかし三合の現象は、良いことばかりとは限りません。今回のお家騒動により、辞任に追いやられてしまいましたが、本人もびっくりの内乱だったでしょう。三合のときというのは、チャンスのときではありますが、動機や行いによっては、奈落の底に落ちることもあります。 三合については、「チャンスの神様の前髪をつかめ!」にて、わかりやすく説明していますので、購読いただけますと幸甚です。
 マスコミ報道だけを見ると、暴力団と関わり、私服をこやす、いかにも悪人のレッテルを張られた人物に映りますが、多くの優秀なボクサーを育てた名伯楽であり、終身会長に推挙された功績があることも、ぜひ覚えておかねばならないと、ウメサンは感じました。

追伸) より深く学びたい方へ
 ウメサンの私塾「立命塾」では、9月〜12月の四か月間、
 第十二期立命塾実践的四柱推命学講座
を催行します。ぜひ塾の門を叩いてください。お待ちしておりますm(__)m





tenshin555555 at 20:02|PermalinkComments(0) 四柱推命学・算命学 | 占術

July 10, 2018

「チャンスの神様の前髪をつかめ!」電子書籍に引き続き、紙書籍を出版しました!

 先月、先ず電子書籍として出版した「チャンスの神様の前髪をつかめ!」ですが、紙書籍としても出版しました。

 

 電子書籍として出版してから、多くの方より「紙の本」では出版しないのか?とお問合せいただきました。まことにありがとうございます。
 本書は、四柱推命と算命学の生年月日干支関係をベースにしていますが、初心者の方でも理解しやすく、前半では基本理論をわかりやすく説明していますので、四柱推命と算命学の入門書としても最適です。
 後半は多くの著名人を例として、成功者は等しくチャンスを生かしていることを実感いただけると思います。
 チャンスは成功者だけに訪れるのではありません!等しく万民に訪れるのです。
 本書により、チャンスの神様が訪れる『時』はいつかを先駆けて知ることができるのです!それは知らない人よりも成功勝利のための大きなアドバンテージを持つこととなるのです!!
 人生は一度きりです!チャンスの神様が訪れる『時』を知り、しっかと前髪をつかんで成功勝利して、あなたの夢を実現してください!!

 ご購読いただけますと幸甚ですm(__)m

追伸)
 本書は干支関係のみに焦点を当てていますが、ウメサンが塾頭を務めさせていただいている立命塾では、9月から12月までの四か月間、各月土日二日間、計8日間という短期間にて、プロの四柱推命鑑定士認定講座を行っています。
 ご関心ある方は、9/22開講の第12期立命塾実践的四柱推命学講座をご照覧いただけると幸甚ですm(__)m
  

tenshin555555 at 16:48|PermalinkComments(5) 四柱推命学・算命学 

July 06, 2018

2018年7月14日恒例の改運風水セミナーを催行します!

 観測史上初めて、関東では6月に梅雨明け宣言がなされましたが、ここ数日は、梅雨に逆戻りしたような雨天の天候が続いていますね。午前中に配達してくれた宅急便のいつものお兄さんに、「雨で大変ですね。ありがとうございます。」と話しかけると、「まだこっちはいいですよね。京都とかのことを考えると・・・。」と答えてくれました。本当にそうですね。西日本や中部、北陸の大雨が、早く収まるよう祈るものです。
 昨年の年末、恒例の浅草公会堂における「強運をつかむ風水」セミナーにて、2018年は九紫中宮の年ゆえ火事や火山噴火、そして北(坎宮)に年五黄と年三煞が回座するゆえ、北朝鮮問題、水害、雪害などの危惧を憂えましたが、そうした天災の多い上半期になってしまっていることを痛感させられます。
 浅草公会堂でのセミナーは、年末だけでなく夏と冬の年二回催行していますが、今夏も14日に催行致します。下記はその案内パンフレットです。
2018.7.14 案内パンフレット

 すでに募集締め切り日を過ぎていますが、まだ若干席があるようですので、直接(一社)国際・風水協会にお問合せいただければと思います。関心ある方は、IFA(一社)国際・風水協会のセミナー案内ページをご照覧いただけますと幸甚です。

 開催の年月日時はどちらの回も、玄空大卦擇日法における玄空五行吉課式ですので、強運をつかむきっかけになると確信しています。

 浅草にてお会いできるのを楽しみにしておりますm(__)m


tenshin555555 at 12:26|PermalinkComments(0) 風水学 | 風水学セミナー

June 12, 2018

歴史的な米朝首脳会談を命理学的に考察

 6月も中旬、昨日は台風5号が梅雨前線を刺激して、ウメサンの住む桶川も、朝から一日雨でしたが、本日は台風一過の晴天とまではいかないまでも、梅雨空には時折り太陽が顔を覗かせてくれています。
 梅雨と言えばアジサイの季節ですが、ウメサンちの庭では、昨年の剪定の仕方がよくなかったせいか、今年はアジサイは今一つ咲き方が乏しく残念です。代わってジャーマン・カモミールが可愛いお花を咲かせ、門から玄関へのアプローチに沿って小さなお花畑を築き、ほのかな癒しの香りをそよ風に乗せて、我が家に運んでくれています。
拙宅庭のジャーマン・カモミールの花畑

 さて本日12日は、史上初の米朝首脳会談が、風水の地であるシンガポールで無事に開催されましたね。
 現地時間9時(日本時間10時)に、トランプ大統領と金正恩委員長が左右から出てきて歩み寄り、右手で歴史的な握手をかわし、始まりました。
 シンガポールと日本の時差はわずか1時間ですが、シンガポールより少し東にあるベトナムとは2時間の時差があります。言うまでもありませんが、イギリスのグリニッジ天文台を基準とし、経度1度につき+4分、すなわち日付変更線となる東経度180度までは、東にいくほど時刻が進むことになるのです。よって当然、日本から経度が離れていればいるほど時差が大きいはずなのに、シンガポールよりも日本に近いベトナムのほうが時差が1時間多いというのは、いかに・・・?
 シンガポールは東経約104度ですから、GMT+416分(6時間56分)、日本の標準時の基準である明石天文台があるのは東経135度ゆえ、GMT+540分(9時間JUST)となり、本来は124分すなわち約2時間の時差があるのが本当で、ベトナムのほうが正しいということですね。
 下記はWikipediaに掲載されている「タイムゾーンマップ」より、アジア圏のみピックアップしたものです。
タイムゾーンマップ(アジア圏)

 これを見ると、 +8時間のゾーンがマレーシアとシンガポールのところだけ食い込んでいることがわかりますね。人口比率を見ると、シンガポールは華人(※)系が24%、マレーシアに至っては華人系がなんと74%を占めており、かなり華人の影響があるのではないかと思われます。
 世界的な金融センターであるシンガポールは、アジアで一番の香港はじめ、急成長している上海などの金融センターとの関係から、中国と同じ時差を用いているのでしょう。
 中国発祥の四柱推命や紫微斗数などの占術では、標準時ではなく、実際のその地において太陽が南中する時刻を12時とする真太陽時を採用するため、経度差と均時差を考慮しなければなりません。
 日本の標準時は東経135度における真太陽時ゆえ、これを基準とすると日本時間で10時のとき、東経104度のシンガポールにおける真太陽時は、
10時00分−(135-104)×4分+均時差=10時00分−124分+均時差
ですが、6/12の均時差はほぼゼロゆえ、
7:56となり、2018年6月12日辰刻(7時〜9時)
となります。
 玄空大卦擇日法の課式では、下記のようになります。
2018.6.12辰刻

 詳細は避けますが、この課式は玄空五行吉課式で、さらに時刻と日が地天泰の親縁卦関係にあり、催財吉課式でもあります。よって、史上初の米朝首脳会談としては天の祝福を受けています。
 しかし残念ながら、トランプ大統領、金正恩委員長どちらに対しても、旺氣をもたらしてくれる日ではなく、逆に衰氣、すなわち氣を洩らす日となっており、お二人にとってはかなり妥協し、本心から納得のいく合意には至らなかったでしょう。
 
 さて、金正恩委員長の命理学的考察は4/16に北朝鮮・金正恩委員長を命理学的に考察2(1984年生まれか1983年生まれか?)にて投稿済みですが、今回はトランプ大統領を命理学的に考察したいと思います。
 トランプ大統領は1946年6月14日生まれですが、7日に電子出版した「チャンスの神様の前髪をつかめ!」でもとりあげていますので、先ずは抜粋して掲載します。
D.トランプ大統領の宿命DNA

D.トランプ大統領の宿命DNA2

 この本は、四柱推命や算命学の専門書ではなく、成功の鍵はチャンスの時を知り、チャンスを生かす!ということに視点を当てており、生年月日の干支関係のみを扱った、初心者でもわかる内容にしています。
 トランプ大統領も、見事チャンスを生かしていることを理解いただけたと思いますが、本文にもあったように、生月と生日の干支が干合・支合している天地徳合の持ち主で、物事をまとめる能力に長け、交渉上手であることが、干支からだけでもわかります。
 またこの本の付録として、生日干支占いを掲載していますが、トランプ大統領の生日干支「己未」を下に転載します。
D.トランプ大統領は己未日生まれ

 説明するまでもなく、大統領のご性格が良く表れていますね(^^♪
 このように生年月日の干支六字だけでも、かなりのことが分析できますが、もう少し四柱推命学、算命学にて深めてみたいと思います。
 下記がトランプ大統領の四柱推命命式です。

生年 丙戌辛 印綬 食神 養
生月 甲午己 正官 比肩 建禄
生日 己未丁     偏印 冠帯
生時 不明
空亡(天中殺) 子丑
格 強旺格
調候用神 金、水
守護神 癸壬

大運 8年運
0歳〜 8歳 甲午 正官 建禄
8歳〜18歳 乙未 偏官 冠帯
18歳〜28歳 丙申 印綬 沐浴 
28歳〜38歳 丁酉 偏印 長生
38歳〜48歳 戊戌 劫財 養
48歳〜58歳 己亥 比肩 胎
58歳〜68歳 庚子 傷官 絶 大運天中殺
68歳〜78歳 辛丑 食神 墓 大運天中殺
・・・

 月支元命は比肩で、干支を見ると生月干と我が身日干が干合して土化するため、我が身を強める火土オンリーの強旺格で、ゴーイングマイウェイでかなりの強運の持ち主です。
 また、トランプ大統領は14日で72歳になられますが、大開運するか、はたまた奈落の底に陥るかという大運天中殺期間にありますが、強旺格にとっての好運期でかつ、守護神の金、水運にあるため、見事アメリカの大統領の座をつかみ、歴史的な米朝首脳会談というビッグイベントに携わることができたと言えるでしょう。
 ただし大運支の丑を含めて、未、戌がそろう三刑の十年間でもあるため、身内の不和、すなわち閣僚達との不和がつきまとう憂いがありますが、まさに具現化してしまっていますね。
 そして人生の枠組が取り除かれる大運天中殺期間の最後の5年間は、再び人生の枠組が築かれていくため、大試練があるとされますが、トランプ大統領が74歳となる2020年からその期間に入ります。
 次期米大統領選挙は2020年11月にありますが、恐らく二期目は難しいのではないかと思われます。
 以上簡潔ですが、四柱推命学と算命学で補足させていただきました。

 とにもかくにも、史上初めての米朝首脳会談、これからが朝鮮半島非核化、米朝国交正常化、そして日本にとっての最大の課題であった拉致問題の解決、日朝国交正常化に向け、実務的な交渉がなされていくわけですが、打ち上げ花火で終わることなく、良い結果に結びつくことを、心より祈願するものです。

追伸) 四柱推命学を学びたい方へ
 ウメサンの私塾「立命塾」では、9月〜12月の四か月間、
 第十二期立命塾実践的四柱推命学講座
を催行します。ぜひ塾の門を叩いてください。お待ちしておりますm(__)m
 

tenshin555555 at 20:08|PermalinkComments(0) 四柱推命学・算命学 

June 04, 2018

厳島(宮島)風水考

ウメサンちの畑にいたアマガエル早いもので今年も6月、まもなく二十四節気の芒種を迎えますが、拙宅の近隣の田んぼには水が張られて田植えが終わり、ケロケロウメサンのお友達たちが、夜ともなると大合唱をなしてくれ、毎夜元気をいただいています(^^)









 さて、今月最初の投稿は、世界遺産の厳島神社を有する厳島(宮島)についてです。
画像は本土側、廿日市市の阿品からパノラマ撮影したものですが、2005年からのクライアント様より、毎年風水相談でお招きいただき、風水鑑定の前には必ず、神の島と呼ばれる厳島に向かい、拝ませていただいてから、鑑定作業に入らせていただいています。
宮島(厳島)全景(パノラマ画像)

 厳島は通称、宮島とも呼ばれていますが、神の島という敬称にふさわしい通称ですね。
 それでは、なにゆえ神の島なのでしょうか?
 それに対する大方の回答は、世界遺産にまでなった神社を有するがゆえだと思います。厳島神社については、また後日ブログ投稿させていただくとして、神域は厳島神社境内だけではなく、実は島全体が神域なのです。今日、厳島は松島、天橋立と共に、日本三景のひとつとして知られる景勝地ですが、古代から島そのものが自然崇拝の対象だったのです。
 2016年10月2日放送のNHK「ブラタモリ」によれば、593年創建の厳島神社が建つ前から人々は自然と島に手を合わせていたとのこと。その理由は、島の稜線が観音様の横顔のようになっており、横たわっていお姿に見えるからということです。
阿品より宮島(厳島)を臨む

 上画像はウメサンが撮影したものですが、中央の稜線部分を注視ください。
 下記二画像はホテル宮島別荘若旦那武内智弘BLOG https://miyajima-villa.jp/press/より転載したものですが、確かにそう見えますね。
宮島の観音様のお顔

宮島の観音様のお顔2


 厳島の地質は花崗岩で、この花崗岩は節理と呼ばれる縦横の亀裂が発達する性質を持っていますが、この節理に従った長年の風化により、島全体に綺麗ではっきりした稜線ができたというのです。
 厳島神社は神社としては珍しい西北向きで、二十四山では巽山乾向です。巽は風の象意を持ちますが、まさに風雨による自然の彫刻により、観音様のお顔とお姿になったのです!感動ですね!!
 Wikipediaによれば、島全体が神域(御神体)とされたため、血や死といった、当時ケガレとされたことへの忌避は顕著だったそうです。以下、房顕覚書に書かれている内容を説明したものです。
‥腓忙狄佑出ると、即座に対岸の赤崎の地に渡して葬ったとのこと。赤崎は現在のJR宮島口駅のやや西にあり、遺族は喪が明けるまで島に戻ることができなかったというのです。この風習は第二次世界大戦頃までは続いていたそうです。
島には墓地も墓も築いてはならず、現在でも1基もないということです。
「婦人、児を産まば、即時に、子母とも舟に乗せて、地の方※に渡す。血忌、百日終わりて後、島に帰る。血の忌まれ甚だしき故なり。」
 島の女性に出産が近づくと、対岸に渡って出産後、100日を経て島に戻るしきたりがあったようです。
  ※ 厳島神社の外宮を地御前神社(廿日市市地御前)というように、「地の方」とは対岸の本州を指す。
ぁ屐悗△算魁戮箸禿貭・西町の上の山にあり。各々茅屋数戸を設けたり。「あせ山」は血山なるべし。島内婦人月経の時、その間己が家を出て此処に避け居たりし。」
 女性は生理の時期には、町衆が設けた小屋に隔離されて過ごしたとのこと。
 
 いやあ、徹底した神域の歴史ですね。

 神の島「厳島(宮島)」の近くで、十数年続けて風水鑑定をさせていただけていることに、改めて感謝したウメサンです。

tenshin555555 at 21:03|PermalinkComments(0) 風水学 

May 04, 2018

沖縄の『シーサー』風水考

白色の牡丹 GW真っ只中ですが、ウメサンは通常業務です。3日、4日はたまってしまったデスクワークと畑仕事、5日、6日は4月の実践的風水学を受講できなかった立命塾門人の補講を行います。行楽地にはいきませんが、そこは郊外の良いところ、庭と近隣に咲く花々を見て癒されています。(画像は赤いシャクナゲと白の牡丹)
シャクナゲ








 ウメサンは自宅近辺から動かないですが、このGW期間には、海外はじめ、国内の行楽地へ行かれる方も多いでしょう。ウメサンも子供が幼少の頃は、家族で旅行したものですが、一番の思い出は、沖縄旅行です。二人の子供がまだ中学生でしたが、それ以来、家族みんなでの旅行は、そういえば行ってません。そして、ウメサンとしては風水探訪も兼ねた旅行ということもあり、とても思い出深い家族旅行となっています。
 そこで5月最初の投稿は、沖縄にちなんだ掲題を取り上げました。沖縄の風水と言えば、石敢當とシーサーを思い浮かべる方も多いでしょう。石敢當に関しては、2006年に投稿済み(沖縄石敢當風水考を参照)ですので、今回はシーサーについて記します。

 シーサーのルーツは古代オリエントにあるといわれています。下画像は沖縄の首里城正殿の石高欄上に並ぶシーサー達ですが、その姿からもわかるように、シーサーとは獅子すなわちライオンのことなのです。
首里城正殿の石高欄上で守護するシーサー達

 古代オリエントの人々は、ライオンの姿とその強さに、恐れとともに畏怖心を抱いたのでしょう。だから守護神や魔除けとして獅子像を用いたのではないでしょうか。スフィンクスもそのひとつといえますが、やがてそれはシルクロードを経て中国に入り、唐獅子となり日本にも伝えられたようです。(下画像は、浅草の中華楼玄関を守る獅子一対)
IMG_5687

 日本の狛犬も源流は獅子であることは、その姿を見れば一目瞭然なのですが、獅子像が朝鮮半島ルートから入ってきたのが狛犬のようです。根拠は狛犬は高麗犬が語源であるという説が有力だからです。(下画像は、京都の宇治上神社を守る狛犬一対)
宇治上神社の狛犬一対

 一方、琉球(今日の沖縄)には、十三世紀から十五世紀にかけて中国から直接伝来しました。最初は、首里城の瑞泉門や歓会門にどっしりと鎮座するシーサーのように、王の権威を表したり王を守護する役目を担っていました。当然のことながら王陵にも獅子が描かれています。
 シーサーが風水と関係があることは、琉球の歴史書に記述されている東風平郡富盛村のできごとからあきらかです。歴史書には、度重なる火災に苦しんだ富盛村の人々が、琉球王府の風水師に相談したことが記されています。相談を受けた風水師は、地理を相した(地理地勢を風水的に判断した)うえで、次のような具体的な指示を与えたということです。

風水師 曰く・・・
 我、彼の八重瀬岳を見るに、甚だ火山に係る。
 早く獅子の形を作り、八重瀬岳に向くれば、以って其の災いを防ぐべしと。
 村人皆 其の令に従ひ、獅子石像を勢理城へ蹲坐せしめ、以って八重瀬に向く。
 果たして火災の憂を免るるを得たり。

 (地を相してみたところ、八重瀬岳がヒーザン(火の山)であるために、村に火災が起こる。
 故に早く獅子像を作り、八重瀬岳に向けて置きなさい、そうすれば火災の災いを防ぐことができる。
 村人は風水師の指示に従って獅子像を作り、八重瀬岳に向けて置いた。
 すると、火災の憂いから免れることができた。

冨盛村の石シーサー 度重なる火災に苦しんでいた富盛村の人々が、風水師の指示通りに火の山に向けて置いたシーサー(左画像)の魔力は凄まじく、村は火災の憂いから免れることができたのです。この富盛村のこの衝撃的なできごとは、今まで王都首里に集中していたシーサーが、庶民に広まるきっかけとなったようです。ただ赤い瓦の上に鎮座するようになったのはずいぶん後のことで、最初はマジムン(魔物)の進入を防ぐために村の入り口に置く村落獅子がほとんどでした。






癒し系シーサー 今日では土産物としても人気があり、那覇の国際通りのお店を覗くと、多種多様な姿をした実に個性的なシーサーが所狭しと並べられています。右画像のような、思わず笑ってしまいそうになる癒し系のシーサーや芸術作品ともいうべき見事なもの、殺気、邪気を一瞬ではねかえしてしまうだろうと思われる迫力のあるシーサーなど、見ていて飽きることがありません。(下画像も国際通りで購入したシーサー一対)
沖縄で購入したシーサー一対


 風水の化煞アイテムとしても、獅子一対は重要な役割を果たします。T字路口や袋小路の奥に立地する家宅や、門や玄関が向き合う門冲煞などに生じる煞気の化煞として、かかせない風水アイテムなのです。(下画像は、中国で製造された銅製の獅子一対)
銅製の獅子一対


 こうしてブログ記事を入力していたら、久しぶりにまた沖縄へ行ってみたくなりました。今年で結婚30周年だし、家内と沖縄へ行こうかなあ(^^♪


参考文献;「美ら海の彼方から」(ウメサンの占術朋友である童涼景先生の紀行文)
画像;
首里城と冨盛村のシーサー⇒首里城「甦る琉球王国」(海洋博覧会記念公園管理財団)より転載
その他はウメサン撮影

 

tenshin555555 at 17:07|PermalinkComments(0) 風水学 

April 16, 2018

北朝鮮・金正恩委員長を命理学的に考察2(1984年生まれか1983年生まれか?)

 4月も中旬、拙宅近くの桜はすっかりと葉桜と化してしまいました。しかし次から次へと色とりどりの花が咲き、目も心もまさに保養される美しい季節ですね。
 ウメサンちの畑でも、椿とチューリップが満開となり、例年より早く牡丹も開花し始めました。
 ウメサンちの椿は、いわゆるキメラタイプなのか、ほとんどが赤色の花ですが、若干ピンクと白の縞模様の花が混じっています。そして今年は真っ白の花もいくつか咲いて、とてもきれいです。
庭の椿

 チューリップは色により咲く順番が違いますが、今年は黄色の花が早く咲きました。そして昨年より10日以上早く、牡丹も開花しました。牡丹は紅色が一番早く開花しますね。
庭のチューリップ

庭の牡丹

 牡丹は紅色の後、赤色が咲き、そして最後に白色という順でいつも咲いてくれます。これから楽しみです(^^♪

 さて、前置きがかなり長くなってしまいました(^^;
 いよいよ本題に入りたいと思います。前回はウメサンが後にも先にも一度だけ行った北朝鮮ツアーでのレポートでしたが、今回は掲題どおり、金委員長を命理学的に考察したいと思います。
 以前にもブログで前述しましたが、中国屋韓国など、日本以外の東アジア圏の方を命理学鑑定する場合、生年月日が陰暦なのか陽暦なのかを確かめる必要があります。金正恩委員長は1月8日生まれとされていますが、この月日は後者の陽暦で間違いないようです。
 問題は生年です。1982年、1983年、1984年という3つの説がありますが、このうち、1982年生まれというのは信ぴょう性に欠け、1983年か1984年のどちらかのようです。
 アメリカの主要新聞社のひとつワシントンポスト は、金委員長の亡命した叔母の証言から、1984年生まれであるとしているようです。
 この説をとれば、下記の命式となります。

生年 癸亥甲 食神 正財 沐浴 
生月 乙丑癸 偏財 食神 養
生日 辛丑癸     食神 養
生時 不明
空亡 辰巳
格 食神生財格
調候用神 火土
守護神 戊己癸
大運
0歳〜1歳 乙丑 偏財 養
1歳〜11歳 甲子 正財 長生
11歳〜21歳 癸亥 食神 沐浴
21歳〜31歳 壬戌 傷官  冠帯
31歳〜41歳 辛酉 比肩 建禄
・・・

 一方、1983年1月8日生まれとすると、下記の命式になります。

生年 壬戌辛 偏官 正財 墓
生月 癸丑癸 正官 正官 養
生日 丙申戊     食神 病
生時 不明
空亡 辰巳
格 官殺混雑格
調候用神 木
守護神 甲乙壬
大運
0歳〜9歳 癸丑 正官 養
9歳〜19歳 甲寅 偏印 長生
19歳〜29歳 乙卯 印綬 沐浴
29歳〜39歳 丙辰 比肩 冠帯 大運天中殺
39歳〜49歳 丁巳 劫財 建禄 大運天中殺
・・・
 
 先ず、叔母の証言から、最も有力とされている1984年生年説から見てみましょう。
 金委員長の現在の体系はかなり太目です。月支食神格の場合、性格的にはおおらかでふくよかな体形の方が多く、そうした意味では1984年生まれに分があるようですが、金委員長の場合、食神が大過(3つ以上)するため、仮傷官と言って、傷官に似た性情を持ち、感受性が強く神経質で、上司や年上者とぶつかりやすく、おおらかさやふくよかさは影を潜めます。
 また財星を2つ持つため、格としては「食神生財格」となります。この格は、己の技量を生かして財を成すというタイプですが、どうもそうしたタイプには見えません。
 要職を表す官星がなく、国家の元首に就くような宿命には見えません。生時柱にあるかもしれませんが、生時柱は50歳以上の壮年期から晩年期にあたりますので、20代から国家元首に就くような宿命ではありません。

 次に、1983年生年説を見てみましょう。
 月支が正官で、命式内に偏官と正官を併せ持つ「官殺混雑格」です。この格の特徴は、安定性に欠ける運勢で、具体的な現象は、男女で異なります。
 女性の場合は、異性関係が活発で、離再婚の憂いがあります。男性の場合は、仕事面で安定性に欠け、職場を何度も変えたり、同じ会社にいたとしても、所属する部署がころころ変わる傾向があります。一般的にはこのように時系列で不安定さが現れやすいのですが、そうではなく、女性では既婚でありながら、愛人がいたり、男性なら、同時にいくつも職業を兼ねるというように、同時多発的なケースもあるのです。実際に金委員長は、
朝鮮労働党委員長、
朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員、
朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、
朝鮮人民軍最高司令官
と、5つの職務を兼務しています。
 命式の原局(大運、歳運を入れない生年月日時の四柱に算出された干支や通変星、十二運など)だけでも、1983年生まれが有力だと感じますが、大運(十年運)を見ると、より確信が持てます。
 金委員長の父である金正日総書記は、2011年12月17日に病死されましたが、1983年生まれなら金委員長が28歳、1984年生まれなら27歳でした。金正日総書記の国葬が行われた翌々日の12月30日、 朝鮮労働党中央委員会政治局会議において、亡父の後任として朝鮮人民軍最高司令官に推戴され、就任しています。
 そして2012年4月11日に開催された第4回党代表者会において、総書記に代わる党の最高職として新たに設置された第一書記に推戴され]、政治局常務委員・中央軍事委員会委員長にも就任しました。さらに4月13日の第12期最高人民会議第5回会議においては、「国防委員長」に代わって新設された「国防委員会第一委員長」にも就任し、正式に党・国家・軍の三権を握る最高指導者となったのです。7月17日には、党中央委員会などの決定により、朝鮮民主主義人民共和国元帥の称号を授与されましたが、1983年生まれなら29歳(1984年生まれなら28歳)です。

先ず1984年生まれの命式の大運、歳運から見てみましょう。
父の正日総書記が亡くなった2011年は辛卯年でしたが、生月干の乙にとっては、生日干の辛とダブルで剋を受けています。生月干通変星「偏財」は、男性にとって父を意味しますが、父が剋を受ける、父がダメージを受けることになります。しかし命式に3つある食神(癸)が辛と乙の通関神(つうかんしん、相剋関係の間に入り、相生関係とする五行のことで、この場合は癸が辛と乙の間に入り、金剋木関係を金生水生木と解消している)となっているため、この憂いは解消されています。
大運干支は壬戌で「傷官 冠帯」運ですが、生財格を益々強める吉運にあり、世襲した現実とは、決して矛盾はしません。

 それでは、1983年生まれの大運、歳運を見てみましょう。
 父の金正日総書記が亡くなった2011年12月は辛卯年でしたが、大運も29歳直前で、まだぎりぎり乙卯の運気にありました。生年支は戌ですが、卯−戌の支合がふたつ重なった年でした。これにより戌の蔵干通変星「正財」がとても強くなります。一方、年干の辛と生日干の丙が辛−丙の干合して癸(正官)を新たに生んでいます。財は官を生じる関係ですが、支合で強くなった正財が、正官を新たに生み出すパワーを強めているのです。父の死後、労働党幹部の後押しを受け、まさに押し出されるように国家元首の地位を得るようになったと言えます。
  2012年は壬辰年でしたが、この年の1月8日に29歳となり、大運干支は丙辰で、生年支の戌とは、辰−戌の対冲がダブっています。戌の十二運は墓で、冲を受けると「墓庫冲開」と言って、若い時は金庫、老齢時には文字通りお墓が開くとされます。戌の蔵干通変星は正財ゆえ、まだ若い金正恩委員長にとっては、金庫が開かれることになります。北朝鮮の軍事予算は国家予算の16%(日本は3%弱)ほどとされますが、この若き国家元首は、自由にその予算を使えるようになり、特に核開発に多くを投入することができるようになったのです。
 算命学的には、29歳から20年間に渡る大運天中殺に突入しており、人生の枠組がはずされて、まさに己が意のままに政財界、そして軍を動かせるようになったわけです。ただし29歳〜39歳の十年間は、生年干支とは丙−壬かつ辰−戌の天戦地冲の期間です。
 天戦地冲とは、地支が対冲となるだけでなく、天干も陰陽が同じで剋する関係となっている場合を言い、天も地もぶつかる波乱を意味します。 生年は家系や祖業の場ですが、この場に波乱の暗示があります。実際に、2013年には実質金委員長に次ぐNO.2であった、叔父の張成沢国防委員会副委員長を粛清し処刑、2017年には、なんと兄の金正男氏を暗殺したとされており、朝鮮民族がとても大事とするはずの宗族(そうぞく)を粛清するという残虐な結果となりました。また、生年柱の通変星は偏官と正財ゆえ、政財界ともに不安定さは拭えず、結果の場である生日干支とは、大半会(だいはんえ、干が同じで地支が半会)ゆえ、想定外の結果になりやすく、39歳となる2022年までに、国内における内乱の憂いがあります。
 とにもかくにも、2022年までのあと4年間は、朝鮮半島に目が離せません!もしも朝鮮半島で内乱や戦争が起これば、当然日本も巻き込まれるのは自明の理!国会で重箱の隅をつつくように、森友・加計問題を審議しているときではないとウメサンは危惧しています。
 話が東アジア情勢に対する私見へと逸れてしまいそうなので、戻します。
 結論として金正恩委員長の生年は、命式原局と大運より、1983年であるとウメサンは思います。

 最後にやはり言及せざるを得ず、お許しいただきたいのですが、ウメサンが危惧するのは、金正恩委員長の祖父で、現北朝鮮民主主義人民共和国の建国の父である故金日成主席の生誕地とされている白頭山(ペクトサン)の噴火です。下記はWikipediaより転載した白頭山画像ですが、頂上にはカルデラ湖があり、その美しい光景は見てわかる通りで、北朝鮮におけるNO.1の観光地であり、聖地なのです。本当にきれいですねえ!
白頭山

 白頭山は標高2744メートルの火山ですが、1000年ほど前の946年に、人類史上最大級の噴火を起こし、吹き飛ばされた灰や岩石は遠く日本まで到達したといわれています。2013年に調査したロンドン大学の地震学者によると、頂上から直下にある岩石は、部分溶融したマグマがあるということが判明しているそうです。ということは、噴火を誘発しようとしている原因がなんであれ、それがまだ収束していないことを示しているのだとか・・・。そして、946年の噴火と同規模の爆発が起こる可能性大はあり、そうなれば大惨事になると、地震学者らは指摘しているのです。
 度重なる地下核実験が、噴火を誘発する可能性は高いとウメサンは思っています。これ以上の核実験を行うとすれば、金委員長の宿命からして、まさに想定外の大惨事なり兼ねないと感じます。
 民族が真っ二つに分断されているという悲劇が、近い将来、より平穏な形で解消されますよう、その悲劇に少なからず歴史的責任のある日本の一国民として、心より祈願して止みません。

 


tenshin555555 at 11:41|PermalinkComments(0) 四柱推命学・算命学 | 占術

March 30, 2018

北朝鮮・金正恩委員長を命理学的に考察1(金剛山で体感した龍氣編)

 今月も早いもので明日は晦日、今年は全国的に桜の開花、そして満開となるのが早く、拙宅の近くの桜も26日頃満開となり、そろそろ春風により散りつつあります。
 さて今月最後のブログ記事は、掲題にあるように、今週初め電撃的に訪中した金正恩委員長について、投稿させていただきます。
 今月になってから国内では、森友問題で国会は紛糾し、マスコミも朝日新聞、テレビ朝日を筆頭に、こぞってこの問題を取り上げ続けていますね。
 日本がドタバタしている間に国際的には、平昌冬季五輪に北朝鮮選手が参加したことを皮切りに、米朝首脳会談が5月、それにさきがけて南北首脳会談が板門店にて4月に開催予定となり、さらには上述した金委員長の訪中という、今までにない大きな動きがありましたが、日本だけは取り残されてしまっている感があります。
 日本が戦前統治していた朝鮮半島は、戦後起こった朝鮮動乱を皮切りとして、1953年、当時の東西冷戦時代における米ソの思惑により、38度線が敷かれ、南北に分断されてしまいました。同一民族がふたつに割かれるという痛みは、その立場になってみないとわからないでしょう。ドイツも東西に分断されましたが、1989年のベルリンの壁が崩壊で統一されましたが、それからまもなく30年、朝鮮半島はいまだ分断されたままです。
 分断前に統治していた日本にも、当然その責任はありますし、南北統一に向けて、米国、強大国となった中国が絡んでの歴史的な動向にこそ、私たち日本国民も目を向けるべきではないでしょうか!!はっきり言って、森友問題どころではないとウメサンは思います。
 さて、ウメサンは20年前まで旅行業界に従事していましたが、お陰様で東アジア圏中心に、海外添乗も数多くさせていただいてきました。その中で最も印象に残っているのは、1998年の北朝鮮ツアーでの添乗です。六泊七日のツアーでしたが、今の金正恩委員長の父、金正日総書記の時代でした。
 平壌空港に到着してからは、ずっと観光バス移動でしたが、日本語が堪能の男性のガイド(おそらく軍人)が朝から晩まで、一日中付いてくれました。平壌市内の観光では、平壌のランドマークとも言える凱旋門、高さ13m近くもある金日成主席と金正日総書記の銅像が並ぶ万寿台、金日成広場、主席の思想を体現した高さ170mの主体思想塔にも上りました。そして平壌市近郊にある金日成主席の生家も観光しました。
 しかし最も印象に残っている観光地は金剛山でした。金剛山は、北朝鮮では白頭山と並ぶ名山で、日本海側の海岸寄り、38度線から北へわずか数十kmにある、高さ1683mの岩山で、12,000もの岩峰があるとされ、山水画で描かれるような世界的な景勝地です。当時はデジカメが出始めた頃でしたが、カメラ撮影はもちろん禁止で、平壌空港にて没収されたため、残念ながらまったく写真はありません。(カメラは帰国時に返してもらいました。)よって、下画像はWikipediaから転載させてもらった金剛山です。
金剛山

 景観の勇壮さ、美しさもさることながら、なぜ印象に残ったかというと、登山を通して、不思議な体験をしたからなのです。金剛山に登ったのは、確かツアー5日目くらいだったと記憶していますが、ツアー初日から北朝鮮の水(軟水でなく硬水)に合わなかったのか、ずっとおなかの調子がよくなく、そのため食欲もなく、力が今一つ入らず、こんな状態で山に登れるのかと危惧しましたが、添乗員という使命感で、なんとか登り始めました。
 登り始めてしばらくは、気分もすぐれず、足にも思うように力が入らず、引きずるように足を出し、お客様の後ろをやっと付いていくという、添乗員にはあるまじき情けなさでした。しかし1時間くらい経つと、信じられないくらいにそれまで重かった足が軽くなり、腹の底から力が湧いてくるような感覚となりました。
 時間の関係で頂上までは登らなかったと思いますが、往復8時間ほどのかなり険しいルートを、無事に歩くことができました。そればかりでなく、その後下痢はピタッと納まり、お腹の調子はまったくよくなってしまったのです。
 風水学的には、金剛山は朝鮮半島に走る龍脈のうち、 日本海側を走る太白山脈の主峰ですが、その龍氣を受け、ウメサンの体調を瞬時に回復してくれたんだと実感しました。(下図は、Googleの衛星画像に加筆した「朝鮮半島の龍脈図」)
朝鮮半島 龍脈図

 このときに、生き生きとした「氣」を体感させていただいたことが、今日のウメサンにとって、目に見えない宝物になっています。
 今回はウメサンの、おそらく後にも先にも一度切りの北朝鮮ツアーにおける体験談でしたが、次回、本題の金正恩委員長の命理学的考察をさせていただきます。

追伸)
 ウメサンが主宰させていただいている立命塾では、4/21(土)より、第12期立命塾が実践的風水学より開講します。関心ある方はぜひ、化煞風水&三元玄空風水講座をご照覧ください。



tenshin555555 at 18:33|PermalinkComments(0) 風水学 

March 22, 2018

近い将来起こるとされる「地磁気反転」の影響を風水学的に考察

 昨日は春分の日にも関わらず、全国的な荒天でしたね。ウメサンは神奈川県内にて風水鑑定でしたが、電車で向かう途中、横浜駅を過ぎたあたりから降雪となり、現場においては、200m先は海という沿岸地域だったため、風雪がかなり強く、羅盤測定も難儀でした(^^; きっと開花したばかりの桜もびっくりしたのではないでしょうか。
 さて今回は掲題について、風水師の立場から考えてみました。
 昨年11月のことですが、テレビのニュースを見ていたら、地質年代に「千葉」の名称が用いられることになりそうだとキャスターの方が話され、えっ、どういうことなのか?と興味津々と見入ってしまいました。
 千葉県市原市の地層は、77万年前〜12万6000年前(中期更新世)を代表する地層であると、国際地質科学連合の作業部会が内定したということでした。正式認定となれば、中期更新世が「チバニアン」(ラテン語で「千葉時代」)と命名されるということで、地球の歴史を分類する地質年代に「千葉」の名前が刻まれることになり、初めて日本にちなんだ名称が付くという、めでたい話でした。
 なぜこの地層のある千葉県の名称がつけられるのかというとこの地層には、『地磁気反転(地球のN極とS極が最後に逆転すること)』の痕跡がはっきり示されていることが決め手のようです。『ポールシフト』と言われる場合もありますが、直訳すると北極と南極が反転、すなわち地球が現在と上下反転する意にとらえてしまいます。そうではなく、磁極が反転、すなわち南北逆転するということです。地球内部では磁北極から磁南極へ、地球外部では磁南極から磁北極へと磁力線が流れていますが、磁北極と磁南極が反転すると、この磁力線の流れが逆になるということです。
 ご存知のように磁極は地軸上にある北極、南極とは一致せず、ずれた位置にあります。北磁極は北緯約81度カナダ北方のエルズミーア島付近、南磁極は南緯約64度、南極大陸のインド洋沖合に2017年現在はあり、年々10km、大きい時は数十km動いているのです。
 風水では、羅盤の中央(天池という)にある指南針による南北を基準としますが、上記からわかるとおり、磁北(磁南)は一定ではなく移動しているのです。 ヨーロッパの航海記録によると、江戸時代初期の東京湾近海の磁北は、真北を基準として約8度東に偏角していましたが、年々西へと磁北は移動し、19世紀初頭にはほぼ真北と一致し、その後さらに西に動き、現在では東京で約7度、西に偏角しています。これを気象学では「永年変化」と言います。(下グラフは「1600年以降の東京(江戸)における永年変化グラフ」で、気象庁HPhttp://www.kakioka-jma.go.jp/knowledge/mg_bg.htmlより転載)
磁気偏角の永年変化グラフ

それではこのまま動いた場合、どうなるのか?誰しもそのことが気になりますね。
 気候学者や地理学者によると、ここ200年の間に、地球磁場は急激に弱まっているということです。(下グラフは、ここ200年間における「地磁気の全磁力遷移グラフ」で、気象庁HPhttp://www.kakioka-jma.go.jp/knowledge/mg_bg.htmlより転載)
地磁気の弱まり方を示すグラフ


 以降、カラパイアHPの2016.1.09の投稿記事 http://karapaia.com/archives/52208971.html
を参照して、考察したいと思います。(イラストも転載させていただきました。)
 この記事によれば、このままいけば予想よりも大幅に早く地球の磁極が反転し、今までコンパスの磁針に赤く塗られていた部分の先は磁北を指していたわけですが、南を指すようになる「地磁気反転」が起きる可能性がでてきており、地球内生命体は何らかの被害を受ける可能性があることをNASAが警告しているというのです  地球の地磁気の強さは常に変動しながら、数百万〜1千万年の周期でN極とS極が反転する「地磁気反転」が起きているということです。ネアンデルタール人絶滅の引き金になったのも、この地磁気反転の影響によるものだと唱える気候学者もいるというのです(◎_◎;)
 NASAが推進する火星探査計画MAVENの主要計画者であるブルース・ジャコスキー氏は、地磁気反転が起きた場合、太陽から発せられる有害な放射線を防ぐ地磁気がおよそ200年の間消えてしまうと説明しています。
宇宙線から地球を守る地磁気図

 これは火星の大気の99%と、原始的な生命が存在したかもしれない海とが失われた原因を説明するにあたり、発表されました。太陽系の開闢(かいびゃく)以来、数10億年に渡り、火星は太陽風にさらされ、その大気が剥ぎ取られてしまったのだというのです。
 地磁気反転が起きる前兆として、地磁気が急激に弱まり、地磁気が弱まれば、太古に火星で起きたように、地球の大気もまた太陽風によって剥ぎ取られてしまうことが予測されるというのです。とは言え、幸いなことに、200年間で生命の維持に不可欠な大気が完全に消えることはないとのことです。  
 同じく火星ミッションに関わるマイケル・マイヤー氏は、原始の太陽は現在よりもはるかに強力であったにもかかわらず、火星の大気を吹き飛ばすまでに数10億年かかっており、それでも1%は残されていると付け加えているとのことです。少しは安心ですね。
 ですが、太陽風から地球を守る地磁気が消失する200年間は人類に全く影響が出ないわけではないとのこと。地球の地磁気は有害な紫外線を防いでおり、わずかでも薄くなれば皮膚ガンのリスクが増大するほど、人類にとっては欠かせない存在で、そうしたリスクは高まるのではないでしょうか。また通信システムや電力網の機能不全、あるいは火災といった被害を及ぼす可能性は十分にあるとのことです。
 最も最悪のケースとしては、地磁気反転によって大陸が移動し、巨大地震や急激な気候変動を誘発し、世界規模の絶滅や荒廃が起きると懸念している学者もいるとのこと。
 地理学者によれば、地球誕生以来地磁気反転は何度も発生したそうで、前述した数百万〜1千万年の周期よりも短く、最近では78万年前の石器時代にも確認されているとのことです。
 イギリス地質調査所のアラン・トンプソン氏は、化石など地質学的な手がかりからは、前回の地磁気反転によって惑星規模の災害が発生したという証拠は得られていないと説明しているとのこと。
 地震は別にしても、おそらくは1,000年以内にポールシフトが発生すると予測する学者はいるようです。前述したように、過去160年間で地磁気が大幅に弱まっている事実は確認されており、これが前兆である可能性が指摘されているのです。
 地磁気反転の原因は、地球の液状の外核に含まれ、あたかも小さな磁石のように機能する鉄原子の集まりが反対側に入れ替わることであるとされています。入れ替わった原子が逆側にある鉄に影響するようになった結果、地磁気が反転するというのです。
 ドイツ、ニーメック地磁気観測所のモニカ・コルテ女史によれば、しかしこれは突然の変化ではなく、非常にゆっくりとしたプロセスだというのです。この間、磁力が弱まり、かつおそらくは非常に複雑な様相を見せ、しばらくの間、極の数が増える可能性もあるということです。そして徐々に磁力を取り戻し、地磁気が反転するのではないかと・・・。
地磁気逆転のイラスト

 人類が最大のリスクにさらされるのは、地磁気が最小になったときですが、果たして人類はじめ、種は絶滅してしまうのでしょうか!?
 地磁気が弱いときでも、地球表面は大気によって放射線から守られているから、絶滅することはないだろうとの希望的観測があるのが救いですね。
  先のコルテ女史が言われるのは、現在、私たちが地磁気を見ることも、感じることもないように、地磁気反転の影響はほとんど感じられない可能性が高いとのことです。
 以上は、カラパイアの記事を参考とし、まとめました。
 では、近い将来間違いなく起こるとされる、この「地磁気反転」がなされた場合、風水的にはどのような影響が考えられるでしょうか!?
 風水には、有形の地理地勢より吉凶判断する巒頭風水と、時間と空間(方位)により変化する、無形の氣(理氣)を測定分析して吉凶判断する理氣風があります。風水も他の中国五術と同じく、易経、陰陽五行理論をベースとしていますが、これら理論の発祥は五千年ほど前とされています。
 そして、後者の理氣風水には、羅経盤という方位測定のツールが必須で、磁南(磁北)を基準とします。羅盤が本格的に用いられたのは中国の唐の時代以降で、まだたかだか千数百年くらいの歴史です。
 ですから、最近では78万年ほどまえに起こったとされる地磁気反転による風水理論への影響の記録は当然なく、あくまでウメサンの個人的見解です。
 理氣風水上、必須なのは、氣の様態を9つに分類した九星で、一白水星、二黒土星、・・・八白土星、九紫火星というように、虚星(架空の星)で名付けられています。そしてご存知のようにこの九星は、飛泊と呼ばれるルートにより、中央と八方位の九つの宮(ぐう)と呼ばれる位置を一斉に移動します。その移動は年単位、月単位、日単位でなされます。
 下図の左は、その飛泊のルートを示したものですが、中央⇒西北⇒西⇒東北⇒南⇒北⇒西南⇒東⇒東南⇒中央というルートです。もし地磁気反転が起こり、磁北極と磁南極が逆転したら、この飛泊ルートはどうなるのでしょうか?おそらく、下図の右にあるように、今までの飛泊のルートとは逆旋し、中央⇒東南⇒東⇒西南⇒北⇒南⇒東北⇒西⇒西北⇒中央となるのではないでしょうか。
九星飛泊図(地磁気反転前後比較)

 この飛泊図はじめ風水の方位図では、地図とは反対に南を上にする慣習がありますが、ウメサンの老師である劉育才老師が何気に、地磁気反転の痕跡だとおっしゃったことがあり、とても印象に残っています。
 九星の巡り方も現状は、年と月単位では陰遁(たとえば2017年は一白、2018年は九紫、2020年は八白・・・、2018年2月は五黄、3月は四緑、4月は三碧・・・)していますが、地磁気反転後は一白、二黒、三碧・・・八白、九紫と陽遁するのではないでしょうか?
 地磁気反転が起こっても、完全に反転するには約200年間かかるということですので、今年起こったとしても、とても生きている間には証明できませんが・・・。
 
 この記事を記しながら、あらためて我々は大きな磁石である地球上に生息しているのだと実感させられました。地球に地磁気に改めて感謝し、生活したいと思った今日のウメサンです。

追伸)
 ウメサンが主宰させていただいている立命塾では、4/21(土)より、第12期立命塾が実践的風水学より開講します。関心ある方はぜひ、化煞風水&三元玄空風水講座をご照覧ください。




tenshin555555 at 13:56|PermalinkComments(0) 風水学 

March 11, 2018

東日本大震災から7年を経た今日、風水師として思うこと

 今日は3.11、早いもので東日本大震災から丸7年が経ちましたね。
 2万人余りが亡くなる未曽有の天災でしたが、テレビをつけると、どの局も震災特集を行っており、被災地の現状、原発事故による放射能漏れの影響の検証など、さまざまな観点でのドキュメンタリー番組が放送されています。改めて、犠牲になられた方々のご冥福を祈り、そして被災地の復興を願わざるを得ません。
 さて、今月最初のブログは、掲題の内容にて投稿させていただきます。
 ウメサンも脱サラして20年、風水を生業としてきましたが、日々風水環境の大切さを感じるとともに、風水鑑定の難しさも実感しています。後者の理由は、磁場の不安定さにあります。陽宅にしろ陰宅にしろ、正しい風水鑑定を行うための生命線は、正しく坐向(建物やお墓の向き)を測定することです。
 しかし、現代住宅は帯磁する鉄を建材としたRC構造のマンションはもちろん、一戸建てにおいても、大震災以降、ヘーベルハウスなどの軽量鉄骨造りが人気を博し、陰宅においても、墓地区画には鉄筋による基礎を入れることが増えています。それだけではなく、一般的な仏教の三段墓の場合、倒壊を防ぐために、台石と竿石をつなく芯棒が入れられるケースも増えてきました。
 マンションの場合大方は、バルコニー側が家宅の向きとなりますが、バルコニーにて何か所か下盤(羅盤測定)すると、どの値も異なり、中には50僂皸榮阿垢襪30度以上変わってしまう場合もあります。高さを変える垂直移動の場合の羅盤の針の揺れも大きく、二十四山方位の15度以内に収まらないことが多いです。
 その傾向は集合住宅だけではありません。4年ほど前に行った軽量鉄骨造りの家宅では、玄関近くでの測定値と玄関から2mほど離れての測定値では、なんと35度も変わってしまいました。
 5年ほど前に千葉県内の霊園での陰宅風水鑑定では、洋型墓石でしたが、墓石での測定値と、カロート(納骨する場所)入り口での測定値とは、なんと43度も変わってしまいました。
 プロの風水師はどなたも、15度間隔の二十四山方位(下画像の羅盤では第5層)を使用しますが、その一山15度を大きく超えてしまうことが多く、これでは、なかなか正確な家宅の坐向を得ることが難しい住宅環境なのです。
三元三合総合羅盤の各層名称

 ウメサンは玄空大卦法も扱いますが、玄空大卦法は大成卦(64卦)方位(上画像の羅盤では第16層)を使用します。この場合、360度/64=5,625度という、6度に満たない範囲で測定することとなりますが、さらに困難と言わざるを得ません。
 陰宅の場合はさらに、一卦を六等分、すなわち64×6=384爻度を使用します。こうなると360度/384=0.9375度という、1度にも満たない精緻さが求められます。よって上述したような、鉄筋基礎の墓地区画では、とても使用できない技法なのです。
 また玄空大卦法と三元奇門遁甲を駆使した「打劫煞開運法」※も行いますが、これは家宅太極からの6度に満たない64卦方位を用い、玄空大卦擇日法による吉日時で、かつその年の劫煞方位の中に属す3つの卦のうち、三元奇門遁甲により速發する卦を算出し、その範囲の壁を木槌などで叩いたり、戸建ての場合は庭に杭を打って家宅のツボを刺激し、開運に誘う術です。今まで数多く行ってきましたが、磁場の安定した木造住宅ではほぼ成果があると実感しています。一方RC構造のマンションやオフィスでは、まったく成果がないわけではありませんが、速發することが少ないというのが本音です。
 これは構造だけではなく、テレビ、パソコン、電子レンジ、冷蔵庫などの電磁気製品の多用により、太極における磁氣環境と坐向を決定する氣口(玄関またはバルコニー)付近での磁氣環境が異なり、測定値が5.625度という一卦以内に収まらないことが要因だと思われます。
 ウメサンが使用する技法は三元派ですが、三合派にしても、その理論が確立された唐代や明代、そして清代の中国においては、帯磁しない木材や石材を建材による陽宅(住宅)環境、陰宅(お墓)環境だったわけで、今日のような帯磁するスチール建材や電磁気製品が乱用される現代住宅、墓地環境においては、時間と空間(方位)により変化する氣を対象として吉凶判断をする理氣風水だけでは、なかなかクライアントが願う成果を出しづらい、風水師受難の時代だと感じます。
携帯ヤアズ さて話は変わりますが、平昌オリンピックでは、日本国として冬季五輪最高の13個のメダル数を獲得しましたが、今回のメダリストの中に、中国伝統の風水アイテム(画像は、数多ある風水アイテムのほとつ、風水最強の戦士とされる、龍の7番目の子「ヤアズ」の携帯バージョン)を駆使する化煞風水を行った方がおられます。
 もちろんメダル獲得ができたのは、本人の血の滲むような努力の賜物ですが、少なからず風水が追い風になっていると確信しています。
 このメダリストのケースだけではなく、上述したようなあまりにも磁場が不安定な家宅では、ほとんど精緻な理氣風水は扱わず、本命卦をメインとする八宅派風水と化煞風水だけで風水鑑定を行うことがありますが、それでも大きな成果や改善がなされる実例も多くあります。
 風水アイテムを使用する風水は、確かに三元派や三合派、玄空派、星度派などの理氣風水における流派の技法にはなく、人によっては疑似風水だと断じられていますが、磁場が不安定な現代住宅では、そしておそらく今後ますますその不安定さは増長すると思われる中、中国において伝承されてきた龍をはじめとした風水アイテム達を駆使した化煞風水は、対策風水として捨てきれないどころか、有用活用されていくべきだと感じます。
 大震災から丸7年の今日、改めてしみじみと感じた次第です。

追伸)
 ウメサンが主宰させていただいている立命塾では、4/21(土)より、第12期立命塾が実践的風水学より開講します。関心ある方はぜひ、化煞風水&三元玄空風水講座をご照覧ください。




tenshin555555 at 13:11|PermalinkComments(2) 風水学