April 16, 2018

北朝鮮・金正恩委員長を命理学的に考察2(1984年生まれか1983年生まれか?)

 4月も中旬、拙宅近くの桜はすっかりと葉桜と化してしまいました。しかし次から次へと色とりどりの花が咲き、目も心もまさに保養される美しい季節ですね。
 ウメサンちの畑でも、椿とチューリップが満開となり、例年より早く牡丹も開花し始めました。
 ウメサンちの椿は、いわゆるキメラタイプなのか、ほとんどが赤色の花ですが、若干ピンクと白の縞模様の花が混じっています。そして今年は真っ白の花もいくつか咲いて、とてもきれいです。
庭の椿

 チューリップは色により咲く順番が違いますが、今年は黄色の花が早く咲きました。そして昨年より10日以上早く、牡丹も開花しました。牡丹は紅色が一番早く開花しますね。
庭のチューリップ

庭の牡丹

 牡丹は紅色の後、赤色が咲き、そして最後に白色という順でいつも咲いてくれます。これから楽しみです(^^♪

 さて、前置きがかなり長くなってしまいました(^^;
 いよいよ本題に入りたいと思います。前回はウメサンが後にも先にも一度だけ行った北朝鮮ツアーでのレポートでしたが、今回は掲題どおり、金委員長を命理学的に考察したいと思います。
 以前にもブログで前述しましたが、中国屋韓国など、日本以外の東アジア圏の方を命理学鑑定する場合、生年月日が陰暦なのか陽暦なのかを確かめる必要があります。金正恩委員長は1月8日生まれとされていますが、この月日は後者の陽暦で間違いないようです。
 問題は生年です。1982年、1983年、1984年という3つの説がありますが、このうち、1982年生まれというのは信ぴょう性に欠け、1983年か1984年のどちらかのようです。
 アメリカの主要新聞社のひとつワシントンポスト は、金委員長の亡命した叔母の証言から、1984年生まれであるとしているようです。
 この説をとれば、下記の命式となります。

生年 癸亥甲 食神 正財 沐浴 
生月 乙丑癸 偏財 食神 養
生日 辛丑癸     食神 養
生時 不明
空亡 辰巳
格 食神生財格
調候用神 火土
守護神 戊己癸
大運
0歳〜1歳 乙丑 偏財 養
1歳〜11歳 甲子 正財 長生
11歳〜21歳 癸亥 食神 沐浴
21歳〜31歳 壬戌 傷官  冠帯
31歳〜41歳 辛酉 比肩 建禄
・・・

 一方、1983年1月8日生まれとすると、下記の命式になります。

生年 壬戌辛 偏官 正財 墓
生月 癸丑癸 正官 正官 養
生日 丙申戊     食神 病
生時 不明
空亡 辰巳
格 官殺混雑格
調候用神 木
守護神 甲乙壬
大運
0歳〜9歳 癸丑 正官 養
9歳〜19歳 甲寅 偏印 長生
19歳〜29歳 乙卯 印綬 沐浴
29歳〜39歳 丙辰 比肩 冠帯 大運天中殺
39歳〜49歳 丁巳 劫財 建禄 大運天中殺
・・・
 
 先ず、叔母の証言から、最も有力とされている1984年生年説から見てみましょう。
 金委員長の現在の体系はかなり太目です。月支食神格の場合、性格的にはおおらかでふくよかな体形の方が多く、そうした意味では1984年生まれに分があるようですが、金委員長の場合、食神が大過(3つ以上)するため、仮傷官と言って、傷官に似た性情を持ち、感受性が強く神経質で、上司や年上者とぶつかりやすく、おおらかさやふくよかさは影を潜めます。
 また財星を2つ持つため、格としては「食神生財格」となります。この格は、己の技量を生かして財を成すというタイプですが、どうもそうしたタイプには見えません。
 要職を表す官星がなく、国家の元首に就くような宿命には見えません。生時柱にあるかもしれませんが、生時柱は50歳以上の壮年期から晩年期にあたりますので、20代から国家元首に就くような宿命ではありません。

 次に、1983年生年説を見てみましょう。
 月支が正官で、命式内に偏官と正官を併せ持つ「官殺混雑格」です。この格の特徴は、安定性に欠ける運勢で、具体的な現象は、男女で異なります。
 女性の場合は、異性関係が活発で、離再婚の憂いがあります。男性の場合は、仕事面で安定性に欠け、職場を何度も変えたり、同じ会社にいたとしても、所属する部署がころころ変わる傾向があります。一般的にはこのように時系列で不安定さが現れやすいのですが、そうではなく、女性では既婚でありながら、愛人がいたり、男性なら、同時にいくつも職業を兼ねるというように、同時多発的なケースもあるのです。実際に金委員長は、
朝鮮労働党委員長、
朝鮮民主主義人民共和国国務委員長、
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員、
朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、
朝鮮人民軍最高司令官
と、5つの職務を兼務しています。
 命式の原局(大運、歳運を入れない生年月日時の四柱に算出された干支や通変星、十二運など)だけでも、1983年生まれが有力だと感じますが、大運(十年運)を見ると、より確信が持てます。
 金委員長の父である金正日総書記は、2011年12月17日に病死されましたが、1983年生まれなら金委員長が28歳、1984年生まれなら27歳でした。金正日総書記の国葬が行われた翌々日の12月30日、 朝鮮労働党中央委員会政治局会議において、亡父の後任として朝鮮人民軍最高司令官に推戴され、就任しています。
 そして2012年4月11日に開催された第4回党代表者会において、総書記に代わる党の最高職として新たに設置された第一書記に推戴され]、政治局常務委員・中央軍事委員会委員長にも就任しました。さらに4月13日の第12期最高人民会議第5回会議においては、「国防委員長」に代わって新設された「国防委員会第一委員長」にも就任し、正式に党・国家・軍の三権を握る最高指導者となったのです。7月17日には、党中央委員会などの決定により、朝鮮民主主義人民共和国元帥の称号を授与されましたが、1983年生まれなら29歳(1984年生まれなら28歳)です。

先ず1984年生まれの命式の大運、歳運から見てみましょう。
父の正日総書記が亡くなった2011年は辛卯年でしたが、生月干の乙にとっては、生日干の辛とダブルで剋を受けています。生月干通変星「偏財」は、男性にとって父を意味しますが、父が剋を受ける、父がダメージを受けることになります。しかし命式に3つある食神(癸)が辛と乙の通関神(つうかんしん、相剋関係の間に入り、相生関係とする五行のことで、この場合は癸が辛と乙の間に入り、金剋木関係を金生水生木と解消している)となっているため、この憂いは解消されています。
大運干支は壬戌で「傷官 冠帯」運ですが、生財格を益々強める吉運にあり、世襲した現実とは、決して矛盾はしません。

 それでは、1983年生まれの大運、歳運を見てみましょう。
 父の金正日総書記が亡くなった2011年12月は辛卯年でしたが、大運も29歳直前で、まだぎりぎり乙卯の運気にありました。生年支は戌ですが、卯−戌の支合がふたつ重なった年でした。これにより戌の蔵干通変星「正財」がとても強くなります。一方、年干の辛と生日干の丙が辛−丙の干合して癸(正官)を新たに生んでいます。財は官を生じる関係ですが、支合で強くなった正財が、正官を新たに生み出すパワーを強めているのです。父の死後、労働党幹部の後押しを受け、まさに押し出されるように国家元首の地位を得るようになったと言えます。
  2012年は壬辰年でしたが、この年の1月8日に29歳となり、大運干支は丙辰で、生年支の戌とは、辰−戌の対冲がダブっています。戌の十二運は墓で、冲を受けると「墓庫冲開」と言って、若い時は金庫、老齢時には文字通りお墓が開くとされます。戌の蔵干通変星は正財ゆえ、まだ若い金正恩委員長にとっては、金庫が開かれることになります。北朝鮮の軍事予算は国家予算の16%(日本は3%弱)ほどとされますが、この若き国家元首は、自由にその予算を使えるようになり、特に核開発に多くを投入することができるようになったのです。
 算命学的には、29歳から20年間に渡る大運天中殺に突入しており、人生の枠組がはずされて、まさに己が意のままに政財界、そして軍を動かせるようになったわけです。ただし29歳〜39歳の十年間は、生年干支とは丙−壬かつ辰−戌の天戦地冲の期間です。
 天戦地冲とは、地支が対冲となるだけでなく、天干も陰陽が同じで剋する関係となっている場合を言い、天も地もぶつかる波乱を意味します。 生年は家系や祖業の場ですが、この場に波乱の暗示があります。実際に、2013年には実質金委員長に次ぐNO.2であった、叔父の張成沢国防委員会副委員長を粛清し処刑、2017年には、なんと兄の金正男氏を暗殺したとされており、朝鮮民族がとても大事とするはずの宗族(そうぞく)を粛清するという残虐な結果となりました。また、生年柱の通変星は偏官と正財ゆえ、政財界ともに不安定さは拭えず、結果の場である生日干支とは、大半会(だいはんえ、干が同じで地支が半会)ゆえ、想定外の結果になりやすく、39歳となる2022年までに、国内における内乱の憂いがあります。
 とにもかくにも、2022年までのあと4年間は、朝鮮半島に目が離せません!もしも朝鮮半島で内乱や戦争が起これば、当然日本も巻き込まれるのは自明の理!国会で重箱の隅をつつくように、森友・加計問題を審議しているときではないとウメサンは危惧しています。
 話が東アジア情勢に対する私見へと逸れてしまいそうなので、戻します。
 結論として金正恩委員長の生年は、命式原局と大運より、1983年であるとウメサンは思います。

 最後にやはり言及せざるを得ず、お許しいただきたいのですが、ウメサンが危惧するのは、金正恩委員長の祖父で、現北朝鮮民主主義人民共和国の建国の父である故金日成主席の生誕地とされている白頭山(ペクトサン)の噴火です。下記はWikipediaより転載した白頭山画像ですが、頂上にはカルデラ湖があり、その美しい光景は見てわかる通りで、北朝鮮におけるNO.1の観光地であり、聖地なのです。本当にきれいですねえ!
白頭山

 白頭山は標高2744メートルの火山ですが、1000年ほど前の946年に、人類史上最大級の噴火を起こし、吹き飛ばされた灰や岩石は遠く日本まで到達したといわれています。2013年に調査したロンドン大学の地震学者によると、頂上から直下にある岩石は、部分溶融したマグマがあるということが判明しているそうです。ということは、噴火を誘発しようとしている原因がなんであれ、それがまだ収束していないことを示しているのだとか・・・。そして、946年の噴火と同規模の爆発が起こる可能性大はあり、そうなれば大惨事になると、地震学者らは指摘しているのです。
 度重なる地下核実験が、噴火を誘発する可能性は高いとウメサンは思っています。これ以上の核実験を行うとすれば、金委員長の宿命からして、まさに想定外の大惨事なり兼ねないと感じます。
 民族が真っ二つに分断されているという悲劇が、近い将来、より平穏な形で解消されますよう、その悲劇に少なからず歴史的責任のある日本の一国民として、心より祈願して止みません。

 


tenshin555555 at 11:41|PermalinkComments(0) 四柱推命学・算命学 | 占術

March 30, 2018

北朝鮮・金正恩委員長を命理学的に考察1(金剛山で体感した龍氣編)

 今月も早いもので明日は晦日、今年は全国的に桜の開花、そして満開となるのが早く、拙宅の近くの桜も26日頃満開となり、そろそろ春風により散りつつあります。
 さて今月最後のブログ記事は、掲題にあるように、今週初め電撃的に訪中した金正恩委員長について、投稿させていただきます。
 今月になってから国内では、森友問題で国会は紛糾し、マスコミも朝日新聞、テレビ朝日を筆頭に、こぞってこの問題を取り上げ続けていますね。
 日本がドタバタしている間に国際的には、平昌冬季五輪に北朝鮮選手が参加したことを皮切りに、米朝首脳会談が5月、それにさきがけて南北首脳会談が板門店にて4月に開催予定となり、さらには上述した金委員長の訪中という、今までにない大きな動きがありましたが、日本だけは取り残されてしまっている感があります。
 日本が戦前統治していた朝鮮半島は、戦後起こった朝鮮動乱を皮切りとして、1953年、当時の東西冷戦時代における米ソの思惑により、38度線が敷かれ、南北に分断されてしまいました。同一民族がふたつに割かれるという痛みは、その立場になってみないとわからないでしょう。ドイツも東西に分断されましたが、1989年のベルリンの壁が崩壊で統一されましたが、それからまもなく30年、朝鮮半島はいまだ分断されたままです。
 分断前に統治していた日本にも、当然その責任はありますし、南北統一に向けて、米国、強大国となった中国が絡んでの歴史的な動向にこそ、私たち日本国民も目を向けるべきではないでしょうか!!はっきり言って、森友問題どころではないとウメサンは思います。
 さて、ウメサンは20年前まで旅行業界に従事していましたが、お陰様で東アジア圏中心に、海外添乗も数多くさせていただいてきました。その中で最も印象に残っているのは、1998年の北朝鮮ツアーでの添乗です。六泊七日のツアーでしたが、今の金正恩委員長の父、金正日総書記の時代でした。
 平壌空港に到着してからは、ずっと観光バス移動でしたが、日本語が堪能の男性のガイド(おそらく軍人)が朝から晩まで、一日中付いてくれました。平壌市内の観光では、平壌のランドマークとも言える凱旋門、高さ13m近くもある金日成主席と金正日総書記の銅像が並ぶ万寿台、金日成広場、主席の思想を体現した高さ170mの主体思想塔にも上りました。そして平壌市近郊にある金日成主席の生家も観光しました。
 しかし最も印象に残っている観光地は金剛山でした。金剛山は、北朝鮮では白頭山と並ぶ名山で、日本海側の海岸寄り、38度線から北へわずか数十kmにある、高さ1683mの岩山で、12,000もの岩峰があるとされ、山水画で描かれるような世界的な景勝地です。当時はデジカメが出始めた頃でしたが、カメラ撮影はもちろん禁止で、平壌空港にて没収されたため、残念ながらまったく写真はありません。(カメラは帰国時に返してもらいました。)よって、下画像はWikipediaから転載させてもらった金剛山です。
金剛山

 景観の勇壮さ、美しさもさることながら、なぜ印象に残ったかというと、登山を通して、不思議な体験をしたからなのです。金剛山に登ったのは、確かツアー5日目くらいだったと記憶していますが、ツアー初日から北朝鮮の水(軟水でなく硬水)に合わなかったのか、ずっとおなかの調子がよくなく、そのため食欲もなく、力が今一つ入らず、こんな状態で山に登れるのかと危惧しましたが、添乗員という使命感で、なんとか登り始めました。
 登り始めてしばらくは、気分もすぐれず、足にも思うように力が入らず、引きずるように足を出し、お客様の後ろをやっと付いていくという、添乗員にはあるまじき情けなさでした。しかし1時間くらい経つと、信じられないくらいにそれまで重かった足が軽くなり、腹の底から力が湧いてくるような感覚となりました。
 時間の関係で頂上までは登らなかったと思いますが、往復8時間ほどのかなり険しいルートを、無事に歩くことができました。そればかりでなく、その後下痢はピタッと納まり、お腹の調子はまったくよくなってしまったのです。
 風水学的には、金剛山は朝鮮半島に走る龍脈のうち、 日本海側を走る太白山脈の主峰ですが、その龍氣を受け、ウメサンの体調を瞬時に回復してくれたんだと実感しました。(下図は、Googleの衛星画像に加筆した「朝鮮半島の龍脈図」)
朝鮮半島 龍脈図

 このときに、生き生きとした「氣」を体感させていただいたことが、今日のウメサンにとって、目に見えない宝物になっています。
 今回はウメサンの、おそらく後にも先にも一度切りの北朝鮮ツアーにおける体験談でしたが、次回、本題の金正恩委員長の命理学的考察をさせていただきます。

追伸)
 ウメサンが主宰させていただいている立命塾では、4/21(土)より、第12期立命塾が実践的風水学より開講します。関心ある方はぜひ、化煞風水&三元玄空風水講座をご照覧ください。



tenshin555555 at 18:33|PermalinkComments(0) 風水学 

March 22, 2018

近い将来起こるとされる「地磁気反転」の影響を風水学的に考察

 昨日は春分の日にも関わらず、全国的な荒天でしたね。ウメサンは神奈川県内にて風水鑑定でしたが、電車で向かう途中、横浜駅を過ぎたあたりから降雪となり、現場においては、200m先は海という沿岸地域だったため、風雪がかなり強く、羅盤測定も難儀でした(^^; きっと開花したばかりの桜もびっくりしたのではないでしょうか。
 さて今回は掲題について、風水師の立場から考えてみました。
 昨年11月のことですが、テレビのニュースを見ていたら、地質年代に「千葉」の名称が用いられることになりそうだとキャスターの方が話され、えっ、どういうことなのか?と興味津々と見入ってしまいました。
 千葉県市原市の地層は、77万年前〜12万6000年前(中期更新世)を代表する地層であると、国際地質科学連合の作業部会が内定したということでした。正式認定となれば、中期更新世が「チバニアン」(ラテン語で「千葉時代」)と命名されるということで、地球の歴史を分類する地質年代に「千葉」の名前が刻まれることになり、初めて日本にちなんだ名称が付くという、めでたい話でした。
 なぜこの地層のある千葉県の名称がつけられるのかというとこの地層には、『地磁気反転(地球のN極とS極が最後に逆転すること)』の痕跡がはっきり示されていることが決め手のようです。『ポールシフト』と言われる場合もありますが、直訳すると北極と南極が反転、すなわち地球が現在と上下反転する意にとらえてしまいます。そうではなく、磁極が反転、すなわち南北逆転するということです。地球内部では磁北極から磁南極へ、地球外部では磁南極から磁北極へと磁力線が流れていますが、磁北極と磁南極が反転すると、この磁力線の流れが逆になるということです。
 ご存知のように磁極は地軸上にある北極、南極とは一致せず、ずれた位置にあります。北磁極は北緯約81度カナダ北方のエルズミーア島付近、南磁極は南緯約64度、南極大陸のインド洋沖合に2017年現在はあり、年々10km、大きい時は数十km動いているのです。
 風水では、羅盤の中央(天池という)にある指南針による南北を基準としますが、上記からわかるとおり、磁北(磁南)は一定ではなく移動しているのです。 ヨーロッパの航海記録によると、江戸時代初期の東京湾近海の磁北は、真北を基準として約8度東に偏角していましたが、年々西へと磁北は移動し、19世紀初頭にはほぼ真北と一致し、その後さらに西に動き、現在では東京で約7度、西に偏角しています。これを気象学では「永年変化」と言います。(下グラフは「1600年以降の東京(江戸)における永年変化グラフ」で、気象庁HPhttp://www.kakioka-jma.go.jp/knowledge/mg_bg.htmlより転載)
磁気偏角の永年変化グラフ

それではこのまま動いた場合、どうなるのか?誰しもそのことが気になりますね。
 気候学者や地理学者によると、ここ200年の間に、地球磁場は急激に弱まっているということです。(下グラフは、ここ200年間における「地磁気の全磁力遷移グラフ」で、気象庁HPhttp://www.kakioka-jma.go.jp/knowledge/mg_bg.htmlより転載)
地磁気の弱まり方を示すグラフ


 以降、カラパイアHPの2016.1.09の投稿記事 http://karapaia.com/archives/52208971.html
を参照して、考察したいと思います。(イラストも転載させていただきました。)
 この記事によれば、このままいけば予想よりも大幅に早く地球の磁極が反転し、今までコンパスの磁針に赤く塗られていた部分の先は磁北を指していたわけですが、南を指すようになる「地磁気反転」が起きる可能性がでてきており、地球内生命体は何らかの被害を受ける可能性があることをNASAが警告しているというのです  地球の地磁気の強さは常に変動しながら、数百万〜1千万年の周期でN極とS極が反転する「地磁気反転」が起きているということです。ネアンデルタール人絶滅の引き金になったのも、この地磁気反転の影響によるものだと唱える気候学者もいるというのです(◎_◎;)
 NASAが推進する火星探査計画MAVENの主要計画者であるブルース・ジャコスキー氏は、地磁気反転が起きた場合、太陽から発せられる有害な放射線を防ぐ地磁気がおよそ200年の間消えてしまうと説明しています。
宇宙線から地球を守る地磁気図

 これは火星の大気の99%と、原始的な生命が存在したかもしれない海とが失われた原因を説明するにあたり、発表されました。太陽系の開闢(かいびゃく)以来、数10億年に渡り、火星は太陽風にさらされ、その大気が剥ぎ取られてしまったのだというのです。
 地磁気反転が起きる前兆として、地磁気が急激に弱まり、地磁気が弱まれば、太古に火星で起きたように、地球の大気もまた太陽風によって剥ぎ取られてしまうことが予測されるというのです。とは言え、幸いなことに、200年間で生命の維持に不可欠な大気が完全に消えることはないとのことです。  
 同じく火星ミッションに関わるマイケル・マイヤー氏は、原始の太陽は現在よりもはるかに強力であったにもかかわらず、火星の大気を吹き飛ばすまでに数10億年かかっており、それでも1%は残されていると付け加えているとのことです。少しは安心ですね。
 ですが、太陽風から地球を守る地磁気が消失する200年間は人類に全く影響が出ないわけではないとのこと。地球の地磁気は有害な紫外線を防いでおり、わずかでも薄くなれば皮膚ガンのリスクが増大するほど、人類にとっては欠かせない存在で、そうしたリスクは高まるのではないでしょうか。また通信システムや電力網の機能不全、あるいは火災といった被害を及ぼす可能性は十分にあるとのことです。
 最も最悪のケースとしては、地磁気反転によって大陸が移動し、巨大地震や急激な気候変動を誘発し、世界規模の絶滅や荒廃が起きると懸念している学者もいるとのこと。
 地理学者によれば、地球誕生以来地磁気反転は何度も発生したそうで、前述した数百万〜1千万年の周期よりも短く、最近では78万年前の石器時代にも確認されているとのことです。
 イギリス地質調査所のアラン・トンプソン氏は、化石など地質学的な手がかりからは、前回の地磁気反転によって惑星規模の災害が発生したという証拠は得られていないと説明しているとのこと。
 地震は別にしても、おそらくは1,000年以内にポールシフトが発生すると予測する学者はいるようです。前述したように、過去160年間で地磁気が大幅に弱まっている事実は確認されており、これが前兆である可能性が指摘されているのです。
 地磁気反転の原因は、地球の液状の外核に含まれ、あたかも小さな磁石のように機能する鉄原子の集まりが反対側に入れ替わることであるとされています。入れ替わった原子が逆側にある鉄に影響するようになった結果、地磁気が反転するというのです。
 ドイツ、ニーメック地磁気観測所のモニカ・コルテ女史によれば、しかしこれは突然の変化ではなく、非常にゆっくりとしたプロセスだというのです。この間、磁力が弱まり、かつおそらくは非常に複雑な様相を見せ、しばらくの間、極の数が増える可能性もあるということです。そして徐々に磁力を取り戻し、地磁気が反転するのではないかと・・・。
地磁気逆転のイラスト

 人類が最大のリスクにさらされるのは、地磁気が最小になったときですが、果たして人類はじめ、種は絶滅してしまうのでしょうか!?
 地磁気が弱いときでも、地球表面は大気によって放射線から守られているから、絶滅することはないだろうとの希望的観測があるのが救いですね。
  先のコルテ女史が言われるのは、現在、私たちが地磁気を見ることも、感じることもないように、地磁気反転の影響はほとんど感じられない可能性が高いとのことです。
 以上は、カラパイアの記事を参考とし、まとめました。
 では、近い将来間違いなく起こるとされる、この「地磁気反転」がなされた場合、風水的にはどのような影響が考えられるでしょうか!?
 風水には、有形の地理地勢より吉凶判断する巒頭風水と、時間と空間(方位)により変化する、無形の氣(理氣)を測定分析して吉凶判断する理氣風があります。風水も他の中国五術と同じく、易経、陰陽五行理論をベースとしていますが、これら理論の発祥は五千年ほど前とされています。
 そして、後者の理氣風水には、羅経盤という方位測定のツールが必須で、磁南(磁北)を基準とします。羅盤が本格的に用いられたのは中国の唐の時代以降で、まだたかだか千数百年くらいの歴史です。
 ですから、最近では78万年ほどまえに起こったとされる地磁気反転による風水理論への影響の記録は当然なく、あくまでウメサンの個人的見解です。
 理氣風水上、必須なのは、氣の様態を9つに分類した九星で、一白水星、二黒土星、・・・八白土星、九紫火星というように、虚星(架空の星)で名付けられています。そしてご存知のようにこの九星は、飛泊と呼ばれるルートにより、中央と八方位の九つの宮(ぐう)と呼ばれる位置を一斉に移動します。その移動は年単位、月単位、日単位でなされます。
 下図の左は、その飛泊のルートを示したものですが、中央⇒西北⇒西⇒東北⇒南⇒北⇒西南⇒東⇒東南⇒中央というルートです。もし地磁気反転が起こり、磁北極と磁南極が逆転したら、この飛泊ルートはどうなるのでしょうか?おそらく、下図の右にあるように、今までの飛泊のルートとは逆旋し、中央⇒東南⇒東⇒西南⇒北⇒南⇒東北⇒西⇒西北⇒中央となるのではないでしょうか。
九星飛泊図(地磁気反転前後比較)

 この飛泊図はじめ風水の方位図では、地図とは反対に南を上にする慣習がありますが、ウメサンの老師である劉育才老師が何気に、地磁気反転の痕跡だとおっしゃったことがあり、とても印象に残っています。
 九星の巡り方も現状は、年と月単位では陰遁(たとえば2017年は一白、2018年は九紫、2020年は八白・・・、2018年2月は五黄、3月は四緑、4月は三碧・・・)していますが、地磁気反転後は一白、二黒、三碧・・・八白、九紫と陽遁するのではないでしょうか?
 地磁気反転が起こっても、完全に反転するには約200年間かかるということですので、今年起こったとしても、とても生きている間には証明できませんが・・・。
 
 この記事を記しながら、あらためて我々は大きな磁石である地球上に生息しているのだと実感させられました。地球に地磁気に改めて感謝し、生活したいと思った今日のウメサンです。

追伸)
 ウメサンが主宰させていただいている立命塾では、4/21(土)より、第12期立命塾が実践的風水学より開講します。関心ある方はぜひ、化煞風水&三元玄空風水講座をご照覧ください。




tenshin555555 at 13:56|PermalinkComments(0) 風水学 

March 11, 2018

東日本大震災から7年を経た今日、風水師として思うこと

 今日は3.11、早いもので東日本大震災から丸7年が経ちましたね。
 2万人余りが亡くなる未曽有の天災でしたが、テレビをつけると、どの局も震災特集を行っており、被災地の現状、原発事故による放射能漏れの影響の検証など、さまざまな観点でのドキュメンタリー番組が放送されています。改めて、犠牲になられた方々のご冥福を祈り、そして被災地の復興を願わざるを得ません。
 さて、今月最初のブログは、掲題の内容にて投稿させていただきます。
 ウメサンも脱サラして20年、風水を生業としてきましたが、日々風水環境の大切さを感じるとともに、風水鑑定の難しさも実感しています。後者の理由は、磁場の不安定さにあります。陽宅にしろ陰宅にしろ、正しい風水鑑定を行うための生命線は、正しく坐向(建物やお墓の向き)を測定することです。
 しかし、現代住宅は帯磁する鉄を建材としたRC構造のマンションはもちろん、一戸建てにおいても、大震災以降、ヘーベルハウスなどの軽量鉄骨造りが人気を博し、陰宅においても、墓地区画には鉄筋による基礎を入れることが増えています。それだけではなく、一般的な仏教の三段墓の場合、倒壊を防ぐために、台石と竿石をつなく芯棒が入れられるケースも増えてきました。
 マンションの場合大方は、バルコニー側が家宅の向きとなりますが、バルコニーにて何か所か下盤(羅盤測定)すると、どの値も異なり、中には50僂皸榮阿垢襪30度以上変わってしまう場合もあります。高さを変える垂直移動の場合の羅盤の針の揺れも大きく、二十四山方位の15度以内に収まらないことが多いです。
 その傾向は集合住宅だけではありません。4年ほど前に行った軽量鉄骨造りの家宅では、玄関近くでの測定値と玄関から2mほど離れての測定値では、なんと35度も変わってしまいました。
 5年ほど前に千葉県内の霊園での陰宅風水鑑定では、洋型墓石でしたが、墓石での測定値と、カロート(納骨する場所)入り口での測定値とは、なんと43度も変わってしまいました。
 プロの風水師はどなたも、15度間隔の二十四山方位(下画像の羅盤では第5層)を使用しますが、その一山15度を大きく超えてしまうことが多く、これでは、なかなか正確な家宅の坐向を得ることが難しい住宅環境なのです。
三元三合総合羅盤の各層名称

 ウメサンは玄空大卦法も扱いますが、玄空大卦法は大成卦(64卦)方位(上画像の羅盤では第16層)を使用します。この場合、360度/64=5,625度という、6度に満たない範囲で測定することとなりますが、さらに困難と言わざるを得ません。
 陰宅の場合はさらに、一卦を六等分、すなわち64×6=384爻度を使用します。こうなると360度/384=0.9375度という、1度にも満たない精緻さが求められます。よって上述したような、鉄筋基礎の墓地区画では、とても使用できない技法なのです。
 また玄空大卦法と三元奇門遁甲を駆使した「打劫煞開運法」※も行いますが、これは家宅太極からの6度に満たない64卦方位を用い、玄空大卦擇日法による吉日時で、かつその年の劫煞方位の中に属す3つの卦のうち、三元奇門遁甲により速發する卦を算出し、その範囲の壁を木槌などで叩いたり、戸建ての場合は庭に杭を打って家宅のツボを刺激し、開運に誘う術です。今まで数多く行ってきましたが、磁場の安定した木造住宅ではほぼ成果があると実感しています。一方RC構造のマンションやオフィスでは、まったく成果がないわけではありませんが、速發することが少ないというのが本音です。
 これは構造だけではなく、テレビ、パソコン、電子レンジ、冷蔵庫などの電磁気製品の多用により、太極における磁氣環境と坐向を決定する氣口(玄関またはバルコニー)付近での磁氣環境が異なり、測定値が5.625度という一卦以内に収まらないことが要因だと思われます。
 ウメサンが使用する技法は三元派ですが、三合派にしても、その理論が確立された唐代や明代、そして清代の中国においては、帯磁しない木材や石材を建材による陽宅(住宅)環境、陰宅(お墓)環境だったわけで、今日のような帯磁するスチール建材や電磁気製品が乱用される現代住宅、墓地環境においては、時間と空間(方位)により変化する氣を対象として吉凶判断をする理氣風水だけでは、なかなかクライアントが願う成果を出しづらい、風水師受難の時代だと感じます。
携帯ヤアズ さて話は変わりますが、平昌オリンピックでは、日本国として冬季五輪最高の13個のメダル数を獲得しましたが、今回のメダリストの中に、中国伝統の風水アイテム(画像は、数多ある風水アイテムのほとつ、風水最強の戦士とされる、龍の7番目の子「ヤアズ」の携帯バージョン)を駆使する化煞風水を行った方がおられます。
 もちろんメダル獲得ができたのは、本人の血の滲むような努力の賜物ですが、少なからず風水が追い風になっていると確信しています。
 このメダリストのケースだけではなく、上述したようなあまりにも磁場が不安定な家宅では、ほとんど精緻な理氣風水は扱わず、本命卦をメインとする八宅派風水と化煞風水だけで風水鑑定を行うことがありますが、それでも大きな成果や改善がなされる実例も多くあります。
 風水アイテムを使用する風水は、確かに三元派や三合派、玄空派、星度派などの理氣風水における流派の技法にはなく、人によっては疑似風水だと断じられていますが、磁場が不安定な現代住宅では、そしておそらく今後ますますその不安定さは増長すると思われる中、中国において伝承されてきた龍をはじめとした風水アイテム達を駆使した化煞風水は、対策風水として捨てきれないどころか、有用活用されていくべきだと感じます。
 大震災から丸7年の今日、改めてしみじみと感じた次第です。

追伸)
 ウメサンが主宰させていただいている立命塾では、4/21(土)より、第12期立命塾が実践的風水学より開講します。関心ある方はぜひ、化煞風水&三元玄空風水講座をご照覧ください。




tenshin555555 at 13:11|PermalinkComments(2) 風水学 

February 27, 2018

羽生結弦選手は「釘打ちダンスの天才うさぎ」

 今月も早いもので27日、明日で2月も晦日ですね。
 立春を過ぎても日本列島上空には長らく寒気が居座り続け、毎朝布団から出るのに決意がいる日々が続きましたね。
 そんな寒風に耐えながら、瑞気に満ちる梅花を見ると、梅山姓をいただくウメサンとしましては、梅花のごとく頑張らねば!と己を鼓舞し続ける日々でした。
水戸偕楽園の梅

 さて今月も明日で終わるのに、忙しさにかまけて、いまだブログ更新をしていませんでした。
 まだまだ風水鑑定書作成や擇日鑑定、講座テキストの増補作業などの本業だけでなく、実質ひとり会社のため、税理士先生から催促されている会計事務もたまってしまってまして、本日は少々手抜きの投稿となりますが、お許しください。

 今回は掲題にしましたように、今回の平昌五輪にて、男子フィギュアスケートでは66年ぶりの連覇を果たした羽生選手を、命理学の観点で取り上げました。
 命理学と言っても、今回は生日干支が示す性格と特徴を記します。
 羽生選手の生年月日と各干支は下記のとおりです。
 平成6年 甲戌
   12月 丙子
    7日 丁卯

 生日干支は、その人の為人(人となり)をよく表していますが、動物に例えると下記の通りになります。

丁卯 釘打ちダンスの天才うさぎ

 釘打ちダンスの天才うさぎ観音扉を二枚とも威勢良く跳ね開けて、この世に飛び出してきたウサギです。ぴょんぴょん跳ねると軽快ないい音がして嬉しくなり、また跳ねて見せます。山のこだまよりも早く音を立て続けると面白くなり、ついつい調子に乗り過ぎたりします。「やかましい!静かにしろっ!」と誰かが言っても、しばらくは聞こえぬふりをしていますが、ねばりはありません。
 鋭い勘と頭脳の回転の速さは抜群で、せっかちですから短い時間の中でおびただしい釘を打つことが出来ます。おっとりとした天然さを持ちながらも大変な情熱家ですが、熱しやすく冷めやすいのが玉に瑕(きず)です。
 正義の見方を自負し、高い理想を夢見ています。そのため、現実とのギャップに幻滅し、人とは違う、自分の好きな道を走ります。
 しかし、長距離向きなタイプではないので、すぐに息切れします。でも決して弱音は吐きません。強がっていても、どこかに哀愁のかげりがあり、それを威勢よく吹き飛ばすためか、再び釘打ちダンスを始めるのかも知れません。気まぐれな純情ウサギです。

 いかがでしょうか?羽生選手のファンの方々には叱られそうですが、ナルホド!と思えて、クスッと笑える箇所もあるのではないでしょうか?
 もうかれこれ20年くらい前に、動物占いというのが大変流行しましたが、この占いの原理も全く同じで、四柱推命学を土台として、動物に例え、非常に面白くわかりやすい内容にして、大人気となりました。
 生年月日時の干支というのは、例えてみれば、目には見えない「宿命DNA」 だと言えます。
 近々、専門書ではない四柱推命のわかりやすい本を出版する予定です。正式に出版日など決まりましたら、またお知らせ致します。

 すみません!今日はこの辺で失礼させていただきます。
 あ〜、これからまた鑑定書作成に戻ります。



tenshin555555 at 20:56|PermalinkComments(0) 四柱推命学・算命学 

January 31, 2018

まもなく立春、九紫中宮戊戌の年運に入ります!

 2018年を迎えて早、1月の晦日となりました。今冬は季節の到来を示す二十四節気どおりに、20日の「大寒」を迎えてから、50年ぶりとも言われる寒波の襲来で、本当に大寒ですね。まだまだ寒波は抜け切らずに、またまた1日の夜から2日の朝にかけて、雪が降るとの予報、まだ前回の根雪が残っているのに、またまた首都圏は交通はじめ、混乱しそうですね・・・。
 さて、年運としては立春(2/4)より、2018年九紫中宮戊戌年に入ります。立春直前には、年ごとに移動する凶煞に合わせ、化煞アイテムのメンテナンスと移設を行うのが常ですが、前述したように降雪がありそうですので、いつもより早めに行いました。
 1/8の投稿記事で前述しましたが、2018年における凶煞の方位と化煞アイテムは下記のとおりです。
  五黄 北方位 化煞⇒風水風鈴・安忍水(一六神水)
  三煞 北方位 化煞⇒麒麟三体
  歳破 辰方位(東南東方位) 化煞⇒化煞好転九銭

 下画像は、本日北方位に移設した六帝六柱古銭風鈴。
IMG_6245


 安忍水(一六神水)※、麒麟三体、化煞好転九銭の画像は、1/8の投稿記事を参照ください。
 
 ウメサンんちは子坐午向、すなわち北が坐ですが、坐に年五黄と年三煞が回座するため、2018年1年間は、改築改修動土はタブーとなるため、昨年中に屋内外における必要なリフォーム、工事は行いました。
 年五黄は45度角ですので、8方位で北が坐の場合に要注意ですが、年三煞は90度角の範囲のため、北だけでなく、8方位で西北の北側半分、東北の北側半分の範囲が入ります。
三殺範囲図

 その範囲に入る家宅(二十四山方位では、乾山巽向・亥山巳向・壬山丙向・子山午向・癸山丁向・艮山坤向)は該当しますので、改築改修動土はできません。ただし年三煞の場合、吉三煞と言って、年三煞の回座する方位の易卦が象意として持つ季節と冲する季節は、年三煞の煞氣が最弱となるため、しかるべき吉日時を選べば可能です。
 2018年の場合、年三煞は北で季節は冬に該当するため、夏(風水暦では5月〜7月)が吉三煞となります。しかし2018年は年三煞だけでなく、年五黄も北に回座するため、北が坐の家宅は、吉三煞の月でもタブーなのです。
 なお歳破が坐に回座する場合も同じく、改築改修動土はタブーです。そして、改築改修動土だけでなく、入居、寝室の移動、机やベッドの移動など、人の坐する場を変えることもタブーですので、留意ください。
 北が坐の家宅、年三煞にかかる西北と東北の北寄りが坐の家宅、歳破となる辰(東南東)が坐の家宅にお住いの方は、もし寝室の移動や机やベッドの移動をされる場合、2/3までに行うようにしてください。
 実際このタブーを犯して、健康を害する、人間関係の悪化、業績の悪化等、災厄を招いたという経験談を多く聞いております。
 動くべき時に動き、留まるべき時には留まる、それが大事だと風水は教えてくれています。

 ※安忍水と一六神水については、2017年9/28の投稿記事五黄と二黒の化煞で「一六神水」活躍中!を参照ください。

追伸)
 実践的な風水術を体得されたい方は、4月開講の第12期立命塾実践的風水学講座を参照ください。塾門の扉を叩いてくださるのを、心よりお待ちしております。
 
 
 

tenshin555555 at 17:41|PermalinkComments(0) 風水学 

January 08, 2018

2018年強運をつかむ風水(後編)

 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
 今年最初の投稿は、大晦日に投稿した記事の後編です。昨年の12/10(日)に、浅草公会堂にて催行させていただいた、年末恒例の「2018年強運をつかむ風水」で使用したレジュメのコマを掲載しながら、補足説明させていただきます。

15P

 2018年九紫中宮、戊戌の年にふさわしい、強運を呼ぶ風水アイテムとして、上記3種類をピックアップしました。それではひとつひとつ見ていきましょう!

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17P

 2018年は「火」「南」etc.の象意を持つ九紫が司る一年、富士火山帯の「富士溶岩石」は、九紫中宮の年にふさわしいアイテムです。

18P

19P

 九紫の代表的象意のひとつ「南」の神獣は「朱雀」です。「南」は今年、三合の中心でもありますので、南の設置をお薦めします。

20P

 「朱雀」と「鳳凰は別の霊獣ですが、今年南には、「風」「空」「飛行」etc.の象意を持つ四緑が回座。身に付けるアイテムとしては最適でしょう。
 「朱雀」「鳳凰」が、あなたの洞察力を高め、学芸運、人気運を大いに高めてくれるでしょう。

21P

 戌年の守護石として有名な「ラピスラズリ」、さらに今年は戊戌年で、戊戌の納音は「平地木」。五行の「木」の色は青。戌年の中でも今年は例年以上に強運を呼んでくれるでしょう。

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 註)吉凶方位は年だけでなく、厳密には月日時も見ます。

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 九紫の象意である「南」には四緑が回座。そして今年南は三合の中心。「翼獣」の別名のある「貔貅」こそ、「風」「空」「飛行」etc.の象意を持つ四緑にふさわしい招財風水アイテムです。

24P

 財運と言えば「動水」はかかせません!九紫にふさわしい噴水インテリアは、方形を重ねた形態がお薦めです。

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 桃花方位と延年方位(下から4コマ目の表参照)を活用して、異性運を高めましょう。

26P

 九紫の象意「南」に四緑が回座し、三合の中心。四緑の別名は「文昌(もんしょう)」。そして九紫にふさわしい「九層構造」の「九層文昌塔」こそ、試験合格運アップの強力アイテム!

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 今年は西に、「病符殺」の別名を持つ「二黒」が回座。ぜひ化煞しましょう!そして下表で本命卦を知り、「天医」方位を活用ください。

本命卦早見表

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 今年は北に「五黄殺」が回座。しっかりと化煞しましょう!

30P

 今年、北には「三煞」も回座、東南には「歳破」が回座。しっかりと化煞しましょう!

2018年天戦地冲日

 2018年の天戦地冲日は上記24日です。重要行事は極力避けましょう!

 最後に戊戌年のキーワード
31P

 戊戌の納音は「平地木」、広々とした平地に生い茂った木が一本という形象を意味します。すっきりと剪定して風通し、見通しをよくすることが開運の鍵と言えるでしょう。

 実際のセミナーでは、このほかに、半年間の玄空大卦擇日法による吉日時、打劫煞開運法もご紹介しましたが、割愛させていただきますm(__)m

 ご紹介した風水術を通じて、2018年がより良い年となれば幸甚です。

※ご紹介した風水アイテムは、(一社)国際・風水協会の正規認定店「風水改運中心」HPにある
2018年 【強運】をつかむための厳選アイテム
からご購入いただけます。
 
 
 






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December 31, 2017

2018年強運をつかむ風水(前編)

 2017年も大晦日を迎えました。
 多くの方は28日前後に仕事納めをなし、29日から年末年始のお休みに入られたと思いますが、ウメサンは例年と同じく、27日に仕事納めをなし、28日から30日までの3日間は、大掃除と年賀状書きに従事しました。
 ウメサンちは、今年で築29年の木造二階建てですが、大震災はじめ風水害に耐えつつも、かなり疲弊してきており、おちらこちらで修復を要してきたため、12月は立命塾門人の菱田氏が経営する工務店ALPHAN有限会社にリフォームをお願いしました。
 先ずは第一弾として、LDKの間仕切り戸設置、照明器具替え、インターフォン替え、雨水の排水浸透桝設置、水抜き孔工事を行いましたが、もちろん風水理論に則って行いました。取り分け風水学的には、雨水をどこに流すかは重要です。来水、去水は財運を左右するからです。玄空大卦理論に則り、慎重に箇所を指定させていただきましたが、社員さんもよくよくその超こだわりをご理解いただいていたので、大変やりやすかったです。
 第二弾として1月に、床下の工事をお願いしております。
 さて、今年最後の記事は、年末恒例の浅草公会堂における強運をつかむ風水セミナーを、12月10日(日)催行致しましたので、その内容を当日使用したレジュメのコマを掲載しながら、簡潔にご紹介させていただきます。

表紙


1P

九星と干支を駆使して、年運を占います。

2P

先ずは今年を振り返って・・・。上記は今年2017年の九星年盤です。

3P


4P

2017年は、「北」「水」etc.の象意を持つ一白中宮の年
五黄が離宮(南)
暗五黄(暗剣殺)が坎宮(北)で六白に付く
歳破は震宮(東)で八白に付く
三合の中心は兌宮(西)で三碧に付く
ことに注目

5P

6P

7P

 こうして一年を振り返ると、中宮にて他の八つの星と宮を司る一白の象意が、強そして多く具現化しているのがわかります。セミナーは10日でしたので、レジュメには反映していませんが、例年清水寺の住職が発表する今年の漢字は「北」でしたね、そして有馬記念は''キタ"サンブラックが圧勝、まさにダメ押しでした。
 そのほか、五黄の回座した離宮、暗五黄の付いた六白、歳破の付いた八白、三合の中心となった兌宮と三碧の各象意に対する吉凶作用が恐ろしいほど具現化しました。

 次に干支です。
8P

 今年は丁酉年でしたが、干と支の字源も、その年の動きを暗示していますが、どのような動機で言動すべきを教示してくれています。
 好機を逃さず断行したことによる勝利でしたね、

 さていよいよ2018年の運勢です。先ずは九星年盤です。
9P

 九紫中宮の年ですね。

10P

11P

12P

「南」「火」etc.の象意を持つ九紫が中宮
五黄が坎宮(北)
暗五黄(暗剣殺)が離宮に回座し、四緑に付く
歳破が巽宮に回座し、八白に付く
三合の中心が四緑が回座する離宮(南)
がポイントで、9年前の2009年は、それらの象意に対する吉凶作用が確かに具現化していますね。(なお2009年の歳破は坤宮(西南)で六白に付いてきました。)
 2018年も上記5ポイントの暗示が具現化するに違いありません。特に引き続き、北朝鮮の動向、南北朝鮮半島の動向、伝染病流行、風水害が焦点となりますね。

 前編の最後に2018年の干支「戊戌」の教示を見てみましょう!
13P

 思い切った剪定、断捨離が勝利成功の秘訣だと教えてくれていますね。

 後編では、強運をつかむ風水アイテム、運氣別の風水対策を投稿致します。
 いよいよ大晦日、今年も拙いブログを読んでいただき、ありがとうございました。新年もご愛読いただけますと幸甚です。
 さあ、一年をしっかり締めて、良い年を迎えましょう!!

平成29年12月大晦日
                                            楳山天心 九拝





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December 16, 2017

富岡八幡宮殺傷事件を風水学的に考察

 師走の候、今年も残り二週間となり、誰しも気忙しい日々を送られていることと思います。かくいう拙者も、出張鑑定に、国際・風水協会主催セミナーに、立命塾講座に、鑑定会にと、お陰様でご多分に漏れず多用な日々となっています。そんな中、遅くなりましたが、今月最初の投稿となります。
 今回は、神聖なる神社境内にて起こった凄惨な事件について、立命塾第九期を卒業した門人のおひとり、安藤尚尭先生に寄稿していただきましたので、その記事を転載させていただきます。


 皆さんもニュースでご存知かと思いますが、年の瀬が迫る12月7日夜に富岡八幡宮で宮司が実弟に殺害されるという悲惨な事件が起こってしまいました。
富岡八幡宮

 由緒ある神社で何故こんな悲惨な事件が起こってしまったのか、避けることは出来なかったのだろうかと思い、風水的な検証を行ってみることにします。
 富岡八幡宮の創建は江戸時代の1627年まで遡るらしいのですが、現在建てられている社殿は今回の当事者である姉妹の父親が1956年に再建したという歴史があります。

敷地形状から検証
 まず、富岡八幡宮の敷地形状を見ると、本殿から見ると東方位が一部欠けの状態になっているのが分かります。
富岡八幡宮敷地図

 東は長男という意味もあるのですが、その長男を意味する東が欠けているのですから、長男に悪い影響が出てくることを現わしています。
 事件の当事者である長男は過去に一旦、宮司になったにもかかわらず、所業の悪さから宮司を解任されての逆恨みからの犯罪につながっているので、東の欠けが影響していると考えられます。
 もう一つ土地の形状でわかることは、今回姉が住んでいた住宅と道路の関係です。
長子宮司宅の衛星画像

 道路が一旦住宅に直接ぶつかるような形で気が迫っており、その後90度の曲がって東側に流れています。
 道路からの気が直接ぶつかる気を槍殺と風水では言うのですが、殺気を生じて住宅が落ち着かなくなり、そこに住む住人にも悪い影響が出てきます。
 こういった背景を抱える富岡八幡宮と住宅であったのですが、それだけで大きな災いが生じたという結論を出すには早いでしょう。
 他にも殺気が生じるものが重なり合って、災いも大きくなってきます。

 先に進めましょう。

時間と方位の観点から検証
 それでは、方位と時間から探り出すことができるか理気風水の観点から検証してみましょう。
 理気風水で検証する上で、【富岡八幡宮】と事件が起こった【住宅】を重ねてみながら検証する必要があります。
 まず、富岡八幡宮ですが、さきほど書きましたが1956年に建立されたようです。
 三元九運で言うと第5運の建物ということになります。
 地図で方位を測ると、ぎりぎり丑山未向のようですが、限りなく北と東北の境目に近く、空亡の可能性があります。
 空亡とは、建物の坐向が24山方位の境界線に乗ってしまい、どちらの方位を向いているか判断できないことです。
 現地で測ってもし空亡だということであれば、気が不安定となり霊障や災難に遭うと言われます。
弟が「死後も怨霊となり祟(たた)り続ける」と言っていたらしいですが、現世でこういう発言があるということは、空亡の可能性があります。
 しかし、地図による検証ではギリギリ丑山未向ですので、この方位での検証を進めていきます。
富岡八幡宮の坐向と宅運盤

 飛星チャートを見てもらいたいのですが、本殿の気向は西南向きで25(二黒と五黄)の組み合わせとなります。
 建立された第5運時の向星5は大変強い吉効果を与えてくれますが、第6運以降(1964年〜)になると凶星となります。
 坐星の2も凶星であり、2と5の組み合わせは凶星同士の組み合わせで、事故や不慮の死などの災いがある凶方位となります。
 また今年の凶方位は、南の五黄殺、北の暗剣殺、東の三殺(90度)、真東の歳破(15度)が代表的なものです。
 今年の九星方位では気向にあたる西南と南に七赤破軍と五黄殺という凶星が巡っています。
富岡八幡宮と年九星

 向星5と7が合わさると犯罪や不慮の死が起きやすいともいわれます。
 もともと悪い方位を向いていたのですが、今年は特に注意が必要であったと思われます。

 次に自宅を検証してみましょう。
 もう一度本殿と住宅の位置関係を見てもらいたいのですが、本殿から見て東側にあるのが分かります。
ということは、三殺の位置に住宅があったということになります。
富岡八幡宮と長子宮司宅

 本殿の凶方位にあたる住宅までが凶の影響を受けるのかという問題は残りますが、事実として凶方位にあるということだけは確かですから、今後の研究課題として十分に考える必要があるでしょう。
 この住宅がいつ完成したのかは不明ですが、写真で見るかぎり比較的新しいので、2004年以降の第8運の建物であると推定できます。

 こちらの飛星チャートを確認ください。
長子宮司宅の坐向と宅運盤

 乙山辛向の建物となります。
 これを見る限り、玄関は88からエリアから進入していると考えらますので、大きな問題を抱えた住宅であるとは言えません。
 これは推測ですが、寝室が西北(79)、北(25)、東南(52)のいずれかにあれば、かなり運を落とすことになるので、おそらくこれらの部屋が寝室であった可能性は高いと思われます。

異様に目立つ背後のビル
 次は周りの影響からの検証をしてみましょう。
 建物から特に目立つ樹木や建物が、自分の建物にどういう影響を与えるのかということも風水では教えてくれます。
 この写真をみればわかるかと思いますが、富岡八幡宮の後ろに大きく聳え立つビルがあります。
富岡八幡宮の裏側に聳える高層ビル

 地図で見ると首都高速道路を超えた場所になるので比較的遠いので、なんとなくのぞき込まれるような感じをうけます。
 通常、建物の後ろにあるビルは、坐を守る役割を果たしてくれると考えますが、今回のビルは離れた場所にありながら異様に目立つビルで坐を守るというより、後ろからのぞき見している感がします。
 これを探頭殺といい、強奪や盗難の象意があるのですが、このビルは1992年に竣工したということで、その頃から富岡八幡宮では内部トラブルが起きだし、姉妹で宮司の地位を奪い合うという点で一致しています。
 もうひとつ、この大きなビルの影響ですが、人盤24方位から調べることもできます。
長子宮司宅と高層ビルの砂法図

 羅盤の中にある人盤で方位を図るのですが、建物の五行と顕著な物体の方位五行の関係で吉凶を調べる手法があります。
 これを発砂法と言います。
 住宅の坐は辰山になっており、この坐の五行は金です。
 この住宅から見て大きなビルの方位は子の方位で五行は火です。
 ビルと住宅の関係を見ると火剋金の凶関係となっています。
 さらに説明を付け加えると、事件が起こった月は12月で子月ということです。
 凶方位になる子にプラスして子月という一番影響が強くなる時期とが一致して凶のパワーが倍増して、これから説明する暗剣殺の場所で事件が発生したということになったのでしょう。

事件が起きた場所を検証
 さて、いよいよ最終段階に入りたいと思います。
 事件現場の起こった場所ですが、報道によると門のところで待ち伏せをして殺害したということです。
事件の流れ図

 姉宮司が殺害された,両貊蠅禄斬陲ら見ると北方位となります。
 もう一度、今年の九星方位を確認してください。
長子宮司宅よりの事件現場方位図

 先ほど書いたように今年の北方位は暗剣殺になります。
 刃物で殺傷にあうという意味があるわけですが、まさに暗剣殺の場所でこういう事件が起きてしまいました。

 以上が風水的観点から考察した事件のあらましですが、詳細に調査すると他にも原因があるかもしれません。
 ただ、言えることは少しの凶だけでこれほど大きな災いが降りかかるということは考えにくく、様々な凶の要因が重なり合って影響が大きくなっていくのだろうと推察できます。
 建物にも完成入居した時点で生まれ持った先天運を持つというのが玄空飛星派の理論ですが、時間の動きで巡ってくる後天運も同時に考えなくてはなりません。
 良いも悪いも様々な影響が重なり合って、進んでいきます。
 今回は土地建物の風水的な観点からの検証ですが、姉妹の生年月日時から考える命理学のひとつ四柱推命も検証した上で行うのがベストですが、二人の生年月日時が不明のため、検証できませんでした。

 最後に、地域に親しまれた富岡八幡宮が、今回の事件を乗り越えて二度とこのような災いが起こらないことを切に望みます。
 今回亡くなられた方々に冥福をお祈り申し上げます。

註)ケロケロウメサンの補足

 以上が、安藤先生の寄稿内容ですが、二年前に立命塾の門を叩かれ、よくぞここまで風水分析できるようになったなあと感銘しました。こうした殺傷事件の風水検証記事に関してで、大変不謹慎であることをお詫びしつつも、塾頭冥利に尽きる喜びです。
 安藤先生は、もともと宅建士の資格を有し、八王子市の工務店CEOですが、今日では風水を取り入れ、物件選定から新築、リフォームと、幅広くクライアントのニーズに応えています。ウメサンの信頼する門人の一人ですので、移転や新築、リフォームをお考えの方は、安心してお問合せ下さい。
 安藤先生の工務店HP 株式会社パルナス
 
 さて、私たちの日常では様々なことが起こりますが、偶然はなく、必ず原因遠因があり、その遠因の中でも、(風水)環境の影響は確かにあると確信しています。風水が全てではありませんが、風水対策は、転ばぬ先の杖としての役割を果たせると実感します。
 立命塾では、来年4月より、第十二期立命塾実践的風水学講座を開講予定ですが、当塾で伝授する三元玄空風水をマスターするためには、易学の知識を要します。
 先ずは第11期立命塾実践的易学講座(2018年1/20開講)より、入塾されることをお薦めします。
 


tenshin555555 at 19:39|PermalinkComments(0) 風水学 | 風水探偵

November 30, 2017

日馬富士暴行事件を命理学&風水学的に考察

11月も晦日を迎えました。拙宅のあるここ桶川の本日の天候は曇天、暖かかった昨日から10度近く気温が低く、寒いです。
 さて今月最後の投稿は、ここ二週間ほど、連日ワイドショーはじめ過剰なほどの報道がなされている、同じモンゴル出身の貴ノ岩に対する日馬富士の暴行事件を取り上げます。まだ警察の事情聴取、相撲協会の面談がなされている最中の昨日、引退会見がなされましたが、命理学と風水学の観点から考察してみましょう。
 先ずは命理学の観点から・・・
 日馬富士は1984年4月14日生まれの33歳ですが、命式は下記のとおりです。

生年 甲子癸 偏官 正財 胎 
生月 戊辰癸 比肩 正財 冠帯
生日 戊寅丙     偏印 長生
生時 不明
空亡(天中殺) 申酉
格局 正財格
調候用神 火と金

大運
 0歳〜 7歳 戊辰 比肩 冠帯
 7歳〜17歳 己巳 劫財 建禄
17歳〜27歳 庚午 食神 帝旺
27歳〜37歳 辛未 傷官 衰
37歳〜47歳 壬申 偏財 病  大運天中殺
47歳〜57歳 癸酉 正財 死  大運天中殺
・・・

歳運
2017年 丁酉 印綬 死 天中殺

解説
 日馬富士は正財格で、生真面目でコツコツ努力型の性格の持ち主です。こうした性格なのに、今回のような暴行事件を引き起こすには、アルコールの影響もあったてしょうが、相手の貴ノ岩側に、逆鱗に触れる言動がきっとあったのではないでしょうか。
 日馬富士は16歳で祖国モンゴルを離れ、伊勢ケ濱部屋に入門しましたが、体重は90kgにも満たない軽量力士でした。2001年に初土俵、2004年に新入幕、2008年に大関昇進、そして28歳となる2012年に横綱昇進と、体重を増やしながらコツコツと努力して11年をかけ、見事最上位まで上り詰めたのです。
 大運が切り替わる節目の17歳前後で祖国を離れて入門し初土俵、同じく節目の27歳を迎えてすぐに横綱昇進と、見事に転換期を飛躍期にしていることがわかります。そして7歳から37歳までの30年間は、十二運が建禄、帝旺、衰と旺運にあり、大運地支も巳午未の南方火運にあって調候され、17歳から37歳の20年間は金性の庚辛が巡り、天地ともに調候されています。努力次第で青年期に功名を得る宿命ということですが、見事に大輪の花を咲かせたと言えるでしょう。
 37歳から57歳までの20年間は、大運地支として申酉が巡る大運天中殺期です。これについては、風水学的な観点での考察のあとに取り上げたいと思います。
 歳運を見ると、昨年今年と空亡(天中殺)の二年間にあります。歳運の天中殺期間というものは、物事が実体化しない期間で、良かれと思って行っても、思ったような結果や反応が返ってこない期間なのです。そして傷官運の大運期間にあるため、人間関係での天中殺現象が起こりやすいのです。ましてや相性の良くない相手とは、よくよく注意が必要だったのです。
 相手の貴ノ岩は、1990年2月26日生まれの27歳ですが、命式は次のとおりです。
生年 庚午丁 偏印 正財 胎
生月 戊寅甲 偏官 食神 病 
生日 壬戌戊     偏官 冠帯
生時 不明
格局 三合正財格
(他は省略)
 日馬富士との生年月日の干支関係は、生年同士が甲子×庚午、日馬富士の生月と貴ノ岩の生日が戊辰×壬戌で、ふたつも天戦地冲関係があるのです!さらに生日干は戊×壬で、相性はよくありません!
 事件はモンゴル力士の会における宴席で起こったようですが、白鵬が話をしているときの貴ノ岩の態度に立腹し、おそらく最初は言葉で注意をしたのでしょうが、それに対する貴ノ岩の言動が、生真面目な正財格である日馬富士の逆鱗に触れ、暴行に至ったのではないでしょうか。

 以上、命理学の観点から見ると、
・傷官運の大運期での歳運天中殺期間
・貴ノ岩との相性の悪さ
という二点が、今回の事件の要因としてあげることができます。実は大運天中殺期間に入る5年前であったということも鍵になるのですが、後述させていただきます。
 
 しかし宿命的な要因だけでは、今回のような大事件が起こった要因としては足りません。長年中国五術に携わる中、宿命的要因と環境的すなわち風水的要因が重なることにより、物事の吉凶が現象化するのだと実感させられてきました。

 それでは風水学的な観点から考察してみましょう。
 下画像は、日馬富士が所属する伊勢ヶ濱部屋を中心としたgoogle衛星画像に、方位盤や文字等を入れて加工したものです。

伊勢ヶ濱部屋周辺風水方位画像


第8運 卯山酉向 伊勢ヶ濱部屋は東京都江東区毛利にありますが、2009年に近代的な伊勢ヶ濱ビルとして新築されました。
 三元九運は第8運、坐向は卯山酉向で、玄空宅運盤は右図です。坐となる東には高層ビルがデンと構え、しっかりと坐を守護しています。氣口である玄関には最旺の8(八白)が進入しており、新築後、横綱と大関(照ノ富士)が一名ずつ、他に関取4名を生み出し、最盛期を迎えていました。
 しかし今年2017年丁酉年は、坐である東に歳破と三煞が回座しており、重要行事や改築、動土はタブーの一年で、犯すと災厄を招くため、要注意の一年です。そうした行事を行っていないとしても、相撲部屋の場合は、大きな力士が四股を踏むたびに地面に震動が走り、鉄砲で柱を手で突くたびに建物に震動が走るため、歳破と三煞を刺激するのです。ですから今年は、本場所はもちろん、稽古時、そしてふだんの生活においても、言動に細心の注意を払い、決して感情的にならないように自戒して過ごすべき一年だったのです。
 傷官運の大運期と歳運天中殺期にあったという命理学的要因に、歳破と三煞という風水学的要因が相俟って、日本国内はもちろん、世界を騒がせた暴行事件になってしまったわけです。
 
 さて、命理学での考察にて、後述すると約束した大運天中殺について、最後にとりあげます。
 大運天中殺期間は、それまでの宿命的な人生の枠組が取り除かれ、それまでの人生が嘘のように開運発福する人もいれば、逆にそれまであった地位名誉財産を失ってしまう人もいるという、ドラマチックな期間なのです。前者になるか後者になるかは、大運天中殺に入る前の5年間で決まるとされ、くしくも今年33歳の日馬富士は、その5年間に入ったばかりのときでした。この5年間は、自分から買ってでも苦労しなさい!さすれば大運天中殺期には、試練の後の大いなる恵みあり!!とされているのです。
 日馬富士の場合は、残念ながら己が望まない早期引退という結果を招いてしまいましたが、この不名誉なる引退を糧として悔い改めることができれば、もともと真摯で生真面目な方ですから、いばらの道であっても甘受して過ごすことができれば、37歳からの十数年は、開運発福するでしょう。おそらく、相撲界ではなく、商人として、あるいはモンゴルに帰国後、政治家として、活躍されるかもしれません。ぜひそうあるよう祈ります。
 一方被害者である貴ノ岩関はまだまだ若く将来のある力士ですので、自分にも非があったことを悔い改め、人格的にも成長して、大関を目指して頑張ってほしいと思います。
 今回の事件を通して、雨降って地が固まり、精神文化の面でも、世界に誇れる日本の国技となるよう、祈るものです。

追伸)
 風水を本格的に学びたい方へ
 当方が実践にて使用している三元玄空風水をマスターするためには、易学の知識を要します。
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tenshin555555 at 19:11|PermalinkComments(0) 四柱推命学・算命学 | 風水学