June 02, 2015

〜活発化している火山活動と地震を風水学的に考察〜

 5月はウメサンの怠慢で、結局1件も投稿しませんでした。2005年よりブログ投稿を始めて丸十年、ひと月無投稿というのは初めてのことでした^^;
 通常の鑑定と講座の業務に、3月決算の法人ではどこもそうだったと思いますが、ウメサンの法人も3月決算ゆえ、5月末までに消費税や法人税納付、決算書作成のための税理士先生との会計業務や、命理学書の執筆等が加わり、ブログ投稿への意識が薄らいでしまいました。反省して、また今月から、ひと月に最低2投稿はしていきたいと決意新たとしております。
 さて一か月ぶりとなる投稿は、2011年の東日本大震災以降日本列島で多発する地震(ほとんどは余震)と火山噴火に関して、風水師の立場から考察したいと思います。実はこの記事は、5/30に投稿したいと思っていましたが、過去の地震、火山噴火を調べ、風水理論との付き合わせに時間を費やし、本日になってしまいました^^;言い訳はこのくらいにしまして、本論に入ります。
 5/29には、口永良部島の新岳が、上空9000mまで噴煙が上がるほどの爆発的噴火を起こしましたが、ここ2年あまりの間に、西ノ島、霧島山の新燃岳、桜島の噴火、御嶽山の水蒸気爆発、浅間山、蔵王山、箱根山等の火山活動が活発化しています。
 5/30の東京新聞朝刊には、次のような記事がありました。

・・・火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣・東京大名誉教授は「東日本大震災の影響で日本の火山活動が活発化している可能性も考えられる」と話す。世界的にも、スマトラ沖地震(2004年)では、数年以内にタラン火山(インドネシア)とバレン島(インド)、ムラピ火山(インドネシア)などが噴火。1960年のチリ地震では二日後にプジェウエ火山(チリ)が噴火した。・・・(一部を抜粋)
さらに次のような興味深い、しかし不安感を抱かせる記事が続いていました。

・・・ 「むしろ日本全体の地下の動きが活発な時期に入り、火山噴火も東日本大震災もその現れだという可能性もある。貞観(じょうがん)地震(869年)の前後に似ている」と藤井氏は分析する。
 貞観地震の五年前には富士山と阿蘇山が噴火し、九年後に関東で大地震が起こるなど、二十年あまりの間に全国で大地震や噴火が相次いで起きている。「震災の影響なら数年たてば落ち着く。全体的な活発化ならまだ数十年は注意が必要だろう」という。
 一方、九州の火山に詳しい石原和弘・京都大名誉教授は「口永良部島は2000年ごろから噴火してもおかしくない時期に入ってきていた」と指摘する。「桜島も阿蘇山も2011年に噴火した新燃岳(しんもえだけ)も、噴火のエネルギーがたまる時期だった。共通した理由があるわけではない」という意見だ。・・・(一部を抜粋)
 また、「M9巨大地震から4年以内に大噴火 過去の確率は7分の6」と題して、NEWSポストセブン3月9日(月)号では、次のような記事がありました。
 
 巨大地震と火山の噴火に密接な関係があることは、世界の地震学者や火山学者の共通認識となっている。地震学者の島村英紀・武蔵野学院大学特任教授がいう。
「1950年以降、M9クラスの地震は世界で7回起きている。そのうち6つの地震では4年以内に近隣の複数の火山が噴火しました。この“4年”という節目が研究者の間で話題になっています」
 具体的に見てみよう。1952年11月4日のカムチャツカ地震(M9.0)では、翌5日にカルピンスキ山が大噴火を起こし、その後、周辺の2つの火山が11月12日、12月5日とたて続けに噴火。2年後の1954年8月にも1つの火山が噴火し、さらに1955年10月には、それまで1000年近く活動がなかったベズイミアニ山が大噴火を起こし、噴火活動は1957年3月まで続いた。1957年3月のアリューシャン地震(M9.1)では、ヴィゼヴェドフ山が2日後に、オクモク山が1年半後に噴火した。続く1960年5月のチリ地震(M9.5)、1964年3月のアラスカ地震M9.2)、2004年のスマトラ地震(M9.1)、2010年のチリ中部地震(M8.8)でも、同様に4年以内に周辺の火山が噴火した。過去には6回中6回、100%の確率で「巨大地震後の大噴火」が起きている。
 今のところ唯一の例外が東日本大震災なのである。震災後の噴火としては昨年9月、63人の死者・行方不明者を出した御嶽山が挙げられるが、高橋学・立命館大学歴史都市防災研究所教授は「これはカウントすべきではない」という。「御嶽山の噴火は、紅葉のハイシーズンでしかも土曜日の昼間にあたり、観光客が多かったせいで被害が大きくなったが、噴火の規模は小さく、『VEI2』の水蒸気爆発にすぎない」
 VEI(火山爆発指数)とは噴火の規模を示す国際的な指標で、噴火活動による噴出物の量によって0〜8までレベル分けされ、数字が大きいほど噴出量が多いことを示す。VEI2だった御嶽山の噴火は東日本大震災に連動したものとしては小さすぎるというのだ。過去の6地震では、VEI3〜5の噴火が起きている。

 この記事は、口永良部島新岳の爆発的噴火の起こる前の3/9のもので、口永良部島新岳の爆発的噴火のVEI(火山爆発指数)は、まだ公表されていませんが、一説には6とも7とも言われており、かなりの規模の爆発であったと言えます。大震災との関連性に対する科学的証明は難しいとしても、噴火の事実としては、過去6回と同じく、大震災の約4年間に火山噴火があるという経験的な法則性に適合すると言わざるを得ません。
 8年前に投稿した記事、干支暦からみる地震史でも記しましたが、五黄の年に大変大きな震災はじめ天災や人災が多いと感じます。もちろん九年に一度だけ巡る五黄年だけに限らず、震災はじめ天災、人災は起こっていますが、拙者が調査した限りでは、五黄年は被害の度合いが大きいものが多いのです。
 さて、年運よりも大きなスパンの周期性も、玄空派の風水では用います。玄空派も数派あり、また風水先生によっても独自性がありますが、20年毎の三元九運(下表)を用いることがほとんどです。
 20年というスパンの根拠は、木星と土星の周期にありますが、下記に拙著「陽宅風水術実用大全」の本文より抜粋して説明します。

 ・・・次に九運に関してである。九運は前述した一白〜九紫の九星が、各々20年周期で運気を司どる。三元九運における最小サイクル単位の20年の根拠は何なのか?
 太陽系の惑星のうち、水星、金星、地球、火星は内惑星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星(※)は外惑星と呼んでいる。
 外惑星のうち、地球に最も近い軌道で回っているのが木星、その木星の外側を回っているのが土星である。そしてこの2つの惑星は、太陽系の中でも一際巨大で、木星の直径は地球の11倍、土星は9,5倍もある。中国天文地理では木星は歳星と呼ばれ、約12年(11,86年)かけて太陽の周りを一周している。これは十二支による暦の原理となっている。
 一方土星は鎮星や填星(てんせい)と呼ばれ、国の栄枯盛衰を左右する星とされてきた。この土星は太陽の周りを約30年(29,46年)かけて一周している。
地球軌道に近い軌道で回るこの2つの巨大惑星は、約20年毎に会合することになり、この会合周期が「三元九運」の最小単位20年とされている。
※9惑星・・・2006年の国際天文学連合総会で、冥王星は太陽系惑星から除外されたが、天文地理術上は重要な惑星ゆえ、本テキストでは冥王星も入れて数えている。

三元九運表


 上記三元九運のほか、五黄運となる五運を除いた両元八運(下表)を用いる流派もある。

両元八運表


 ウメサンが属する三元玄空地理においては、三元九運を天運、両元八運を地運として、前記は主に陽宅、後者は主に陰宅にて用います。

 日本国内外で起こった巨大地震や被害の大きかった地震、爆発性の大きい火山噴火、被害が甚大だった火山災害を調べてわかったことは、三元九運における五運、両元八運における三運と八運で多く発生していることです!
 先ず五運(1764年〜1783年、1944年〜1964年)から列挙します。
(なお前後1年は算入しています。また地震はM8以上か被害甚大なもの、火山に関しては、昔の記録は定かでなく、19世紀以降のものです。)
 前述した貞観地震(869年)はじめ、18世紀以降では有史以来日本国内では最大の津波だったとされる八重山地震(1771年)、東南海地震(1944年)、南海地震(1946年)、世界最大級の内陸地震であるインドアッサム地震(1950年)、十勝沖地震(1952年)、カムチャッカ地震(1952年)、M9.5という史上最大級のチリ地震(1960年)、M9.2の世界最大級のアラスカ地震(1964年)
 火山噴火は、ポリネシア・バヌアツのアンブレム山(1951年)、パプアニューギニアのラミントン山(1954年)はじめ、オセアニア諸島やフィリピンにて火山噴火多数

 次に両元八運の三運(1726年〜1750年、1906年〜1930年)を列挙します。
 M8.5以上と推定されているチリ南部地震(1730年)、M8.5程度と推定されているペルー中西部地震(1746年)、M8.8のコロンビア地震(1906年)、M8.6と推定されている内陸地震最大級の中国海原地震(1920年)、M8.5のチリのアタカマ地震(1922年)、日本では死者不明者十数万に及んだ関東大震災(1923年)
 火山噴火としては、フィリピンのタール山(1911年)、スマトラのマラピ山(1914年)、ジャワ島のケルート山(1919年)はじめ、東南アジア(ほとんどがスマトラ)で多くの噴火が記録、日本では映画「リング」でも取り上げられた伊豆大島(1912年)、桜島(1914年)など

 次に両元八運の八運(1636年〜1656年、1816年〜1836年、1996年〜2016年)を列挙します。
 M8.4以上と推定されるチリ地震(1647年)、M8程度と推定されている中国の天水地震(1654年)、M8.5程度と推定されるチリ中部地震(1822年)、M8.7程度と推定されるスマトラ地震(1833年)、多くの死傷者を出したトルコのイズミット地震(1999年)、数万人の死者を出したインド西部地震(2001年)、死者不明者30万人以上とされているスマトラアンダマン地震(2004年)、死者8600人以上を出したパキスタンのカシミール地震(2005年)、8000人以上の死者を出したネパール地震(2015年)、日本では死者6000人以上の阪神大震災(1995年)、M8の十勝沖地震(2003年)、死者不明者2万人近い東日本大震災(2011年)、M8.5の小笠原沖地震(2015年)
 火山噴火では、インドネシアのタンボラ火山(1815年)はじめインドネシアとフィリピンにて数箇所の火山噴火、このほか特定されていないが他にも地球上どこかで大規模噴火があり、地球上空を多量の火山灰が覆い、歴史上稀有な低温期になったとされている!近年では、インドネシアのムラピ山(2006年、2010年)、シナブン山(2014年)、そして前述した日本における火山活動活発化・・・

 両元八運では、各八運は先天八卦にも適合しており、三運は三碧震だが先天では離、八運は八白艮だが先天では震となり、震は文字通り震動、離は「火」、艮は「山」を表し、地震や火山噴火の象意を持つのです。
 過去の巨大地震を前後して、確かに火山噴火が多く観測されていることと、現在第八運期の末(2016年まで)にあることを考慮しますと、今後の火山活動と地震に対し、かなり注視しなければならないことは確かですね。そして備えあれば憂いなし!防災に対する最大限の防護と準備をすべきですね。取り分け、世界の火山における1割近くが集中する日本列島に住む私たちは・・・!ブログ記事を記しながら、自ら肝に銘じさせられましたm(__)m
  




tenshin555555 at 15:39│Comments(0)TrackBack(0)風水学 

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