April 24, 2017

三元玄空風水(三元玄空地理)術における坐向測定法(前編)

二十四節気の穀雨を過ぎ、いよいよ拙宅近隣の農家では、田畑における農作業が盛んとなってきました。もうじきGWですね。
拙宅近くの農家では、若い人たちはみんな東京はじめ都会へ勤めに出ていて、ほとんどの農家は、老夫婦がせっせと作業をされています。そうした姿を見るにつけ、まだ還暦過ぎたばかりの私も頑張ろう!と、元気をいただいているのですが、日本の農業の将来はどうなるのか、正直心配にもなりますね。

さて今月も下旬となってしまいましたが、今月最初の投稿記事は掲題にあるように、ウメサンが行っている坐向測定法についてです。
他風水先生が出版された玄空飛星における風水書を読まれた方より、ご質問を承ったこともあり、その回答も兼ねての記事としました。
今回の記事内容は奥伝でもあるため、免状講座での口伝にとどめてきましたが、誤解も生じており、いよいよ明文化しても良い時期が来たと感じましたので、今までより少し突っ込んで記したいと思います。
ウメサンが風水鑑定のベースとしているのは、三元玄空地理術(通称玄空無常派)ですが、建物の向き測定法に関して、拙著やHPやブログでは、羅盤を玄関扉に押し当てて測定するとしか説明していません。生者の住空間である陽宅風水は、死者の住まう陰宅に対する理論と技法が応用されており、墓向きを測定するには、実際下画像のように、羅盤を墓碑に押し当てて測定します。なぜそうするかは、風に乗ってくる陽の氣を納める面が墓碑前面だからです。
1 陰宅実習 点穴された墓地の坐向測定

三元玄空地理術では、
風に乗ってくる陽の氣は、いかにして納める(蔵する)かが重要で、これを「納氣する」と言い、
大地を伝播してくる陰の氣は、いかにしてその生氣の上に乗るかが重要で、これを「乗騎する」と言います。
陰宅すなわちお墓における向きは、墓碑の向きで定まりますが、納氣する面である墓碑前面の向きによるのです。その向きを正確に知るには当然、墓碑に羅盤を押し当てて測定するのは自明の理ですね。
地磁場というのは実に不安定で、霊園と言えども場所によっては、1〜2m横に移動しただけでも、磁針の指す磁北は何度か動くことがあり、微妙なのです。こうしたことは、数多く墓地での鑑定をしていないとわからないでしょう。
ですから、墓碑より離れて羅盤測定しても、正確なお墓の向きを知ることはできません!
陰宅と同じで、生者である我々が住まう建物の向きを定めるのも、建物の顔となる面の向きです。建物の顔となる面を専門的には「向首」と言いますが三元玄空地理術では「向首」となる面は、より強い外氣を納める氣口のある面としています。陰宅の向首は墓碑前面ですが、陽宅の向首というのは、より強い外氣を納める氣口がある面で、その氣口は、通常一戸建てなら玄関である場合が多く、マンションであればバルコニー口であることがほとんどです。
死者の住まう部屋(日本ではカロート)が閉鎖される陰宅の場合は、墓碑面全体で陽の氣を受けて納氣するのですが、生者の住まう陽宅の場合は、玄関やはき出し窓を絶えず開閉し出入りします。ですから陽宅の場合は、氣口の面こそ、納氣する面で、この面、要するに玄関線上での地磁場による磁北を基準とした坐向でなければならないとするのです。
とは言え、昔ながらの木造住宅で、さらに玄関枠や扉、戸がスチール製でなければ、玄関の扉や引き戸に羅盤を押し当てての測定結果は、建物から離れての測定数値とほぼ同じことが多いのですが、鉄筋鉄骨造りのマンションやビルはもちろん、一戸建てでも軽量鉄骨造りも多くなり、さらに玄関枠や扉もスチール製の場合、帯磁した建材の影響を受けて、玄関やバルコニー口における地磁場の示す磁北とは、大きく、時には90度以上も針が振れてしまうことも少なくありません。
こうしたケースではどうするのか!?
結論から言いますと、扉や戸を開け放ち、氣口線上で測定するのです。ベストは扉をはずして測定することで、一戸建ての玄関扉であれば、割と手間がかからずはずせますので、そうして測定します。
マンションの場合の鉄扉は、公共物であることもあるし、かなり重く、しっかりと支柱に接続されているため、開け放っての測定となります。
どの玄空飛星派でも、三元九運と24山方位ごとの坐向により、宅運(飛星チャート)が決定します。重要なことは、氣の分布図である宅運とは何かということです。宅運というのは、あくまで、建物表面を含めた屋内における氣の分布です。これに関しては、風水で扱う氣の本質に関わるため、掲題と日を改めて論述したいと思いますが、納氣する面で陽の氣を納めるのですから、この面における地磁場が示す磁北を基準として坐向を定めるべきと、三元玄空地理術では定めているのです。
次回は後編として、具体的にウメサンが羅盤測定した実例をもとに、坐向測定法について記したいと思います。
月内には投稿致しますm(__)m



tenshin555555 at 15:18│Comments(0)TrackBack(0)風水学 | 風水鑑定

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