北朝鮮・金正恩委員長を命理学的に考察2(1984年生まれか1983年生まれか?)厳島(宮島)風水考

May 04, 2018

沖縄の『シーサー』風水考

白色の牡丹 GW真っ只中ですが、ウメサンは通常業務です。3日、4日はたまってしまったデスクワークと畑仕事、5日、6日は4月の実践的風水学を受講できなかった立命塾門人の補講を行います。行楽地にはいきませんが、そこは郊外の良いところ、庭と近隣に咲く花々を見て癒されています。(画像は赤いシャクナゲと白の牡丹)
シャクナゲ








 ウメサンは自宅近辺から動かないですが、このGW期間には、海外はじめ、国内の行楽地へ行かれる方も多いでしょう。ウメサンも子供が幼少の頃は、家族で旅行したものですが、一番の思い出は、沖縄旅行です。二人の子供がまだ中学生でしたが、それ以来、家族みんなでの旅行は、そういえば行ってません。そして、ウメサンとしては風水探訪も兼ねた旅行ということもあり、とても思い出深い家族旅行となっています。
 そこで5月最初の投稿は、沖縄にちなんだ掲題を取り上げました。沖縄の風水と言えば、石敢當とシーサーを思い浮かべる方も多いでしょう。石敢當に関しては、2006年に投稿済み(沖縄石敢當風水考を参照)ですので、今回はシーサーについて記します。

 シーサーのルーツは古代オリエントにあるといわれています。下画像は沖縄の首里城正殿の石高欄上に並ぶシーサー達ですが、その姿からもわかるように、シーサーとは獅子すなわちライオンのことなのです。
首里城正殿の石高欄上で守護するシーサー達

 古代オリエントの人々は、ライオンの姿とその強さに、恐れとともに畏怖心を抱いたのでしょう。だから守護神や魔除けとして獅子像を用いたのではないでしょうか。スフィンクスもそのひとつといえますが、やがてそれはシルクロードを経て中国に入り、唐獅子となり日本にも伝えられたようです。(下画像は、浅草の中華楼玄関を守る獅子一対)
IMG_5687

 日本の狛犬も源流は獅子であることは、その姿を見れば一目瞭然なのですが、獅子像が朝鮮半島ルートから入ってきたのが狛犬のようです。根拠は狛犬は高麗犬が語源であるという説が有力だからです。(下画像は、京都の宇治上神社を守る狛犬一対)
宇治上神社の狛犬一対

 一方、琉球(今日の沖縄)には、十三世紀から十五世紀にかけて中国から直接伝来しました。最初は、首里城の瑞泉門や歓会門にどっしりと鎮座するシーサーのように、王の権威を表したり王を守護する役目を担っていました。当然のことながら王陵にも獅子が描かれています。
 シーサーが風水と関係があることは、琉球の歴史書に記述されている東風平郡富盛村のできごとからあきらかです。歴史書には、度重なる火災に苦しんだ富盛村の人々が、琉球王府の風水師に相談したことが記されています。相談を受けた風水師は、地理を相した(地理地勢を風水的に判断した)うえで、次のような具体的な指示を与えたということです。

風水師 曰く・・・
 我、彼の八重瀬岳を見るに、甚だ火山に係る。
 早く獅子の形を作り、八重瀬岳に向くれば、以って其の災いを防ぐべしと。
 村人皆 其の令に従ひ、獅子石像を勢理城へ蹲坐せしめ、以って八重瀬に向く。
 果たして火災の憂を免るるを得たり。

 (地を相してみたところ、八重瀬岳がヒーザン(火の山)であるために、村に火災が起こる。
 故に早く獅子像を作り、八重瀬岳に向けて置きなさい、そうすれば火災の災いを防ぐことができる。
 村人は風水師の指示に従って獅子像を作り、八重瀬岳に向けて置いた。
 すると、火災の憂いから免れることができた。

冨盛村の石シーサー 度重なる火災に苦しんでいた富盛村の人々が、風水師の指示通りに火の山に向けて置いたシーサー(左画像)の魔力は凄まじく、村は火災の憂いから免れることができたのです。この富盛村のこの衝撃的なできごとは、今まで王都首里に集中していたシーサーが、庶民に広まるきっかけとなったようです。ただ赤い瓦の上に鎮座するようになったのはずいぶん後のことで、最初はマジムン(魔物)の進入を防ぐために村の入り口に置く村落獅子がほとんどでした。






癒し系シーサー 今日では土産物としても人気があり、那覇の国際通りのお店を覗くと、多種多様な姿をした実に個性的なシーサーが所狭しと並べられています。右画像のような、思わず笑ってしまいそうになる癒し系のシーサーや芸術作品ともいうべき見事なもの、殺気、邪気を一瞬ではねかえしてしまうだろうと思われる迫力のあるシーサーなど、見ていて飽きることがありません。(下画像も国際通りで購入したシーサー一対)
沖縄で購入したシーサー一対


 風水の化煞アイテムとしても、獅子一対は重要な役割を果たします。T字路口や袋小路の奥に立地する家宅や、門や玄関が向き合う門冲煞などに生じる煞気の化煞として、かかせない風水アイテムなのです。(下画像は、中国で製造された銅製の獅子一対)
銅製の獅子一対


 こうしてブログ記事を入力していたら、久しぶりにまた沖縄へ行ってみたくなりました。今年で結婚30周年だし、家内と沖縄へ行こうかなあ(^^♪


参考文献;「美ら海の彼方から」(ウメサンの占術朋友である童涼景先生の紀行文)
画像;
首里城と冨盛村のシーサー⇒首里城「甦る琉球王国」(海洋博覧会記念公園管理財団)より転載
その他はウメサン撮影

 

tenshin555555 at 17:07│Comments(0) 風水学 

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