2022年12月15日
流れ星消えても、一粒の麦は
火曜日の午前中のことだ。
わたしの大事な人の、突然の訃報を知らせる連絡があった。
最初は高齢の別の人かと思っていたのだけれど、よく聞いてみたらわたしよりも若い人だった。
若いと言っても頼りになる市会議員さんで、一緒に平和活動なんかもさせてもらっていた。
でも政治家と支持者という関係ではなく、一緒に笑い合う友達だった。
映画に行ったり、食材の交換をしたりもする間柄。
彼女の訃報がまだ新聞等に発表されていないので、SNS等では控えている、というメッセージを同じ地域の県議からもらったので、わたしも口を閉じていた。
ただ、朝祷会(キリスト教の牧師や神父、信徒らが集まって祈る会)では大勢の牧師先生や信徒に、ともに彼女の魂の平安を祈っていただいた。
しかし悲しいのに涙が出ず、ただ受け容れられずにいたのだけれど、きょうになってやっと新聞発表があったという。
慌ててコンビニ等で入手できる限りの新聞を購入した。
小さな活字がわたしの心を納得させ、やっと涙が出てきた。
初めて彼女とのコンタクトがあったのは、4年前にあった地方選挙。
元々以前から投票していた人ではあったけれど、はっきりとした声の正義感あふれる演説を聞いて感激し、持っていたカメラで写真を撮影。
FBで探して差し上げたら、とても喜んでくれたところが始まりだった。
なんに感激したかって、いのちを大切にする人だと感じたからだ。
丁度そのころ、地域猫活動をひとり黙々と行いながら、もうすぐ銀河鉄道に乗っていくであろうジンジンの治療をしていた。
だからそんな話に惹きつけられたのだと思う。
その後、ラウラがうちの子になってからも、この子はシアワセかなとつぶやいたら励ましてくれたりもした。
去年喜んでくれたから、今年もゴム版で彫ったクリスマスカードが渡せないことが悲しくて。
彼女に渡したかった今年のクリスマスカードを見つめている。
今やっと出るようになった涙を舐めてくれるラウラ、きみのことも可愛がってくれたね。
さいごに大きな光を放ち、流れ星のように銀河鉄道の軌道を渡っていったあなた。
あなたが撒いた種を、枯らすことなく芽を出し育てることができるように、見守ってほしい。
わたしの大事な人の、突然の訃報を知らせる連絡があった。
最初は高齢の別の人かと思っていたのだけれど、よく聞いてみたらわたしよりも若い人だった。
若いと言っても頼りになる市会議員さんで、一緒に平和活動なんかもさせてもらっていた。
でも政治家と支持者という関係ではなく、一緒に笑い合う友達だった。
映画に行ったり、食材の交換をしたりもする間柄。
彼女の訃報がまだ新聞等に発表されていないので、SNS等では控えている、というメッセージを同じ地域の県議からもらったので、わたしも口を閉じていた。
ただ、朝祷会(キリスト教の牧師や神父、信徒らが集まって祈る会)では大勢の牧師先生や信徒に、ともに彼女の魂の平安を祈っていただいた。
しかし悲しいのに涙が出ず、ただ受け容れられずにいたのだけれど、きょうになってやっと新聞発表があったという。
慌ててコンビニ等で入手できる限りの新聞を購入した。
小さな活字がわたしの心を納得させ、やっと涙が出てきた。
初めて彼女とのコンタクトがあったのは、4年前にあった地方選挙。
元々以前から投票していた人ではあったけれど、はっきりとした声の正義感あふれる演説を聞いて感激し、持っていたカメラで写真を撮影。
FBで探して差し上げたら、とても喜んでくれたところが始まりだった。
なんに感激したかって、いのちを大切にする人だと感じたからだ。
丁度そのころ、地域猫活動をひとり黙々と行いながら、もうすぐ銀河鉄道に乗っていくであろうジンジンの治療をしていた。
だからそんな話に惹きつけられたのだと思う。
その後、ラウラがうちの子になってからも、この子はシアワセかなとつぶやいたら励ましてくれたりもした。
去年喜んでくれたから、今年もゴム版で彫ったクリスマスカードが渡せないことが悲しくて。
彼女に渡したかった今年のクリスマスカードを見つめている。
今やっと出るようになった涙を舐めてくれるラウラ、きみのことも可愛がってくれたね。
さいごに大きな光を放ち、流れ星のように銀河鉄道の軌道を渡っていったあなた。
あなたが撒いた種を、枯らすことなく芽を出し育てることができるように、見守ってほしい。