八木澤竹芸ブログ -バンブーログ-

竹工芸家・八木澤正と八木澤洋志、八木澤竹芸のブログです。竹工芸の話、日々の話などを掲載していきます。

2011年06月

主観と客観と

主観的に考えて正しい事も、客観的に見ると非常に不自然な形である事は、日常で頻繁に起こる現象です。
主観でしか物を見れない。
主観的な意見しか言えない。
そんな人間にはなりたくないものです。

例えば、日本一高い山である富士山。

富士山

飛行機に乗っている際、あまりに雄大に見えたので記念に撮影した富士山の写真です。
美しいですね。
海岸沿いの入り組み方と、山の大きさとのバランスが見事です。

富士ご来光

こちらは、富士山頂より御来光の瞬間の写真です。
赤と青。
対極にある色彩とのバランス。
光が差し込むことで、日本列島が次第に姿を現わす。
徐々に日本列島へ光が差し込む瞬間。
美しいですね。
(僕は、富士山に登った事がありませんが・・・笑)

外側から見る美しさと、
内側から見る美しさ。
どちらも美しいんですね。

そうかもしれないけれど、そうじゃないかもしれない。」って事と同じです。

主観的にみると、どちらか一方を批判する事になります。
どちらから見ても美しいのだから、どちらから見ても美しいんです。

外側から見ても、内側から見ても、美しい形。
主観的に見ても、客観的に見ても、美しい形。
そういうものを作りたいものです。



八木澤正竹工房展

今月末まで、栃木県益子町共販センター内にて
八木澤正竹工房展を開催させて頂いております。

竹工房展

八木澤正をはじめとして15名により、約150点の作品が出品されています。

IMG_1223

細かく編み込まれた緻密な作品から、大きな作品まで出品されております。

風鈴車

こちらは、風車に風鈴を合わせてみた作品です。
今年の夏の節電に向けて、風鈴と風車で涼しげな気分を味わってみては如何でしょうか。

日時:2011年6月16日〜30日
場所:益子焼窯元共販センター 美術館ギャラリー(本店2Fギャラリー)
   〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子706-2
    Tel.0285-72-4444 Fax.0285-72-0313

焼き物を探して、益子の街の中を時折散策する事が御座います。
会場周辺も良い場所ですので、ぜひ足を運んで下さると嬉しく思います。



最近の走行方法

またしてもプリウスの話題ですみません。
当方のブログにアクセスして下さる方の大きな割合の中に、プリウスの走り方について調べて来て下さっている方々が多数御座いますので、掲載を続けさせて頂きたいと思います。

最近、もしかすると良い走り方なのかも知れないと思って実践している走り方が御座います。
それは、「走行モードを適時切り替える。」という走り方です。
走り始めは「通常モード(点灯なしの状態)」で走り、一定の速度に達したら「エコモード」に切り替えるというものです。
簡単に言いますと、加速は「通常モード」、速度の維持・穏やかな加速・減速は「エコモード」です。
IMG_1215
「通常モード」で走り出して(規制速度を超える場合を除き)時速60kmまであっさり加速させます。
時速60kmに達したら「エコモード」に切り替えます。
この程度のスピードが出ていれば、アクセルの踏み方を微妙に弱める事で、画像の赤四角部分(40ℓ/km以下20ℓ/km以上の間)にメーターを留めるように調整して走行する事が出来ます。
(踏み込む力が弱すぎると、電気走行に切り替わってしまいます。電池が少ない状態なのに電気のみで走り始めてしまったら、アクセルを強めに踏みガソリンを使うように切り替えて走ります。電池が満タンの状態ならば、電気走行で電池を消耗させるのも一案です。)
なぜ「エコモード」に切り替えるかというと、「通常モード」では赤四角部分にメーターを合わせるのが難しいからです。
一定以上のスピードが出ていれば、「通常モード」でも調整可能ですが、一般道を走行中ですと大抵の場合、「通常モード」では相当繊細な踏み加減を要求されてしまいます。
「エコモード」ですと、画像の赤四角部分にメーターを留める事が割合容易に出来ます。
慣れてくれば、「標準モード」でも20ℓ/km以上に調整して走る事が出来ますが、「標準モード」で20ℓ/km以上の辺りを走っている際に「エコモード」へ切り替えると、30ℓ/km程度で走れています。
「エコモード」の方が調整が簡単な上、良い値で走れます。
この走行方法では、スピードが速いほうが燃費良く走る事が出来ます。

また、上り坂は「通常モード」であっさり上りきる。
下り坂は「エコモード」で走る。
緩やかな下り坂を走っている間や、下り坂の後の平坦な道を走っている間は、エコモードなら上記の方法で燃費40〜38ℓ/km程度は維持して走れます。
それと、滑空は「通常モード」で行うべきです。
「エコモード」で滑空を使うより、「通常モード」で滑空した方が「ふわり感」が強いので有利に走れると思います。

この走り方ならば、気軽に20ℓ/km後半を目指せると思います。
その都度モードを切り替えるので、オートマチック車を運転していたとしても、マニュアル車のように操作している感覚が強まり、運転を楽しく感じられると思います。
「面倒臭い」って言ったら、それまでですが・・・笑

徐々に、自分なりの走り方が定まってきましたよ。



先日お伝えさせて頂いて居りますが、
本日より栃木県益子町共販センター内にて
八木澤正竹工房展が開催されております。
興味が御座いましたら、足を運んで下さりますと嬉しく思います。
出品作品数がかなり多いので、お早めに見学して下さりますと目の保養にもなりますし、楽しめると思いますよ。
どうぞ、お待ち致しております。


この走行方法の確認結果
↓ ↓ ↓
こちら


プリウス燃費確認結果
↓ ↓ ↓
こちら


滑空方法
↓ ↓ ↓
こちら


プリウス電気の活用法は、こちら

プリウスの走り方まとめ」は、こちら



 〜みんなの願い〜 

ある小さな女の子に、神様はたずねました。

「何か一つだけ願いを叶えましょう。」

女の子は答えました。

「みんなの願いをかなえて下さい。」


ある人は、大金持ちになる事を願っていました。
ある人は、家が欲しいと願っていました。
ある人は、ある人が消えればいいと願っていました。
ある人は、ある国が滅びればいいと願っていました。
ある人は、大戦争を願っていました。
ある人は、この世が憎いと思っていました。
ある人は、過去に戻りたいと願っていました。
ある人は、未来に行ってみたいと願っていました。
ある人は、時間が止まって、今の幸せな瞬間が続けばいいと願っていました。
ある人には、願いなんて何もありませんでした。

全ての願いが叶えられた時、
この星は、音を立てて崩れ去りました。


この星を滅ぼしたのは、
小さな女の子の純粋な一言。


   「みんなの願いをかなえて下さい。」



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

たとえどんなに幸せを願っても、たくさんの人は、
お金が欲しい、
家が欲しい、
愛が欲しい、
友達が欲しい、
私欲を願うことでしょう。

人の願いは、
自分の願いと同じくらい
大きくて、強いもの。

たとえどんなに平和を願っても、
戦争によって利を得る背景がある以上、
戦争は無くならない。
そういうふうにできていると思います。

だから、
誰かの願いが叶うことなんて
ないのでしょう。


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   それでも僕は、幸せを願います。




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 〜世界の秘密〜 

ある所に、一人の少年がいました。
少年は、何気ない暮らしの中に居りました。
しかし、
ある日その少年は、世界の秘密を知ってしまったのです。

・・・ それは、とても とても 悲しい秘密でした ・・・

ですから、秘密は誰にも話すことなく
心の奥に秘めておくことにしました。

少年は青年になり、
とても楽しい日々を過ごしていました。
秘密は、誰にも話すことなく。

青年は壮年となり、
とても忙しい日々を過ごしていました。
秘密は、忘れる事なく。

壮年は中年となり、
とても充実した日々を送っていました。
秘密は、秘密のままで。

中年は高年となり、
とても平和な日々の中にいました。
毎日、暖炉の前の安楽椅子に腰掛け、
大好きな本を、孫達に ゆっくり ゆっくり 聞かせる日々でした。

やがて老人となり、足が悪くなった為、
寝たきりの日々を過ごすことになりました。

安らかな日々の中で、老人の命が尽きる時、
最後の最後、老人は静かに つぶやきました。


「世界に秘密など、何も無かった・・・」



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そうかも知れないけれど、そうじゃないかも知れない。
いつだって、反対方向の流れを考慮する事は、大切な事だと思います。
そうかも知れないけれど、そうじゃないかも知れませんが。

「ない」ことが事実だとしたら、それは「ある」ことになるのでしょうか。
そうかも知れないけれど、そうじゃないかも知れない。
いつでも、確かに言える事があるとすれば、
それは、
そうかも知れないけれど、そうじゃないかも知れない、と言う事だと思います。


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