来年6月に完全施行される貸し金の総量規制。

年収の3分の1までしか借り入れできなくなります。

現在自転車操業をしている個人の方は早急に手を打つべきです。

私もそうでしたが、自転車を回しているときは永遠に自転車を回して凌ぐしかないと思っていました。

もちろん当時はこの状態をなんとかしないといけないと心の中で思っていました。

でも打開策が見つからず結局このままやっていくしかないなあというあきらめの気持ちでした。


自転車が回せていたのは企業収益が良好だったこと。

また、個人消費が借金で成り立っていたこと。

この2点が理由です。

しかし、現在の企業収益は悪化。

個人消費は減退。

ここで、総量規制です。

負のスパイラルに入ってしまいました。


ここからは私の戯言ですが、


アメリカや日本は景気底入れだ。

出口戦略を考える時期だ。と言われていますがとんでもない。

アメリカの地銀は今年100行破綻しました。

さらに金融機関の決算発表。

アメリカの大手金融機関は2極化しているそうです。

商業銀行系列のバンカメやシティはずたぼろ。

GSやモルガン系は良好。

しかし、このGSやモルガンはもとは投資銀行であり、実際決算を良好にさせた要因は国から借りたお金(直接、間接問わず)でトレード収入利益をありえないほど計上できたからです。


経済の浮沈を占う、設備投資や消費にはほとんどお金は回っていません。

いわば、マネーゲームで儲かったのがアメリカの銀行です。

結局、末端にはお金は行き渡っていかないわけです。

にもかかわらず、アメリカの馬鹿エリート(オバマ筆頭にFRB議長とか)は政府の公的資金投入効果は景気底入れに効果を発揮したからOKなどと表面しかみていません。

悪者になりたくないんですかね。


日本の失われた10年はアメリカでは1~2年で回復できたなどとも言われていますが無理です。

同じ道をアメリカも歩むでしょう。

そんなに簡単に流れを止めることはできません。

経済成長は止まります。

株価はどんどん下がっていくでしょう。

新興国やアメリカや日本の国債はデフォルトしていきます。

銀行の破綻、預金の封鎖、ハイパーインフレ。

1年前までは私もそんなことはありえないと思っていましたが、今の経済状況を見ると可能性はかなり高いのではないかと思います。


もう自転車操業なんかしている場合じゃないんです。

負の資産は早く処理して、純資産をいかに手元においておくかを考えなければなりません。


じゃあ、お前は何をやっているのかですが、私もできることは限られています。


1.金貨の保有

2.500円玉貯金

3.先物取引での売り目線投機

4.資格取得

5.借金しない


いろいろ転びながらですが備えていきます。

あと、アメリカは国内施策は失敗の道を歩んでいくと思いますから、自分が生き残るためならなんでもこれからやってくると思います。

それは対外的に。