防人作家の群像

現代日本の防人(さきもり)、防衛省の骨格を成す自衛官と防衛官僚の著書を読み、紹介します。

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2011年08月

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さらに藤原校長に疑問を持ったのは、情報教育において大東亜戦争など過去の検証が必要になったとき、「インパール作戦」など、彼がかかわった作戦に関する研究を他人にやらせないことだった。 「インパール作戦」の開始日がなぜ英軍に知られていたのか、その検証は「対情報

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この経験から、昭和二十九年、松本重夫三等陸佐は陸上自衛隊調査学校の教官兼研究課員(CIC担当主任)として着任し、本格的な「情報教範」の作成にとりかかった。 昭和三十二年八月十五日に「情報教範」改訂版(249頁)が配布された。作成者は、松本重夫、池田二郎(陸士

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「自衛隊『影の部隊』情報戦秘録」(著者・松本重夫)アスペクト・平成20年12月5日発行・初版・296ページ・1800円(本体)。<松本重夫(まつもと・しげお)プロフィル>大正九年七月二十四日韓国慶尚北道大邱府大和町生まれ。父・松本誠一(事業家)、母・ヌイ

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そのときに、図上演習中の学生群に混じって一人の中年の男が、顔見知りの佐藤八郎教官(調査学校)の紹介で挨拶に来た。 その男は「平岡公威です」と名乗った。平城一佐はどうも見たような顔だ、とは思ったが、まさか三島由紀夫だとは気付かなかった。 山本一佐も意地悪で

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