君できオフデューティーHOWTO (38)

 こんにちは!!! 林哲平です!!!

 「君にもできる!! 超初心者向けホットウィール簡単改造法」も最終回。

 今回はクリアパーツの部分塗装と、ホイールのドレスアップ塗装、塗装したパーツの組み立て方を中心に解説していきます。

君できオフデューティーHOWTO (39)

 オフデューティーのルーフには固定式のライトが装着されています。

 ここが透明のままなのは違和感があるので、塗り分けてみましょう。

君できオフデューティーHOWTO (40)

 タミヤエナメル塗料のフラットブラックで塗り分けます。




 ホットウィールのクリアパーツはやわかめの素材で成型されており、この素材はラッカー系塗料に弱いんです。

 失敗せずに塗り分けられれば問題ありませんが、うっかり筆が滑って窓ガラスなんかに塗料が突いてしまうと溶剤で拭き取っても表面が曇ってしまいます。

 エナメル塗料だと拭き取っても表面が曇ったりしなかったので、クリアパーツの塗り分けにはエナメル塗料が推奨です。

君できオフデューティーHOWTO (41)

 ライト部にはシャシーの工作編で紹介したハイキューパーツのセンサー用メタリックシールを使用します。



 元々のパーツのライト部は半円状でライトのディテールもあやふやなので塗り分けで再現するのは大変ですが、シールは最初から丸く切り抜かれているので非常に簡単にライトを再現することができます。

君できオフデューティーHOWTO (42)

 ルーフのライトを塗り分けた状態。

 ホットウィールにはルーフにこんな感じのライトを装着しているモデルが多いので、ぜひいろいろ応用してみてください。

君できオフデューティーHOWTO (43)

 オフデューティーはホットウィールのベーシックカーとしては珍しく、ヘッドライトがクリアパーツでとなっています。

 クリアパーツの特性を活かし、よりキラリと輝く実車のようなライトを目指してみましょう。

君できオフデューティーHOWTO (44)

 裏側にラピーテープを貼り付けて光の反射板とします。

 
 ラピーは鏡面状のメタリックテープで、手軽に使えるわりに応用が効きく万能アイテムなんです。

 指紋がつきやすいので、ライトの内側に指紋がつかないように注意しましょう。

君できオフデューティーHOWTO (45)

 はみ出たラピーの不要部分をデザインナイフで切り離します。

 このときライトを傷つけないように注意しましょう。

 ホットウィールのクリアパーツはやわかめの素材なので、気を抜くとスっとナイフの刃が入っちゃうんですよね。

 反射板を内側に入れたライトは完成後も光を反射してキラリと輝き、まるで実車を再現した高級ミニカーのような表現になるんです。

 簡単なので、ライトがクリアパーツのホットウィールを改造するときはぜひラピーで反射板を仕込んでみてください。

 ■ホイールのドレスアップ

君できオフデューティーHOWTO (47)

 オフデューティーは「BLOR(ビーズ・ロック・オフ・ロード)」タイプのホイールを履いています。

 カードのイラストではホイール内側がシルバーとなっていますが、実際のモデルではリムがクロームメッキされているのみ。

 ここは内側をシルバーで塗り分けてよりイラストのイメージに近づけてみましょう。

君できオフデューティーHOWTO (48)

 タミヤエナメルカラーのチタンシルバーで内側を塗り分けます。

 

 タミヤエナメルカラーのシルバーには他にクロームシルバーもありますが、弱冠暗めではあるものの隠蔽力と輝きが抜群なチタンシルバーが超オススメ。

 ちなみにホットウィールのホイールのリム周りに施されているメッキは非常剥がれやすく、ちょっと触っただけでも指の脂質に反応して剥がれてしまうので、作業中も触らないように気をつけましょう。

君できオフデューティーHOWTO (49)

 ホイールの内側をシルバーで塗装した状態。

 カードのイラストの雰囲気にグっと近づきました。

 リムがクロームメッキされているので、見る角度によってはまるでホイール内側全体がクロームメッキされているかのように見え、効果は抜群です。

■シャシーとボディの接着

君できオフデューティーHOWTO (50)

 塗装が終わったら各部のパーツを接着します。

 一般にミニカー改造の最終段階での接着にはニ液混合タイプのエポキシ系接着剤を使うことが多いのですが、エポキシ系接着剤って乾燥時間が長かったり思わぬ部分に垂れてきたりとちょっと使い方が難しいんですよね。

 そこでオススメなのがウェーブの高強度タイプの瞬間接着剤です。

 

 瞬間接着剤としては抜群の接着強度で、ある程度の粘性もあるのでサラサラタイプの瞬間接着剤のように勝手にパーツの隙間に流れ込んでせっかくの作品が台無しに!!! なんてミスも起こりにくいんです。
 
君できオフデューティーHOWTO (51)

 ボディのピンに少量塗り、乾燥する前にボディ・クリアパーツ・インテリア・シャシーを組み立てます。

 高強度タイプの瞬間接着剤はちょっと乾燥時間は長いですが、それでも2~3分すれば完全に硬化するので問題ありません。

 なお、接着の前に一度仮組みしておき、きちんとパーツが元の位置にはまるかチェックしておくと良いでしょう。


 ■ワックスでのメンテナンス

君できオフデューティーHOWTO (52)

 せっかく頑張ってカスタムしたホットウィールですから、いつまでもピカピカの状態で飾っておきたいですよね。

 完成したら表面の保護と光沢促進用にワックスをかけましょう。

 

 ホットウィールへのワックスがけにはタミヤモデリングワックスがオススメ。

 附属の布は使いづらいので、メガネクリーナーなどの不織布を使うとよりキレイに仕上がります。

 不織布にワックスを染み込ませて……

君できオフデューティーHOWTO (53)

 表面で伸ばすようにワックスがけします。

 ワックスで表面を保護することにより表面の光沢がより深くなり、指紋やホコリの付着を防ぐことができます。

 ホットウィールへのワックスがけはリスクが無く、最も効果的なカスタムなので開けたホットウィールにはぜひワックスがけしてください♪

 私はホットウィールを開けた時には必ずワックスがけするようにしています。


■完成!!!

君できオフデューティーHOWTO (2)
君できオフデューティーHOWTO (54)
君できオフデューティーHOWTO (3)
君できオフデューティーHOWTO (55)

 組み立ててワックスがけしたら完成です!!!

 写真が当初の予定以上に増えたので3回に分けましたが、これくらいの作業量ならば工作が苦手な人でも1日あればお釣りがくるんじゃないでしょうか?

 加工前の写真を見較べてもらえばご覧の通り。

 部分塗装で全体の印象がガラリと変わりました。

 ホットウィールのカスタムというとどうしても全て塗装しなおしたり、パテで形状を変えたりするハードなカスタムばかりに目が行きがちですが、ちょっとした色差しだけでもこんなに変わるんです。

 自分でカスタムの敷居を上げず、ぜひ気軽にホットウィールカスタムにチャレンジしてみてくださいね♪

 完成品の詳細写真は私のミニカーブログ『ディスカウントミニカーコレクション』の

 【 Custom Hot Wheels(カスタムホットウィール)】オフ‐デューティー™ 2017‐114/365 HW RESCUE™ 3/10

 にて紹介しているのでぜひ見てください!!!

 
 

君できオフデューティーHOWTO (20)

 こんにちは!!! 林哲平です。

 「君にもできる!! 超初心者向けホットウィール簡単改造法」第二回はシャシーを攻略してみましょう♪

 オフデューティーのシャシーはイエロー成型色のプラスチック製。

 どうしてもダイキャスト製ボディと比べて安っぽく見えちゃうんですよね。

 まあホットウィールはアメリカでは1$で売られているので仕方がないといえば仕方がないんですが……

 カードのイラストを見るとバンパーやシャシーはゴールドになっており、これはぜひとも再現したいもの。

 ここは缶スプレーを使ってサクっとお手軽にゴールド塗装してみましょう♪


 ■ホイールの外し方

君できオフデューティーHOWTO (21)

 ホットウィールのホイールはシャシーに三本のツメのようなピンで固定されています。

 このまま塗装するとホイールまでキンキラキンになってしまうので、ホイールを取り外さなければなりません。

君できオフデューティーHOWTO (22)

 オフデューティーのシャシーはプラスチック製なので、ツメはニッパーでパチン! と切り離せば簡単にホイールを外すことができます。

 これがダイキャストシャシーだとリューターを使わざるをえないので、このあたりもオフデューティーが初心者向けたる所以ですね。

君できオフデューティーHOWTO (23)

 ホイールを取り外した状態。

 さあ早速塗装だ!!! と缶スプレーでプシュ~と行きたいところですが……


 ■プラパーツパッチテスト

君できオフデューティーHOWTO (24)
君できオフデューティーHOWTO (25)

 ホットウィールのプラパーツには、POM素材が使用されていることがあります。

 POMは弾力と強度の高い素材で、ロボット玩具の間接などによく使われているのですが、ポリプロピレンに近い性質からか塗料がまったく乗らず、触っただけでペリペリ剥がれてしまうんです。

 塗装する前にラッカー塗料を完成後目立たない部分に塗ってみて、乾いたらマスキングテープを貼ってペリっと剥がしてみましょう。
 
 これで剥がれちゃうようならそのパーツの塗装は諦めたほうがいいです。

 幸いなことにオフデューティーのシャシーは塗装可能でした♪

君できオフデューティーHOWTO (26)

 缶スプレーを使うときは事前によく振り、20Cmくらいはなしたところから塗料を吹き付けます。

 缶スプレーは塗料が多く吹き出るので一気に発色させようとすると大量の塗料で表面のディテールが埋まってしまいます。

 少し吹いては乾燥、を繰り返すとキレイに塗装することができるのです。

君できオフデューティーHOWTO (27)

 ゴールドで塗装する前に、Mr.カラースプレーのブラックで下地塗装します。



 メタリックカラーの下地にブラックを塗っておくと光の反射率が上がり、より輝きが強くなって仕上がりがまったく違ってくるんです。

君できオフデューティーHOWTO (28)

 ゴールドの缶スプレーでシャシーを塗装した状態。

 カードのイラストのようなゴールドのシャシーを再現することができました。

 塗装にはMr.カラースプレーのゴールドを使用しています。




 輝きのあるゴールドで均一に塗装することができました。

 なお、この後シャシーをエナメル塗料で部分塗装するのですが、タミヤの缶スプレーは塗膜が弱く、エナメル塗料で溶けるので塗りっぱなしでOKなパーツ以外は使わないようにしましょう。

 

 ■フロントを引き締めよう!!

君できオフデューティーHOWTO (29)

 タミヤエナメル塗装のフラットブラックでバンパー奥のフロントグリルを塗り分けます。

 

 面相筆の先のちょんと塗料を乗せ、奥を塗料で埋める感じで塗装すると上手くいきます。

君できオフデューティーHOWTO (30)

 はみ出した部分はエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取ります。

 エナメル塗料はラッカー塗料の塗膜を侵さないので、こういった凹んだ部分の部分塗装には最適なんです。

 タミヤエナメルのフラットブラックは非常に便利な色なので、一本もっておくとホットウィールカスタムライフがガラリと変わってきますよ♪

君できオフデューティーHOWTO (31)

 オフデューティーのフロントには大きなライトが装着されています。

 塗装で再現するよりも簡単でより本物らしく仕上がるのがシールを使ったライト再現法。

 

 ハイキューパーツのセンサー用メタリックシールをライト部に張り込みます。
 
 これは元々ガンプラのビームライフルやモノアイをメタリックで表現するためのシールで、何種類かのサイズに分かれて最初から円形に切り抜かれているスグレモノ。

 何十枚も入っているので、一つあればホットウィールの改造ぐらいなら足りなくなることはありません。

君できオフデューティーHOWTO (32)

 フロントグリル周りの完成状態。

 グリルを塗り分け、ライトを入れると完成度は格段にUPします。

君できオフデューティーHOWTO (33)

 シャシー側面。

 排気口とタイヤハウスの内側をフラットブラックで塗装しておきます。

 タイヤハウスの内側はシャシーの色そのままだと側面からみたときに非常に不自然に見えるので、塗りつぶしておくとグッと実車のような雰囲気に近づきます。

君できオフデューティーHOWTO (34)

 フェンダーとインテリアはブラックのプラパーツで成型さています。

 実車のピックアップトラックなども樹脂製のバンパーやブラックのインテリアを持つ車輌は非常に多く、そのままでも違和感無いのでこの部分は未加工でそのまま使用します。

 無理に改造しなければならない!!! となると後々自分の首を締めることに鳴るので「このパーツはそのままでいいや」とある程度割り切れる心を持つと楽しくカスタムできますよ♪

君できオフデューティーHOWTO (35)

 シャシーに乗せてみると…… 運転席のフロアが抜けておりシャシーのゴールドが丸見えになっています。

 ステアリングを丸く成型するためにフロア部が抜けているわけですね。

 この状態だとどうしても違和感がありますから……

君できオフデューティーHOWTO (36)

 シャシー裏側をフラットブラックで塗装しておきます。

君できオフデューティーHOWTO (37)

 再びインテリアパーツと組み合わせた状態。

 床がブラックになり、違和感も無くなりました。

 次回はいよいよ完成編!!! ホイールの塗装と組み立て方を中心に解説します。

 君にもできる!! 超初心者向けホットウィール簡単改造法「オフデューティー編③  ホイールのドレスアップと各部パーツの接着、完成へ」

 
 

君できオフデューティーHOWTO (1)

 こんにちは!!! もうホットウィール大好きで床転がりまくりな林哲平です。

 ホットウィールを集めだすと、自然と自分なりにホットウィールをいろいろ改造したくなってくるもの。

 なんせホットウィールを販売しているマテル自身が公式にカスタムを推奨しているくらいです。

 さすがカスタムカー文化が根付いたアメリカ産のミニカー、超太っ腹ですよね。

 でも、最初から組み立てることが前提のプラモデルと違い、すでに完成してしまっているミニカーを改造するのはなかなか敷居が高いもの。

 いきなり塗装を剥がしてダイキャストボディ全塗装し直す、なんてのは赤ん坊に100メートルダッシュさせるくらいの無茶なわけで。

 「君にもできる!! 超初心者向けホットウィール改造法」ではプラモデルや工作さえしたことが無い人でもとっつきやすいように、色差しと一部の部分塗装のみでホットウィールのクオリティをグン!!! とアップさせるテクニックを3回にわけてじっくりと解説していきます♪

君できオフデューティーHOWTO (2)
君できオフデューティーHOWTO (3)

 今回制作講座の教材として選んだのはオフデューティー。

 フォードFシリーズやシボレーシルバラード、ダッジラムを彷彿とさせるホットウィールオリジナルデザインのフルサイズピックアップトラックです。

 2014年にベーシックカーとして発売されて以来9色以上のバリエーションが発売されており、トイザらスや西友のホットウィールコーナーで売れ残りとしてぶら下がっている姿を見かけた人も多いはず。

 オフデューティーを初心者向け色差しHOWTOの教材として選んだのはちゃんと理由があります。

 ①入手しやすいホットウィールオリジナルデザインのモデルであること

 これが一番大事です。

 いざ初心者向けに制作法を解説しても、肝心のモデルが手に入らないのでは真似しようがありません。

 ホットウィールのラインナップは実車系とホットウィールオリジナルデザインの謎車系の2つに分かれます。

 実車系はランボルギーニやコルベットなど実車をミニカー化したホットウィールで、非常に人気が高くコレクターが最優先で購入するため、発売日を過ぎるとまず買えません。

 対して謎車は(例外的な人気車種を覗いて)人気が低く、2年くらい前に発売されたものが棚にぶら下がっているのもザラで入手しやすく、仮に工作に失敗したところで心は痛みません。

 ②ダイキャストボディであること

 ホットウィールの謎車はコスト削減のためにボディがプラスチック製のものが非常に多いんです。

 プラボディは成型色がそのままボディの色となるため、どうしても安っぽくチープな印象が拭えないんです。

 どうせ簡単カスタムするなら、見栄えの良いダイキャストボディのホットウィールのほうが同じ手間で完成度の高いものになるので当然そっちがいいですよね。

 ③
 ヘッドライトライトがクリアパーツであること

 ホットウィールは大抵ヘッドライトはボディと一体成型なのですが、少数ですがクリアパーツで再現されているモデルが存在します。

 クリアーというのは塗装では再現できません。

 ヘッドライトがクリアーなだけで完成度がグン!!! と上昇します。

 初心者にとって大事なのは「元々の出来が良いモデルを選ぶ」ということ。

 完成後の出来栄えがいいほうが次へのモチベーションも高まりますから、元々出来が良ければ当然良いものができやすいので、工作テクニック以上に「どんなホットウィールを選ぶのか」が重要になってくるわけです。


■カシメの外し方

君できオフデューティーHOWTO (4)

 ホットウィールのボディは「カシメ」と呼ばれる部分で固定されています。

 これはトミカやマジョレットなど他のミニカーでも多く採用されている方法で、専用の機械を使ってスタンプし、固定軸の先端を広げてボディとシャシーを固定するわけです。

 カシメで固定できればビスを使わなくてもすむので、パーツ点数を減らすためのコストカットという一面もあります。

君できオフデューティーHOWTO (5)

 カシメの外し方は簡単で、ピンバイスでグリグリ掘ってシャシー裏側に出ている出っ張り部分を全て削り落とします。

 オフデューティーはダイキャストボディなのでちょっと大変かもしれませんが、5分もグリグリすれば初めて挑戦する人でも外れているはず。


君できオフデューティーHOWTO (6)

 分解状態。

 ホットウィールのベーシックカーのほとんどはボディ・クリアパーツ・インテリア・シャシーの4パーツ構成となっています。

 シャシーとかこの状態だと重量が減ったぶんコロコロどこまでも走ってゆくので無くさないように透明のジッパー袋などに入れてひとまとめにしておきましょう。

 
 ■ボディの細部塗装

君できオフデューティーHOWTO (7)

 オフデューティーのボディ。
 
 ダイキャストで成型されており、オレンジでペイントされています。

 ダイキャストパーツはそのままだと剥き出しの金属色なので、一部のダイキャスト地仕上げモデル以外はしっかりペイントいるわけです。


 ■エナメル塗料を使ったスミ入れ

君できオフデューティーHOWTO (8)

 トノカバーやドアなど、堀の深いくっきりとしたスジ彫りが各部に彫刻されています。

 このディテールをより際立たせて立体感を強調するためにスミ入れをしてみましょう。

君できオフデューティーHOWTO (10)

 スミ入れの方法は簡単です♪

 タミヤスミ入れ塗料ブラックをディテールに流し込んでいきましょう。

 毛細管現象により、穂先を当てるだけで塗料が隅々まで流れ込んでいきます。

 このとき塗料のはみ出しなどは一切気にする必要はありません。



君できオフデューティーHOWTO (11)

 塗料を流し込んだ状態。

 ディテールにスミは入りましたが、スジ彫りから溢れた塗料がはみ出しています。

君できオフデューティーHOWTO (12)

 はみ出した塗料はタミヤエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取ります。

 タミヤスミ入れ塗料はエナメル系塗料なので、エナメル溶剤で拭き取り可能なんです。

 エナメル溶剤はボディにペイントされているラッカー系塗料とは別系統の塗料なので、下地を侵さず、スジ彫り部分だけをピンポイントで塗装できるんです。

君できオフデューティーHOWTO (13)

 スミ入れした状態。

 スジ彫りにスミが流れ、ディテールをしっかりと際立たせることができました。

 ちなみにエナメル溶剤は使いすぎるとプラスチックに浸透してパーツを破壊する超危険な塗料でもあるんですが、ダイキャストには浸透しないのでそのあたりの心配をしなくていいのも素晴らしいところです。


 ■ラッカー系塗料を使った部分塗装

君できオフデューティーHOWTO (14)

 ホットウィールのベーシックカーはヘッドライトが彩色されていることはままありますが、テールランプはまずペイントされていません。

 テールランプを塗り分けてグレードアップしてみましょう。
 
 使用するのはラッカー系塗料。

 ラッカー系塗料は塗膜が強く、乾燥後は指で触っても剥がれることが無い優れもの。

 今回は入手しやすいMr.カラーのモンザレッドを使用しています。

 

 ラッカー系塗料は塗膜が強く乾燥も早いのが特徴ですが、早すぎる乾燥時間が災いして筆ムラが出やすいのが難点です。

 ラッカー系塗料を筆塗りするときはMr.リターダーマイルドを少量混入してみましょう。




 リターダーはラッカー系塗料用の乾燥遅延剤で、混入すると乾燥時間が長くなり、筆塗りしたときの塗料の伸びが良くなり筆ムラを抑えることができます。

 逆に入れすぎると塗料がいつまでたっても乾燥しなくなるので、容量・用法を守って使いましょう。

君できオフデューティーHOWTO (15)

 面相筆でテールランプを塗り分けます。

 このような小面積の光沢塗装をするときは、ちょっと多めの塗料を筆に乗せ、表面張力で塗り広げるように筆を動かすとキレイに仕上がります。

君できオフデューティーHOWTO (16)

 テールランプを塗り分けた状態。

 自動車のテールランプは大抵レッド。

 ホットウィール謎車のような参考にできる資料の無いモデルはレッドで塗装しておけば問題ありません。

君できオフデューティーHOWTO (17)
君できオフデューティーHOWTO (18)

 ドアノブもぜひ塗り分けたい部分。

 今回はガイアノーツのスターブライトシルバーで塗り分けています。

 


 粒子感の強いギラギラしたシルバーなので、ちょっとした色差しで派手に魅せるには最適な塗料です。

 ドアノブのような小面積をはみ出さないように塗り分けるときは、肘を机に乗せ、息を止めながら作業すると失敗を減らせます。

 自身の無いときは失敗してもいくらでも拭き取り可能なタミヤエナメルカラーのチタンシルバーを使うといいでしょう



君できオフデューティーHOWTO (19)

 スミ入れと部分塗装を施したボディ。

 ディテールが際立ち、格段に完成度がUPしました。

 この作業は別にカシメを外さなくてもできるので、「カシメ外すとか難しそう」という人はぜひボディの色差しだけでもやってみてください。

 次回は缶スプレーを使ったシャシーの塗装、市販のシールを使った ライト再現法を紹介します♪

  君にもできる!! 超初心者向けホットウィール簡単改造法「オフデューティー編② ホイールの取り外しと缶スプレーを使ったシャシー塗装法」

  

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