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 こんにちは!!! 林哲平です!!!

 ホットウィール、カスタムしてますか?

 私はカスタムしたいホットウィールやアイディアが脳から溢れ出る状態でヤバいです!!!

 エグゼクススチームみたいながっつりしたのも作りたいですが、仕事も忙しいし、軽めのヤツでリフレッシュしようと取り出したのが今回のお題、レスキューデューティーです。

 実は息子がこれとまったく同じモデルを持っており、ブリスターを開けてみると意外なくらいカッコよくて「これ、リアルライダー履かせてカスタムしたら超カッコイイんじゃね?」と常々思ってたんです。

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 レスキューデューティーは2013年のベーシックカーとして販売が始まったモデルで、ディーゼルデューティーに始まるオフデューティー、レプロデューティー、ソープラウドなどのデューティー一族の台です。

 デザインはフレーザー・キャンベル氏によりもので消防救急車をモチーフとしており、一見ただの謎車に見えるんですが……

 実は1986年にデビューしたレスキューレンジャーというホットウィールがあり、消防救急コンテナ部分がまったく同じデザインになっているんです。

 なのでリツール版現代風レスキューレンジャーとも言えるんですが……

 レスキューレンジャー自体も30年選手ながら今でも現役で、直近では2016年のベーシックカーとして販売されていました。

 そんなレスキューレンジャーの気になるデザイナーは御大ラリーウッド氏。

 ラリーウッドデザインは強いですね~

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 前置きが長くなりましたが、カシメドリルで外して分解します。

 ホットウィールのカシメはだいたい3.5㎜くらい。

 模型用のピンバイスだとあまりない口径なので、ホームセンターなどで購入しましょう。

 レスキューデューティーはプラボディなのでカシメはプラ製。

 手でグリグリ削り取ればすぐ分解できます。

 カシメの詳しい外し方は私のホットウィール友達であるホットウィールにわかマニア氏が運営するブログ『ホットウィール情報まとめ』

 ホットウィールの車軸が曲がったタイヤを修理。分解する方法のおさらい

 にて非常に詳しい方法がわかりやすく解説してくれているのでぜひ見てください。

 優しくカシメ童貞を卒業できますよ♪

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 レスキューデューティーのボディはプラスチック製。

 ホットウィールのプラボディは強度を保持するために肉厚で、全身に「ヒケ」と呼ばれる凹みや面のうねりがあります。

 今回も以前製作したガゼラGTアルジェント同様にシルバーメタリックで塗装するので、ヒケがそのままだと非常に目立って完成度を大きく下げてしまうんです。

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 400番くらいの紙ヤスリで表面を均して面出しするのですが、問題はこの消防救急コンテナ部分。

 これくらい大きな面積の平面の場合、紙ヤスリを指で持って削ると指の腹の柔らかさのせいで表面にうっすらとした凹凸が残り、メタリック塗装した瞬間メッチャ目立つんです。

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 そんなときには当て木が一番!!!

 当て木って言っても本当に木を当てる必要は無いですよ。

 私はいつも2㎜プラ板に両面テープで紙ヤスリを貼り付けて作業しています。

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 当て木をしたヤスリで表面をヤスります。

 軽くヤスってみると驚くほどパッと見ただけではわからない凹凸があることが確認できます。

 ヒケや歪みは削り込んで消してしまいましょう。

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 平面を削り込み、凹凸をなくしてしっかり面出しした状態。

 これでバッチリ平面が出たので紙ヤスリの番手を上げて仕上げます。

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 400番紙ヤスリで面出ししたら、600番紙ヤスリで表面を均します。

 400番はけっこう荒い番手なのでサーフェイサーを吹いてもキズが埋まりきらないんですよね。

 かといってこの状態で2000番とかまで表面処理しても塗料が剥がれやすくなるので600番くらいがベストでしょうか。

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 Mr.フィニッシングサーフェイサー1500を全身に吹き、一度1200番紙ヤスリで表面を磨いてから再度サーフェイサーを吹いたら下地処理完了です。

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 ガイアカラーのアルティメットブラックを下地に吹き、Exクリアーを混ぜて薄めに溶いたスターブライトシルバーを全身に吹き付けます。

 スターブライトシルバーはギラつく派手なシルバーで、ホットウィールの塗装にはもってこい。

 ガンプラの塗装にも多用してるんで、いつも10本くらい常備してます(笑)

 

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 スミ入れはちょっと工夫してみました。

 シルバーにフラットブラックでスミ入れするだけではくどく単調になりがちなので消防救急コンテナのパネルラインはタミヤエナメルカラーのフラットレッドでスミ入れしてレッドライン風のアクセントとしてみました。

 スミ入れって黒でしなきゃだめだ!!! というわけじゃなくて色の工夫次第でさまざまな表現ができるんです。

 キャビンのルーフ部上に着く小ライトはタミヤエナメルのクリアーオレンジを筆でちょん、と乗せています。

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 写真ではわかりにくいですが、テールランプ部分は下地のシルバーを活かしてタミヤエナメルのクリヤーレッドでスミ入れし、透明パーツ風の仕上げとしてみました。

 ちなみにエナメル塗料は手で触ると落ちるので、塗膜の保護と表面の光沢感増強のためExクリアーを4回に分けて全身に吹き、高級ミニカー風に光沢層でコートしています。

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 お次はシャシー。
 
 ホワイトの成型色ゆえに軽さがいなめないので、重量感のあるカラーリングとしたいところ。

 パーティングラインやヒケがボディ以上に目立つ部分なので、しっかりと表面処理しています。

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 シャシーで気になるのがライト。

 ま、このままで作ってレンズは塗装して仕上げてもいいのですが、それだとつまらない。

 そこで……

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 3.5㎜ドリルで開口。

 この中にレンズをはめ込むわけです。

 樹脂風のマットブラックにするか最後まで迷いましたが、最終的にガイアカラーのスターブライトアイアンで塗装しました。

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 レスキューデューティーはクリアパーツこそ入ってませんが、ライト部が抜けており、内側の部分が見えるようになっています。

 反射板としてハセガワのミラーフィニッシュを張り込んでおき……

 


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 クリアーオレンジで外側を塗ってライトの下準備完成です。

 このあとボディを装着してからUVクリアレジンを流し込めばクリアーなライトの完成です。

 開口した補助ライトにはウェーブのHアイズをクリアーイエローで塗装し、裏側にラピーを貼り付けて反射板を設けたものをはめ込んでキラリと光るライトに。

 


 Hアイズはミニカー用のレンズに使える改造パーツとしては最適のアイテム。

 サイズが何種類かありますが、一通り揃えておくと非常に便利です。

 色付きのものもありますが、クリアーのものを塗装したほうがキレイに仕上がるのでクリアー版が絶対におすすめですよ。

 ホットウィールは廉価ゆえにライト表現が簡素になっていますが、作り込むと効果的なので大変じゃなければライトはクリアパーツに置き換えると仕上がりがまったく違ってきます。

 次回はシャシーとクリアパーツ、他モデルから流用したリアルライダーへ の交換を詳しく解説したいと思います。