2005年10月

2005年10月31日

雑記

そとに吹いている風がだいぶ涼しくなった。
そんな涼しい風は、妙に人恋しくさせる。
あしたは月曜日だ。
けれど、そんな夜更けに睡眠を削ってたくさん努力しているひとがいる。
降ろせない重荷を背負いながら、
歯を食いしばってがんばっている人もいる。

暴力や非行に走ってしまったりする子供たちが
よくいうセリフがあるという。
「親や、先生は心から解りあってくれなかった。」
社会的に「タブー」とされる、暴力や非行に走るこどもたち。
彼らは、
「たるんでる。甘ったれている。」
ということばで片付けられた。
しかし彼らの瞳の奥は真っ黒で透き通っている。
なにか、大切なものを失った瞳をしている。
彼らの瞳から放たれる乾いた恐ろしい眼光と表裏一体で
からからの、からっぽの瞳をしている。
そう、気持ちを態度に表現し、突っ張ってはいるけれど
彼らはほんとうの安らぎの中にいるのだろうか。

そして、もっとかわいそうな人は、
そうした「ツッパリ」で、自己表現できる術をしらず。
自分というコップの中に我慢の水を溜め込んでしまう。
そんな子が増えてきているのではないだろうか。

いい大学をでていなくても、
謙虚で人柄がすぐれている人もみてきた。
強面な人よりも、
表面的に細身でおっとりかよわそうなひとが、
実はとっても底知れず強いことも知った。

人はいろんな生き方があって良いと思う。
日ごろから自分の気持ちに素直に、
表現できる機会がたくさんあっていいと思う。
どこで作られたのかわからない慣習・儀式などの既成概念で覆いつくし、
まわりとちがっているからって、
あたまから否定されることはないと思う。

孤独の気持ちから、笑顔が卑屈になることや、
行動が人と異なることを受け入れる気持ちを持ち、
理解するやさしさがもっと必要だと思う。
そうすれば、人と価値観が異なったり、
非力だとわかった人ですら
ちがった価値をもって受け入れ
自信をつけることができると思う。

いろいろなことを、孤独の中で知るだろうと思う。
それは、人と人の心とをつなぐ、確かなもの。
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2005年10月28日

Reminder

彼は、数年前これまでたまった心の痞えを取り除くため、
川にたくさんの写真を流しに行きました。

楽しい思い出の写真。
悲しい別れの写真。
まるで過去を清算するかのごとく、
いろいろ川に流しました。

それから数年たちました。
まず、川に流したうれしかった思い出は、すぐに忘れてしまいました。
しかし、にんげんは不思議な動物で、
残念だった、悲しかった思い出だけはいつまでも頭から離れませんでした。

けれど、その心が痛くなる思い出は、
目を背けてしまうことに向き合うために、
これから彼が成長し、人と生活しかかわっていくために、
必要で大切なものと心のポケットに押し込みました。
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2005年10月26日

わすれません〜総長杯Ver.


わすれません


去年の10月23日に至るまでの華麗に波乱なる日々を


わすれません


資料作成で脳内酸素を使い果たし、
会議中10分くらい脳がフリーズした日々を
会話が食い違ってコントみたいになっていた日々を


わすれません


会議に毎回用意されるたくさんの紙。
資料作成の紙代だけで、実は5000円のコピーカード3枚も
使っていたことを


わすれません


ため口で返信してきた後輩のメールですら、
敬語で返信していた日々を


わすれません


ビラの「手作りのレセプションも用意しておるので」のフレーズに
あのTight君も20分間笑い転げていた日々を


わすれません


パンフレットの締切前、メーリスを連発し
そのポテンシャルを遺憾なく発揮した日々を


わすれません

わすれません

I won't forget it.

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2005年10月23日

October 23, 20XX

9de2fc20.jpg都会であくせくと働く人たちの休日は
喧騒を避け、郊外で休みをのんびりと過ごす。
普段から郊外に住む僕らは逆で、
にぎやかな場所に繰り出すことが好きだ。

一年前の10月23日は、土曜日だった。
実行委員長として
第一回英語弁論大会の指揮をとっていた。
けれどその日の夕方、新潟沖地震が起こり、
多くの人の自由を奪った。

今日は10月23日。日曜日。
地元のバイト先なかまと、秋の味覚を楽しみに行った。
午前中に、定期テストを控えた学生の補講授業を行い、
その足でカラカラと乾いたさわやかな日本晴れ
「日本」の文化が濃縮された街へ直行する。

煩雑にたちならぶ店舗、魚のにおい、ドスの効いた野太い声が飛び交う喧騒の中は、
人ごみになれてない、
まちの人ごみは、抗体のない僕らを容赦なくのみこむ。
どこから集まってきたかさだかでない人波と
せきたてられるような時間の流れは
僕らが予期した以上に自由と安らぎを奪われるけど。
けれど、なんだろう。

本当か紛いものかしらないけれど、
いままで眠りかけていた何かの活力とか豊かさを蘇らせてくれる。
休みの日に街に出ると、
そんな不思議な気持ちになれる気がする。

一年前の10月23日
人は言葉だけでなく、「行動の積み重ね」でも人にメッセージを伝え、感動させることができることを知った。

一年後の10月23日
人は行動や言葉だけでは、相手に心からわかってもらえないことを知った。些細なことをいい加減にすごしていかないで、確かなものを積み重ねることの大切さを知った。
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2005年10月19日

☆MENMA MAGIC☆

 最近は、ジョイントコンテストの審査員で最近スピーチを聞く機会がたくさんある。
 みんな、スピーチは環境問題、就業問題など堅い内容から、睡眠のはなし、笑顔のはなしなどのあるある大辞典系などさまざま。いまのところ、サッカーのことを熱く語られたスピーチくらいしか、困った内容はないけど、現役時代はあの特ホウ王国特派員もびっくりなスピーチがありやした。
 このスピーチのトピックはラーメン。もう既にお蔵入りとなって姿をあらわさないだろう伝説のラーメンスピーチ。
 この大会は、オーディエンスが0人(レーニン)だったので、語り継ぐ人もあまりいない。
 ラーメンを食べると体に悪いっていうスピーチ彼曰くラーメンの麺は万病のもと、スープは万病のダシだそうだ。そしてのソリューションは、メンマだけを食べよう。みんなが爆笑したのは次の部分。

 「…メンマだけをたべてください。目を閉じてください。ラーメンは毒です。メンマを食べる姿を想像してみてください。ほーら、メンマを噛むだけでラーメンのスープとさらにはちぢれ麺の味をもしてしまう。しかも、メンマしか食べていないので体内には繊維質のみが蓄積していく。ああ、なんてすばらしいのだろう。”☆MEMMA MAGIC☆”あ、目を開けてください…」

 そんなシュールなスピーチが印象に残ってます。まさしくT海大学のHさんとともにお蔵入り。今のところジャッジ泣かせのスピーチには出会っていません。このまま平穏無事で行ってほしいと思います。
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2005年10月17日

The SPRING of Life

Kusunoki

「青春」という言葉は、
口に出して言うとどこか照れくさく、
使い古された言葉だ。
けれど、マッカーサー元帥の部屋に飾っていた「青春」の碑文を読むと、
胸を打つものがあった。

青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。
優れた想像力、逞しき意思、燃える情熱、きょうだを退ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときに初めて老いが来る。
歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失うときに精神はしぼむ。
苦悶や、狐疑や、不安、恐怖、失望、
こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気或る魂をも芥に帰せしめてしまう。
年は70であろうと、16であろうと、その胸中に抱きうるものは何か。
日く脅威の愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、ことに処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。

人は信念とともに若く 
疑惑と共に老いる。

人は自信と共に若く 
恐怖と共に老いる。

希望ある限り若く 
失望とともに老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして威力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。
これら霊感が耐え、悲嘆の白雪が人の心の奥まで覆いつくし、皮肉の厚氷がこれを硬くとざすに至れば、この時にこそ、人は全くに老いて、神の哀れみをこうる他はなくなる。
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2005年10月16日

壁に書かれた文章

b4515769.jpg初めて会う人と話すことや
厳かな格式ばった雰囲気は、
あまり慣れていない。

だから、力を抜いていい場所や、
どこまで気持ちをフランクに崩していいのかわからずに、
生身の気持ちを心の鞘に押し込める。

僕も人見知りが激しいのかもしれない。
けどフィルターをはずして互いに素直な気持ちになれたほうが楽だから、
どうやって素直になれるか、気持ちのやり場をさがしている。
その素振りがその人に誤解を与えてはいないだろうか。

タテ社会では、言葉遣いが重要。
先輩を敬う分にはいい。
尊敬する人、目標にする人はたくさんいる。
けど、先輩方は、僕の近くにいるけれど
その背中はずっと先へ、
ずっと離れているところにいるように思える。

不思議なことに逆の立場になって、
お世辞や愛想笑いをふりまかれると、
遠くのほうにその人の心があるような気がする。

どうすれば、もっと人と人とが心から分かり合うことができるのだろう。
どうすれば、誤解は完全に解けていくのだろう。
どうすれば、心のすれ違いはなくなるのだろう。
tera_bits at 23:36|この記事のURLComments(0)

2005年10月15日

温度調節

ジャケットを着ると熱くて、脱ぐと寒い。この時期は服の調節が以外と難しい〜
去年この時期何着てたのかなって、思い出せなくなる。
秋はだんだん寒くなるから、着重ねしたり服を選ぶ楽しみもでてくるんだけどね!
急に寒くなったり、暑くなったりで対応するのが大変です。
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2005年10月14日

コレステロールを下げるには

めかぶ、もずく、たまねぎが効果的だよ
低コレステロールで具合が悪くなってしまうくらい効果的だそうです!お試しあれ〜
ちなみに、コレステロールを一気にあげるのが卵と明太子です。
ちなみにたくさん食べたりすると皮膚が荒れるって方は、低コレステロール食品がおすすめです
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2005年10月09日

内定式を終えて

ebd43eb9.jpg厳かな雰囲気で行われるのかと思ったら、
まったくそんな堅苦しいものではなく。

秋採用で新たに加わった人も含め、
全国から総合職内定者が
創業者の肖像画が飾られている一室に集った。

内定通知書の交付。
前の列からプリントを配られるようにして受け取った紙切れ。
けどその通知書は、とても重たく、
意味のあるものに感じる。

これまで長い道のりに感じた。
けどこれからは、学生時代とは比にならないほどの、
道を切りひらかなければいけない。

内定式も終わりのほうになってきて、
人事の方が次の年の採用活動のために作られた
パンフレットを高々と掲げる。
一部の学生が個別に呼ばれ、
一部の学生によって作られたそうだ。
パンフレットを作りたかったのに、
呼ばれなかった人たちが残念そうな顔をしていた。
かわいそうだった。

やっと社会人の一員になるんだ。
もう社会人の一員になるんだ。
どんな生活がまっているのだろう。

先のことを案じても、
何も始まらないのに。
内定式を終え、いまはそんな複雑な思いが交錯しています。
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