CDが売れません、自分たちだけじゃなく、周りにいるメジャーの人も、インディーズの人も、アマチュアの人も。

一昨年だったかな、印税が39円振り込まれた時は、もう悲しいとかではなかった。
僕たちが心身を削って作った大切な音楽の対価が39円...
こんなの、笑うことでしか自分を慰められないし、思わず友達に
この印税額はまさにサンキューSEX!とメールしてしまった。

ただ、自分自身を省みても、昔よりCDを買う枚数は激減しているし
時代の流れには抗えないし、新しいやり方を考えて実行するという楽しみもあるから
特に悲観的ではない、まだ何も出来てはいないけど。

そんな時代だから、売る側としては色々と考えていて(今回はアイドル的商法は除外)
先にやられた!と思ったり、そんな手があったかと思ったり、違和感を感じたり。

今回はCDとは違うメディアで販売することに関する、僕の違和感について。

そもそも、音楽を作り録音して何らかのメディアで売る、という行為をしている以上
たくさんの人に聞いて欲しいと願わない人はいないはずである。
俺たちはアングラだから一般人には理解されなくて良いというスタンスの人達だって
たくさんの人に聞かれて評価されれば嬉しいに違いない。違うかな。

というのが僕の考えの根底にあるためか、メディアを制限することに違和感を感じてしまう。
その違和感は次のふたつ。

①配信のみで販売
PCやスマートフォンに疎いお年寄り、現物が欲しい人に届く可能性が減る。

②レコードorカセットテープ+ダウンロードコードで販売
音にこだわるからこそのアナログなりカセットなんだろうけど
アナログやカセットは聞けないという人は特に若者に多いだろうし
やはりこのやり方でも買う人、聞く人を限定してしまうだろう。
さらには、現物を聞けなくても物として欲しいから買う(アナログやカセットに対する物欲はCDより上だと仮定して)
音源はダウンロードで、となると本来の良い音で聞いて欲しいという狙いが無意味になってしまう。

このふたつの販売方法、+CDをつける、というなら分かるんだけど
聞かれる可能性を狭めるメディアでのみで販売することについては
僕個人の考えとしては賛成出来ないなぁ。

次は販売チャネルについても僕の思うことを書こうかな、いつになるか分からないけど。