March 14, 2021

見た直後の印象はさほどでも、時間が経っても中々頭の中から離れない映画はあって、あの頃。という映画ももそういう映画でしたね。私はモーニング娘。のテレビを見て、それをネタにして掲示板にアウトプットして楽しむというスタンスでしたが、この映画の登場人物たちの様な楽しみ方もあったんだろうけど、こういう連中はモー板ではすごく目障りな存在だった。
人と関わらず活動していた自分でも、イベントに沢山いっていると顔見知りになる人はいて、そう言えばあの人は関西人だったな、今頃何しているんだろうとふと思いましたが、今日見に行ったエヴァの完結篇、Qでの迷走から、どうやって終わらすんだという無駄な心配をしていた自分は何だったんだろう。

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February 28, 2021

近くの映画館では上映してないので、少し離れた映画館まで見に行きました。

時代設定が安倍なつみさんの卒業の時期からのスタートなので、私が現場に行っていた時期より後の話でした。私はメロン記念日オンリーなので、モーニング娘。本体に関するイベントにはあまり行ったこともありません。

ですが、こんな題材の映画はもう今後作られることは無いでしょうし、私にとっては映画館に見に行くべき作品だと思いました。映画館に映画を観に行ったのは鬼滅の刃以来か。

モーニング娘。はロックボーカリストオーディションからのストーリーありきだと思っているので、主人公がそのストーリーをすっとばしていきなり松浦亜弥さんのDVDをみて涙してそこからトントン拍子にファンイベントの運営側になるところが、心の狭いオタクの心にはどうしても引っかかります。

何がきっかけで好きになろうが自由なんですけどね。でも、なんであれを踏まえてないくせにそこにいるの?長年活動してるグループならいいんですが、あの時期のモーニング娘。なのに?

原作漫画はエッセイ漫画だそうなので、ストーカーの下りとか、西田尚美の下りとか、大きく話の展開には絡まない短いエピソードが多く、そういう日常の積み重ねが終盤の盛り上がりに繋がっていくのですが、上映時間よりも長く感じてしまいました。

今が一番楽しいのは良かったねという話なのですが、もっとハロプロの曲を使ったり、普遍的でない方向の楽しい話が見たかったです。

あと上映前のキャストの自己紹介映像、あれいる?あれを見た時点でなにこれ?ってかなり冷めたんですけど。


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June 28, 2020

2018年に制作されたものと、1933年より前に制作されたものを除いた米国映画の若草物語は、どれも好きです。主要な映画化作品であるキャサリン・ヘップバーン版、ジューン・アリソン版、ウィノナ・ライダー版はどれも日本で言う忠臣蔵の様な、当時のスターが豪華共演をするお祭り映画的な要素が強く、そういう時代を切り取った様な映画が個人的に好きなので、今回の映画にもそういうお祭り感を期待して楽しみに見に行きました。

結果、そこにあったのはお祭りではなく、日常を生きる人々の姿でした。登場人物たちがちゃんと生きている。過去の映画版では原稿を焼かれてもじゃれてるみたいで本気で喧嘩してるように見えなかったし、前振り無くベスがピアノをプレゼントされたり、結婚までのエイミーの心の動きは殆ど描かれなかった のが不満でしたが、今回は全く文句無し。これまではお祭り映画という観点で、ジューン・アリソン版が最高と思っていましたが、1本の映画作品として見た場合、今作が最も出来がいいと思います。

個人的にすごくいいな、と思ったのは、大人になったエイミーは青っぽい色合いの服を好んで着ているのですが、回想の幼女時代は花柄の可愛らしい服を着ていて、衣装で成長を表現しているところ。日本のアニメ版では、メグは緑、ジョオは赤茶色、ベスはピンク、エイミーは青というようなイメージカラーがありましたが、今回の映画ではそれが踏襲されていました。過去の映画ではなかった要素だと思います。余り衣装を気にして映画を見ることは無いのですが、今回はそこに目が付いたのは衣装のデザインが良かったからなのか。

ジョオがちゃんと一番背が高くてやせっぽちで、ちゃんとジョオでした。過去の傾向だと、エマ・ワトソン的な人をジョオに当てていたと思います。そうしなかった点で、お祭りではなく、本気で若草物語を作ろうというという意思を感じました。映画やアニメを見るたびに原作を読もうと思うんだけど、ここまで来たら一生読まないんだろうな。

teretoumiro at 23:15コメント(2) 

March 16, 2020

往年のスターの最晩年を描いた映画、いわゆる最晩年映画というジャンルの映画は、そのスターの出演作や本やラジオ、ネットで得た情報で作り出された、そのスターに対する自分の中のイメージと、作品を通して感じられるそのスターに対する監督の思い入れや評価、引いては業界内での評価とを比べて、答え合わせをしながら楽しむものだと思っています。

最晩年映画というジャンルには、ジョーン・クロフォードを描いた『親愛なるマミー』、エロール・フリン(←先日アトロク内で放送されたジョン・ウィックシリーズのチャド・スタエルスキ監督インタビューで、アクションを自分でやる俳優として、トム・クルーズと並べて名前が挙げられていた)を描いた『ラスト・スキャンダル』、オリバー・ハーディとスタン・ローレルを描いた『僕たちのラストステージ』などが当てはまります。これらは伝記映画というより、晩年を主に描いてる点が、『ジュディ』と共通していますが、作品によってワイドショー的に落ちぶれた姿を意地悪に描いていたり、愛情たっぷりに愛おしく描いていたり様々ですが、どの作品も大抵エンドロールにモチーフになった俳優たちに対するメッセージや、本人の映像が出てくるものですが、この映画でそれが無かったのはなぜなのか?

レネー・ゼルヴィガーが仕草や歌い方をとても研究していることはよく伝わってきますが、ジュディ・ガーランドの一番の特徴(と私が思っている)歌声ははっきり言って全然似ていないのでそれを観客になるべく気づかせたくないと言うか、とにかく伝記映画というよりレネー・ゼルヴィガーが中心の自己顕示欲の塊の様な映画なので、「似てるとか似てないとか関係ない。私がジュディ・ガーランドだ!」とでも言いたいような、傲慢さを感じる映画でした。ジュディ・ガーランドに対する思い入れで、感じ方が変わる映画だと思います。


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June 03, 2019

最近は超大作映画ばかり見ていましたが、久しぶりに見たいと思う映画を見に行けて嬉しい。すごく久しぶりにパンフレットまで買いました。

チャップリンやキートンと同じ時代のコメディアン、ローレル&ハーディーの晩年を描いた映画です。彼らの日本における知名度や、主演俳優から、日本で上映されただけで、はっきり言って異例のことだと思います。お笑いブームと言われて久しいですが、この映画が流行る素地は無いわけでは無いと思いますが、日本の客は結局美男美女が主演じゃないとお金を払わないからね。


監督が彼らの記録について調べているうち、晩年にイギリスでホールツアーをしたという記録を発見し、そこから制作を始めたという経緯の映画で、米国ではなく、英国で作られた映画です。多分当時の詳細な記録は残っていないのでしょうし、かなりの部分は創作なのでしょうが、それは重要ではなく、全編から感じる彼らへの愛情と、当時の空気感が堪らない映画でした。

冒頭の way out west でのダンスシーンから、彼らの笑いは道化のそれで人を傷つけない優しいもので、見ていて幸せな気持ちになります。もともとチャップリンと同じボードビルの出身のローレルと、脇役専門の巨漢俳優だったハーディを、大プロデューサーのハル・ローチが組ませたのがコンビの始まりだったそうですが、見ているうち、二人の関係性が藤子不二雄先生のようだと思えてきます。だからラストのステージは本当に切ない。


途中、作られるはずだったロビンフッドの映画のワンシーンが流れるシーンで、ロビン・フッド役の人がエロール・フリンにそっくりな気がしたんですが、あれは狙いなのかな?映画のプロデューサーのオフィスの意地悪な受付の人がかわいかった。

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January 05, 2019

新宿TOHOシネマズのIMAXで見てきました。
映画を見て泣くっていうことはこれまで殆ど無かったけど、これは我慢出来ませんでした。優しくて才能もあるけど欠落のある男が転落してしまう話はとても辛い。ラストの回想シーン、あれは反則。
ハッピーエンドの映画だとよかったね。で終わってしまうけど、
こういうラストだと何度も思い返して心に刻み込まれてしまう。

スター誕生の4度目の映画化ですが、ジャネット・ゲイナーの1作目とジュディ・ガーランドの2作目はだいぶ前にDVDで見ていたので、大筋の話は分かっていたのですが、今回の話は主役であるアリーだけじゃなく、転落する夫にも寄り添っていて、それは勿論監督自身が演じているからということもあるんですが、元々傲慢な性格でかつての仲間が離れていってしまうという設定はなくなっているし、難聴という設定を、不可逆なタイムリミットとして新しく付け足しています。この設定がとても良かったと思います。最後に、主人公が部屋を出ていく前に一度呼び止められて振り返るシーンは、過去作でもとても印象的でしたが、今作はそれにもう一つ前振りが加えられているところもいい。


1作目のジャネット・ゲイナー版は総天然色映画ですが、同じくデイビッド・O・セルズニック制作の風と共に去りぬよりも2年前、まだまだフルカラーの映画が珍しかった時代の作品で、影になる部分は真っ黒になってしまっていたり(初期のカラーフィルムは光が当たっていない箇所は真っ黒になってしまう。なので大量な照明が必要だった)、全体的に画面が暗く、風と共に去りぬと見比べると、技術の進歩の度合いがよく分かります。この時代は膨大なお金がかかるため、メジャーな映画会社でも年に2,3本しかカラー映画は制作されなかったらしいので、下手なものは作れなかったはず。歴史に残る大プロデューサーのセルズニック制作なので、他と多少事情は違うかもしれませんが、この1作目の時点からスター誕生は最初から成功を見込まれた大ネタだっただろうということは想像に難くない。この1作目に敬意を評して、3本のリメイクは今作のレディ・ガガを含め、いずれも国際的な文句なしのビッグスターを主演に据えているんじゃないかな。

こういう大ネタは映画館で見る価値があります。できるだけいい環境で。
IMAX方式の上映館は初めてだったけど、混んでてくつろげなかったな。
でも見てよかったと思える映画でした。


teretoumiro at 00:10コメント(0) 

February 26, 2017

ハリウッド黄金時代を題材にしていたり、オマージュを捧げた映画が好きな私は、ポスターを見た瞬間から絶対に見たい!と思っていた映画でした。アステアやケリーが活躍していた頃のミュージカル映画へのリスペクトを色彩、レイアウトなど意識しながら、下手にレトロ感を出している訳でも無く、素敵なポスターでした。



主演はライアン・ゴズリング(ドライブが良かった)と、エマ・ストーン。彼女は個人的にスパイダーマンでのヒロイン役がとても印象的だった女優さんです。目と口が大きく、静止画で見るより動画で見る方が素敵さがよく分かるタイプの女優さんです。



ハリウッド黄金期のミュージカル映画へのオマージュを捧げた…という触れ込みを見ていたので、もしザッツ・エンタテインメント4が制作されて、それに集録されるとしたらどのシーンになるだろう?という視点でどうしても見てしまいましたが、映画の冒頭でそれはいきなり来ます。超長回しで見せ方、仕掛けも圧倒的ですが、このシークエンスには主演の二人は出ていない!



その後季節がwinter→spring→summer→autumそして…起承転結のその後…のような展開の要所要所に明らかな雨に歌えばオマージュなシーンや、あの宙に登っていくのはアステアのあれだよね?と思うような演出が随所に見られ、とても楽しい映画でした。



という一方、私の様な見方で見ている映画ファンはどうしても感じる寂しさがあったと思います。ああ、もうアステアもケリーもいないんだな…卓越したダンサーであり、シンガーでもあり、スターとしての格も高く、映画業界内での地位も高い、文句なしの超スーパースター。



歌は本作主演の二人とも上手いし、ピアノも、ダンスも凄い。でも、『スターが芸達者ぶりを披露した』という以上のレベルではない。比較対象がアステア・ケリーでは誰でもそうなってしまうのは仕方の無いことではあります。

ハリウッド全盛期のミュージカルにオマージュを捧げるって言うなら…と思うところもあります。当時はヘイズ・コードもあり、セックスをにおわせるシーンが描けなかったので、ラストで主人公たちが両思いになって終わり、という展開が普通だったのに、本作ではすでに中盤でそれがある。そして、終わり方がスカッとしたハッピーエンドではい。

毎週のように新作の大作ミュージカル映画が公開され、観客にもミュージカル映画を見るリテラシーがちゃんとあって、それでも観客の予想を毎回超えてきたアステア・ケリーの凄さはあるけど、現代はそういう時代ではないわけで、リテラシーの無い客を相手にこれはそういう映画なんですよと言って思うがまま作った映画がアカデミー賞最多ノミネートなんてされるわけも無く、この映画のバランス感覚は完璧で、監督が天才なのは言うまでも無い。1作でハリウッドの歴史を意識しながら現代的な映画になっているのはすごすぎる。



個人的に好きだった演出は、監督の前作『セッション』の鬼教官だったあの人がいいタイミングで出て来て、一瞬ハラハラさせるところ。分かりやすいけど、楽しくていい。あそこはヒロインの願望のシーンなので切な過ぎるシーンではあるけれど。あと、ヒロインのルームメイトがちゃんと舞台を見に来てたっていうところ。3人とも美人だし、性格もいいところがいい。

楽しい映画をありがとう!エマ・ストーン綺麗だった!


teretoumiro at 00:25コメント(0) 
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