夏休み中、
子ども達と一緒にしばらく実家に滞在していた時、

実父が一枚の暑中見舞いハガキを
私に「ほれ」と言って見せてくれました。


父宛に送られたハガキの
差出人は鹿児島に住む父の従妹。


父と同じ歳の女性で、
60歳の定年退職まで小学校の先生を務めた人。

一度も結婚をしていないので
自身の子どもはいないけれど、
自分の人生は教え子の子ども達からたくさんの幸せをいただいたと言って、

退職後の今は、退職金を投じて
カンボジアに小学校を作る活動をしています。



で、

数年前に妻に先立たれた父は

「アナタどうせ暇なんでしょう!」と、
その従妹のおばさんに引っ張り出され、

過去に何度かカンボジアへ赴き、現地活動の手伝いをしてきました。




私が見た暑中見舞いハガキには、
おばさんがカンボジアで活躍する写真が載っていて、


「てっちゃんも 来年の夏は お孫さんとおいで」と書いてありました。




父が初めてカンボジアでの活動に参加したとき、
長男はまだ保育園に通っていたかなぁ?

いいな、すごいな。
私も小さな子どもがいなければ、
ぜひ参加させてもらうのにな…という私の言葉には
まったく反応しないで、

父はまだ小さい長男・次男に向かって、


「じいちゃんと飛行機に乗れるか?」と聞いていました。




来年、
長男は小学4年生になり、次男は小学3年生になります。
父は70歳になります。




私がおばさんからの暑中見舞いハガキを
「ありがとう」と返すとき、

父は「渡航費用を貯めておけ」と言いました。





私が、父にとっての初めての孫を産んでから
父は孫をとても可愛がってくれているけれど、
オモチャを買ってくれたことは1〜2度くらいしかないし、
近くの公園にすら連れて行ってくれたことはない。

子ども達がじいちゃんに連れて行ってもらえるのは、
家庭菜園をしている畑だけ。。。笑。



けど、

息子達は「行く!」と言うよ。
「じいちゃんとなら大丈夫!」と行っちゃうよ。





男旅だ!





親元を離れて、見る異国の景色はすごいんだろうな。
とても旅行とは言えない旅で、
活動する人たちの姿をどんな風に見るんだろう?
どんな風に言葉の通じない現地の子ども達と触れ合おうとするんだろう?

父は、孫に何を見せたいと思っているんだろう?





あと一年。

費用を貯めておかなきゃ。
そして母として何を教えておこうか。。。