昨日のレースの結果、というかレースっぷりが相当ショックだったので、自分を慰めるため買い物に。

以前から狙っていたブツが10%引きになっていたのでこれは買うしかねぇ、とういうことで。


istDs







*istDSです。
見ての通り、デジカメです。
ええ、『そんなにたくさんカメラがあってどうすんの?』ってよく聞かれますとも。
私は写真が撮りたい、以上にカメラを使いたいのですよ。

なんでDSかというと。
まず、基本的に私はキヤノンユーザー。EOSがメイン。
でも、フィルムでペンタックス・リコーがある。
それもすべてマニュアルシステム。
これをデジタルで活かそうというのがまず一点。
ちなみに*istDだと若干レンズ使用に制限があるのでちと使いにくい。
DS以降が良い。
そして、DS2は背面液晶が大きくなるくらいなのであまり価値無し。
なにせ、私は背面液晶がいらないと断じている人間だし。
いや、あれば使うけどね。

そしてなにより。
このカメラは、私が知る限り、世界最小のデジタル一眼レフである。

え?

と思う方もいるかもしれませんが。
そりゃあ、オリンパスやらパナソニックやらがフォーサーズとかいって出していますし、D40もかなり小さい。
マイクロフォーサーズは一眼レフじゃないので無視しても、世界最小、ってことはないんじゃ?

とお思いでしょうが。
実は、

ペンタプリズム使用のデジタル一眼レフとして、世界最小

ではないかと。

同時期に出ている、*istDLが(DL2含む)ペンタミラー採用。
DSはちゃんとペンタプリズムを使用しているのである。
加えて、確かやたらクロス測距を多用していると記憶。ただし、精度はイマイチだけど。

手ぶれ補正もゴミ取りも無いけど、カメラとしては優秀なんだよ。
以前からずーっと狙っていたのだけど、ボーナスでたし、自転車買うこともなさそうだし、心置きなく買った。2万弱。

レンズ付きとしては安い。
というのも、一切付属品なし。
なんと、レンズキャップもなし。
もしかしたらお店の人がつけ忘れたかもしれないけど。
ストラップも電池もなし。取説なんてあるわけ無い。まあ、いらないし。

とりあえず、ストラップはしばらくキヤノンのあまりで我慢。
電池は後でエネループを買うことにして、しばらく単三アルカリで動作確認やらテスト撮影やらする予定。
メモリカードは、この間買ったEOS-1D用のSDを使用。
気が向いたら専用のSDを買おう。

問題は状態。
私が買ったものとしては珍しく、状態が良くない。まあ、だから安いのだけど。
(と言っても実はフジ○カメラで買った方が遙かに安いのだけど)

傷はたいしたことがないのだけど、ほこりがすごい。
かなりいいかげんな保存をしていたらしい。
そして、掃除もろくすっぽせずにお店も売っているらしい。キ○ムラね。

外装の細かい部分に入ったほこりを綿棒でとり、液晶に張られた傷だらけの保護シートを引っぺがす。レンズキャップは後で考えよう。52mmなんて小さなレンズキャップは余っていない。

お店の人に、「CCDのほこりはチェックしていますか?」と聞いてみたら、

「実はウチで買い取ったものじゃないので分からない。ウチに来てからはチェックしていない」

という、大変立派な回答が返ってきた。
実に堂々とした中古販売店だ。
こんな素晴らしい台詞を堂々と言えるのは珍しい。

CCDのほこりは覚悟の上でとりあえず買った。

で、帰宅してチェック。

案の定、何カ所かほこり発見。
F8まで絞り込んで見え始めるので大したことはないのだけど、マニュアルフォーカスのレンズをつけて、絞ってパンフォーカスで使う可能性が高いのでできればほこりはない方がいい。

というわけで、ほこり除去トライ。

1回目で画面下にあったほこりが消えた。
よしよし。

しかし、右上に残っている。
これはF16あたりで見え方がはっきりしてくる。
F11でも見える。

2回目のトライ。
ちなみに、1回のトライでブロア10回。下手をすると被害拡大の恐れもあるのでやり過ぎない。

2回目のトライでも消えず。
これは無理と判断。

まあ、F11でもほとんど見えないからいいか。
F16は恐らく実用上ほとんど使用しない。

そんなわけで、思ったよりはほこりの被害は小さかった。


さあて、買っちゃったぞ*ist。
この1年ほどずっと考えていて、探していたんだ。
どうすっかね、EOS10Dの扱い。
完全にお散歩カメラの役割を取られたから10Dの使い道がないぞ?