予告通りのタイトル・・・。

ええ、ダメでしたとも(ノд・。)

だけども私は諦めない。
きっと厚底カーボン履いて、「えー、まだソーティ履いてるの〜」って周りの視線から逃れるんだ!

まあ、大会ないけど(-_-)

さあ、今回は、遂に登場したアシックスのエリート向け厚底高反発カーボンシューズ。

メタスピードエッジ





メタスピードエッジ。
スカイではない方。

ご存じの通り、メタスピードはエッジとスカイの2本立て。
走りのタイプをピッチ型とストライド型に分けてシューズも2つ用意している。

メタレーサーはトップエリート向けというシューズではなかったし、元々あったソーティはグローバル展開していなかった。
ので、メタスピードはアシックス初のグローバルトップエリート向けシューズとして登場。

テストは欧米が多かったようで、オリンピック、特に男子ではナイキに次いで多く見られた印象だ。

通常は、メタスピードスカイを選択することになり、ヴェイパーフライに相当するのもスカイの方。
ピッチ型としているエッジは、スカイをベースにカスタムしたタイプとみた方が自然。
もっとぶっちゃけて、穿った悪い見方をすると、

メタスピードスカイはヴェイパーフライのコピーで、
メタスピードエッジは2番煎じを誤魔化すために出してきた。


・・・ように見える( ̄ー ̄;)

ただ、コピー商品だとしても、今まで他社のコピー商品がなかなか本家(ヴェイパー)を越えないので結局ヴェイパーが市場独占という状態の中、「スポンサーの都合」というものを抜きにしてメタスピードを選ぶ選手が現れたというのは大きい。
いや、アシックスも欧米のトップランナーのシェアはだいぶ狙っているみたいなので、単にサポート選手が増えただけなのかもしれないが。

さておき、まず、シューズを見てみる。
チラチラとスカイとエッジの違いも話ながら。スカイ持ってないけど。

メタスピードの特徴は、2つ。
ひとつはカーボンプレートを高反発の為に配置。
二つ目は、フライトフォームブラストターボ(長いので以降はFFBTに略)をミッドソールに採用。
この二つが初登場。それ以外はアシックスの既存技術。

カーボンプレートの形状は、踵から中足にかけて下っていって、つま先の途中から上っていく。
以前からここで書いている通り、プレートが路面に対して角度を持ってないと前方向に反発力を向けることができないので、踵で得た位置エネルギーを前方向にするには下に傾くプレートが必要になる。
つま先からは、屈曲の代わりに反り上がらないと蹴り出しがうまくできない。
この反り上がりを変えているのがエッジとスカイの差となる。
ここの詳細は、後述。

余談だけど、ネット(厳密にはTwi○ter)を調べていくと各シューズのプレートの配置が書かれた画像を見つけた。
が。

私は全然信用していない。

現物をぶった切った画像か、メーカーが直に紹介したイラストなら問題無いのだが、私はTwi○terの情報なんぞ信頼しない。
というのも、メタレーサーのプレート位置が、触った感触と全く異なる。
メタレーサーの現物はアウトソールの真下が固くて、叩いてもコンコンとプレートがある感触があるが、イラストではミッドソール中央に埋まっている。
更に、イラストではヴェイパーのような形状をしているのだが・・・・止めておこう。
誰か、メタレーサーを切ってみてください。
私のはまだ使うので切る余裕は無いです。

材料のFFBTの方だが、ズームXに対抗しうる軽量性。
この手の厚底シューズは、ともかく軽量でないとそもそも厚底にできない。
もちろん、反発もアイデンティティになっているので必要なのだが、他社がナイキのマネをうまくできないのはこの軽量性のような気がする。
ミッドソール材は軽量にする分には簡単で、チッ素など気体の含有率を上げて密度を下げれば軽くなるのだが、今度は反発が失われてしまう。
気体の含有率を上げつつ反発(剛性と言い変えてもいい)を維持できていたのがズームXで、各社なかなか対抗できない中でアシックスが真っ向から対応できる素材を用意してきたという印象。

まだ少ししかメタスピードを使っていないが、耐久性も悪くない印象。
ペガサスターボを使っていたとき、50kmほどでズームXのヘタリを感じたときには絶望を覚えたものだが、それよりは良さそう(^_^;

メタスピードエッジサイド




横から見た感じだと、まあ、今時らしい厚底。
つま先の反り上がりが特徴的なのがエッジ。
ガイドソールに近い。
が、ガイドソールではないらしい。ニアガイドソール。

反り上がりがもっと前でほとんど指のところだけ反っているのがスカイで、それよりも中足寄りの親指付け根母指球くらいから反り上がっているのがエッジ。
ちなみにガイドソールだともっと後ろから反っていて、中足部付近から反り上がる。
外からの見た目だけではなく、プレートの形状そのものもそれに合わせて変わっているらしい。

他にエッジとスカイの差としては、
・エッジの方が薄い。
・エッジの方がドロップが大きい。
という差がある。

この辺の形状的な情報はいくらでもネットに転がっているので、ここで字数を使うのはやめて、ここでは「どうしてそうなっているのか」を追求したい。そこはまとめて後述。

メタスピードエッジアウトソール




アウトソールはアシックスグリップ。
未だウェットグリップとの差はわからないのだが、性能としては同等という印象。
どうもアシックスグリップの方はトレイル出身のようなので耐久性とかあるのかもしれない。
個人的にはウェットグリップと同じくらいにいい材料で、グリップに対して不満はない。
耐摩耗性も、こうゆう屈曲しないシューズはそもそも減りにくいのだが、今のところ問題なし。
少なくとも、ソーティのデュオソールよりは良い。

見ての通り、踵の後ろから着地する構造になっていないのはメタレーサーと同じ。
実際履いてみると、つま先と踵先端以外はフラットで、つま先を立てて踵から着地すると体重移動がしにくい。
踵の外側からフラット気味に着地しないと走りにくい様なシューズで、まあ、端的にレーシングシューズの構造。
厚底ではあるが、正直ジョグに向かない。素直にレースペースで走る専用にするのがいい。

メタレーサーと違い、排水を意識するような溝は無し。
屈曲しないので屈曲溝はないが、グリップを意識した溝がある。
抜き穴は軽量化のためだと思われるが、グリップにも寄与しているかもしれない。
あまりにシンプルで、アウトソールについてはこれ以上書くことがない( ̄∇ ̄)

ミッドソールには安定性を高める工夫が見て取れる。
ミッドソールは路面に向かって面積が広がって安定性を高める構造になっているのだが、途中からまた狭くなっていく。
ミッドソールの幅そのものは広いのだが、接地面積はまた狭くなるというめんどくさい形状をしている。

カーボンプレートも踵側の面積が意外と広いのかもしれない。
プレートに安定性を高める役割を明確に持たせているようで、不安定さはあまり感じない。

アッパーについては、エッジとスカイで共通の模様。
というか、そもそもRP5、メタレーサーとほぼ同一コンセプト。
未だにあの斜め溝の構造だと通気性が良いとなる理屈がよく分からないが。。。
まあ、ここで改めて言う事は少ないが、メタレーサー以上に薄いアッパーになっていて、かなり重量は気にしているようだ。


さて、ここまでシューズの構造の話。
ここからは、なんでこの構造になっているかを考えていこう。

まず、メタスピードをスカイとエッジに分ける理由となった「ストライド型」「ピッチ型」とはなんぞだ、から考えてみる。
そもそも、ピッチの多い少ないで走りをストライド走法とかピッチ走法とか分けるのは意味がないと思っていたのだが、アシックスは違う視点で分けてくれた。

この辺の解説は、アシックスのニュースリリースを持ってきた方が早そう。
リンク切れ対策で画像にしておいた。

スクリーンショット 2021-08-16 9.13.20





私はピッチ型。
スピードが上がるほどピッチも上がる。
私はそれが当然と思っていたのだが、他の人(ストライド型)はそうでもなかったのか・・・。

ただ、単純なものではなく、当然私もペースが上がればストライドも伸びている。
恐らくストライド型の人もピッチが上がるはずだ。
要は、程度の問題ということだろう。

その「程度」を定義して、判別するツールもアシックスが用意している。
こちらはリンク切れ御免。

さて、先ほど載せたニュースリリースの文章。
なかなかトラップが多い(^_^;
油断すると誤解する。

まず、たまに勘違いしている人がいるようだが、エッジはピッチを上げてくれるわけではない
・ピッチ型の人は、ペースを上げるとピッチが上がる。
・だから、ピッチ型はストライドを伸ばすと共にピッチを上げるのが重要
・なので、エッジは「一歩一歩の歩幅を伸ばしながらピッチも上げやすいよう」にしている。
最後の一文の「」内はコピペ。

重要なのでピッチを上げやすくした構造であるが、従来より上がるなんて書いてない

次。
アシックスの従来シューズと比べて、少ない歩数でゴールできるとあるが、

速くなるとは言ってない。

(; ̄Д ̄)

まあ、実際には、速くなったデータもあるのだろう。
川内は速くなった。
ただ、単純に誰でもいつでも速くなるという保証ができるわけではないので、間違っても速くなるとは言えない。そこは仕方ない。
実は、私が気にしたのはそこではない。
歩数が減るというところ。

エッジでは1.2%歩数が減り、スカイでは2.6%減ったというデータがあるそうだが、もしペースが同じならピッチは同じ割合だけ減ることになる。
私が気にしたのは、ピッチが減らされるかもしれないということだ。
ピッチが減る分だけ走りにくくなるじゃないか、と。

・・・って、考えてみたら、1.2%ピッチが減ったなら、ケイデンス200/分とすれば1.2%は2〜3回/分じゃないか。
誤差範囲だわ(^_^;

ということで、気にはなったけどそんなに気にしなくて良いんじゃね?
というデータに見える。
見えたのだが。

実際に履いてみたら気になった('A`|||)

気になるんだ。
ピッチが遅くなったように感じるんだ。
気になるんだけど、実測上は差として出てこない。
実は最近アシックス(+カシオ)のRunmetrixというのを使用してフォームの分析を行っている。
コレがかなり細かい。
ピッチやストライドはもちろん、腰の回転や接地時間、着地の際の衝撃や減速量、その左右差と恐ろしく細かく計測できる。

高反発シューズによるストライドの伸びが、確かに実感できる。
軽い力で飛べる。
しかし、そのせいで宙空時間が延ばされてしまい、自分の走りができないという感触があるのだが、なかなかデータとして出てこない。
例えば、接地時間率というデータがある(1歩の中の接地している時間の割合)のだが、メタスピードエッジとソーティマジックRP5で違いは1%。
それは差があるのか無いのか( ̄▽ ̄;)

ともあれ。
スカイであれエッジであれ、基本はストライドが伸びるシューズである。
故に、少ない歩数で走れるようになる。
エッジについては、ピッチに影響が無いようにしている。
結果、どう影響が出るかは当人次第。
まず、そうゆうシューズだということを認識する必要がある。
速くなるかは別問題。


で、改めてなんでこの構造?って行きたいのだが、もう少し回り道をする。
そもそもの、ピッチとストライドを決める要素について考えておく。

走行スピードは、ピッチ×ストライドで決まるのは当然のこと。
じゃあ、ピッチとストライドは何で決まるのか。

ピッチとストライドは、ランニング動作の中の何が支配的になっているのか。

ピッチは、「ジャンプの高さ」+「接地時間」で決まる。
ストライドは、「ジャンプの高さ」×「走行スピード」で決まる。

長距離走で欲しいのは「走行スピード」なので、ピッチやストライドをコントロールできるのは「ジャンプの高さ」と「接地時間」という要素だ。
「接地時間」は短いほどピッチを早くすることができるが、「ジャンプの高さ」はピッチとストライドで背反となり、例えばジャンプを高くするとストライドは稼げるがピッチが遅くなる。

今度はちょっと視点を変えて、バイオメカニクス(生体力学)的観点から見てみる。
「走る」という運動でスピードを決めるのは、股関節だ。股関節だけと言ってもいい。
膝関節と足関節はスピードにほとんど関与しない。というか、できない。
人間の構造上、膝関節や足首だけでは前に進むことができない。逆に股関節だけでも前に進むことができる。
「走行スピード」とは、股関節のスイングスピードで決まる。というか、走行スピード≒股関節の走行スピードだ。

「ジャンプの高さ」になると、脚のどの関節も絡んでくるが、基本的に膝と股関節の伸展で決まる。
ジャンプするときと、前に進むときの股関節の曲げる方向は一緒(=伸展)なので、ランニングは、ともかく股関節を後ろに振るのが重要な動作になる。

では、ピッチ・ストライドの話と、関節駆動の話をくっつけてみる。
例えば、ピッチを上げると、股関節のスイングスピードはどうなるだろうか。

結構勘違いする人がいて、ピッチが早いと股関節のスイングスピードも速くなると思っている人がいるようなのだが、走るスピードが同じなら基本的に股関節のスイングスピードは変わらない。
むしろ、ピッチが遅く、ストライドが広い場合はスイングスピードのスピードが若干速くなる必要がある。

当たり前の話ながら、股関節のスイングは、走るスピードより遅いことはない。
逆に速いことも、「あまり」ない。
「あまり」と付けたのは、身体が地面から離れている間は空気抵抗で遅くなるので、走行スピードよりも少し速い初速で股関節をスイングしないとスピードが維持できないという意味だ。
そして、ストライドが広いほど、即ち宙空時間が長いほど空気抵抗による減速量も大きいので、その分初速を速くする必要がある。
しかし、まあ、基本的には「走行スピード」=「股関節のスイングスピード」だ。

で、先ほど書いた通り、ピッチとストライドは、

ピッチ=「ジャンプの高さ」+「接地時間」
ストライド=「ジャンプの高さ」×「走行スピード」

なので、このうちストライドは

ストライド=「ジャンプの高さ」×「股関節のスイングスピード」

と置き換えられる。
そして、股関節のスイングスピードはピッチやストライドに依存しないので、ストライドを伸ばすには、動作的にはジャンプを高くするしかない。
つまり、走るスピードが同じなら、ストライドを広げるとはジャンプを高くするということだ。

そのジャンプは、膝と股関節の運動でできるわけだが、それはバイオメカニクス的な話で、一方でシューズも関与できる。

シューズの反発とは、ジャンプによって得た位置エネルギーの再利用だ。
シューズは、プレートの屈曲・復元や、ミッドソールの圧縮・復元によって位置エネルギーを再利用する。
ミッドソールの圧縮・復元は、力のベクトル的に路面と垂直方向にしか返すことができないし、プレートも斜め上にしかできない。
なので、エネルギーの大半は、真上方向にリターンされる。

即ち、反発エネルギーのほとんどはジャンプの高さが高くなる方向に得られる。

相当回りくどく説明したけど、シューズの反発というのは、基本的にジャンプが高くなるものであり、ジャンプが高くなるからストライドが伸びるということだ。

よく、高反発シューズで前に進むような感触を得られるという感想が聞かれるが、本質的にはジャンプが高くなっているだけのハズだ。


ここまで理解してもらった上で、じゃあ、メタスピードエッジの「ピッチも上げやすいようにしている」とはどうゆうことか。

ピッチは、

ピッチ=「ジャンプの高さ」+「接地時間」

だった。
そして、高反発シューズとは、ジャンプを高くするものだ。なので、ピッチは遅くなる。
アシックス曰く、ピッチ型のランナーは速く走ろうとするとピッチも早くなるそうだが、シューズの反発でピッチが遅くなるから走りづらくなる。
・・・っていうのが、私にとって最大の問題だ。

だから、高反発シューズそのものが、ピッチ型ランナーのスピードの上げるのを妨げる方向になるのだが、ピッチをコントロールできるもう一つの要素が「接地時間」だ。
即ち、接地時間を短くしやすくすればいい、というのがメタスピードエッジの考え方だろう。

接地時間は着地してから蹴り出しまでの時間になるが、これを短くするには、
・着地をできるだけ後ろにする(身体に近い位置にする)
・蹴り出しをできるだけ前でする(早く地面から足を離す)
という見方に変えることもできる。

そして、恐らくだが、高ピッチランナーというのは、接地時間が長い。代わりにジャンプが低く宙空時間を短くすることでピッチを稼いでいる。

先ほどストライドが長いほど実際にはスイングスピードの初速は速いと書いたが、ピッチ型ランナーは股関節のスイング中で接地している時間が長く、走行スピードとほとんど一致したスイングをしているハズだ。
初速は速くないが、宙空時間も短いので減速も少ない。

この接地時間中のエネルギーロスを少なくするための構造が、ドロップを大きくすることであったり、反り上がり形状だったりする。

・・・。
っつーか。

ガイドソールでいいじゃねぇか!

・・・。

ガイドソールじゃない理由は、「反発によりストライドが伸びる」=「少ない歩数で走れる」という判りやすい「効果」を謳う必要があるからだろうか。
ガイドソール構造と高反発構造は相反している面があって、ガイドソールは「転がる」構造なので、反発は得にくいだろう。
メタスピードは、あくまで「高反発」シューズなんだな・・・。


メタスピードエッジではまだレースに出ていない(レースがない)が、いろいろ比較テストをした。
Runmetrixを使って、ソーティやメタレーサーと比較した。
結果、ピッチは変わっていない。
私が変えないようにしているのもある。
データ的には、ごくわずかに接地時間が短くなっている。3/1000秒とか6/1000秒とかいうレベルだけど。
一方、ジャンプが高くなってストライドが伸びているのだろう。
一概に言えないが、スピードが速くなる場合もある。
・・・速くならない場合もある。

メタレーサーと比較したときには、タイム的には全然変わらなかった・・・。

そして、タイム的に速くなった場合も、その分疲れるという実感がある。
タイムが速くなるということは、どんな原理であれ、股関節のスイングスピードが速くなっているのだ。これは絶対だ。

股関節のスイングスピードが速くなった分だけ単位時間当たりのエネルギー消費が大きく、即ち酸素消費量も多い。つまり息が切れる。端的に疲れる。
トレッドミルを思い浮かべて欲しい。
トレッドミルは脚を後ろにスイングするための力をほとんど必要としないけど、ペースは劇的に速くなることはない。
能動的に関節が動かしていれば筋肉も収縮しているし、エネルギーも使っているので、結局酸素摂取能力というのがネックになるのだ。

力を入れずに速く走れても、結局持久力的観点(=酸素摂取量)ではあまり状況は変わらず、高反発シューズのおかげで誰も彼も劇的に速くなるわけではない一因がそこにある。
瞬間のスピードはともかく、長距離走としてみたときは別人のように速くなることは少ない。
別人のように速くなる人は、元々エネルギーリターンの使い方が下手だった可能性があるのかもしれない。

で、私のような高ピッチ型のランナーだが。

そもそも、ジャンプしていない。

先日、ソーティジャパンと比較をしてみて気が付いた。
ちょっとヘタって、屈曲しやすくなったソーティジャパン。
ミッドソールは薄硬なので、反発どころかそもそもエネルギーを吸収していない(^_^;
そして、ヘタって屈曲しやすくなっているのでプレートのような反発も少ない。
このシューズで走った時、私はほとんどジャンプしている感触がなかった。
感触的には、

前に倒れ続けている。

そうして、脚を交互に前に出すことで進む。そんな感じ。
ただ、スピードが上がってくれば・・・5kmのレースくらいだと別だが、フルマラソンのレースペースくらいだとジャンプしている感は無い。

しかし、メタスピード履くと強制的にジャンプさせられる感がある。
エッジであったとしてもだ。
私にとって、そこがどうしても違和感に繋がる。

メタスピードエッジを何度か試した中では、違和感はあるが、今のところデメリットにはなっていない印象だ。
ただ、長い距離で、例えばフルマラソンの後半で疲れたとき、この違和感が走りにくさに繋がる可能性が十分にある。

・・・と思ったので。
違和感無く走れる、そして、クッションも高いメタレーサーが一番私に合うということが判った。
メタレーサーなら、ガイドソールで接地時間を短くできるし(多分)、反発も高すぎないのでジャンプさせられ感も少ない。(ソーティよりも弾むが)
今までのシューズと同じように使えて、メリットばかりだ。
ただ、若干重いな、とは不満があるが・・・。


まあ、そんな訳で。
メタスピードエッジは、フルマラソンで使う目処は立ってない。
今ならメタレーサーが一番。
多分、今後もメタレーサーが一番。
私のような高ピッチランナーにとって、ガイドソールとの相性は抜群だ。

ただ、メタスピードもさほどデメリットを感じてないので、高クッションによる脚の保護を考えると、実用上ソーティよりもメリットを生む可能性がある。ロードでは。(まあ、メタスピードエッジはトラックで使えないが)
今のところ、10kmロードで使う余地があるかなと。
ハーフくらいなら、もうメタレーサーの方が無難な気がする。

・・・こう書いていると、なんか私の手元にあるメタスピードエッジが不憫な気がしてきた('A`|||)
まあ、実際には(練習用として)結構な頻度で使っているし、先述の通りレースでも使う気でいる。

ただ、改めて、よーく考えて、それこそ原理原則からよーく考えてみたら、私が厚底高反発カーボンシューズと合わない、合うはずがないことがよく理解できた。
これ以上は、私が超高ピッチランナーから脱却する以外に対応する手立てがない。
しかし、年齢と筋力的に限界がある・・・・。

まあ、なんというか。

メタレーサーでいいじゃないか。
いや、

メタレーサーじゃないといけない。

という思いを深めたという結論。
メタレーサーをもうちょっと軽量化してくれると嬉しいんだけど・・・・。
メタレーサーが合う人間ってのが、どうやらレアっぽいのでアシックスによるテコ入れは絶望的。゚(゚´Д`゚)゜。
似たシューズのマジックスピードに負けずに継続販売して欲しい。
マジックスピードではレースシューズにならない。


レースシューズの使い方としては、結論が見えた。
冒頭の『えー、まだソーティ履いてるの〜」って周りの視線から逃れるんだ!』というソリューションは、メタレーサーだ( ̄▽ ̄)

でも、高反発厚底シューズとは共存していく。
というか、私の脚のポンコツ化が深刻で、もう薄底にはほとんど耐えられない。
練習でも厚底の高速シューズは必須。(それもメタレーサーだけでいいと言えば身も蓋もないが)
・・・練習用なのにやたら高価、というのが今後の悩みかなぁ。