今回はシューズ以外の話題。
まあ、シューズも絡むけど。
よくある話題の「故障自慢」(?)
そんなものを私もするつもりはないが、SNSなんかで漏れ出てくる故障の対応が、
あまりにも私と異なるぞ?
っていう話題。
最近はここで話題にすることは少なくなったけど、私は故障が多い。
ともすると、故障するような練習が悪い、とご忠告いただくこともあるが、それについてもちょっと言いたいことがある。後述。
さて。
これから言いたいことを一方的に言おうと思っているわけだけど、別にそれが真実だ、こうすべきだ、とか言うつもりはない。
あくまで、私はこうゆう考え方でこうやってきた、という範疇を出ない。
ここで議論するつもりはないので、コメント欄で反論されても議論はしませんので悪しからず。
長くこのブログを読んでいた方ならわかると思うけど、先述の通り、私は故障が多い。
大中小様々こなしている(^_^;
下半身で痛めた事の無い関節はないかもしれない。自分で言っていて恐ろしい。
もうこれだけで(何故か)非難を浴びそうだ('A`|||)
なんだかんだで35年くらい走っているので脚も痛むこともあるさ、と受け流してもらいたいところ。
幸いにして、骨を痛めたことはない。骨は概ね丈夫。
腱、靱帯、筋肉はそれぞれいろいろ痛めている。
一番大きなのは、右ハムストリングのコンパートメント症候群。
もう故障というレベルではない。
筋肉の一部の血流がない。
たぶん、今も未だ変わってない。端的に言えば死んでる(´Д⊂)
左ハムストリングもほぼ似た状況になったが、こっちはたぶん無事。
痛かったのはこっちの方。
右の方は、気付いたときにはもう死んでた( ̄▽ ̄;)ので痛みという点では大したことが無かった。
単に動かなくなっただけだった。
あとは、慢性的なアキレス腱痛。記憶にある限り、10年以上は続いている。
父も兄も同じ道をたどっているので、もはや遺伝病(?)。
基本両足だけど、左の方が悪い。
有名どころの故障も一通り。
足底筋膜炎。
腸脛靱帯炎。
シンスプリント。
定番をちゃんと抑えている。
ちなみに左右均等に大体両脚同時期になる。
突発的な外傷も押さえている。
くるぶしがでかでか膨らんだ捻挫。
ふくらはぎは3000mSCの着地で起こした肉離れ。
肉離れは癖になっていて、ほとんど原因不明で今でも年1回くらい軽微に再発する。もう、ただのジョグしかしてないのにいきなり痛める。疲れが溜まるともうダメっぽい。あ、疲れが原因か。
はい。
以上、故障自慢(?)。
無意味な故障自慢だが、ここからが問題。たぶん、周りと違う。
以上の故障で、ランニングを全休した日は
最長でも1週間程度だ。
一番長かったのは、左のコンパートメント症候群で、木曜午後から痛みがジワジワ出はじめて、金曜朝には激痛で病院に行った。
エコーで内出血を確認。
筋肉って、筋繊維が出血しても神経がないから痛まないらしい。筋膜が切れると(肉離れ)とてつもなく痛いけど、コンパートメント症候群は隣の筋肉の膨らみで圧迫されて痛む。
圧迫されすぎると血流が止まって死ぬ。
右ハムは慢性的だったらしく、気付いたときには死んでいたけど、左ハムは急性で出血による膨らみで痛んで判明した。
たぶん、両脚とも単なる使いすぎだ。
まともに歩けないので当然のように松葉杖支給。
その松葉杖を返す前、翌週の木曜にはランニング再開してた。
くるぶしがブクブクに膨らんだ捻挫の時は、そのまま5000m県選手権走った。
3000mSCで肉離れの時の練習再開は忘れたけど、凄いゆっくり走り始めて1週間後には山に登っていた記憶がある。
走ると痛いけど歩くなら大丈夫、って理屈だ。
その2ヶ月後には5000mでベスト更新した。
あと、また別のレースのゴール直前で肉離れ再発したときだと、その6日後には1500mに出てた・・・。
えーと。
ちょっと自分でも書いていてよく判らないのだけど、
マネする必要は全く無いね。
以上、たぶん、他の人には理解不能の対応でしょう。
恐らく、この話をすれば、
だから故障するんだ。
そんなことをしているから再発するんだ。
治りが遅くなるだけだ。
と言う人が出てくるに違いない。
だけども、個別の故障はそれぞれ原因が全く別で関係ない。
治りも遅くなったつもりはない。
どれも一般的な回復期間よりも早く競技復帰しているわけだし。
そもそもの話。
私は無理して走っているつもりは全く無い。
私が故障後に走る大前提は、
走ることで悪化しない
ことだ。
この程度動かしても悪くならない、という線引きができているから走っている。
なので、再開が「キロ7で30分」みたいなところだったりする。
できるから、走っているだけだ。
今、ちょうど外傷の話ばかりだったけど、外傷なんて私的にはあまり問題じゃない。
原因が判っているから。
単に、身体の治癒力で治ればそれでいいのが判っている。
問題なのは、外傷では無い、ランニングが原因による故障だ。
故障の対処というのが一番頭を悩ます。
この対処というのが、どうも私と他の人(というか一般論)で違うようだ。
例えば、アキレス腱が痛い。痛くなったとする。
最初は、違和感。
次にちょっと痛い。
更には凄く痛い。
痛くてとてもじゃないが走れない。
・・・とまあ、だんだん進行する。
一般的には、たぶん違和感では全休はしないけど、ちょっと痛いか、凄く痛い辺りで完全休養に入る。
もしくは代替トレーニングか。
まず、私的に理解できないのは、
「痛くてとてもじゃないが走れない」
ところに到達するのが判らない。
その前に何か対処する必要があるはず。
恐らく、必ず何らかの対処をしている。
しかし、うまく行かなくて悪化して「走れない」ところまで達してしまうのだろう。
私は突発的な外傷や、突然顕在化したコンパートメント症候群のようなもの以外、そこまで重症化することはほとんど無い。
重症化しないから練習の中断期間もほとんど無い。
そして、重症化しないためにもランニングを中断しないというのが私のスタイルだ。
たぶん、ここが決定的に周りと違う。
重症化しないためにランニングを中断するのが一般的。人によっては、そうしないのが悪行のように断じられてしまう(^_^;
私の場合は、最優先に原因と根治の対処法を模索する。
走らない、つまり保存療法は治療法としては真っ当。
走らないというのは、根本的には薬を塗ったりするのと変わらなくて、私としてはそれは対処療法でしかないと思っている。根治の対処法ではない。
原因が判らなければ、そして原因を無くさなければいくらでも再発するし、走れば悪化するに決まっている。
だから、軽度の内に悪化しない走り方を模索して対処する。
例えばで挙げたアキレス腱痛だと、原因は多い。非常に多い。
私が知る限りだと、
・シューズのヒールカップによる圧迫
・薄底シューズ
・低ドロップシューズ
・プロネーション
・不安定な路面(不整地など)
・下り坂
・単純な過負荷(フォーム、スピード、量)
・・・まだ何かあった気もするけどまあいいや。
どれが、原因で、今自分のアキレス腱はどう痛んでいるのか知らないと対処ができない。
で、上記を見て判ると思うけど、アキレス腱痛の原因全てを消すのは無理('A`|||)
シューズ関係は何とかなるけど、最後の「単純な過負荷」と「プロネーション」は自分の身体次第。
プロネーションに関しては対処療法があるけど、根治は骨格も絡むので難しい。
ともあれ、どれが主因で、どう対処するか判らないといけない。
全く走らずに、どれかな〜?って考えたって判るわけが無い。
こうすれば痛くない。
こうすると痛い。
を走りながら確認する。
痛いというやり方は即刻排除して様子を見る。
悪くなると思ったら、即中断。
そうして慎重に見極める必要がある。
私が良くやる対処療法はテーピングだ。
サポーターも同じだけど、サポーターは原因が明確で無いと使えないし、サポート力も弱い。
テーピングはサポート力もサポート方法もカスタムが効く。
テーピングの役割は、不随意に動くことを制限することだ。
痛みの原因となるのは、単純な練習量の過負荷でなければ、シューズかフォームである可能性が高い。
そして、それらは自分で思っているほど影響が大きく、不変では無い。
可能性のある変化点を模索しながらテーピングも考える。
テーピングの巻き方は、基本的に自分で考える。
こうなると痛いのだから、ならないように固定するといったように模索する。
テーピングではないが、腸脛靱帯炎の対処法として捻挫用サポーターを足首に巻くというのが凄く良く効いた。特に特定のサポーターが良くて、あまりに劇的だったため同じ症状で苦しんでいた兄にサポーターを借りパクされた経験がある(^_^;
最近はお世話にならなくなったが、アキレス腱痛に関してはいろいろ検討した結果、非収縮テープ20cm一本で良くなることが判明して、このテープのおかげで練習をほとんど変えずに乗り切れたこともある。
乗り切って掴んだ結論によって、薄底シューズを履くことが激減・・・(ノд・。)
(つまり、全体的に薄底のシューズが原因という結論。根本は加齢による衰え)
しかし、厚底レーサーは合わずに薄底は無くならず。アキレス腱痛も無くならず。。。
まあ、ともあれアキレス腱痛のせいで練習を制限することは無くなったくらいに良くなっている。
私が主張したいのは、
故障の原因追及をおろそかにして、ただ休めばいいというのはおかしい。
ということ。
全休したら、まず間違いなく原因追及はできないけど、原因は明確なんだろうか。
明確で、修正方法も判りきっているなら、休んで治せば復帰に問題は無い。
だけど、走るのに支障が出るまで悪化させている時点で、私とすれば原因追及が甘いせいじゃないかと思ってしまう。
人の身体は加齢とともに確実に衰えるので、以前は故障の原因にならなかったことも歳を取るだけで故障の原因になったりする。
特に姿勢維持に使う筋肉が知らずに衰えて、例えば左右のバランスが崩れて故障の原因になるなんて事もありうる。
私は故障が多いけど、故障のせいで練習量が減るとかパフォーマンスが落ちたとかはほとんど記憶に無い。
突発的な外傷のせい、ってのはあるけど。
外傷以外で一番影響が大きかったのは、過労(仕事など含む)で倒れて救急搬送された後の衰弱かなぁ・・・。
1年レースに出られなかった。このブログを始める前の話。
あと、インフルエンザでタミフルが効かずに5日熱が下がらなかったってのも休みが長かった。たぶん、近年の練習ブランク最長(^_^;
病気はさておき。
休む時も一日二日様子見して、悪化しないことを確認しながらで乗り切って、「これならやってもいい」という判断を積み重ねながら原因を探すと、故障のせいで長期の練習中断ということは避けられる。
痛かったらともかく走るな、ってのは、問題解決の放棄にしか思えないんだよな・・・。
あと、言われると困るのが、
「故障する練習が悪い」
だ。
そもそも、故障する練習のレベルって人によって違う。
身体の耐久性が人によって違うのは当たり前。
走力が同じなら故障に対する耐久性も同じ、っていう考え方がまかり通ってそうで怖い。
そんな練習するから故障するんだ、なんて言葉を自分以外の人が言えるのがおかしい。
身体の個体差を理解するのはトレーニングコーチの最重要課題だと思うけど、それを見ず知らずの人に言えるはずが無い。
もっと言えば、
故障のリスクを負わない練習は無い。
あり得ない。
健康目的ならわかる。やり過ぎは禁物だ。
競技者ならば、故障のリスクを負わずに成長できるのは、キャリアの浅い時期だけだ。
そもそも、競技能力が向上するのは、身体が過負荷に対応した結果だ。
負荷にならなければ、身体は特段変わる必要は無い。
筋肉に大きな力をかけるから、もっと力を発揮するような筋肉になろうとする。
短時間に大量のエネルギーを必要とするから、酸素を使ったエネルギー生成効率を良くなろうとする。
競技力の向上は、過負荷が前提。
キャリアを積んで、たくさん負荷を積んできた身体ならば、今までと同じ負荷ではなかなか成長しなくなるのは当然。
恐ろしいことだけど、競技力を向上し続けるということは、身体に過負荷をかけ続けるということだ。
速くなったら、もっと練習の質・量を上げる、というのは至極真っ当な方法。
もちろん、単純にキツくするだけではなく、工夫する余地はあるだろう。
・・・まあ、あとは技術的要因によって競技力をあげるというアプローチもあるけど。
ともあれ。
私からすれば、故障リスクの無い練習しかしないというのは、競技力向上の放棄と同じだ。
リスクを負いながら、リスクを如何に排除するか考えなければいけない。
そして、リスク排除の方法は人によって違うはずだ。
故障をするのが悪い。
故障したらともかく休め。
ってのは、私的には思考停止にしか思えないんだよな。
以上が、故障が多いおじさんの主張でした。
聞き流しておいてください。
今は故障よりも加齢による不整脈とか、徹底的に暑さに弱くなった体質とかどうにかしたい。
不整脈はもう半ば諦めているけど(たくさんレース出ていればどれか無事で走れるだろう的な)、発汗量が多すぎて直ぐに脱水なっちゃうのはどうにかならんもんだろうか。
ならんか。
まあ、7〜9月はレース出るなって話か。
もう、歳を取ると単に走るだけでもいろんな配慮が必要になって大変・・・(;´Д`)
まあ、多くの人はこの領域にたどり着く前に競技をやめちゃうか、私よりずっと身体が丈夫なので問題無いって人ばかりなんだろうなぁ・・・。
そんな苦労の乗り越え方も一つの楽しみ(?)にしてしまうのが、長く走るコツかも。
まあ、シューズも絡むけど。
よくある話題の「故障自慢」(?)
そんなものを私もするつもりはないが、SNSなんかで漏れ出てくる故障の対応が、
あまりにも私と異なるぞ?
っていう話題。
最近はここで話題にすることは少なくなったけど、私は故障が多い。
ともすると、故障するような練習が悪い、とご忠告いただくこともあるが、それについてもちょっと言いたいことがある。後述。
さて。
これから言いたいことを一方的に言おうと思っているわけだけど、別にそれが真実だ、こうすべきだ、とか言うつもりはない。
あくまで、私はこうゆう考え方でこうやってきた、という範疇を出ない。
ここで議論するつもりはないので、コメント欄で反論されても議論はしませんので悪しからず。
長くこのブログを読んでいた方ならわかると思うけど、先述の通り、私は故障が多い。
大中小様々こなしている(^_^;
下半身で痛めた事の無い関節はないかもしれない。自分で言っていて恐ろしい。
もうこれだけで(何故か)非難を浴びそうだ('A`|||)
なんだかんだで35年くらい走っているので脚も痛むこともあるさ、と受け流してもらいたいところ。
幸いにして、骨を痛めたことはない。骨は概ね丈夫。
腱、靱帯、筋肉はそれぞれいろいろ痛めている。
一番大きなのは、右ハムストリングのコンパートメント症候群。
もう故障というレベルではない。
筋肉の一部の血流がない。
たぶん、今も未だ変わってない。端的に言えば死んでる(´Д⊂)
左ハムストリングもほぼ似た状況になったが、こっちはたぶん無事。
痛かったのはこっちの方。
右の方は、気付いたときにはもう死んでた( ̄▽ ̄;)ので痛みという点では大したことが無かった。
単に動かなくなっただけだった。
あとは、慢性的なアキレス腱痛。記憶にある限り、10年以上は続いている。
父も兄も同じ道をたどっているので、もはや遺伝病(?)。
基本両足だけど、左の方が悪い。
有名どころの故障も一通り。
足底筋膜炎。
腸脛靱帯炎。
シンスプリント。
定番をちゃんと抑えている。
ちなみに左右均等に大体両脚同時期になる。
突発的な外傷も押さえている。
くるぶしがでかでか膨らんだ捻挫。
ふくらはぎは3000mSCの着地で起こした肉離れ。
肉離れは癖になっていて、ほとんど原因不明で今でも年1回くらい軽微に再発する。もう、ただのジョグしかしてないのにいきなり痛める。疲れが溜まるともうダメっぽい。あ、疲れが原因か。
はい。
以上、故障自慢(?)。
無意味な故障自慢だが、ここからが問題。たぶん、周りと違う。
以上の故障で、ランニングを全休した日は
最長でも1週間程度だ。
一番長かったのは、左のコンパートメント症候群で、木曜午後から痛みがジワジワ出はじめて、金曜朝には激痛で病院に行った。
エコーで内出血を確認。
筋肉って、筋繊維が出血しても神経がないから痛まないらしい。筋膜が切れると(肉離れ)とてつもなく痛いけど、コンパートメント症候群は隣の筋肉の膨らみで圧迫されて痛む。
圧迫されすぎると血流が止まって死ぬ。
右ハムは慢性的だったらしく、気付いたときには死んでいたけど、左ハムは急性で出血による膨らみで痛んで判明した。
たぶん、両脚とも単なる使いすぎだ。
まともに歩けないので当然のように松葉杖支給。
その松葉杖を返す前、翌週の木曜にはランニング再開してた。
くるぶしがブクブクに膨らんだ捻挫の時は、そのまま5000m県選手権走った。
3000mSCで肉離れの時の練習再開は忘れたけど、凄いゆっくり走り始めて1週間後には山に登っていた記憶がある。
走ると痛いけど歩くなら大丈夫、って理屈だ。
その2ヶ月後には5000mでベスト更新した。
あと、また別のレースのゴール直前で肉離れ再発したときだと、その6日後には1500mに出てた・・・。
えーと。
ちょっと自分でも書いていてよく判らないのだけど、
マネする必要は全く無いね。
以上、たぶん、他の人には理解不能の対応でしょう。
恐らく、この話をすれば、
だから故障するんだ。
そんなことをしているから再発するんだ。
治りが遅くなるだけだ。
と言う人が出てくるに違いない。
だけども、個別の故障はそれぞれ原因が全く別で関係ない。
治りも遅くなったつもりはない。
どれも一般的な回復期間よりも早く競技復帰しているわけだし。
そもそもの話。
私は無理して走っているつもりは全く無い。
私が故障後に走る大前提は、
走ることで悪化しない
ことだ。
この程度動かしても悪くならない、という線引きができているから走っている。
なので、再開が「キロ7で30分」みたいなところだったりする。
できるから、走っているだけだ。
今、ちょうど外傷の話ばかりだったけど、外傷なんて私的にはあまり問題じゃない。
原因が判っているから。
単に、身体の治癒力で治ればそれでいいのが判っている。
問題なのは、外傷では無い、ランニングが原因による故障だ。
故障の対処というのが一番頭を悩ます。
この対処というのが、どうも私と他の人(というか一般論)で違うようだ。
例えば、アキレス腱が痛い。痛くなったとする。
最初は、違和感。
次にちょっと痛い。
更には凄く痛い。
痛くてとてもじゃないが走れない。
・・・とまあ、だんだん進行する。
一般的には、たぶん違和感では全休はしないけど、ちょっと痛いか、凄く痛い辺りで完全休養に入る。
もしくは代替トレーニングか。
まず、私的に理解できないのは、
「痛くてとてもじゃないが走れない」
ところに到達するのが判らない。
その前に何か対処する必要があるはず。
恐らく、必ず何らかの対処をしている。
しかし、うまく行かなくて悪化して「走れない」ところまで達してしまうのだろう。
私は突発的な外傷や、突然顕在化したコンパートメント症候群のようなもの以外、そこまで重症化することはほとんど無い。
重症化しないから練習の中断期間もほとんど無い。
そして、重症化しないためにもランニングを中断しないというのが私のスタイルだ。
たぶん、ここが決定的に周りと違う。
重症化しないためにランニングを中断するのが一般的。人によっては、そうしないのが悪行のように断じられてしまう(^_^;
私の場合は、最優先に原因と根治の対処法を模索する。
走らない、つまり保存療法は治療法としては真っ当。
走らないというのは、根本的には薬を塗ったりするのと変わらなくて、私としてはそれは対処療法でしかないと思っている。根治の対処法ではない。
原因が判らなければ、そして原因を無くさなければいくらでも再発するし、走れば悪化するに決まっている。
だから、軽度の内に悪化しない走り方を模索して対処する。
例えばで挙げたアキレス腱痛だと、原因は多い。非常に多い。
私が知る限りだと、
・シューズのヒールカップによる圧迫
・薄底シューズ
・低ドロップシューズ
・プロネーション
・不安定な路面(不整地など)
・下り坂
・単純な過負荷(フォーム、スピード、量)
・・・まだ何かあった気もするけどまあいいや。
どれが、原因で、今自分のアキレス腱はどう痛んでいるのか知らないと対処ができない。
で、上記を見て判ると思うけど、アキレス腱痛の原因全てを消すのは無理('A`|||)
シューズ関係は何とかなるけど、最後の「単純な過負荷」と「プロネーション」は自分の身体次第。
プロネーションに関しては対処療法があるけど、根治は骨格も絡むので難しい。
ともあれ、どれが主因で、どう対処するか判らないといけない。
全く走らずに、どれかな〜?って考えたって判るわけが無い。
こうすれば痛くない。
こうすると痛い。
を走りながら確認する。
痛いというやり方は即刻排除して様子を見る。
悪くなると思ったら、即中断。
そうして慎重に見極める必要がある。
私が良くやる対処療法はテーピングだ。
サポーターも同じだけど、サポーターは原因が明確で無いと使えないし、サポート力も弱い。
テーピングはサポート力もサポート方法もカスタムが効く。
テーピングの役割は、不随意に動くことを制限することだ。
痛みの原因となるのは、単純な練習量の過負荷でなければ、シューズかフォームである可能性が高い。
そして、それらは自分で思っているほど影響が大きく、不変では無い。
可能性のある変化点を模索しながらテーピングも考える。
テーピングの巻き方は、基本的に自分で考える。
こうなると痛いのだから、ならないように固定するといったように模索する。
テーピングではないが、腸脛靱帯炎の対処法として捻挫用サポーターを足首に巻くというのが凄く良く効いた。特に特定のサポーターが良くて、あまりに劇的だったため同じ症状で苦しんでいた兄にサポーターを借りパクされた経験がある(^_^;
最近はお世話にならなくなったが、アキレス腱痛に関してはいろいろ検討した結果、非収縮テープ20cm一本で良くなることが判明して、このテープのおかげで練習をほとんど変えずに乗り切れたこともある。
乗り切って掴んだ結論によって、薄底シューズを履くことが激減・・・(ノд・。)
(つまり、全体的に薄底のシューズが原因という結論。根本は加齢による衰え)
しかし、厚底レーサーは合わずに薄底は無くならず。アキレス腱痛も無くならず。。。
まあ、ともあれアキレス腱痛のせいで練習を制限することは無くなったくらいに良くなっている。
私が主張したいのは、
故障の原因追及をおろそかにして、ただ休めばいいというのはおかしい。
ということ。
全休したら、まず間違いなく原因追及はできないけど、原因は明確なんだろうか。
明確で、修正方法も判りきっているなら、休んで治せば復帰に問題は無い。
だけど、走るのに支障が出るまで悪化させている時点で、私とすれば原因追及が甘いせいじゃないかと思ってしまう。
人の身体は加齢とともに確実に衰えるので、以前は故障の原因にならなかったことも歳を取るだけで故障の原因になったりする。
特に姿勢維持に使う筋肉が知らずに衰えて、例えば左右のバランスが崩れて故障の原因になるなんて事もありうる。
私は故障が多いけど、故障のせいで練習量が減るとかパフォーマンスが落ちたとかはほとんど記憶に無い。
突発的な外傷のせい、ってのはあるけど。
外傷以外で一番影響が大きかったのは、過労(仕事など含む)で倒れて救急搬送された後の衰弱かなぁ・・・。
1年レースに出られなかった。このブログを始める前の話。
あと、インフルエンザでタミフルが効かずに5日熱が下がらなかったってのも休みが長かった。たぶん、近年の練習ブランク最長(^_^;
病気はさておき。
休む時も一日二日様子見して、悪化しないことを確認しながらで乗り切って、「これならやってもいい」という判断を積み重ねながら原因を探すと、故障のせいで長期の練習中断ということは避けられる。
痛かったらともかく走るな、ってのは、問題解決の放棄にしか思えないんだよな・・・。
あと、言われると困るのが、
「故障する練習が悪い」
だ。
そもそも、故障する練習のレベルって人によって違う。
身体の耐久性が人によって違うのは当たり前。
走力が同じなら故障に対する耐久性も同じ、っていう考え方がまかり通ってそうで怖い。
そんな練習するから故障するんだ、なんて言葉を自分以外の人が言えるのがおかしい。
身体の個体差を理解するのはトレーニングコーチの最重要課題だと思うけど、それを見ず知らずの人に言えるはずが無い。
もっと言えば、
故障のリスクを負わない練習は無い。
あり得ない。
健康目的ならわかる。やり過ぎは禁物だ。
競技者ならば、故障のリスクを負わずに成長できるのは、キャリアの浅い時期だけだ。
そもそも、競技能力が向上するのは、身体が過負荷に対応した結果だ。
負荷にならなければ、身体は特段変わる必要は無い。
筋肉に大きな力をかけるから、もっと力を発揮するような筋肉になろうとする。
短時間に大量のエネルギーを必要とするから、酸素を使ったエネルギー生成効率を良くなろうとする。
競技力の向上は、過負荷が前提。
キャリアを積んで、たくさん負荷を積んできた身体ならば、今までと同じ負荷ではなかなか成長しなくなるのは当然。
恐ろしいことだけど、競技力を向上し続けるということは、身体に過負荷をかけ続けるということだ。
速くなったら、もっと練習の質・量を上げる、というのは至極真っ当な方法。
もちろん、単純にキツくするだけではなく、工夫する余地はあるだろう。
・・・まあ、あとは技術的要因によって競技力をあげるというアプローチもあるけど。
ともあれ。
私からすれば、故障リスクの無い練習しかしないというのは、競技力向上の放棄と同じだ。
リスクを負いながら、リスクを如何に排除するか考えなければいけない。
そして、リスク排除の方法は人によって違うはずだ。
故障をするのが悪い。
故障したらともかく休め。
ってのは、私的には思考停止にしか思えないんだよな。
以上が、故障が多いおじさんの主張でした。
聞き流しておいてください。
今は故障よりも加齢による不整脈とか、徹底的に暑さに弱くなった体質とかどうにかしたい。
不整脈はもう半ば諦めているけど(たくさんレース出ていればどれか無事で走れるだろう的な)、発汗量が多すぎて直ぐに脱水なっちゃうのはどうにかならんもんだろうか。
ならんか。
まあ、7〜9月はレース出るなって話か。
もう、歳を取ると単に走るだけでもいろんな配慮が必要になって大変・・・(;´Д`)
まあ、多くの人はこの領域にたどり着く前に競技をやめちゃうか、私よりずっと身体が丈夫なので問題無いって人ばかりなんだろうなぁ・・・。
そんな苦労の乗り越え方も一つの楽しみ(?)にしてしまうのが、長く走るコツかも。