続き。
東京マラソンのレース。
ポツポツ降り始めた雨が若干気になるが、ゲートが混雑しているようで「臨時ゲート」なるものに誘導される。
この会場入り口であるゲートもいちいち指定されている。
ここで空港張りの手荷物・身体検査。そして前日から付けているリストバンドのチェック。
ペットボトルのような容器は一切認められないので、ここで全て捨てられる。のに、結構持ち込んでいる人がいたなぁ。
給水に関しては、マラソン時十分に「ウォーターローディング」をしている。
カーボローディングとセットだ。
それほど特別なことはしない。水と炭水化物を木曜辺りから意識的に摂るだけだ。
炭水化物の体内保存には基本的に水分が必要なので、セットだ。
しかし、これが寒いとデメリットになることがある。
・・・つまり、体内の水分が余ってしまう。
とりあえず今回はレース中の水分補給はほぼ要らないと判断。元々汗も少ないし、手持ちでエナジージェルを用意しているので、その水分で足りると判断。
実際には・・・それでも「余った」。
会場に入って荷物預けのトラックを確認。
7時半に先へ進む階段がオープンになるというので、待つ。
この階段については、完全に案内不足だと思う。
まず、7時半オープンという話がない。
ここで、ゼッケンを確認するというのは、「A・Bブロック専用」と案内があったので判るが、「一方通行」というのは全く案内がない。
そして、私も壮絶に勘違いしていたのだが、
会場に屋内がない。
地図にある建物は全部は入れないのか・・・。
この辺りは完全にエリートと差別されている。
ぶっちゃけ、準エリートなんてのは出場枠だけでしかなく、出走環境は一般と全く同じなので、「エリートが一杯になったら準エリートになるよ」と言われたら出場したくなくなるのも理解できる。
正直言って、ホンキで記録を狙おうとする人にとってこのレース前環境は厳しすぎる。
結局、すぐに専用階段を逆走して荷物を預け、とっととスタート地点につくことに。
ただ、時間はあったのでちょっと軽く走る。
走るとトイレが近くなったりすることがあるのだが、汗をかかないように5分ほど軽くジョグして問題無いことを確認してスタート地点へ。
古着のウェアにゴミ袋を被ったら割と寒くない。
・・・しかし、これから1時間か・・・。
もうちょっと後から並んでも・・・と思わないでもないが、結局どこで待機しても大して変わらない。
今別に寒くないからこのままスタート地点で待機。
皆使い捨てのカッパやゴミ袋を被っているが、中にはランシャツオンリーの猛者も。
・・・いや、超震えて寒そうにしているので単に経験不足で服装ミスっただけか。
レースウェアは、ファイントラックのドライレイヤーの上にクラブのユニフォーム。
風には無力だが、結果的に結構暖かかった。やはり、濡れても冷えない、というか濡れないというのは大きい。
アームウォーマーに手袋。これは濡れて冷えた。
ゲイターはアキレス腱が痛くなるのでなし。
シューズはいつも通りソーティスカイ(2号)。
ソックスは前日に買ってきたR×L。
頭はつば付きキャップとサングラス。
ニット帽も持ってきていたが雨なのでつばがいる。
サングラスは悩んでルディのキリックス+レーシングレッド。
サングラスはオークリーとルディプロジェクトでいろいろ持っているが、結局昔から持っているこの組み合わせが光量不足の環境に一番いい。
雨でサングラス無しは私的に考えられない。
スタート時間が近づくと合唱やら軽妙なアナウンスなどが開始されて開会式が始まるが、
早くスタートしてくれ。
エリートは直前までアップしたり、厚着したり・・・。
いいなぁ・・・。
まあ、準エリート以下はコンペティション外だしな。
車いすの部がスタートし、スタート直前になると、恒例の(?)脱ぎ捨てタイム。
ウェアやらカッパやらゴミ袋やらがぽんぽん宙を舞う。
ひとしきり皆脱ぎ終わって、私もよしっと前を向いたところで、
誰かが投げたカッパが私頭を直撃。。。
あいたっ。
・・・。
誰も見てないコントをここでやっても・・・・。
ぼちぼちとスタート。
スタートロスは、結構前に並んだこともあって7秒。
ただ、周囲のペースとはそれほどズレがない。
スタート地点を通過した瞬間自分のペースで走れている。
しかし、アップ不足、というかアップ無しが痛い。
アップしたけど1時間あれば全てチャラだ。
スタート前、体操していなかったと気が付いたが、やはりすべてスタート地点の待機で無駄になるので体力の無駄でしかないと思って、整列から外れてまでしてやらなかった。
ラクなペースのつもりだが、さすがにフルとはいえレースペースは多少キツイ。
一応、レースペースとしてもかなりゆっくりなのだが・・・。
そのかなりゆっくりなおかげもあって、ほぼジョグなので心臓の方が問題なし。
スタート後緊張の1分を無事通過して、不整脈は忘れてレースに集中。
最初の1kmは3'36。
混雑+ゆっくりのつもりだったのに意外と速くてびっくり。
ムリしないように落ち着いて走る。
手足がともかく冷たい。
冷え切っている。
これが暖まるまではともかくゆっくり。
なのだが、ペースは全く落ちない。なぜだ。
張り付いたように3'30台で結局5kmの通過が17分40秒台。
最初の5kmの下りは抑えるというのが定番だが、思ったより下りを感じない。所々短い急な坂で勾配を稼いでいるのか?
それよりも追い風の方が大きいのかもしれない。
呼吸は、予定通り3呼吸縛り(3回吸って3回吐く)。縛るというか、縛るまでもなくゆったりした呼吸だ。最初の1kmが多少きつかっただけで、後はどんどんラクになっていく。
手足も温まってきた。いや、手だけか。
じんわり手が温まる。
そのうち、じんわりどころかホカホカに手が温まる。
結局5kmを過ぎてもペースはほとんど落ちない。
10kmの通過が35'48(グロス)。
10kmのレースでも35分台が多い人間なんだが(^_^;
しかし、飛ばしているつもりはない。
これ以上遅いと正直寒い。
寒くなりそう、といっているのに10kmを過ぎたら向かい風になった。
途端に寒い。
どんどん冷える身体。
特に脚の冷えが顕著で、太ももが冷えてみるみる動きが悪くなっていくのが実感できる。
15kmに到達する前に撃沈の予感。
既に順位的には抜かれまくっている。
ペースが落ちているのは知っていたが、気が付くと呼吸が3呼吸に戻っていた。
呼吸がラクになっているってことは、単に冷えて動かないだけだったか。
動かないのをそのまま動かさなかったという状況。
途中の風景なんてのは全然見る余裕が無いのだが、さすがに雷門は判った。
今まで見に来る機会が無かったのでいい観光になった。ってそれどころじゃねぇ。
15kmで折り返すと向かい風が終わったが、脚も終わった。
飛ばしすぎたか。
冷えすぎたか。
その両方か。
脚が重い。
うわぁ。こっから長いなぁ・・・。
途中、給水を摂る。
要らないと思っていたけど、糖分補給を試みる。
結果、要らなかったかなぁ。
20kmで、最初の補給。
の予定だったが、ちょっと前倒しで19kmで補給。20kmから5km毎に補給を摂る予定で35kmまで。
最初と最後がちょっとカロリー多い。
カロリー補給しないと全く保たない人間なので、胃が保つ限りしっかり摂る。
節約して脂肪を利用しても遅くなるだけじゃないか。
補給は、腰のクリオベルトに養生テープで巻き付けてある。
しかし、この養生テープすらかじかんだ手では剥がせない。
仕方なく無理矢理引きちぎった。
ハーフの通過は1時間17分台。
既に去年自己ベストを出した泉州の時から遅れをとっている。
ちょっと自己ベストは諦めムード。
まあ、この天気の時点でちょっとムリがある気もする。
雨は一向に減る気配がない。
どんどん身体は冷えていくし、特に膝下の冷えが酷い。
足の指の感覚がないし、ソールがガチガチに感じる。
冷えるとペースが落ち、ペースが落ちると身体が温まらないので更に冷えるというデススパイラル。
特に時々吹くビル風がキツイ。雨と合わさると、体感氷点下じゃないか?
30kmを経過。
一応2時間は十分に切っている。
しかし、自己ベストはもう絶望的。
結構な頻度で見かける救護所に目が行く。
しかし、事前に某SNSで、東京マラソンの結果次第でシューズを買うと宣言。
当然全て自腹なので、ご褒美と罰ゲームを兼ねる仕様なのが良いのか悪いのか。
この中で、
「DNF:メタライドを買う」
と宣言。
「DNFならヴェイパーフライエリートフライプリントを買うために並ぶ」というツッコミがあったが断固拒否した。
自分が可哀想過ぎる。
DNFなんてしたくてするわけじゃない。不可抗力なんだから、既に酷い目に合っているのに更に傷口に塩を塗るマネを自分でする理由も無い。
・・・そうなんだ。
DNFは不可抗力でしかないはずだ。
ホンキでレースに臨んだ以上、そう簡単にDNFなんてできない。
っつか。
メタライド買いたくねぇ!
高すぎるんだよこんちくしょう!
まあ、だから罰ゲーム的に設定したんだけどさ。
冷静に考えたら3万も払って何に使ったらいいのか判らんシューズを買いたくねぇ!
少なくとも今は欲しくねぇ!
必死になる。
とりあえず、トラブルの原因を事前に潰すためトイレ休憩。
どうせタイムは大して変わらん。
トイレの場所も逐次ある上に次のトイレまでの距離まで掲示しているという親切仕様。
たまたま飛び込んだトイレは仮設ではなく公園のトイレ。
空いてる場所を探す、扉を開け閉めする、という手間を一切省いたためタイムロスは42秒で済んだ。
途中、手袋を取ったら指が引っ込んでしまい、付けられなくなった。
どうやら小指が薬指の中に入り込んでしまったらしく、かじかんだ手ではつけられそうにない。諦めて右手だけ素手になってしまったが、もはや手の冷たさは左右変わらない(^_^;
濡れきった手袋が役立たず。
足も冷え切った。
全く濡れていない胴体のドライレイヤーだけが暖かみを感じる。
風が吹けば吹き飛ぶ暖かさだが。
順調にタイムが落ちてきたが最後の折り返しを回ると向かい風。
ここからこの風向き区間が長いのでひたすら我慢するしかない。
いや、向かい風なんていつでも吹いている気がする。
一気にペースも落ちてくる。
途中、東京タワーが目に入って観光2回目。
東京マラソンのレース中、目に入ったのは雷門と東京タワーだけだ(^_^;
あ、増上寺も目に入ったかな?
ぶっちゃけ、観光としてのコースに興味はない。観光はちゃんと観光した方がいいな。
日比谷公園を過ぎた辺りで最後の区間に入ると石畳。
これが地味にキツイ!
冷え切って固まってクッションのないシューズと足にはともかくツライ。
この間基本抜かれまくっているのだが、時折歩くのに近い人や歩く人もいる。
私のクラスだとそうゆう人はあまり見かけないのだが、今日は多い。
この天気にもなればそうだろう。
結局、雨も気温もスタート前からほとんど変わっていない。
この環境下でまともに走れるのは、才能というか適正がいるだろう。
防寒はできるが、結局厚着のウェアはロスだ。
特に脚の保温はどうしてもロスになる。タイツやロングパンツを履いてマラソンペースは結構キツイ。
ラストは若い子とスパート合戦。
何とか最後の最後でスパート合戦ができる体力は残っていた。
結局、冷えて動かなかった+冷えてダメージを受けた、というのがメインで、ムリすればまだ動いたということなのかなぁ。
まあ、そのスパート合戦も負けたが。。。
しかし、晴れ晴れした気分でゴール。
無事に生還。
メタライド買わないよ!?
まあ、正直、冬に雨が降ったらお手上げだ。
私は暑さに弱い自信があるのだが、寒すぎるのも強いわけじゃない。
自己ベストの5分遅れ・・・トイレを除けば4分遅れで済んだ、と見るべきかもしれない。
ネットで2時間45分47秒。一応サードベスト。
暑くてまともに走れなかった新潟シティマラソンより、寒すぎる東京マラソンの方がマシだったという結果。
ゴール後は、長い工程。
1kmくらいはありそうだったのは知っていたので、ちょっと気分が凹む。
しかし、準エリートはまだマシな方か?
200mほど歩いた時点で寒くてたまらなくなったので、小走りで進む。小走りできる体力が残っていて良かった。
とりあえず敷物みたいなものやらタオルやら身体にかけてもらうものは助かる。
しかし、更にどんどん手荷物ものが増えるのは若干困る。困るが仕方がない。
それよりともかく早く荷物くれ!
荷物を受け取れば後は即行着替える。
テントが一杯になってないか心配だったが、奥の方に行って覗いてみれば十分スペースは余っていた。
一息ついて着替え。
途中、シューズと靴下の替えがないことに気が付いたが、まあ、仕方が無い。
裸足にレースシューズ履いて、赤羽のコインロッカーにたどり着くまで我慢。
ちなみに傘もなかったが、敷物みたいなヤツが傘代わり。頭から被って雨をしのいで地下鉄へ。
東京メトロの24時間フリー切符があるのだが、結局地下を歩いて交通規制(地上はコースなので東京駅方向へ行けない)をくぐるとメトロを使わずにJRにたどり着いてしまった。
メトロの24時間フリー切符は3月まで有効なのだが・・・・使い道がないな・・・。
有楽町に着いてしまえば、あとは暖かいJRに揺られて赤羽へ。
荷物を回収して、大宮へ。
大宮でお昼を食べて、帰りの新幹線を確認。
長岡からの乗り継ぎの都合上1時間以上待つことになったが、踵が衝撃で潰れて足が痛くて歩きたくないので駅前のステップにすら行く気になれない。どうせ何も買わないし。
ビール飲みながら大宮で待つのは遠征の恒例になりつつある。
柏崎に着いたら、痛い踵を引きずりながらよっちら歩いて帰宅。
過去直近3回の遠征に比べたら十分充実した東京遠征だった。
反省はいろいろしようがある。
ただ、細かな対策はすべてやり尽くして良かったと思う。
リタイヤに繋がることはすべて潰した。
まあ、タイムはダメだったが、8割以上は寒さのせいだ。
ペースとしては10kmまで過去最速。
15kmは自己ベストと同じで、後は遅れる一方だった。
ただ、30km以降はそれほどペースは変わらなかったようで、風でペースが大きく変わっている印象。
今回もそうだったけど、去年の泉州も向かい風になると途端に相対ペースが落ちた。
風に負けると言うより、寒くなると途端に冷えてペースが落ちるというのが正しい感じだ。
ただ、泉州は後半ビルによる影がなく、天気も良かったので寒さは途中から気にならなかった。
今回は、ただただ寒かった。冷たかった。
ペースは前半もっと抑えた方がいいかなと思わないでもないが、抑えた新潟シティでも同じように失速しているからあまり意味がない気もする。
今回が特殊すぎて1年間の走りこみの成果が判らない(^_^;
しかし、らくらく走って10km35分台・・・それが下り坂と追い風のせいだったとしてもいい収穫だ。
能力的には決して衰えてはいない。
さすがに30年以上走ってきて未だ伸びているというのは理不尽な感じがしているので、そろそろ限界が近いのは判るのだが・・・まだベストは更新したい。
更新できると思う。
とりあえず、今年はフル以外で(^_^;
次のフルの予定は未定。
つくばとか防府とか考えているけど、未定。東京もコースはいいんだけど、やっぱりレース以外がキッツい。
準エリートで出たくないというエリート漏れの人の気持ちがよく分かる(^_^;
まあ、ともあれこれからしばらくはトラック。というか、秋までトラックメイン。
一応10kmロードも狙ってはいるけど・・・気候的に(今度は暑くて)ムリかなぁ。
もう1年近く自己ベスト更新から遠ざかっているけど、普通の人は1年くらい自己ベスト更新できないのは当たり前か。
毎年ぽこぽこ自己ベスト作ってた自分がおかしい(^_^;
次走は・・・多分1500m。
フル→1500mという謎ローテーション( ̄▽ ̄;)
アキレス腱と相談しながら、ボチボチと頑張ろう。
東京マラソンのレース。
ポツポツ降り始めた雨が若干気になるが、ゲートが混雑しているようで「臨時ゲート」なるものに誘導される。
この会場入り口であるゲートもいちいち指定されている。
ここで空港張りの手荷物・身体検査。そして前日から付けているリストバンドのチェック。
ペットボトルのような容器は一切認められないので、ここで全て捨てられる。のに、結構持ち込んでいる人がいたなぁ。
給水に関しては、マラソン時十分に「ウォーターローディング」をしている。
カーボローディングとセットだ。
それほど特別なことはしない。水と炭水化物を木曜辺りから意識的に摂るだけだ。
炭水化物の体内保存には基本的に水分が必要なので、セットだ。
しかし、これが寒いとデメリットになることがある。
・・・つまり、体内の水分が余ってしまう。
とりあえず今回はレース中の水分補給はほぼ要らないと判断。元々汗も少ないし、手持ちでエナジージェルを用意しているので、その水分で足りると判断。
実際には・・・それでも「余った」。
会場に入って荷物預けのトラックを確認。
7時半に先へ進む階段がオープンになるというので、待つ。
この階段については、完全に案内不足だと思う。
まず、7時半オープンという話がない。
ここで、ゼッケンを確認するというのは、「A・Bブロック専用」と案内があったので判るが、「一方通行」というのは全く案内がない。
そして、私も壮絶に勘違いしていたのだが、
会場に屋内がない。
地図にある建物は全部は入れないのか・・・。
この辺りは完全にエリートと差別されている。
ぶっちゃけ、準エリートなんてのは出場枠だけでしかなく、出走環境は一般と全く同じなので、「エリートが一杯になったら準エリートになるよ」と言われたら出場したくなくなるのも理解できる。
正直言って、ホンキで記録を狙おうとする人にとってこのレース前環境は厳しすぎる。
結局、すぐに専用階段を逆走して荷物を預け、とっととスタート地点につくことに。
ただ、時間はあったのでちょっと軽く走る。
走るとトイレが近くなったりすることがあるのだが、汗をかかないように5分ほど軽くジョグして問題無いことを確認してスタート地点へ。
古着のウェアにゴミ袋を被ったら割と寒くない。
・・・しかし、これから1時間か・・・。
もうちょっと後から並んでも・・・と思わないでもないが、結局どこで待機しても大して変わらない。
今別に寒くないからこのままスタート地点で待機。
皆使い捨てのカッパやゴミ袋を被っているが、中にはランシャツオンリーの猛者も。
・・・いや、超震えて寒そうにしているので単に経験不足で服装ミスっただけか。
レースウェアは、ファイントラックのドライレイヤーの上にクラブのユニフォーム。
風には無力だが、結果的に結構暖かかった。やはり、濡れても冷えない、というか濡れないというのは大きい。
アームウォーマーに手袋。これは濡れて冷えた。
ゲイターはアキレス腱が痛くなるのでなし。
シューズはいつも通りソーティスカイ(2号)。
ソックスは前日に買ってきたR×L。
頭はつば付きキャップとサングラス。
ニット帽も持ってきていたが雨なのでつばがいる。
サングラスは悩んでルディのキリックス+レーシングレッド。
サングラスはオークリーとルディプロジェクトでいろいろ持っているが、結局昔から持っているこの組み合わせが光量不足の環境に一番いい。
雨でサングラス無しは私的に考えられない。
スタート時間が近づくと合唱やら軽妙なアナウンスなどが開始されて開会式が始まるが、
早くスタートしてくれ。
エリートは直前までアップしたり、厚着したり・・・。
いいなぁ・・・。
まあ、準エリート以下はコンペティション外だしな。
車いすの部がスタートし、スタート直前になると、恒例の(?)脱ぎ捨てタイム。
ウェアやらカッパやらゴミ袋やらがぽんぽん宙を舞う。
ひとしきり皆脱ぎ終わって、私もよしっと前を向いたところで、
誰かが投げたカッパが私頭を直撃。。。
あいたっ。
・・・。
誰も見てないコントをここでやっても・・・・。
ぼちぼちとスタート。
スタートロスは、結構前に並んだこともあって7秒。
ただ、周囲のペースとはそれほどズレがない。
スタート地点を通過した瞬間自分のペースで走れている。
しかし、アップ不足、というかアップ無しが痛い。
アップしたけど1時間あれば全てチャラだ。
スタート前、体操していなかったと気が付いたが、やはりすべてスタート地点の待機で無駄になるので体力の無駄でしかないと思って、整列から外れてまでしてやらなかった。
ラクなペースのつもりだが、さすがにフルとはいえレースペースは多少キツイ。
一応、レースペースとしてもかなりゆっくりなのだが・・・。
そのかなりゆっくりなおかげもあって、ほぼジョグなので心臓の方が問題なし。
スタート後緊張の1分を無事通過して、不整脈は忘れてレースに集中。
最初の1kmは3'36。
混雑+ゆっくりのつもりだったのに意外と速くてびっくり。
ムリしないように落ち着いて走る。
手足がともかく冷たい。
冷え切っている。
これが暖まるまではともかくゆっくり。
なのだが、ペースは全く落ちない。なぜだ。
張り付いたように3'30台で結局5kmの通過が17分40秒台。
最初の5kmの下りは抑えるというのが定番だが、思ったより下りを感じない。所々短い急な坂で勾配を稼いでいるのか?
それよりも追い風の方が大きいのかもしれない。
呼吸は、予定通り3呼吸縛り(3回吸って3回吐く)。縛るというか、縛るまでもなくゆったりした呼吸だ。最初の1kmが多少きつかっただけで、後はどんどんラクになっていく。
手足も温まってきた。いや、手だけか。
じんわり手が温まる。
そのうち、じんわりどころかホカホカに手が温まる。
結局5kmを過ぎてもペースはほとんど落ちない。
10kmの通過が35'48(グロス)。
10kmのレースでも35分台が多い人間なんだが(^_^;
しかし、飛ばしているつもりはない。
これ以上遅いと正直寒い。
寒くなりそう、といっているのに10kmを過ぎたら向かい風になった。
途端に寒い。
どんどん冷える身体。
特に脚の冷えが顕著で、太ももが冷えてみるみる動きが悪くなっていくのが実感できる。
15kmに到達する前に撃沈の予感。
既に順位的には抜かれまくっている。
ペースが落ちているのは知っていたが、気が付くと呼吸が3呼吸に戻っていた。
呼吸がラクになっているってことは、単に冷えて動かないだけだったか。
動かないのをそのまま動かさなかったという状況。
途中の風景なんてのは全然見る余裕が無いのだが、さすがに雷門は判った。
今まで見に来る機会が無かったのでいい観光になった。ってそれどころじゃねぇ。
15kmで折り返すと向かい風が終わったが、脚も終わった。
飛ばしすぎたか。
冷えすぎたか。
その両方か。
脚が重い。
うわぁ。こっから長いなぁ・・・。
途中、給水を摂る。
要らないと思っていたけど、糖分補給を試みる。
結果、要らなかったかなぁ。
20kmで、最初の補給。
の予定だったが、ちょっと前倒しで19kmで補給。20kmから5km毎に補給を摂る予定で35kmまで。
最初と最後がちょっとカロリー多い。
カロリー補給しないと全く保たない人間なので、胃が保つ限りしっかり摂る。
節約して脂肪を利用しても遅くなるだけじゃないか。
補給は、腰のクリオベルトに養生テープで巻き付けてある。
しかし、この養生テープすらかじかんだ手では剥がせない。
仕方なく無理矢理引きちぎった。
ハーフの通過は1時間17分台。
既に去年自己ベストを出した泉州の時から遅れをとっている。
ちょっと自己ベストは諦めムード。
まあ、この天気の時点でちょっとムリがある気もする。
雨は一向に減る気配がない。
どんどん身体は冷えていくし、特に膝下の冷えが酷い。
足の指の感覚がないし、ソールがガチガチに感じる。
冷えるとペースが落ち、ペースが落ちると身体が温まらないので更に冷えるというデススパイラル。
特に時々吹くビル風がキツイ。雨と合わさると、体感氷点下じゃないか?
30kmを経過。
一応2時間は十分に切っている。
しかし、自己ベストはもう絶望的。
結構な頻度で見かける救護所に目が行く。
しかし、事前に某SNSで、東京マラソンの結果次第でシューズを買うと宣言。
当然全て自腹なので、ご褒美と罰ゲームを兼ねる仕様なのが良いのか悪いのか。
この中で、
「DNF:メタライドを買う」
と宣言。
「DNFならヴェイパーフライエリートフライプリントを買うために並ぶ」というツッコミがあったが断固拒否した。
自分が可哀想過ぎる。
DNFなんてしたくてするわけじゃない。不可抗力なんだから、既に酷い目に合っているのに更に傷口に塩を塗るマネを自分でする理由も無い。
・・・そうなんだ。
DNFは不可抗力でしかないはずだ。
ホンキでレースに臨んだ以上、そう簡単にDNFなんてできない。
っつか。
メタライド買いたくねぇ!
高すぎるんだよこんちくしょう!
まあ、だから罰ゲーム的に設定したんだけどさ。
冷静に考えたら3万も払って何に使ったらいいのか判らんシューズを買いたくねぇ!
少なくとも今は欲しくねぇ!
必死になる。
とりあえず、トラブルの原因を事前に潰すためトイレ休憩。
どうせタイムは大して変わらん。
トイレの場所も逐次ある上に次のトイレまでの距離まで掲示しているという親切仕様。
たまたま飛び込んだトイレは仮設ではなく公園のトイレ。
空いてる場所を探す、扉を開け閉めする、という手間を一切省いたためタイムロスは42秒で済んだ。
途中、手袋を取ったら指が引っ込んでしまい、付けられなくなった。
どうやら小指が薬指の中に入り込んでしまったらしく、かじかんだ手ではつけられそうにない。諦めて右手だけ素手になってしまったが、もはや手の冷たさは左右変わらない(^_^;
濡れきった手袋が役立たず。
足も冷え切った。
全く濡れていない胴体のドライレイヤーだけが暖かみを感じる。
風が吹けば吹き飛ぶ暖かさだが。
順調にタイムが落ちてきたが最後の折り返しを回ると向かい風。
ここからこの風向き区間が長いのでひたすら我慢するしかない。
いや、向かい風なんていつでも吹いている気がする。
一気にペースも落ちてくる。
途中、東京タワーが目に入って観光2回目。
東京マラソンのレース中、目に入ったのは雷門と東京タワーだけだ(^_^;
あ、増上寺も目に入ったかな?
ぶっちゃけ、観光としてのコースに興味はない。観光はちゃんと観光した方がいいな。
日比谷公園を過ぎた辺りで最後の区間に入ると石畳。
これが地味にキツイ!
冷え切って固まってクッションのないシューズと足にはともかくツライ。
この間基本抜かれまくっているのだが、時折歩くのに近い人や歩く人もいる。
私のクラスだとそうゆう人はあまり見かけないのだが、今日は多い。
この天気にもなればそうだろう。
結局、雨も気温もスタート前からほとんど変わっていない。
この環境下でまともに走れるのは、才能というか適正がいるだろう。
防寒はできるが、結局厚着のウェアはロスだ。
特に脚の保温はどうしてもロスになる。タイツやロングパンツを履いてマラソンペースは結構キツイ。
ラストは若い子とスパート合戦。
何とか最後の最後でスパート合戦ができる体力は残っていた。
結局、冷えて動かなかった+冷えてダメージを受けた、というのがメインで、ムリすればまだ動いたということなのかなぁ。
まあ、そのスパート合戦も負けたが。。。
しかし、晴れ晴れした気分でゴール。
無事に生還。
メタライド買わないよ!?
まあ、正直、冬に雨が降ったらお手上げだ。
私は暑さに弱い自信があるのだが、寒すぎるのも強いわけじゃない。
自己ベストの5分遅れ・・・トイレを除けば4分遅れで済んだ、と見るべきかもしれない。
ネットで2時間45分47秒。一応サードベスト。
暑くてまともに走れなかった新潟シティマラソンより、寒すぎる東京マラソンの方がマシだったという結果。
ゴール後は、長い工程。
1kmくらいはありそうだったのは知っていたので、ちょっと気分が凹む。
しかし、準エリートはまだマシな方か?
200mほど歩いた時点で寒くてたまらなくなったので、小走りで進む。小走りできる体力が残っていて良かった。
とりあえず敷物みたいなものやらタオルやら身体にかけてもらうものは助かる。
しかし、更にどんどん手荷物ものが増えるのは若干困る。困るが仕方がない。
それよりともかく早く荷物くれ!
荷物を受け取れば後は即行着替える。
テントが一杯になってないか心配だったが、奥の方に行って覗いてみれば十分スペースは余っていた。
一息ついて着替え。
途中、シューズと靴下の替えがないことに気が付いたが、まあ、仕方が無い。
裸足にレースシューズ履いて、赤羽のコインロッカーにたどり着くまで我慢。
ちなみに傘もなかったが、敷物みたいなヤツが傘代わり。頭から被って雨をしのいで地下鉄へ。
東京メトロの24時間フリー切符があるのだが、結局地下を歩いて交通規制(地上はコースなので東京駅方向へ行けない)をくぐるとメトロを使わずにJRにたどり着いてしまった。
メトロの24時間フリー切符は3月まで有効なのだが・・・・使い道がないな・・・。
有楽町に着いてしまえば、あとは暖かいJRに揺られて赤羽へ。
荷物を回収して、大宮へ。
大宮でお昼を食べて、帰りの新幹線を確認。
長岡からの乗り継ぎの都合上1時間以上待つことになったが、踵が衝撃で潰れて足が痛くて歩きたくないので駅前のステップにすら行く気になれない。どうせ何も買わないし。
ビール飲みながら大宮で待つのは遠征の恒例になりつつある。
柏崎に着いたら、痛い踵を引きずりながらよっちら歩いて帰宅。
過去直近3回の遠征に比べたら十分充実した東京遠征だった。
反省はいろいろしようがある。
ただ、細かな対策はすべてやり尽くして良かったと思う。
リタイヤに繋がることはすべて潰した。
まあ、タイムはダメだったが、8割以上は寒さのせいだ。
ペースとしては10kmまで過去最速。
15kmは自己ベストと同じで、後は遅れる一方だった。
ただ、30km以降はそれほどペースは変わらなかったようで、風でペースが大きく変わっている印象。
今回もそうだったけど、去年の泉州も向かい風になると途端に相対ペースが落ちた。
風に負けると言うより、寒くなると途端に冷えてペースが落ちるというのが正しい感じだ。
ただ、泉州は後半ビルによる影がなく、天気も良かったので寒さは途中から気にならなかった。
今回は、ただただ寒かった。冷たかった。
ペースは前半もっと抑えた方がいいかなと思わないでもないが、抑えた新潟シティでも同じように失速しているからあまり意味がない気もする。
今回が特殊すぎて1年間の走りこみの成果が判らない(^_^;
しかし、らくらく走って10km35分台・・・それが下り坂と追い風のせいだったとしてもいい収穫だ。
能力的には決して衰えてはいない。
さすがに30年以上走ってきて未だ伸びているというのは理不尽な感じがしているので、そろそろ限界が近いのは判るのだが・・・まだベストは更新したい。
更新できると思う。
とりあえず、今年はフル以外で(^_^;
次のフルの予定は未定。
つくばとか防府とか考えているけど、未定。東京もコースはいいんだけど、やっぱりレース以外がキッツい。
準エリートで出たくないというエリート漏れの人の気持ちがよく分かる(^_^;
まあ、ともあれこれからしばらくはトラック。というか、秋までトラックメイン。
一応10kmロードも狙ってはいるけど・・・気候的に(今度は暑くて)ムリかなぁ。
もう1年近く自己ベスト更新から遠ざかっているけど、普通の人は1年くらい自己ベスト更新できないのは当たり前か。
毎年ぽこぽこ自己ベスト作ってた自分がおかしい(^_^;
次走は・・・多分1500m。
フル→1500mという謎ローテーション( ̄▽ ̄;)
アキレス腱と相談しながら、ボチボチと頑張ろう。
