五月病〜治療と予防

五月病に関する情報サイト。治療方法から予防方法や対策などご紹介。

五月病と自律訓練法

春になって環境の変化からストレスや不安を感じ、五月病に悩む人は少なくありません。
ストレス状態がひどくなると自律神経の働きが悪くなり、食欲不振や頭痛、下痢、便秘など体に様々な症状が現れます。
自律訓練法とは、自律神経の働きを元に戻すための方法のひとつで、頭の中でゆったりとしたイメージを作り、体をリラックスさせる方法です。
自律神経が元の状態になると、血流も回復し、体調もよくなり、心身ともに健康になっていきます。

自律訓練法の手順は次の通りです。
まず、静かな場所に仰向けに寝て、体の力を抜いてください。
椅子に座っていても良いです。

1.手足が重いと感じる。
右手、左手と順番にしても、両手が重いと感じてもかまいません。
すぐには重さを感じないかもしれませんが、毎日繰り返してリラックスできるようになると感じることができるでしょう。
2.手足が暖かいイメージを思い浮かべる。
3.心臓が静かに脈打っていることを感じる。
4.楽に呼吸していると感じる。
5.おなかが温かいと感じる。
6.額が涼しく心地よいと感じる。
7.最後に、深呼吸をして大きな伸びをします。

自律訓練法は3〜5分程度を目安にしてください。
すぐにはすべてを感じることは難しいと思います。
できなくても、その時間で終了してください。
気楽に、時間があるときに試してみると良いでしょう。
慣れてくると電車の中など、いつでもできるようになります。
五月病を乗り切って、明るい生活を過ごせるよう、心がけてください。

五月病の原因

環境の変化やストレスなどの要因によって、新入生や新入社員に見られる五月病。
五月病になる原因には、次のようなことが考えられます。

・厳しい受験戦争や就職活動によって希望がかない、その結果、その先に目標を見出せないでいる。
・理想や夢を描いて入学・入社したものの、現実とのギャップが大きく、戸惑いや不安を感じている。
・一人暮らしを始めるなど生活環境が大きく変わり、生活リズムの乱れに心や体がついていけない。
これまで家族に家事をやってもらっていた人は、料理や洗濯、買い物など、しなければならないことの多さに戸惑うと思われます。
自分で家事を行いながら学校や職場へ行くのは、慣れるまでは要領がつかめず、それが大きなストレスになってしまいます。
・新しい人間関係にうまく溶け込めない。
・悩みを自分一人で抱え込んでしまい、ストレスの発散ができない。
・ゴールデン・ウィークなど長期間の休みが入ることによって学校や会社に行く気力がなくなる。
・高校まで規則が多かった生活から、いきなり行動が自由になり、自分で決めなければいけない環境についていけない。
指示に従っていればよかった生活から、自分で考え、決断しなければならない場面が多い生活となり、どう行動すればよいのかわからず戸惑ってしまいます。

五月病は、入学や入社に限らず環境の変化で誰もがなる可能性があります。
一時的なことが多いので、新しい環境に慣れ、新たな目標を持つと症状は少しずつ和らいできます。
一人で悩まず、学校や病院などの相談窓口を利用したり、家族や友人に悩みを聞いてもらうと気持ちが楽になります。

五月病の症状

五月病は元々、新入生が新しい学校に馴染めず、ゴールデンウィーク明けから気持ちが落ち込む症状を指していました。
しかし、現在では学生だけでなく、新しい職場に馴染めない新入社員などに見られる症状であり、仕事が本格的になる6月にも症状が起こりやすいと言われています。
新しい環境に胸躍らせていたり、緊張を強いられていた気持ちが緩み、ストレスとなって体や心に変調をきたします。
五月病は以下のような症状が起こります。

・精神的な症状
やる気が出ない。
イライラする。
憂鬱になる。
焦りや不安を感じる。
何をするにも億劫に感じる。
学校や職場に行きたくなくなる。
周りの出来事に関心がなくなる。

・身体的な症状
朝起きられなくなる、夜なかなか寝付けないなどの睡眠障害。
免疫力の低下により病気にかかりやすくなる。
食欲不振、頭痛、めまい、動悸などの症状が挙げられます。

このような五月病の症状には個人差があり、几帳面な人や真面目な人がかかりやすいようです。
一般には、新しい環境や仕事に慣れるに従って症状が軽減していきますが、症状が長引きうつ病になってしまう場合もあります。
そのため、疲れを感じたらしっかりと体を休める、ストレスを発散するためにスポーツなど気分転換をする、ゆったりとした時間を過ごすなど、気分転換を図る必要があります。
また、気持ちや体調が元に戻らない場合には病院で適切な治療を受けることが大切になってきます。

新しい環境になったことで、これまでの生活リズムが崩れて体調不良になる場合もあります。
3食の栄養バランスを考えて、規則正しく、野菜や果物をしっかり摂ることも必要です。
心と体に気をつけたうえで、新しい環境をぜひ楽しめるよう心がけてください。

五月病の対策

春になると新入生、新入社員の中で新しい環境や仕事に適応できず、いわゆる五月病の症状に悩む人が出てきます。
ストレスをやる気がでない、イライラするなどの症状が長引くとうつ病に進行する場合もあるので、症状が軽いうちに気持ちを切り替えたり、ストレスを軽減するよう心がける必要があります。
五月病になったと感じたら、どのような対策をとれば良いでしょうか。

1.気分転換
心配や悩みを考えすぎるとさらに大きなストレスになります。
気持ちを切り替えるために、好きなことに打ち込んだり、おいしいものを食べたり、好きな音楽を聴いたりして気分転換をしましょう。
ただし、体調に配慮して日常生活に支障をきたさないよう、気をつけましょう。

2.休養をしっかりとる
疲れをためて無理をせず、睡眠時間は充分とりましょう。
いつも早く眠るよう心がけたり、栄養のある食事をして、体を充分休ませ、疲れを残さないようにすることが大切です。

3.悩みを抱え込まない
不安や心配を一人で悩まずに家族や友人に相談すると良いでしょう。
話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなり、気持ちが落ち着きます。

4.症状が軽くならない場合
なかなか症状が軽くならない場合は、症状がさらに重くなる前に病院にいって治療を受けることも必要でしょう。
心療内科や神経内科で適切な治療を受けると回復も早く、深刻な症状に陥らずに済みます。
お医者さんに自分の症状を克明に話すだけでも、気分がやすらぎます。
精神を安定させる良い薬もありますので、症状が回復しない場合は躊躇せずに病院に行くことをお勧めします。

五月病になったと感じたら、それはあなたが新しい環境で頑張っている証拠です。
頑張り過ぎないことも時には必要。
心と体を大切にして、この時期を乗り切って欲しいと思います。

職場での五月病予防

ゴールデン・ウィーク明けには、新しい環境や人間関係に溶け込めず、五月病になる人が出てきます。
五月病が長引くと本人はもとより、周りへの仕事量の負担増加など、職場全体にも影響を及ぼします。
そのため、五月病を予防するために、仕事や人との良い関係を築くための職場でのサポートが重要となってきます。

職場の上司や同僚の声かけは、五月病予防には効果的です。
職場の一員と認められたと感じることは、ストレスが薄まると同時に仕事へのやる気を引き出します。
また、コミュニケーションをとることで、仕事もスムーズに進むようになります。
普段から話をしやすい職場環境を作ることが大切です。
また、社員の元気がない、仕事のミスが目立つ、遅刻や早退・欠勤が増えるなど、職場の人間が早期に気づき、対処することが必要です。
怠けている、無責任だ、と責めてばかりでは解決にはなりません。
症状が長引くようならば、病院へできるだけ早く行かせるようにしてください。

カウンセリングを委託する、メンタルケアのプログラムを充実させる等、事業所内外にメンタルケアができるネットワークを作っておく必要があります。
社員が五月病など心身に負担を感じる時に、すぐに相談、診断できる体制を整えることが職場環境を良くすることにつながります。
また、管理職もまたストレスにさらされる時代、会社全体で社員の心身の健康を支えなければなりません。
ワーク・ライフ・バランスを重視した働き方のできる体勢を整えることが大切です。

アロマテラピーで癒す五月病

ゴールデン・ウィーク明けから環境の変化やストレスが原因で五月病と呼ばれる症状に悩まされる人が多くなります。
落ち込みや食欲不振などの五月病の症状の緩和に効く方法の1つがアロマテラピーです。
ここでは、五月病の症状を和らげる、アロマテラピーの効用についてお話したいと思います。

・香りの効果
好きな香りを嗅ぐと、心が洗われたような気持ちになります。
肩の力が抜け、気持ちが楽になっていきます。

・エッセンシャルオイルの効果
エッセンシャルオイルの成分は、体に不調にも効果があります。
ローズマリー:脳に刺激を与えるので、気力を回復し、やる気を引き出します。
レモン:集中力を高め、疲労回復に効果があります。
ジャスミン:憂鬱な気持ちを静めてくれます。
ベルガモット:心に活力を与え、気持ちを明るくします。
ラベンダー:自律神経を整え、リラックス作用があります。

家で香りを楽しむには、好きなオイルを1、2滴ティッシュに垂らして、就寝時、それを枕元に置きます。
もしくは、アロマポットを使ってください。
お風呂にオイルを3〜5滴入れて楽しむアロマバスもお勧めです。
この場合は、オイルを入れてからよくかき混ぜてください。
効果的なオイルを選んで施術をしてくれるアロマセラピストの元でトリートメントを試みるのも良いでしょう。

ただし、いつまでも症状が抜け切らない場合は、隠れた病気がある可能性もがありますので、その場合は病院で診察を受けるようにしてください。

五月病に効果のある入浴法

春の暖かな季節の中で、気分が憂鬱で体調もすぐれない五月病になってしまうと辛いですね。
五月病の原因の1つが、慣れない環境での仕事などのストレスです。
そんなストレスを解消するためにお風呂でのんびりリラックスタイム、というのはどうでしょうか。

浴室のあかりは落ち着くように、少し暗めに。
光量の調節のできるライトを使えば、好きな明るさを楽しめます。
また、キャンドルを利用する方法もあります。

好みのエッセンシャルオイルや入浴剤を使って、心地よい香りを楽しみましょう。
多くの種類のオイルや入浴剤が販売されているので、その中から選ぶのも楽しみになりますね。
オイルや入浴剤の他、みかんの皮、たんぽぽなどを入れても良いですよ。

ぬるめの38〜40℃のお湯に、みぞおちの辺りまで浸かり、20〜30分半身浴でゆっくり過ごしましょう。
上半身が寒いと感じる人は、バスタオルなどを肩にかけると良いでしょう。
防水ラジオやプレーヤーで好きな音楽を聴きながら、のんびりとお湯につかるのがお勧めです。
体が温まると、気持ちがよくなり、ぐっすりと眠れます。
しっかり眠ることで、体の疲れも取ることができます。

また、時には温泉に出かけて広いお風呂にゆったりと浸かりましょう。
気分転換の旅は、いやなことを忘れ、環境を変えるので、ストレス解消には、うってつけです。

どうぞ、ストレスを溜めすぎず湯船でリラックスして五月病を乗り切り、元気に過ごしてくださいね。

五月病に効くリラックス方法

新入生や新入社員が春に五月病と呼ばれる症状に悩まされることがあります。
環境の変化によるプレッシャーやストレスが原因と言われていますが、症状を緩和するには、心身をリラックスさせる必要があります。
ここでは、いくつかリラックスの方法を述べてみます。

・呼吸法
不安を静めるための呼吸の方法を覚えておきましょう。
いつでも誰でも行える簡単な方法です。
深く鼻からゆっくりと息を吸い、5秒間息を止めます。
次にゆっくりと口から息を吐き、これを繰り返すことにより気持ちが落ち着いていきます。
好きな音楽をゆったりと聴きながら、行っても良いでしょう。

・適度な運動
ウォーキングなど適度な運動は、こわばった筋肉をほぐすと同時に、ストレスも取り除いてくれます。
最近ブームのヨガも効果的。
ゆっくりとした動きで心身を落ち着かせることでリラックスできます。

・ぬるめのお湯にゆっくり浸かる。
音楽をかけたり、様々な入浴剤を試してみたりして、のんびりとした時間を楽しみましょう。

・リラクゼーション音楽
波の音、オルゴールなど、いろいろな音楽が最近は紹介されています。
自分が心地よくなる音楽を見つけて楽しむのも、良いリラックスになります。

・マッサージ
筋肉のこりを取ると、気持ちも落ち着きます。
足裏マッサージや、クイックマッサージなどを試してみたり、入浴後に首筋や肩、ふくらはぎなどをマッサージしてみましょう。

自分に適したリラックス方法を知っているだけでも、心が楽になります。
五月病に負けず、いきいきとした生活をおくりましょう。

五月病に効く食事法

過度のストレスや環境の変化によって起こる五月病。
生活リズムが狂い、栄養バランスが崩れてしまうのも一因です。
ここでは、五月病に効く食事法を紹介します。

イライラした気持ちを抑えるにはカルシウムが効果的です。
牛乳、小魚などに含まれています。
牛乳は、ホットミルクにしたりコーヒーに入れて飲むと良いでしょう。
ヨーグルトもまた、カルシウムを多く含んでいます。
牛乳が苦手な人はグラタンなど料理に利用したり、チーズを食べたりしてください。
しらす干しなど小魚は、チャーハンに混ぜたりしておいしくいただきましょう。
カルシウムは五月病に効果があるだけではなく、骨を作り、しっかりした体を作ってくれます。
最近は、カルシウムが強化された商品も販売されています。
上手に使って、カルシウム不足を補いましょう。

ビタミンCはストレスから、体の細胞を守ってくれます。
野菜や果物をしっかり摂りましょう。
朝の果物を1品追加する、野菜ジュースを飲むなど、気軽に試せる方法をとるのが、長続きのコツです。
食事にサラダを追加するのもいいですね。
ビタミンCは、風邪の予防にも効果がありますし、お肌の張りも整えてくれます。

食事を考えると、栄養バランスがとれ、その結果はつらつとした生活が送れます。
栄養バランスの取れた食事は、五月病だけでなく、病気に負けない、強い心身を手に入れることにつながります。
ぜひ、五月病を乗り切って、元気に毎日を過ごしてください。

子供にも五月病が

一般に五月病になるのは、大学生や社会人と言われていました。
しかし、最近では厳しい受験戦争をくぐり抜けてきた中学生や高校生をはじめ、小学生にも五月病の症状が見受けられます。
また、症状はゴールデン・ウィーク明けだけではなく、夏休みや冬休みといった長期休暇後にも見られます。
朝起きられない、やる気がでない、登校拒否等が挙げられます。
五月病にならないためには、入学時やクラス替え後に適応しようと頑張りすぎず、少しずつ環境に慣れていく心づもりで過ごすことが大事です。
心身の不調が長引くときは、スクールカウンセラーへの相談や心療内科などの受診も考えましょう。

保護者もまた、子どもの様子に心を配り、体調の悪いときには休ませたり、話を聞いてあげたりしてください。
自分の子だけは大丈夫とは思わず、子どもの発するサインを見逃さないように気をつけてください。
特に小学生や中学生は親や周囲の人の理解や援助が、自我の確立のためにはまだまだ必要な、大切な時期です。
日常生活の中で意識して子どもと接して欲しいものです。
ただし、無理に話を聞きだすのではなく、いつでも話に耳を傾けることを心がけると良いと思います。

厚生労働省が2006年に行った調査によると、中学生の4人に1人はうつ状態だという結果が出たそうです。
親だけでなく、担任教師など学校との連携が必要な時代となっています。
誰にでも起こりうる心の病への対処は、いじめ防止にもつながります。
子ども達が明るく学校に通えるよう、大人が心がける時代になっていると考えられます。

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