2016年06月17日
こうべ“米”ビーフ食味評価会開かれる
飼料で牛肉の味は変わる? こうべ“米”ビーフ食味評価会開かれる
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餌に飼料用の米を混ぜて育てた但馬牛の肉の味を確かめる「こうべ“米”ビーフ食味評価会」が14日、神戸市西区の西神オリエンタルホテルで開かれた。農業関係者ら約50人が、飼料米を混ぜていないトウモロコシや大麦などで飼育された牛肉と食べ比べ、味の違いを確認した。
飼料米による農業活性化や地域農業の経営安定化を目指す「こうべ飼料米生産利用推進協議会」が主催。飼料米を餌に加えても但馬牛の質や味に変わりがないか調べるために開いた。
この日の評価会では、平成27年8月から今年5月まで育てられた但馬牛で、飼料米を混ぜた餌を食べたリブロースと、そうでないサーロインの2種類の肉料理が出された。参加者らは「やわらかさ」「ジューシーさ」「うまみ・甘み」の3項目をチェックし、食べ比べた結果、味に大差がないとの評価が下された。
県神戸農業改良普及センターの山口洋普及主査は「飼料米を与えても味や数値に大きな差はないことが分かった。ただ、飼料米はトウモロコシより高く、コストの問題をどう解決していくかが課題」と述べた。
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