おめでとう そしてありがとう。

今日午後３時４７分、ながおかひめに「おとこの子」を授かりました。



順を追っていきます。



分娩室移動してながおかひめを見てきたわけですが、数字のごとく変わりつつあるのが分かりました。

今朝状況を見ると、「夕方に出産」と判断しました。

午前中は大丈夫なので、別用をしていました。

そしてお昼に見ると、乳房がパンパン。

「夕方までに産むなぁ」と独り言を言いながら、機械で整地作業を始めました。

２時半近くに分娩室へ行くと、




「お〜　始まってますねぇ」

第一破水が終わっていました。

しばらくして、



「お〜　おとこの子ご出産ですねぇ」

それからしばらくして、



寝ました。

出産経験牛なので、助産婦しないでおこう

いい調子ですよ〜



体半分が出ましたよ〜　　そのままがんばって〜

しかし　　ここで　　起き上がった

「起きたらあかんやん　立ち産みは危険なんや」

子牛を抱きかかえるように助産婦。



午後３時４７分、「もぎゃ〜」。

おかあさんは「産湯」のお世話。



「いや〜　　きれいになったやん」

子牛は生後１時間ほどで、



「七転び八起き」の特訓に入りました　　かわいいなぁ

立った　　コテン　立った　　コテン　立った　　コテン

特訓の成果、



「おっぱいやぁ〜」



今日の出産でもって、３　４　５月の予定日出産は終わりました。

今度は７月の中旬に出産予定者が３人いますが、それまではありません。

今日で５人産まれましたが、母子ともに元気でなによりです。

今日までの出産で、特に思ったことがあります。

５人ながら「日中分娩」でした。

夜中に出産というのが通例ですが、日中分娩より事故率は上がります。

そういう中で日中分娩は、「ああよかった」と思うわけですが、それだけではないように感じています。

それは「夜中でなくてよかった」よりも、「事故を防ぐために日中分娩にした」という牛たちの協力なんですね。

つまり、「牛たちは私に協力してくれた」という部分です。

この５人の中に、「ちえゆきひめ　ながゆきひめ　なおゆきひめ」の三姉妹初ママがいます。

心配していたことが無駄で、みんなそれぞれ「わが子」の世話をしました。

「心配していたことが安心」となり、このことも立派な「私に対する協力」と言えます。

私は牛たちを見ます。

反対に私は牛に見られているとも言えます。

その中で、「協力してやろう」というように思ったのかも知れません。

全く今までどおりのやり方であり、日中の可能性を求めたものではありません。

そのような牛たちの態度を見て、頭が下がるのと同時に感謝の言葉が頭をいっぱいにします。

ありがとう。

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Comments

1. Posted by うたこ   2017年05月12日 19:46

無事の出産おめでとうございます♪
母子ともにお元気ということで、うれしい限りですねヽ(^o^)丿
この子もお兄ちゃんお姉ちゃんと脱走ごっこをするのかな？
( *´艸｀)

2. Posted by 長岡直美   2017年05月12日 20:31

うたこさん、ありがとう。

牛たちはじぃに協力してくれました。

うれしい限りです、、、、、、、、、、が、「赤信号　みんなで渡れば怖くない」の要領で、脱走は計画すると思われます。

性能のいい、優れた牛たちと書きたいのですが、どうしても「長岡牧場の牛はアホばっかり」が実態です。

3. Posted by あき   2017年05月16日 21:56

長岡さん、おめでとうございます！
丸坊の弟分5人目の子牛ちゃんですね。
お名前は何になるのかな？とても楽しみです。

4. Posted by 長岡直美   2017年05月18日 22:07

あきさん、ありがとう。

なぜか分かりませんが、長岡牧場は「ひめ＆坊」の名前が多いようです。

また本人に、名前を聞いてみますね。