二日ほど記事更新をさぼって申し訳ないです。

さて、受験生の皆さん。
センター試験まで今日を入れて二日ですね。

それは置いといて。

今回はちょっとだけ調子に乗ったことをしてみたいので、

考える咲

第十三回「シュレーディンガーの怜」

始めます。


量子力学の分野では、しばしばこの
シュレーディンガーの猫
という思考実験が扱われます。

詳しくはこちら
シュレーディンガーの猫

簡単に言うと、半々の確率で生死が決まる状態の猫は、
認識されるまでは生と死の重なり合った状態である、ということです。

ですが、
今回のテーマは、シュレーディンガーの猫ではなく、
その解釈である、エヴェレットの多世界解釈を用います。

これは、観測者を記述の中に含める、という考え方で、
『観測者は観測によって、生きている猫を観測した観測者と、
死んでいる猫を観測した観測者の重ね合わせ状態に分岐する』
というものです。

これをもとに、怜の能力を紐解いていこうと思います。


今回の状況設定は、Aブロック準決勝に準じたものとします。

観測者:園城寺怜
状態を表す関数:
|宮永照の自摸牌の状態|=|宮永照の当たり牌|+|宮永照の当たり牌以外|
仮定:山に積まれている牌は観測するまで不明

ここで重要になってくるのが、
観測者の特性:一方の状況(自身が動かなかった場合)をあらかじめ観測する
です。

つまり、怜は確定していない状態、
言わば箱の中の猫の状態を知ることができるのです。

そして、怜はその観測をもとに未来を変えることができる、と考えられていますが、

ここで怜にできることは、観測結果を変えることではありません。

なぜなら、怜は必ずしも思い描いた未来を絶対に実現させることはできないからです。
これは後述しますが、怜が絶対に一発を和了れる訳ではないという事実から判断できます。

怜にできることは、ラジウムの発生装置を変更すること。
つまりは、結果発生までの過程を強引に差し替えることです。

ここでは仮に、怜が観測した世界線をα世界線、
怜が観測した未来からずらした世界線をβ世界線とすると、

シュレ怜1

こうなります。

つまりは怜が行動を起こすか起こさないかを判断した時点で未来が確定し、
それに伴って他家の行動が決定されるということです。

わかりやすい例えでは、
怜が立直することによって他家が鳴くか否かが決定し、
その時点で怜が一発を自摸れるか否かが決定します。

これは、怜が当たり牌を自摸る未来が見えたとしても、
他家の鳴きによって、一発を和了れないという未来
(怜の当たり牌が他家に流れるという未来)
が存在するという事実からも判断できます。

これらの考察から、エヴェレットの多世界解釈を用いて、
怜をただの観測者ではなく状況の構成者として組み込むことで、
『園城寺怜は観測によって、副露で自摸順をずらした園城寺怜と、
ずらさなかった園城寺怜の重ね合わせ状態に分岐し、
なおかつ一方の結果をあらかじめ観測した上で、そのどちらかを自由に選択できる』
という能力だと判断できます。

三尋木プロが、怜の能力を単に未来予知だと断言しなかったのは、
変更後の世界線で何が起こるかは予知できない、
ということを見抜いていたからではないかと思われます。

さらに、一巡先を見た後、自身の行動を変えるとそれから二巡くらい見えないということも、
世界線が変更されたことによって構成されていた未来が変更したからだと考えられます。


つまり

怜「世界は、再構成される──!」


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園城寺怜、世界線を変える者!!



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以上。


前述したとおり、
明後日、明々後日とせんたーしけんなるものがあるらしいので、
また更新はお休みするかもしれません。


それではっ!!