2005年04月29日

生業

先日、友人から、「自分の生業について今考えています」というメールが届いた。


「生業」


単に仕事、というよりも、もう少し自分の人生とリンクさせる、どう生きていこうか、
という事を考える時に使ったりするコトバかもしれない。

と、思いながら、ネットサーフなんかをしていると、(有)インターテクストという
会社のブログに行き当たった。

どうやら、ここの会社の社長さんは、私と前職の会社、職種が同じ人らしい。
2年間くらい、在籍時機がかぶっていたこともあるようだ。
(私は99年入社で、社長さんは、00年退社)

uminoさんと言う方であるが、退職後はマーケティングプラニング会社である
今の会社を設立し、外資系コンサルティング会社や、投資ファンド(ユニゾン
とか)と協働プロジェクトをやっていたりと、刺激的な業務をされている方の
ようである。

で、umino氏の過去ログ(あ、山本さんも登場していた)を見ていて、先日
「ほぼ日」上の佐藤可士和氏
とオーバーラップして読んでしまった次第である。

umino氏の場合、「マーケティングコンサルタント」という自身の”生業意識”
が”広告マン”のそれを上回ってしまったから、退職した。
佐藤可士和さんの場合は、「デザイナー」という自身の”生業意識”が”広告マン”
のそれを上回ってしまったから、退職した。

良くも悪くも、「生業」を強く意識した結果、今の道をそれぞれ歩まれている
のであろう。その意識が強く出ていると思われる投稿が、これである。
可士和氏の場合、「デザインの方が上位概念なんですよ」というコトバでそれ
を語っている。

そう考えると、電通の場合、「電通マン」というコトバがあり、”電通で働くことが
生業だ”という意識をそれこそ就職活動時から植えつけることに成功している
のかもしれない、と思った。 
マーケティングとかデザインとか、うだうだ言うな、と。電通で働くこと自体
がプロフェッショナルの印だぜ、と。そういう生業意識の持たせ方。
それはそれで、「あり」だと思うし、美しい、とも思う。
(umino氏が書いているような、ビジネスモデルの限界、とは別の次元において)

一つ言及すれば、umino氏にしても、可士和氏にしても、母体となる広告会社
が無ければ、生まれなかったであろう才能であることには違いない。
だから、彼らの社会的責任としては、自分の会社や事務所でも、新しい後輩を
育てていく、ということがあるのかもしれない。umino氏の会社も、何人か若者
が入社しているようだ。
自分がいた場所を否定する代わりに、自分がその代わりとなる場所を作ること、
そして、社会的に再生産できうる体制を作っていくこと。

とか、色々考えますが、サイバーエージェントのfushigiさんが書かれているように、
組織と個人の関係は、今、難しい局面に来ているのかもしれません。

少なくとも、一個人の「性善説」に頼らずに、「仕組み」で解決していく方法
が社会的にも見つかればいいのですが。

友人がふとメールにしたためた「生業」というコトバから、こんなことを想像
してしまいました。

ゴールデンウィークは、なんとスノボ行きます!(まだできるとこあるんだって)
そして、親父の還暦祝いとかもあります!

さ、出かけよ。

tessy1 at 12:00│Comments(5)TrackBack(1)clip!仕事 

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1. 新しい舞台を作る  [ Intertext ]   2005年05月09日 19:36
GW前にトラックバックを貰ってから、ずっといろいろな事を考えている。 マーケティ...

この記事へのコメント

1. Posted by 海野裕   2005年04月30日 11:26
はじめまして。
海野@インターテクストです。
トラックバックありがとうございます。

tessyさんが今回コメントしていただいたように、
新しい関係が生じていくことが、今、素直に嬉しいです。
僕は古巣の会社のことがすごく好きでした。
Hを離れた人たちもほとんどが同じ。
その意味だけでも、素晴らしい場所と時間だったと思います。
では何故今、そこに僕らはいないのか。
人に歴史あり、です。(笑)
機会があればお話したいところです。
tessyさんが仰るとおり、新しい場を作ることも僕らの責任ではないか、
と最近よく考えるようになりました。
ある種輝いていた時代のHを胸に、新しい働き方、価値を作り出す仕組み、
を構想していきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。
2. Posted by 海野裕   2005年04月30日 15:39
はじめまして。トラックバックありがとうございます。
インターテクスト海野です。tessyさんがコメントをしてくれたように、
新しい関係が生まれていくことが、今、素直に嬉しいのです。
僕は古巣が大好きでしたし、今も愛着があります。
では何故今、僕はそこにいないのか。まあ、人に歴史あり、です。(笑)
いずれお話する機会があればいいですね。
佐藤可士和(←同期入社です)との対比もありがとうございます。
一人のマーケターとして励みになります。では。
3. Posted by tessy   2005年05月01日 01:37
海野さま。

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

海野さまと山本直人さんがお食事された、との過去ログも拝見いたしました。私はまだこの4月に転職したばかりなので、今は何もお話できるレベルにありませんが、現職に少し慣れましたら、こちらこそ、一度お話させてくださいませ。
4. Posted by 山本直人   2005年05月03日 09:40
うわ!ビックリした。
自分がこんなところに出ているなんて。
連休中仕事するはずが昨日終わってヒマになっちゃった。
どうしよう。
5. Posted by tessy   2005年05月04日 10:44
山本さん

どうもです!すいません、勝手にお名前頂戴してしまいました。

GW、天気がいいので、公園とかで散歩とか、気持ちいいですよー。代々木公園良かったです。あと、個人的に気になっているのは、恵比寿にある「東京都写真美術館」でやっている、”写真はものの見方をどのように変えてきたか?”です。

http://www.syabi.com/

私は今日はこれから親父の還暦祝いで、アニキのマンションに行ってきますです!

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