「トム・ブラウン」お笑い界屈指の“ツッコミ不在”の漫才
【2019 新春「笑」芸人解体新書】
ニュース配信元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190109-00000007-nkgendai-ent
昨年末の「M―1グランプリ」の決勝メンバーの顔ぶれを見ると、ある偏りがあることに気付く。
実は10組中9組が、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人なのだ。
もともとよしもとは芸人の数が圧倒的に多いため、コンテストの決勝で多数派になるのは珍しいことではないのだが、ここまで偏ることはめったにない。
唯一の非よしもと芸人として脚光を浴びたのが、ケイダッシュステージ所属のトム・ブラウンである。
トム・ブラウンは、長髪の布川ひろきと坊主頭のみちおの2人組。
もともとは高校の柔道部の先輩と後輩という関係だった。
布川は高校卒業後、札幌よしもとに入って芸人になった。
一方のみちおはスノーボーダーを目指して専門学校に進んだ。
布川はピン芸人として地元のローカル番組にも出演していた。
この時期には、仕事で東京や大阪から札幌に来ていた芸人たちに歓楽街の案内をしたりしていた。
一方のみちおはスノーボーダーの世界のレベルの高さを思い知り、挫折。
布川に誘われてコンビを組むことになった。
2人は東京に出て活動していたが、鳴かず飛ばずの時代が長く続いていた。
そんな中で、有名人やアニメのキャラを合体させるというナンセンスな設定の「合体漫才」を作ったところ、これが大ウケ。
ライブシーンで爆笑をさらい、ついに「M―1」の決勝の舞台に立つことになった。
漫才の冒頭でみちおが「サザエさん」に出てくる中島くんを5人合体させて「ナカジマックス」を作りたい、と言い出す。
ところが、中島くんの中に1人だけ中島みゆきが交ざっていたせいで、合体は失敗に終わってしまう。
布川も最初は戸惑っていたものの、徐々にみちおに乗せられて、ナカジマックスが出てくるのを待ちわびるようになる。
ツッコミがツッコミの役割を果たさず、ボケと一緒にその気になってしまう。
驚くべき「ツッコミ不在」の漫才なのだ。
決勝では惜しくも敗れて10組中6位に終わったものの、松本人志をはじめとする審査員からは絶賛された。
柔道部出身ということもあり、彼らの笑いはどちらかというと体育会系である。
まるでギャグ漫画のようなバカバカしさに満ちていて、力技で強引に笑いをもぎ取っていく。
ちなみに、みちおは実際の腕っぷしにも自信があり、パイナップルを素手で砕いてジュースにするという特技がある。
「M―1」で強烈な印象を残したお笑い界屈指のパワーファイターは、タカアンドトシに続く北海道出身のスターになれるのだろうか。
(ラリー遠田)
「「トム・ブラウン」お笑い界屈指の“ツッコミ不在”の漫才」への、ネット民の反応
まとめ
慣れてくると、わりと面白い。
以上、「トム・ブラウン」お笑い界屈指の“ツッコミ不在”の漫才のまとめでした。
めちゃくちゃな漫才。面白い、俺は好き。あれが漫才かどうかは意見分かれるとしても、つまらないというのは寛容さが無すぎ
実は怪力
コンビ名がアパレルブランドのトム・ブラウンの商標に抵触しないんだろうかと気になってしまう。
賛否は分かれるタイプなんでしょうけど、私はこの人達のネタ好きです。今回のM-1決勝出てたコンビの中では一番ツボでした。
ある意味天才にしか作れないネタで斬新だと思う。何が面白いかわかんないんだけど気づいたら世界観に引き込まれてる
漫才じゃないよなでも他のネタも見てみたい、ちょっとハマった
テンポ良くて意味分からないのも…なんか笑ってします…芸人も自然と笑ってたょ…
好き嫌いはあるだろうがタカトシの前に超えなければいけないのはノブコブじゃないかな?
不気味だけどケイダッシュと知って納得。
漫才というよりギャグという観点で見たら面白いと思う。
1回目見たときはワケがわからず全く笑えなかった。でも録画で何度か見てるうちに、馬鹿馬鹿しさと二人の空気感で徐々に癖になった。ひふみんが土から出てくるネタも見たくなってしまった。
ダメー
久々に最高におもろいコンビ
最初見たとき何だこれ...と思ったが、ネタが進むにつれて引き込まれていく。大笑いするわけでもなく楽しい感じが続いて、そんな感じでずっと見てると、そこで終わりかい!てなる。不思議な人たちだ…。
最初、なんやねんこいつら思ったけど、最後はメチャクチャ笑ってたわ自分の中ではM1優勝者
面白いと思った事がない何が面白いのかわからない一発屋 等々ネガティブなコメントが網羅されると思ったら、好意的なコメントが多くてビックリ!これは、おれの感性がおかしいのか?
長髪の割に清潔感があるよねやっぱりなんでも見た目は大事!
ネタが長くないのがいいね。
決勝まで残れなかった芸人の中には超売れっ子がたくさんいて、そんな人達に勝ってあの舞台に立った。そして芸人のトップに立つ審査員達からもかなり評価してもらった。全く面白くないって感じる人はただ好みに合わないか、お笑いセンスがないって気づかないかね。
しょーもなさ過ぎて面白い。
何気に坊主より長髪の方がキモい事実。
みちおは怪力
テレビで見てて大笑いはしないもののクスッとなった。おそらく柔道部の練習後の部室で見てたら腹かかえて笑ったと思う。
わけわかんないけど笑ってまう。そんな感じがトムブラウン。
リトルトゥースなので、トムブラウンを応援しています笑
結構斬新だし見る側のお笑いの許容範囲を計れるコンビだと思ってる
黒木瞳が似すぎてて忘れられない
野性爆弾の初期もこんな感じで全く笑えなかったが、今は笑えるようになった。今のところ全くツボらないが、慣れてくれば面白くなるかな。
笑えるか笑えないかは別として、よくこれだけ覚えられるのね、と、感心して見てしまいました。次に何かの番組に出演していても見てしまいそう。
北海道には大泉洋がいるので
ダメーー!が口癖になってしまった。
初見では斬新過ぎて理性が理解する事を拒否したせいか、ぽかーんとしてしまったその後、録画を見返したり、改めて劇場で見て漸く理性が納得出来たらしく、物凄く面白いと感じられた
オードリーの若林がトムブラはフリートークができるので大丈夫と言っていたな。また、人が良いので周りからも可愛がられるだろうとも言っていた。布川のロン毛に関してはプールへ行った時にウォータースライダーから上がってくる際、すぐに髪をかきあげてしまうのが勿体ないとも言っていたな。かきあげなければサダコのようで面白いとのこと。
慣れてくると、わりと面白い。