2006年12月03日
脱皮と成長
前回の投稿から1ヶ月も経ってしまって(汗)
相変わらず、更新の遅いてとらです(~。~)
さて、脱皮から1月半くらい経過した我が家のナキオカ組だが、1号はあまり大きくなった印象は受けない。2号は、一回り大きくなっている。
オカヤドカリは、脱皮直後より脱皮から1ヶ月間くらい掛けて徐々に成長しているように思える。
だから『大きくなったな』と気が付くのは脱皮直後ではなく、しばらく経ってからだ。
1号が2号に比べてあまり変化がない理由は何だろう。
脱皮すれば、目に見えて全ての個体が成長しているとは思えない。明らかに成長の度合いに差がある。
一般的に小さな未熟な個体ほど脱皮回数も多く早く大きくなろうとするが、我が家のオカヤドカリは然程小さくないし、体の大きさは元々1号の方が少し小さいので、大きくなるに連れて成長速度が遅くなるという法則には当てはまらない。
貝殻の大きさも関係しているように思える。1号に比べて2号はかなり大き目の貝殻を背負っているので、貝殻の大きさに合わせようと体を大きくしたのかもしれない。
でも、体が大きくなっても宿替えをせず、足がはみ出している個体もいるので、一概には言えない。
餌の摂取も関係しているだろう。観察していると餌をよく食べる個体と、そうでない個体がいる。飼育下では運動量が少ないので普段から食が細くなりがちな個体は成長が遅いのかも知れない。
飼育者としては元気でいてくれればOKな訳だが、まだ小さいのに何年もほとんど成長しないとなると原因追究して改善しなくてはならないだろう。
【追記】
前回に引き続き退屈な観察記録を少々・・・
ナキオカ2頭が無事に脱皮終了した後、今度はムラサキ組が海砂ロフトに潜った。
11月 5日 ムラ2号が潜る 音信不通・・・静かなので脱皮潜りと思われる。
11月23日 私が誤ってロフトに立てかけてしまった備長炭の棒を伝って、ムラ1号がロフト水槽に入り込んでしまった。
翌日、前面の底の方を掘っているらしい音と足の先が見える。
11月24日 ムラ1号の動きに触発されたためか、ムラ2号が右後の角(水槽のコーナー部分)に居るのが見える。
角の部分の砂をどけて洞を作ったので、全身がよく見えた。動きはしっかりしている。産毛がツンツンしているので、脱皮したのではないかと思われる。
潜ってから20日程度、脱皮殻はちゃんと食べているのか?
この後 姿が見えないので少々不安・・・
11月28日 ムラサキ2頭に動きはない。
1号が後から潜った当初は、砂を掘る音が聞こえていたが、再び静かになった。
2号は脱皮後の静養中、1号は脱皮モードに入ったと思われる。
ムラ2頭が居ると思われる場所は離れているようなので、互いの邪魔はしないと思う。
12月 2日 この日、ロフトの浅い部分を掘り進んでいるオカヤドカリがいたので、ムラサキのどちらかが出てきたのかと思っていたら、ナキ2号だった。何かを足場にしてロフトに入り込んだらしい。
脱皮後の爪が鋭い時期なので油断できない。脱走されないように気をつけなくては・・・
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この記事へのコメント
謎だらけです。
> 小さめの貝殻を好むムラサキ
うちにも居ます。今脱皮中なので、この後どうなるか楽しみです。
最近、「飼育下では成長が遅い」 という仮説を読んだのですが、野生の個体の観察記録なんてない(観察できないでしょ)から確かめようがありませんね(笑)
まだまだヤドたちには辛い日が続きますが頑張って乗り越えたいものです☆
今年もよろしくお願いします^^
本年もどうぞよろしくお願いします。
今年は、まだブログ更新できていません。
なんだかバタバタしています。(反省)