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岡崎市細川町にある喫茶店、Camezza(カメッツァ)です。
2022年6月10日にオープン、アイスクリーム製造業の白雪乳業のオーナーさんが作ったモーニング&かき氷の喫茶店・カフェです。

Camezza(カメッツァ)は、一言で言うと『隠れ家』喫茶店です。
しかも、隠れ家風喫茶店ではなく、パーフェクトすぎる隠れ家喫茶店で、その完成度の高さたるは、岡崎市内で一番では、と思えるほど。
訪問したお客さんが誰でも体験するでしょうが、喫茶店とは思えない萎びた外観に驚き、店内に入って外観とのギャップに驚き、客席からの景色に驚きます。

営業時間 8:30ー15:00, 定休水木
住所 愛知県岡崎市細川町字権水111
電話番号 0564-79-4733
駐車場 無料10台(店舗横8台・店舗向かい側2台)
クレジットカード・キャッシュレス決済 不可(現金のみ)
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Camezza(カメッツァ)は、矢作川の左岸(岡崎市側)に沿った小径沿いにあります。
北側からのアクセスだと、県道340号細川豊田線の群界橋の南詰のT字路から西(巴川から下流方面)に430mほど進んだところにあります。
南側からのアクセスだと、県道39号岡崎足助線の細川町長根交差点から北(矢作川に向かって行く小道)に1.4kmほど進んだところにあります。
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道幅狭く、わかりにくい場所にお店があります。
さらにお店の外観がとても喫茶店には見えません。
白雪乳業の看板もあり、お店を目指して行った人も多くの人が一回通り過ぎたのではないでしょうか?
駐車場は店舗横に8台ほど、店舗向かいにも2台ほど駐車できますが、狭くて区画もわかりにくいです。
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季節によりメニューが変わるみたいですが、Camezza(カメッツァ)は二部制で、8:30〜11:00(LO.)がモーニングタイムでほぼモーニング専門店という感じです。
11:00〜15:00(LO.)が予約制でかき氷専門店になります。
ドリンクは営業時間を通じて注文できるっぽいです。
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外観に対して、内装はとてもモダンです。
お店に入ると先にカウンターで注文し支払いを済ませます。
注文後にお店の奥(カウンター裏)の客席に案内されるのですが、外観とのギャップに大いに驚きました。
各テーブルに電源が設置されているのも嬉しいポイントです。
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狭いですが、暖炉もあり、手作り感満載の素敵な空間です。
全席禁煙で、テーブルが4テーブル、カウンターが4席あります。
なお、コーヒーおかわりは200円となっています。

今回は、ホットコーヒー無料のサービスモーニングAセットを付けました。
ドリンク代のみで、ゆで卵とトーストが付きます。
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ホットコーヒー
¥450 (税込)
サービスモーニング Aセット (ゆで卵・トースト)
無料
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カウンターに座ると、目の前には竹藪と矢作川の景色が広がります。
お店の外からだと、こんな景色が広がっているとは全く想像できないので、この見事な借景には驚かされます。
お店のロケーションを最大限生かした、外界から完全に遮断された店内と景色。
お見事です。

ところで、個人的に思っている、隠れ家喫茶店の8箇条です。
これを全て満たすような喫茶店はまずありませんが、4件以下だと『隠れ家風』の喫茶店5件以上だと『隠れ家』喫茶店と言えるでしょう。

1・広告/宣伝は必要最小限
→ 〇〇〇までアト何分・大駐車場完備、的な看板がある喫茶店は『隠れ家』とは呼べません。

2・チェーン店ではない、1ブランド1店舗
→ 例え誰も行かないような場所にあったとしても、コメダを『隠れ家』とは呼べません。

3・通行量の多い通りにお店が面していない
→ 例えばエキチカであっても、ダンジョンのような地下街の人通りの無いような場所にあれば『隠れ家』と呼べますが、幹線道路や目抜き通りに面して『隠れ家』はありません

4・お店に行くのに少し苦労する
→ 住宅地にあるような民家改造型喫茶店は、えてして『隠れ家』と評されますが、"すごいとこあるな感"は『隠れ家』の重要なエッセンスです。

5・通りすぎてしまうような主張の無い外観
→ 商売で喫茶店を経営しているので、主張の無い外観の喫茶店で勝負するのはハイリスクです。それでも目立たないせないのはオーナーさんのこだわりが感じられます。

6・下界(人間界)から店内の様子がわからない
→ 開放的な店内空間は、安心感も高級感もありますが、下界の人目から遮断された店内空間を『隠れ家』に求めているお客さんは多いです。

7・店内から下界(人間界)が望めない
→ 窓を廃して『隠れ家』感を演出する喫茶店もありますが、窓からの借景に生活感・下界を感じない景色を望むことができなければ最高です。

8・店員さんとほどよい距離がある
→ 『隠れ家』と言われる喫茶店ほど、店内がコンパクトで、店員さんの視線も感じやすくなります。店員さんとほどよい距離感が『隠れ家』にほ欲しいところ。

そして、ここCamezza(カメッツァ)。
隠れ家喫茶店の8箇条を見事に全て満たしていました。
岡崎市内にこんな喫茶店があるとは。

パーフェクトすぎる隠れ家喫茶店、Camezza(カメッツァ)。
今度はかき氷のチャレンジです。
おすすめの喫茶店です。

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