主催のひとり、Peacenicのtotoです。

今は みんな会場で、せっせと準備に取り組んでいます。
あれ?ぼくは?荷物取りに行くと言って、こんなこと書いていますね。さぁ夜がんばろ。 


ぼくらピースニックは、昨年同じ場所SYOKU-YABO農園で、「Peacenic2010」を二日間開催しました。
それそれは、雨に降られ、風に煽られ、地面は泥濘ずぼずぼで、(体力つらかったぁ)
それでも、天気は雨から曇りになり、そして二日目の昼には晴れました。 
農園ならではのつらいこともあれば、楽なこともある。ほんとに実感するには十分な二日間となりました。


このたび、3月11日に東日本大震災が発生してからは、
目を覆いたくなるような現実を目のあたりにし、誰にとっても 辛い日々が続きました。
被災されたみなさまへ、心よりのお見舞い申し上げます。
これからの復興に、全力を挙げたいと思います。 


また、そのすこし前の2月末より、
山口県は上関町田ノ浦と祝島で続いている「原発開発予定地の反対運動」もありました。
強行工事が始まるぞ!という知らせが届き、仲間たちが一斉に現地に向かい、体を張って阻止をしました。
ぼく自身は現地に行かず、イベントを通してより多くの人々に起きている現実を伝えることに奔走しました。
今は、強行工事は落ち着いてるとのことですが、まだまだ続いていることです。 

この二カ月弱の 間に、心を揺さぶられる出来事がたくさんありました。


CAMPSの5/13-15での開催の行方については、
震災後の5日後、都内で直接会って話し合い、
やはりまだ二カ月後の状況はわからない、
お客さんにとって三日間のフェス、
スタッフという仲間を10日間も拘束できない 、
それらいろんな理由から、開催は延期することとしました。それも苦渋の決断でした。

でも、

ぼくは、でも! と、CAMPSのオーガナイザーに言いました。

楽しみがなくなるのは、それだけで寂しいこと。
同じことは出来なくても、少しでも楽しいと思えることを出来る限りやろう!
 
どこかで誰かが困っているなら、やるしかないんだ。

ここ最近より強く感じ、
適切ではないかもしれませんが、「生きているうちにやる」 
その思いで、

「てとてチャリティーフェスティバル 」 を立ち上げました。


立ち上げてからは、
同志であり有志の仲間が集まってきました。

「春の彩音」のMAR、「Speakes Vibes」のokaichi、「流壺」のJarrin。
横浜でイベントを続ける仲間です。心強い!

「Yogu」の理想郷にょきにょきランドに集まってきたのは、
「パラダイス アレー」「大工のしんちゃん」「ひひひ」「ドウイ」「リッキー」「そーいち」「まこっちゃん」「おりちゃん」
みんな子どもをワクワクさせるスペシャリストです。

詩を書いてくれた、伊勢谷千裕
バルーンを飛ばしてくれる、GuritoGura!

紹介しきれないけどたくさんの出店者!

DJの Tommy Reterntablesにnaruho、
本当にいるだけで安心です。

ミュージシャンもいっぱい!
特にKGMは、仙台からやってきてくれます。
この大変な状況下、本当のことを話しに唄いにきてくれる。それはぼくにとって一番の楽しみです。

機材を貸してくれる NashimuraMizukiに、かねよ食堂!
いろいろ貸してくれるCINEMAAMIGOとCINEMACARAVAN、
最高の地元の先輩であり仲間です。
 
そして、会場を貸してくれるSYOKUYABO農園 眞中ヤス!
ほんとうにこんな空間を創ったのはすごいことです。


そしてそして、 
ピースニックでは決して出来ないチカラがあるのは
100人でキャンプしようから始まったCAMPS! 

今日までのCAMPSオーガナイザー二人の動きには、本当に励まされました。
ぼくはどこかで全てに対して甘えが拭えない、それでも三人で繋がり合う ことで一歩出れた気がします。
ありがとう!


明日には東北へのメッセージを込めて、

「てとて」を開催します。
 
ぼくらはけっして一人ではない、そう実感できる日となり、手をつなぐ。

それから、 もうひとつの手は、どこかの誰かに届けばいいな。

そう思って「てとて」と名前を付けました。
 

てとてとてとてとてとてと たまに足
てとてとてとてとてとてと たまに顔
てとてとてとてとてとてと たまに心

ぼくの手と、あなたの手。

みなさんに会えるのを楽しみにしています。


Peacenic toto