2009年09月11日
DEEP PEACE 911
VOID OV VOIDの映像作品(2003年)です。
2001年9月11日にNYで撮影した写真とその追悼集会のキャンドル映像。サウンドスケープ。それにVOID OV VOIDオリジナルの音楽を乗せました。911テロの犠牲者、アフガン戦争、イラク戦争の犠牲者の冥福を祈るとともに、世界の平和を強く願います。
■2001年、9月11日、NYC
VOID OV VOIDのパートナー、RAIがニューヨークに出かけたのは航空券の料金が安くなる9月のはじめだった。帰国する直前の9月11日、WTCのわずか5ブロックのところでNY同時多発テロに遭遇した。地下鉄の載り間違えで偶然、チャンバースストリートの駅に降り立ってしまっていたのだという。8時45分。ビルの崩壊がはじまり、彼女がいた場所は爆風がつつみこんだ。
2日間、連絡がとれなかった。9月13日の深夜、彼女から生存をつたえるFAXが届いた。
■ピースフルトモロウ
2002年、9月。彼女はふたたびグランドゼロにむかい、献花することにした。ブッシュ政権下で世界情勢は一変していて、米国はアフガニスタンの空爆、そしてイラクへの戦争準備をしていた。
封鎖されたグランドゼロ。ユニオンスクエアには市民が行けるぎりぎりの境界線がある。そこにはありとあらゆる言語で書かれたメッセージが貼り出されている。
恋人や友人、あるいは肉親を失った遺族のメッセージが書き込まれている。平和を望むメッセージ。あるいは失った恋人や家族の名前。すでにアメリカは報復戦争を開始していたけれど、そこにいた遺族は報復も戦争も望んでいなかったという。大切な人を失った悲しみを知る人が、同じ苦しみを他人に強いるだろうか。
少し離れたチェルシー地区には地元の学校のこどもたちが描いたメッセージや絵が貼り出されている。誰もが望む世界、自分が本当に望む真実の世界を思い出しはじめている。それはハートの奥からやってくる。平和な世界。子供達のシンプルな言葉が胸を打つ。感情が溢れ出る。そして祈る。平和を現実のものとするために僕たちはいったい何ができるのだろうか。
■DEEP PEACE
DEEP PEACEという曲をつくった。録音して持って帰ってきた言葉をサンプリングして、写真と映像をiMoveiで簡単に編集してyoutubeに上げた。チェンバーストリートの駅から、グランドゼロに向かう真直ぐな道。その先にぽっかりと青い空がひろがる。
「去年、生き残ってしまって、その感じを埋めてくれる言葉が欲しかった。」
「WTCがかつてあった空間に、ぼくは平和をはこびたい」
「すべては愛によって育っていく」
2002年、NY4丁目のワシントンスクエアでおこなわれた遺族による集会『ピースフルトモロウ』に行き、そこで彼女が見たのは、無数の平和のメッセージだった。
一年が立ち、遺族は悲しみにくれてはいなかった。その経験から得た真実。それは報復を望む声ではなく、平和を望む祈りだった。
あれから8年がたつ。アメリカも日本も政権が変わり、シフトの動きが起きているようにも見える。
DEEP PEACE
世界のすべてのひとが幸せであるように願います。
2009.9.11
VOID OV VOID
VOID OV VOID/FLYING SO HIGH
谷崎テトラとRAIによるアンビエントユニット。
南米先住民やマサイ族の歌をサンプリングしたオーガニックミュージック。
iTuneなどでダウンロード販売中。

VOID OV VOIDのパートナー、RAIがニューヨークに出かけたのは航空券の料金が安くなる9月のはじめだった。帰国する直前の9月11日、WTCのわずか5ブロックのところでNY同時多発テロに遭遇した。地下鉄の載り間違えで偶然、チャンバースストリートの駅に降り立ってしまっていたのだという。8時45分。ビルの崩壊がはじまり、彼女がいた場所は爆風がつつみこんだ。
2日間、連絡がとれなかった。9月13日の深夜、彼女から生存をつたえるFAXが届いた。
■ピースフルトモロウ
2002年、9月。彼女はふたたびグランドゼロにむかい、献花することにした。ブッシュ政権下で世界情勢は一変していて、米国はアフガニスタンの空爆、そしてイラクへの戦争準備をしていた。
封鎖されたグランドゼロ。ユニオンスクエアには市民が行けるぎりぎりの境界線がある。そこにはありとあらゆる言語で書かれたメッセージが貼り出されている。
恋人や友人、あるいは肉親を失った遺族のメッセージが書き込まれている。平和を望むメッセージ。あるいは失った恋人や家族の名前。すでにアメリカは報復戦争を開始していたけれど、そこにいた遺族は報復も戦争も望んでいなかったという。大切な人を失った悲しみを知る人が、同じ苦しみを他人に強いるだろうか。
少し離れたチェルシー地区には地元の学校のこどもたちが描いたメッセージや絵が貼り出されている。誰もが望む世界、自分が本当に望む真実の世界を思い出しはじめている。それはハートの奥からやってくる。平和な世界。子供達のシンプルな言葉が胸を打つ。感情が溢れ出る。そして祈る。平和を現実のものとするために僕たちはいったい何ができるのだろうか。
■DEEP PEACE
DEEP PEACEという曲をつくった。録音して持って帰ってきた言葉をサンプリングして、写真と映像をiMoveiで簡単に編集してyoutubeに上げた。チェンバーストリートの駅から、グランドゼロに向かう真直ぐな道。その先にぽっかりと青い空がひろがる。
「去年、生き残ってしまって、その感じを埋めてくれる言葉が欲しかった。」
「WTCがかつてあった空間に、ぼくは平和をはこびたい」
「すべては愛によって育っていく」
2002年、NY4丁目のワシントンスクエアでおこなわれた遺族による集会『ピースフルトモロウ』に行き、そこで彼女が見たのは、無数の平和のメッセージだった。
一年が立ち、遺族は悲しみにくれてはいなかった。その経験から得た真実。それは報復を望む声ではなく、平和を望む祈りだった。
あれから8年がたつ。アメリカも日本も政権が変わり、シフトの動きが起きているようにも見える。
DEEP PEACE
世界のすべてのひとが幸せであるように願います。
2009.9.11
VOID OV VOID
VOID OV VOID/FLYING SO HIGH谷崎テトラとRAIによるアンビエントユニット。
南米先住民やマサイ族の歌をサンプリングしたオーガニックミュージック。
iTuneなどでダウンロード販売中。
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この記事へのコメント
1. Posted by uruhanazo 2009年09月11日 23:23
TETRAさんこんばんは♪
まさかTETRAさんのVOID OV VOIDのパートナーが同時多発テロのその場にいたとは。。。。。
自分の知り合いがそういったところに遭遇したとなると、本当他人事ではないですよね。。。無事でよかったです。
グラウンドゼロには沢山の平和を願う言葉、花、メッセージ。。。
自分の肉親、恋人、友人を失った人々、、、悲しくて、悔しかったと思います。
そして、事故を起こした犯人を憎んだと思います。
でも、そこでその犯人と同じ事を繰り返しては何にもなりません。
それを私達は知り始めたんだと思います。
みんなの平和を思う気持ちが大きな思いとなって。。。
きっと昔なら速攻報復していたでしょう。
戦争はなにも意味を持たない。
世界を哀しませるだけの争い。
もっと世界は変わって行かなければならないですよね。
戦争という言葉がなくなってしまうくらいに。。。
DEEP PEACE911の作品、音と映像が自然とマッチして、平和を願う音で、でも起こってしまった悲劇も音となって存在している感じがしました。
でも、何か守られているような心地よい音です。
うまく言えなくてすみません・・・・・(TOT)
私も世界の人々全員が幸せに生活していける世界になることをココロから願っています☆☆
DEEP PEACE FOREVER・・・・・☆
まさかTETRAさんのVOID OV VOIDのパートナーが同時多発テロのその場にいたとは。。。。。
自分の知り合いがそういったところに遭遇したとなると、本当他人事ではないですよね。。。無事でよかったです。
グラウンドゼロには沢山の平和を願う言葉、花、メッセージ。。。
自分の肉親、恋人、友人を失った人々、、、悲しくて、悔しかったと思います。
そして、事故を起こした犯人を憎んだと思います。
でも、そこでその犯人と同じ事を繰り返しては何にもなりません。
それを私達は知り始めたんだと思います。
みんなの平和を思う気持ちが大きな思いとなって。。。
きっと昔なら速攻報復していたでしょう。
戦争はなにも意味を持たない。
世界を哀しませるだけの争い。
もっと世界は変わって行かなければならないですよね。
戦争という言葉がなくなってしまうくらいに。。。
DEEP PEACE911の作品、音と映像が自然とマッチして、平和を願う音で、でも起こってしまった悲劇も音となって存在している感じがしました。
でも、何か守られているような心地よい音です。
うまく言えなくてすみません・・・・・(TOT)
私も世界の人々全員が幸せに生活していける世界になることをココロから願っています☆☆
DEEP PEACE FOREVER・・・・・☆