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TOMIXから「さよなら出雲」以来13年振りに、寝台特急出雲を再現できるセットが発売されました。
さよならセットは東日本の24系金帯車でしたが、今回のは西日本の14系寝台車で、サンライズ出雲に置き換えられた2・3号が組めます。

今回は基本セットのみ買いましたが、8両(機関車含め9両)は十分見映えします。
●スハネフ14
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2両とも洗面所窓有。Hゴムは黒色。
増結セットのスハネフ14は洗面所窓無です。

●オハネ14
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基本セットの4両のオハネ14は3形態に分かれています。
手前2両:2段寝台・黒Hゴム・洗面所窓有
手前から3両目:2段寝台のコンパートメント・黒Hゴム・洗面所窓無
奥:3段寝台・白Hゴム・洗面所窓有
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白Hゴムで3段寝台ということでバリバリの国鉄仕様に見えて、埋められた非常口部分がJR仕様であることをさりげなく主張。
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3段寝台を示す寝台種別横の一つ星。夜行バスに対抗するための格安寝台として用意されました。客車の3段寝台としては、これが国内最後だったんじゃないでしょうか。
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大規模に改造された隣のオハネ14-300との連結面もなかなか面白いです。

●オロネ14-300
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Hゴムは黒色。
この形式は「あかつき」セットで製品化済ですが、実は床下も車体も変更になっています。
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(手前:出雲のオロネ14-300 奥:あかつきのオロネ14-300)
あかつきの301/302番とはプロトタイプの異なる、303番の車体が新規製作されました。
オロネ14-303は「さよならなは・あかつき」セットにも含まれていましたが、あの時は301/302の金型を流用していたので、今回初めて正規形状の303番が製品化されました。
洗面所部分の点検蓋の形やドア横の通気口の位置が異なります。
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クーラーはあかつきが銀色、出雲は灰色ですが形状は同じです。
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(手前:出雲のオロネ14-300 奥:あかつきのオロネ14-300)
オロネ14の床板があかつきから変更になっています。ただし今回新規に作られた床板ではなく、TN非対応の旧製品時代から引き継いだオシ14のものです。「Tomix」「2525」の刻印から分かります。
10年ほど前のリニューアルで、TN取付部分のみ金型改修されていますが、床下機器の部分は表面がざらついていて、金型の古さが気になります。
実車はこのように水タンクが左右幅いっぱいに付いていたので、今回の変更で実車の雰囲気に近付きました。

●オハネ14-300
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この形式もあかつきで製品化済ですが、オロネ同様車体が新規製作です。
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あかつきセット、さよならなは・あかつきセットではドア横の通気口の位置が実車と異なっていましたが、今回修正されました。301・302でも、303でもない位置でした。
修正後のプロトタイプは301・302です。
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ほとんどの人が気付かないだろうルーバーの修正のために車体を新規製作するのに、良く目立つトワイライトのスシ24ベンチレータ位置のエラーは修正しないのがTOMIXの不思議なところ。

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この製品もインレタによる車番選択式ですが、オロネ14-300はプロトタイプとなる303のみ収録、オハネ14-300もプロトタイプの301・302のみ収録されています。また、3段寝台とコンパートメントのオハネ14も分けて収録されています。このあたりは親切なんですが、基本と増結でスハネフ14の洗面所窓の有無を作り分けておきながら一切指示がなく、どの番号を選んでいいのか分かりません。

私が調べた限りでは、スハネフ14-23・26は有、44は無と分かりました。
コンパートメントではない2段寝台のオハネ14にも洗面所窓の無い車両がいましたが、さすがにそこまで割り出すことはできませんでした。
ちなみに非常口の埋め方にも違いがあり、製品とは異なり水切りが残っている車両もありますが、これについてはもう模型に反映するのは困難です。
デジカメが普及する前に消えた車両の細部の形態を調べるのは大変です。

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先日作った12系3000番台「だいせん」と合わせて90年代の山陰夜行列車が増えましたが、その時代に合うDD51が1両もいません。
EF65は新型モーターでの改良再生産があったのに、DD51はなく市場在庫もほとんどありません。

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西日本のDD51は4機持ってはいますが、全機が無線アンテナ増設後の2010年台の仕様にしてあるのでこの出雲を牽かせるには時代設定が合いません。
だいせん・出雲用にあと3機ほど増やしたいですが、再生産がない限り難しそうです。
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EF65は出雲用に1両あるので、当面京都以東の姿として楽しみましょうか。
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出雲2・3号、出雲1・4号、サンライズ出雲と揃いました。これから各部を加工して格好良くしていきたいと思います。
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加工内容は検討中ですが、12系3000番台と同じく
・車体、床下、車内の塗装
・Hゴムの隙間からの光漏れ防止
・室内灯搭載
・床下細部表記転写
・車端部床下機器の再現
・全連結面の車体マウントTN化
という感じになると思います。