OsiriX 5.5リリース

しばらく更新をサボっている間に、バージョン番号がインフレ状態ってか。

3.xの頃は3.9までちまちま刻んでいたのに、4.xは4.1の次が5.0。で、こんどはいきなり5.5になるし・・。
なんなんでしょうね。Firefox程じゃないですが。 


5.0でMacOS 10.8の正式サポート、Retina displayへの対応も済ましていましたね。


ワタシもメインマシンのアップグレードを機に64ビット版のライセンスを更新してみました。
 

公式ページには記載はありませんが、初回導入時の半額でライセンス可能となってました。無印64ビットからOsiriX MDへのアップグレードも可能だったけれど、診療目的で使うことはなく研究・教育(&ほとんど趣味??)目的ユーザーなんで今回も無印64ビット版を選択。オンライン決済1シングルユーザーで16800円ナリです。お布施としては妥当な金額じゃないかと思いますよ。


見かけが劇的に変わるわけではないですが、MBP15 インチretinaの能力が64ビットモードで最大限発揮されるので満足度は高いです。
 


変更点の詳細は公式サイトに。

http://www.osirix-viewer.com/Roadmap.html
まずはネットワーク周りの強化が特に目を引きます。

5.5を使いながら気になる変更点をボチボチ記事にするつもり。 

いまさらながらマルチタッチトラックパッド

MacOS 10.7で強化されたマルチタッチパッドによる快適操作。

慣れるとホントやみつきデス。

狭い机の邪魔モノ、かちかち音のうるさいマウス操作から開放されたくないですか?


10.7でマルチタッチトラックパッド付きのMacを使っているなら是非使いこなしたいですね。


二本指タップで右クリックメニューは基本でした。

副ボタンクリック



二本指上下スライド;ページ送り・戻し。

二本指左右スライド;ズームイン・ズームアウト

 

二本指ピンチイン・アウト;ズームイン・ズームアウト

ピンチ


二本指回転;画像を任意の角度に回転。
二本指回転


普通のビューアは回転が90度単位でしか効かないでしょう。患者さんの都合で、どうしてもヘンな角度で撮らざるを得なかった画像を見る時、苦し紛れに首を傾けていません?
OsiriXで任意角度の回転をすればそんな悩みはサクッと解消です。


三本指上下スライド;ウインドウレベル上下

三本指左右スライド;ウインドウ幅縮小、拡大
地味かも知れませんが、一般的なマウスボタンを押しながらのドラッグ操作よりも指先への負荷が軽くなるので助かります。
 


祝Lion対応日本語版リリース

雑務に追われて暫く更新をサボっている間に、MacOSは10.7(Lion)に。OsiriXそれに合わせてLion正式対応の4.0がリリースされていました。遅れていた日本語メニュー表示対応のInternationalバージョンも、つい先日より4.1.1としてダウンロード可能になっています。 64ビットInternationalバージョン版も併せてリリースされています。 これで英語メニューが苦手な初心者ユーザーも心置きなく移行できますよ。

例によって、インストールした直後は”どこが違うの”と思ってしまいますが、ツールメニューにウインドウタイリングツールが加わったのはよいお知らせ。DICOMビューアーとしては基本機能なのでむしろ今まで無かったのが不思議なぐらいなのですが・・。

120405-0001

これでタイリング(分割)変更がプルダウン&クリック一発で出来る様になります。なお、OSは10.6(Snow Leopard)以降対応となっています。比較的新しいMacでビューアーとしてバリバリお使いの貴男・貴女にはバージョンアップをお勧めします。
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