1月31日(土)、横浜産貿ホール「マリネリア」で開催された「三国志フェス2015」。

昨年は開催されなかったので4度目の開催。
※補足。こうして報告書を書いているので、誤解されがちですが、私は三国志フェスの主催者ではなく、協力者のひとりです。書いている内容も、私・哲舟の主観や感想に過ぎないことご了承ください。
今回は、主に自分が企画や出演で関わったイベントを中心に、サラッと振り返っておきます。
※写真撮影・提供=こうさん(三国志フェス実行委員会 公式カメラマン)


今回、一番深く関わらせていただいたのが、こちら。当日15時から、黄河ステージで始まったイベント、「布袋戯」(ほていぎ/ブゥダイシー)である。チャンチンホイさんが主宰する劇団「著微」(ちょび)さんによる人形劇で、「魯粛、赤壁に辟易(へきえき)」というお題。これは結構前から、団長チャンチンホイさんと準備していた持ち込み企画となる。ただ当日、団長が諸事情で出演できないということになり、あらかじめ公募でユニットを組んでおられた、爆烈Qさん、吉岡さん、十枝内さんの3人で演じることに。私はその前説役で、布袋戯や演目の説明をさせていただく。

これは、昨秋に三国夜話で公開された「魯粛の溜息」の完成版。あのときは魯粛、周瑜の2体だけだったが、今回は諸葛亮も加わっての3人芝居。光栄にも、私が台本の原案を書かせていただき、それにチャンチンホイさんと爆烈Qさんがアレンジやキャラの個性を加えて録音。
その音源に合わせ、キュートな魯粛(赤)・周瑜・諸葛亮(青)3体の人形が舞台を所せましと動き回った。団長不在という状況のなか、お三方が練習の成果を発揮され、見事に完成された布袋戯を見せてくださった。稽古の時間も十分ではなかったと思うが、すばらしい。本当に感動しました。(くわしくは、爆烈Qさんのブログを)

布袋戯のあとは、毎度の人気イベント「京劇」。劇団・新潮劇院の張小山さん、張飛鳳さんが出演。
こちらも私は布袋戯同様、前説を務めさせていただき、あとは15分ほどの実演。演目は、「三気周瑜」という長い京劇の一場面となる 「芦花蕩」(ろかとう)。主役の張飛を張小山さん、対する周瑜を張飛鳳さんが演じてくださった。演目について、詳しくは新潮劇院さんのサイトで紹介されています。時間が押してて、中途半端な解説になってしまったのが心残り。

役得で、イベント開演前に一枚パチリ。飛鳳さん、鮮やかできれい。小山さん、デカいなあ。張飛だ。次のイベントの打ち合わせがあったので、京劇は途中までしか観られずに残念だったが、お二人とも本当に見事な演技でした。

次のイベントというのが、黄河ステージの最後に始まった「三国志DE中国大陸一周旅行」。三国志好きが高じて、現地に行ってきた人たちがパネリストとなり、旅先での体験談などを展開。司会はレキシズル首脳の渡部麗さん、パネリストは、左から、さくら剛さん、盛山春美さん、わたくし哲舟、おとぼけさん、という具合。

私は曹操高陵(墓)、古隆中、合肥の写真を披露。さくら剛さんは、主に長江の張飛の首が流れてきた場所、盛山春美さんは五丈原、おとぼけさんは楼桑村だった。1時間という尺の都合上、ひとり10分程度の持ち時間だったので、あまり密度の濃い話ができなかったのは残念。個人的には、この企画だけで1本イベントができるんじゃないか、と思えるほどポテンシャルを秘めたもので、少し勿体なく感じた。でも、渡部さんが時間内にうまくまとめてくれた。さすがである。

前半のイベントも少しだけ。やはり今回も強かった、すっぽん大学さん。お笑い三国志V2おめでとうございます。あまり、しっかりと見れていなかったが、爆烈Qさん、バンカラデンキさん、ダイパニックさん、パップコーンさん、みんな面白かった。

やついいちろうさん、おくまんさんのトークショー。横で書きとめておいた、好きな男ランキングの結果は、こちら。曹操が1位は、まあ順当かな。本当はもっと色々なランキングが予定されていたと聞くが、結果的に実施されたのは、好きな男ランキングのみだった。無難なところに落ち着いたようだ。
企画したもの、出演したものと、2つのイベントが連続していたので、ということで、あっという間に終了してしまった感じの三国志フェス。おかげで今回は、あんまりブースにも顔を出したり挨拶に行く暇がなかった。そんななかでも、少しだけ、顔見せも兼ねて紹介しておくと・・・。

今回も三国志カクテル(新作の絞り出せ法正、鋭く陳宮、ピーチ朱桓が登場)を頑張って提供してくれた、レキシズル。両脇は、黄河ステージ総合司会のおふたり、磯部深雪さん、Hiromi tangさん。司会の大役もさることながら、特注衣装が素晴らしくお似合い。

三国志フェスの公式キャラクター(名前は、ぎごしょっくんに決定)のデザイン、三国志ビンゴのイラスト執筆、お笑い三国志の審査員も務めるなど、ご活躍だった明加さん。

今回、「日中友好」がテーマでもあったので、それを体現するブースを出展してくれた、「和華」(わか)の編集長、孫さんとスタッフの高さん。「和華」は日中交流をテーマに制作されている同人誌。とても興味深い内容で、よくイベントも開催している。

そうだ、忘れてはいけない。今回はステージが2ヶ所設けられており、黄河ステージのほかに、長江ステージという小さめのアットホームなステージも登場。そちらのステージのMCを、前回などで「曹操暗殺」のイベントでお世話になった、メディアゲートの声優さんにお願いしたので、私が長江ステージ全体のMC台本も書くことになり、最初だけ付き添う。写真は開場前の打ち合わせ風景。最初にライブ出演された、東々(どんどん)さんを囲んでいる。

昨年、神戸の六間道商店街の三国志まつりで、三国志に関連する唄を披露された東々(どんどん)さん(左)。噂には聞いていたが、実に張りのある美しい歌声だった。むろん声だけでなく御顔も。日中両語で歌えるのが素晴らしい。同じく六間道からお越しのむらやさん(右)、出展者であり実行委員の伏竜舎さんと。

墨絵のアーティスト、垂井ひろしさんはライブペインティングという、貴重なものを披露してくれた。当日朝、仕込みから自ら準備された真っ白なパネルに、約12分ほどでご覧の呂布を描き上げた。まさに職人芸だ。杉山さんによる、パーカッションのリズムも非常にノリがよくて、「何ができるのかな」と興味をそそられる雰囲気だった。

横山光輝『三国志』公式解説本、『待てあわてるなこれは孔明の罠だ』の著者、原寅彦さんと、ゲームカフェバー「ナインティ」のオーナー林さんによるトークショーも絶口調。時間の関係で、チラッとしか観に行けなかったけど、たくさんの人がステージを囲んでいて、賑やかな様子だった。その後も、仙石知子先生による、三国志講座「関羽の義」が開講され、こちらも大勢のお客さんが熱心に聞き入られていた模様。聴きたかったなあ。

長江ステージのMCを務めておられた、前田美果さん(左)、奥原ひとみさん(右)。中央、顔だけで申し訳ないですが、黄河ステージの影ナレ(案内アナウンス)をしてくださった榛澤北斗さん。チャンネル銀河ブースにて。お見事でした!お三方の事務所、メディアゲートさんに感謝。

楽しいひとときは、あっという間に過ぎ去るもの。

昼の部が終わったあとは、もう「夜の三国志フェス」を楽しむだけ。まあ、スタッフや他の実行委員の皆さんが昼の会場の片付けに奔走するなか、私は伝令役を頼まれたので、割とすぐに移動させてもらった。申し訳なくも。

夜の部を最初に盛り上げてくれたのは、DJ ようなぴさん(中央)のライブ。彼女と臨時ユニットを組んだ、ハシダカズマさんと寺尾さん。ようなぴさんは、後のステージもすっかり楽しまれて三国志ビンゴ大会にも参加。「三国志武将かるた」を当てておられた。申し訳ないながら、ようなぴさんが所属されている「ゆるめるも!」も、まったく知らなかったのだが正直かわいい、と思った。これから気になる存在だなあ。

これが噂の、おくまんさん発案の三国志ビンゴ。おくまんさん発案なので、真ん中はお気に入り武将の王平というのが、また独特。これが盛り上がった。私も当然、自腹で買って参加しましたとも!はい自腹です。が、全然かまいません。


2013に引き続き、夜の部の大トリを務めたおもしろ三国志さん、三国志ファンだらけの空間で、今回もまさに水を得た魚。熱唱に次ぐ熱唱でお客さんとともに、燃え尽きておられた。時間もたっぷりあったので、今まであまり聴いたことがなかった曲も聴けて、お得感があったなあ。昼のブース出展(右)のときとのギャップがまた面白い(笑)。左が普段着で右が庶民のコスプレ。
ということで、今回も大いに盛り上がりを見せた三国志フェス2015が終了。よその国の歴史のことなのに、これだけのファンが日本に居るというのは不思議なことだし、でもその中に自分も身を置くことができて幸せだなあ、と毎回思う。次回開催がいつなのか、開催されるのかどうかも、まったく知らない。でも、是非また開催されて欲しいし、何かできることがあれば協力して、それで来場者を少しでも喜ばすことができたら自分も心底嬉しい限りだ。

今回とくに感じたのは、大勢の人が集まれば、出演者、参加者、さまざまな意見が出てくるということ。 そのどちらでもない傍観者さえ、何か言ってくる。当然、スタッフの意見だって一つではない。それを集約して開催に漕ぎつけるのは、並大抵の努力ではできない。身の丈にあったものをやればいい、という声もあった。でも敢えて大規模なイベントに挑戦した主催者に敬意を表したい。
今回も楽しかったです。関わったすべての皆さん、特に多数の黄巾党こと、ボランティアスタッフの皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
※写真撮影・提供=こうさん(三国志フェス実行委員会 公式カメラマン)
※当日取材に来られていた歴人マガジンさんの記事も是非どうぞ。

昨年は開催されなかったので4度目の開催。
※補足。こうして報告書を書いているので、誤解されがちですが、私は三国志フェスの主催者ではなく、協力者のひとりです。書いている内容も、私・哲舟の主観や感想に過ぎないことご了承ください。
今回は、主に自分が企画や出演で関わったイベントを中心に、サラッと振り返っておきます。
※写真撮影・提供=こうさん(三国志フェス実行委員会 公式カメラマン)


今回、一番深く関わらせていただいたのが、こちら。当日15時から、黄河ステージで始まったイベント、「布袋戯」(ほていぎ/ブゥダイシー)である。チャンチンホイさんが主宰する劇団「著微」(ちょび)さんによる人形劇で、「魯粛、赤壁に辟易(へきえき)」というお題。これは結構前から、団長チャンチンホイさんと準備していた持ち込み企画となる。ただ当日、団長が諸事情で出演できないということになり、あらかじめ公募でユニットを組んでおられた、爆烈Qさん、吉岡さん、十枝内さんの3人で演じることに。私はその前説役で、布袋戯や演目の説明をさせていただく。

これは、昨秋に三国夜話で公開された「魯粛の溜息」の完成版。あのときは魯粛、周瑜の2体だけだったが、今回は諸葛亮も加わっての3人芝居。光栄にも、私が台本の原案を書かせていただき、それにチャンチンホイさんと爆烈Qさんがアレンジやキャラの個性を加えて録音。
その音源に合わせ、キュートな魯粛(赤)・周瑜・諸葛亮(青)3体の人形が舞台を所せましと動き回った。団長不在という状況のなか、お三方が練習の成果を発揮され、見事に完成された布袋戯を見せてくださった。稽古の時間も十分ではなかったと思うが、すばらしい。本当に感動しました。(くわしくは、爆烈Qさんのブログを)

布袋戯のあとは、毎度の人気イベント「京劇」。劇団・新潮劇院の張小山さん、張飛鳳さんが出演。
こちらも私は布袋戯同様、前説を務めさせていただき、あとは15分ほどの実演。演目は、「三気周瑜」という長い京劇の一場面となる 「芦花蕩」(ろかとう)。主役の張飛を張小山さん、対する周瑜を張飛鳳さんが演じてくださった。演目について、詳しくは新潮劇院さんのサイトで紹介されています。時間が押してて、中途半端な解説になってしまったのが心残り。

役得で、イベント開演前に一枚パチリ。飛鳳さん、鮮やかできれい。小山さん、デカいなあ。張飛だ。次のイベントの打ち合わせがあったので、京劇は途中までしか観られずに残念だったが、お二人とも本当に見事な演技でした。

次のイベントというのが、黄河ステージの最後に始まった「三国志DE中国大陸一周旅行」。三国志好きが高じて、現地に行ってきた人たちがパネリストとなり、旅先での体験談などを展開。司会はレキシズル首脳の渡部麗さん、パネリストは、左から、さくら剛さん、盛山春美さん、わたくし哲舟、おとぼけさん、という具合。

私は曹操高陵(墓)、古隆中、合肥の写真を披露。さくら剛さんは、主に長江の張飛の首が流れてきた場所、盛山春美さんは五丈原、おとぼけさんは楼桑村だった。1時間という尺の都合上、ひとり10分程度の持ち時間だったので、あまり密度の濃い話ができなかったのは残念。個人的には、この企画だけで1本イベントができるんじゃないか、と思えるほどポテンシャルを秘めたもので、少し勿体なく感じた。でも、渡部さんが時間内にうまくまとめてくれた。さすがである。

前半のイベントも少しだけ。やはり今回も強かった、すっぽん大学さん。お笑い三国志V2おめでとうございます。あまり、しっかりと見れていなかったが、爆烈Qさん、バンカラデンキさん、ダイパニックさん、パップコーンさん、みんな面白かった。

やついいちろうさん、おくまんさんのトークショー。横で書きとめておいた、好きな男ランキングの結果は、こちら。曹操が1位は、まあ順当かな。本当はもっと色々なランキングが予定されていたと聞くが、結果的に実施されたのは、好きな男ランキングのみだった。無難なところに落ち着いたようだ。
企画したもの、出演したものと、2つのイベントが連続していたので、ということで、あっという間に終了してしまった感じの三国志フェス。おかげで今回は、あんまりブースにも顔を出したり挨拶に行く暇がなかった。そんななかでも、少しだけ、顔見せも兼ねて紹介しておくと・・・。

今回も三国志カクテル(新作の絞り出せ法正、鋭く陳宮、ピーチ朱桓が登場)を頑張って提供してくれた、レキシズル。両脇は、黄河ステージ総合司会のおふたり、磯部深雪さん、Hiromi tangさん。司会の大役もさることながら、特注衣装が素晴らしくお似合い。

三国志フェスの公式キャラクター(名前は、ぎごしょっくんに決定)のデザイン、三国志ビンゴのイラスト執筆、お笑い三国志の審査員も務めるなど、ご活躍だった明加さん。

今回、「日中友好」がテーマでもあったので、それを体現するブースを出展してくれた、「和華」(わか)の編集長、孫さんとスタッフの高さん。「和華」は日中交流をテーマに制作されている同人誌。とても興味深い内容で、よくイベントも開催している。

そうだ、忘れてはいけない。今回はステージが2ヶ所設けられており、黄河ステージのほかに、長江ステージという小さめのアットホームなステージも登場。そちらのステージのMCを、前回などで「曹操暗殺」のイベントでお世話になった、メディアゲートの声優さんにお願いしたので、私が長江ステージ全体のMC台本も書くことになり、最初だけ付き添う。写真は開場前の打ち合わせ風景。最初にライブ出演された、東々(どんどん)さんを囲んでいる。

昨年、神戸の六間道商店街の三国志まつりで、三国志に関連する唄を披露された東々(どんどん)さん(左)。噂には聞いていたが、実に張りのある美しい歌声だった。むろん声だけでなく御顔も。日中両語で歌えるのが素晴らしい。同じく六間道からお越しのむらやさん(右)、出展者であり実行委員の伏竜舎さんと。

墨絵のアーティスト、垂井ひろしさんはライブペインティングという、貴重なものを披露してくれた。当日朝、仕込みから自ら準備された真っ白なパネルに、約12分ほどでご覧の呂布を描き上げた。まさに職人芸だ。杉山さんによる、パーカッションのリズムも非常にノリがよくて、「何ができるのかな」と興味をそそられる雰囲気だった。

横山光輝『三国志』公式解説本、『待てあわてるなこれは孔明の罠だ』の著者、原寅彦さんと、ゲームカフェバー「ナインティ」のオーナー林さんによるトークショーも絶口調。時間の関係で、チラッとしか観に行けなかったけど、たくさんの人がステージを囲んでいて、賑やかな様子だった。その後も、仙石知子先生による、三国志講座「関羽の義」が開講され、こちらも大勢のお客さんが熱心に聞き入られていた模様。聴きたかったなあ。

長江ステージのMCを務めておられた、前田美果さん(左)、奥原ひとみさん(右)。中央、顔だけで申し訳ないですが、黄河ステージの影ナレ(案内アナウンス)をしてくださった榛澤北斗さん。チャンネル銀河ブースにて。お見事でした!お三方の事務所、メディアゲートさんに感謝。

楽しいひとときは、あっという間に過ぎ去るもの。

昼の部が終わったあとは、もう「夜の三国志フェス」を楽しむだけ。まあ、スタッフや他の実行委員の皆さんが昼の会場の片付けに奔走するなか、私は伝令役を頼まれたので、割とすぐに移動させてもらった。申し訳なくも。

夜の部を最初に盛り上げてくれたのは、DJ ようなぴさん(中央)のライブ。彼女と臨時ユニットを組んだ、ハシダカズマさんと寺尾さん。ようなぴさんは、後のステージもすっかり楽しまれて三国志ビンゴ大会にも参加。「三国志武将かるた」を当てておられた。申し訳ないながら、ようなぴさんが所属されている「ゆるめるも!」も、まったく知らなかったのだが正直かわいい、と思った。これから気になる存在だなあ。

これが噂の、おくまんさん発案の三国志ビンゴ。おくまんさん発案なので、真ん中はお気に入り武将の王平というのが、また独特。これが盛り上がった。私も当然、自腹で買って参加しましたとも!はい自腹です。が、全然かまいません。


2013に引き続き、夜の部の大トリを務めたおもしろ三国志さん、三国志ファンだらけの空間で、今回もまさに水を得た魚。熱唱に次ぐ熱唱でお客さんとともに、燃え尽きておられた。時間もたっぷりあったので、今まであまり聴いたことがなかった曲も聴けて、お得感があったなあ。昼のブース出展(右)のときとのギャップがまた面白い(笑)。左が普段着で右が庶民のコスプレ。
ということで、今回も大いに盛り上がりを見せた三国志フェス2015が終了。よその国の歴史のことなのに、これだけのファンが日本に居るというのは不思議なことだし、でもその中に自分も身を置くことができて幸せだなあ、と毎回思う。次回開催がいつなのか、開催されるのかどうかも、まったく知らない。でも、是非また開催されて欲しいし、何かできることがあれば協力して、それで来場者を少しでも喜ばすことができたら自分も心底嬉しい限りだ。

今回とくに感じたのは、大勢の人が集まれば、出演者、参加者、さまざまな意見が出てくるということ。 そのどちらでもない傍観者さえ、何か言ってくる。当然、スタッフの意見だって一つではない。それを集約して開催に漕ぎつけるのは、並大抵の努力ではできない。身の丈にあったものをやればいい、という声もあった。でも敢えて大規模なイベントに挑戦した主催者に敬意を表したい。
今回も楽しかったです。関わったすべての皆さん、特に多数の黄巾党こと、ボランティアスタッフの皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました。
※写真撮影・提供=こうさん(三国志フェス実行委員会 公式カメラマン)
※当日取材に来られていた歴人マガジンさんの記事も是非どうぞ。