先日、宮城の松島を取材で訪れた。

訪れたのは、牡蠣料理が評判の食堂「さんとり茶屋」。

まあ、行く前から覚悟はしていたのだが、
松島は牡蠣の全国有数の名産地。
当然、この店でも牡蠣料理を注文しなければならない。

しかし、私は以前、2度も牡蠣に大当たりしたことがあるため大の苦手で、
もう随分と長らく、口にしていないのである。
味は嫌いではないが、怖くて食べられない。

でも、注文した以上は箸をつけなければ、店の人にも失礼であろう。
覚悟を決め、「牡蠣づくし定食」を作ってもらう。



牡蠣の殻焼き、生カキ酢、牡蠣フライと、
まさに牡蠣づくし。好きな人にはたまらぬ取り合わせだろう。

撮影が済み、いざ実食。
殻焼き、牡蠣フライはなんとか口に入れた。うまい。
しかし、生のカキ酢(3個分)はどうしても箸をつけられない。
以前、2度の大当たりはいずれも生牡蠣を食したからなのだ。

正直にそれを言うと、店の人が「揚げましょうか?」と言ってくれた。
恐縮しながらもお願いすると、
なんと天ぷらにして持ってきてくれた。



これに塩胡椒をまぶして食べたのだが、
フライとはまた違った食感が
実に美味で、これならいくらでも食べられそうだ。

メニューとしても出しているようで、
今度来たときは進んで注文したいと思った。
他の魚介も旨そうだった。

それでも食べたあとは、正直かなりビクビクしていたのだが、
(だって家康も鯛の天ぷらで…)
2日経っても、今回はなんともなかった。苦手を克服できたかな。
牡蠣の味自体は嫌いではないので、
火を通してあるものなら、これから堂々と食すことにするか。


別の店の店頭で焼いていたホタテの浜焼き。これも旨かった。