「富士宮やきそば」、食べたことがおありだろうか?
21世紀に入って、にわかに話題になったご当地名物である。

別段、普通のソースやきそばとさほど変わりがあるわけではないので、
わざわざ静岡まで食べに行きたいかというと、否である。
が、東京近辺でもそれを売る店が何軒かあるらしい。ならば話は別。
そのうちの1軒、東横線・学芸大学駅前の「がんそ」に寄ってみた。

住所は目黒区鷹番3丁目。渋谷から急行で2駅行ったところにある商店街。
ほどなくして美味しそうな匂いとともに、
「富士宮やきそば」のノボリが見えてくる。



幅2mほどのテイクアウト専門の小さな店。
奥では、主人が黙々と麺を焼き上げている。
2年前まで、地元富士宮でトンカツ店を営んでおり、
やきそばの麺やソースもネットで販売していたそうだ。



350g入って500円。味も量も値段もまず満足。
富士宮やきそばといえば、麺のコシの強さ。

普通のやきそばは茹で麺を使うが、
蒸し麺を使うのが富士宮やきそばの個性といえる。
これがコシを産む秘訣だとか。
なるほど噛み応えがあり、満足感がある。

キャベツ、豚肉といった具は通常と同じだが、
肉かす、魚類の削り粉を混ぜるのも特徴。



やきそば以外にも、お好み焼き、玉子焼き、おやきも売られている。
自家製の辛口ソースもあったので、買ってきた(350円)。
うなぎの粉など、色々なものが含まれているようで
トンカツ店のノウハウを活かしたオリジナルソースらしい。

自宅からはちょっと遠いのが惜しい。
近ければ、酒を飲んだ帰りがけにでも買い求めたいのだが。