先日、仕事で横浜中華街を通りかかった。
まだ午前中の早い時間だったので、ほとんどの飲食店は閉まっていたが、
この店「謝甜記」だけは開いていたので、入ってみる。

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まあ10時なので、朝がゆというほど早い時間ではないが(笑)。

新しい店が増える中華街にあって、
謝甜記(しゃてんき)は昔ながらの雰囲気を保つ店である。
初めて入ったのはまだ小学生のころ、親に連れてきてもらった記憶がある。
大人になってからは1度入っただけで、それがいつだったか思い出せないぐらい昔。

常々、通りかかるたびに「入ろうかな~」と思うのだが、
飯時や土日は、必ずと言って良いほど行列ができているから、
並ぶのが嫌いな私は、ついつい敬遠してしまっていた。

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この日は10時の開店直後だったせいか、
まだテーブルが2~3卓、空いていた。それでもこの時間にしてはかなりの入りよう。
店内は中華料理屋ではなく、庶民的な食堂風で好感が持てる。
すぐ近くに支店(2号店)もあるのだが、そちらはやや近代的なので、入るなら本店だろう。


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鶏肉粥(がゆ)を注文。連れは五目粥。
おかゆは大釜で作っているので、出てくるのは早い。
具は埋没して見えないが、割としっかり入っている。

味も程よくダシが効いていて、美味といえる。
何よりも粥だから、胃にやさしい。いい具合に身体に染み込んでゆく。

おかゆというと、病人が食べるものだと思う人もいるかもしれないが、
中国では立派な料理である。まさに医食同源。
とくにヘビーな食事が続いた後などは、こういうものを食べたほうがいい。

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かゆ以外にも、中華料理が結構いろいろと味わえる。
この焼きそば、焼売も懐かしい味わいながら、
本格的な中華の風味も備え、なかなか侮れない。
粥、焼きそばとも700円前後と、中華街にしては良心的な値段といえる。

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創業は昭和26年。創業者の写真が貼ってある。
中華街の店は、時に接客の悪さも指摘され、
この店も忙しいときはそういう声もあるらしいが、この日は何の問題もなかった。
むしろ、給仕のねえちゃん、おばさんたちは普通に愛想が良かった。

これからもタイミング良く空いていたら行ってみるとしよう。
粥の味は本当にいいので、食べたいときは少し並んでみても良いかと思った。



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