ちょっと前に、盛岡へ取材に行った。
盛岡の名物といえば南部せんべい…ではなく、
そう、「わんこそば」である。

私はまだ挑戦したことがないので、これはぜひともやってみたいと思い、

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どうせ喰うなら、由緒ある店で。
ということで、盛岡市内の中心地にある明治40年創業の「東家」へ。

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座敷に案内されると、出てきた出てきた…。
うず高く積まれた、わんこそばの軍団が。
まるで、戦時中の武器弾薬を思わせるかのような迫力である。

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わんこそばって、蕎麦だけかと思ったら、
薬味のほかに、刺身だのそぼろだのお新香だの、
他にも色々ついてくる。蕎麦だけでは味に飽きてしまうから、らしい。
もっとも、これらをちゃんと食べていると後々ボディブローのように効いてくるのだが…。

さっそく、勢いもよく食べ始めた。
薬味やツユを色々と調整し、つるつると平らげれば、
おわんが、みるみるうちに高く積まれていく。

写真の通り、1杯=1口分だから、軽いものである。
だいたい15杯で普通のもりそば一杯分だそうだ。

とりあえず用意されていたのは60杯。つまり、もりそば4杯分。
「おなか一杯になったら、止めてくださいね」と、
傍らに付いてくれる給仕の姉ちゃんが優しく言ってくれた。
食べているおわんのフタを閉じれば「ご馳走様」の合図である。

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では、お言葉に甘えて30杯(平均的な数らしい)でおしまい…と、
フタを閉じようと思ったら、「はい、じゃんじゃん♪」と、
かけ声も軽快に次々と放り込んでくれる。
(一応、フタをする前に足されたら食べないといけないルール)

その早業たるや、恐ろしい。
卓に置いたフタを手に取る頃には、すでに次の蕎麦が
おわんに足されているのだ。

雑談などしているうちに、隙を見てすすって閉じようとするのだが、
やはり、敵(笑)の動きのほうが一歩早いのである。
ついに、60杯平らげるまで許してくれなかった(笑)。
なんというマゾプレイであろうか。

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本当は100杯クリアで発行されるこの手形だったが、特別に頂いた。
私の健啖ぶりをご存知の方は、
「60杯?意外と食べなかったんじゃない?」とお思いだろうが…
だって、この日はその前に、


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白龍の「じゃじゃめん」と…

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食道園の冷麺も平らげていたんだもん(笑)。ゲップ。
姉ちゃんには、事前にそれを伝えておいたのだが。

この2店については、また次回で紹介するとしよう。

わんこそばの味は、喉越しの良さ以外は、あまり覚えていない(笑)。
まぁ普通に美味しかったが、蕎麦を味わうというよりは、
やはりその場の賑わい、お付きの姉ちゃんとの
会話なども含めた雰囲気を楽しむものであると思った。

この店での歴代最高記録は、559杯とか。
私がこの日に食べたおよそ10倍である…。

盛岡では、他にも何軒かの蕎麦屋で楽しめるそうだ。
2500~3000円で食べ放題と、ちょっとばかり値は張るが、
一生に一度はトライしてみても良いのではなかろうか。

姉ちゃんに褒められて店を出たが、
腹パンパンで、歩くのが苦しかった…。
 


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