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雑居ビルが建ち並ぶ銀座8丁目の細い路地裏、酒場「樽平」は、ひっそりと佇んでいる。入口には簡素な縄のれん。久しぶりに行ったものだから、ちょっと迷ってしまったが、呼び込みをしているカラオケスナックのおばちゃんに聞いたらすぐに分かった。


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山形で300年続く酒蔵の直営店だけあって、ここの売りは、山形の地酒。その名も「樽平」と「住吉」。酒は樽に貯蔵されているため、木の色が染み込んだ黄金色をしているのが特徴。突き出しの豆も旨いのだ。それにしても、この徳利、持って帰りたい(笑)。


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ここに来たら、食べねばなるまい「玉こんにゃく」。醤油の出汁の色に染まって美しい。こんにゃくだから、カロリーも気にせず、いくらでも食べられる(笑)。家庭料理だから地元の人は店で食べることがなく、実は山形でもあまり食べられない。

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東北や新潟文化の象徴、「芋煮」。簡単にいえば、肉じゃがの里芋版みたいなものだが、これが実にいい味を出している。日本酒の肴としては、刺身や漬物のほうが合うし、この店はそれらも凄く旨いのだけど、やはり注文せずにはいられない。直営店は、この銀座のほかに神田・新宿・池袋・江古田にもある。神田店は以前にも掲載したとおり。


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すぐ近くには「金春湯」という銭湯がある。この界隈は、その名も金春通りと呼ばれている。夕方に訪れると、出勤前らしき夜の商売の人たちが、結構利用しに来るのに出くわす。中は、タイルに富士山が描かれた昔ながらの正統派銭湯。


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実は、ふらりと2度ほど利用したことが。銭湯では定番の下駄箱。ここだけ見ると座敷付きの居酒屋のようでもある(笑)。


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アンバランスな立地ではあるが、銀座の外れにあるためか、それほど違和感なく街に溶け込んでいる。銭湯もビルに入ってしまっているのだが、看板と暖簾が醸し出す雰囲気のせいか、この一角だけ、なんとなく昭和な光景だ。

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