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9月10日(土)に東京大田区の産業プラザで行われた、三国志フェスが終了。
もう5日も経ってしまったが…ようやく感想を書けるようになったので、レポを記しておきたい。


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朝9時、会場入りすると、すでに設営の真っ最中。
去年と同様、今回も約30名の黄巾党(ボランティアスタッフ)が集まってくれたそうで、
黄色い布を身につけた同志たちである彼、彼女らが一生懸命ブースの机を並べたり、
ステージを作ってくれていて、その働きには脱帽するばかりだった。

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私は今回、一応このブース(1.遼東)の「川本喜八郎先生を偲ぶブース」と、
三国志コレクション展の目玉のひとつである「関羽人形」の展示も手伝わせていただいた。
…とはいえ、もうひとつの大仕事が朝から控えていたので、荷物を運んできただけで、
設営のほうはロクに手伝う間もなく、控え室へ向かって、スタンバイしなくてはならなかった。

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そう、もうひとつの大仕事はメインステージでの最初のイベント
ドラマ三国志 Three Kingdoms "違いの分かる"傑作選」への出演。
朝から、その共演者である小日向えりちゃんとの打ち合わせが待っていた。
えりちゃんが10時に会場入り。着替えもあるので、開始の11時まで本当に時間がない。
開場は10時半で、すでに大勢のお客さんが会場の外に並んでいるようだった。

慌ただしく時間は過ぎ、スポンサーのSPOスタッフを交えての打ち合わせも無事終わり
出番を待っていると、機器トラブルがあったようで、時間通りに開始できないとのこと。
その間、総合司会の坂本和丸さんが上手に時間を引き延ばしてくれていた模様だ。

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(ステージ写真の提供はyumiさん)

11時10分ごろ、お待たせしました、という感じでイベント開始。
オープニングの映像が流れた後、えりちゃんがイベントのタイトルを読み上げて
2人で檀上へ登場する段取りだったのだが…
マイクがつながらずに不発…という、いきなり軽いハプニング(笑)。

結局、少し時間がたってから無事につながり、檀上に出てから普通に挨拶してスタート。
やや焦ってしまったが、こういうときに焦らないようにしなくてはイカンですな。
えりちゃんが「孔明の罠」と言って和ませてくれて、精神的に助かる。

この日の彼女のいでたちは、小喬(真・三国無双)。
最近は、和装や浴衣姿を見る機会が多かったが、
やっぱり三国志風の衣装も似合うなあというのが第一印象。
話すときに横を向いて彼女の顔を見ると、自分がニヤケ顔になりそうなので、
そうならないように必死でした(笑)。

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どうですか? この美女と猛獣っぷり。
イベントの内容は、全95話の中から選んだ「ドラマ三国志」の
名場面をスクリーンで数分ずつ上映し、その合間に解説・感想をトークをしていくという流れ。
今回上映したのは、以下の7本で、セレクトは私のほうでさせていただいた。
私は公式ガイドブック(学研)の執筆に携わった関係で、
全95話を通して2回ほど観ているが、選定には本当に頭を悩ませた。

①第25話「単騎、千里を走る」より、関羽vs夏侯惇 一騎打ち
②第12話「呂布、小沛に留まる」より~曹操の食事シーン
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③第30話 「曹操、河北を平らぐ」より~許褚と荀彧の会話
④第56話「再び周瑜を怒らせる」より~関羽・張飛、怒る孔明をなだめ連れ戻す
⑤第51話「再び荊州を求める」より~魯粛と周瑜、寝床で酒を酌み交わす
⑥第18話「呂布の死」より~そのとき貂蝉は…呂布の処刑シーン
⑦第45話「曹沖の死」より~曹操、4人の息子たちにクイズを出題

といったところ、全部で7本。
セレクトで気を遣ったのは、魏・蜀・呉をバランス良く選んだのと、
このドラマの肝である「人間ドラマ」を感じさせるシーンを中心にした点。

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通常であれば、戦闘シーンが中心になるところかもしれないが、
ある程度、一通り三国志の流れを知っているファンを意識して選定した。
たとえば、④の映像では孔明を怒らせてすっかり参ってしまっている関羽・張飛の様子や、
⑤では、周瑜が昔、魯粛に蔵を丸ごと1個もらって助けられた話をして
旧交を温めるなどの部分が見どころだったといえる。

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いずれも従来の映像作品では見られなかった部分で、
三国志ファンであれば、「オッ?」と思わされるところだと感じる場面だろうし、
はたして楽しんでいただけただろうか。

トークは、時間との戦いでもあった。
イベントの時間は約45分で、映像が25分あるから、残りの時間で済ませなくてはならない。
えりちゃんも三国志はとても詳しいため、色々話しているとあっという間に時間が過ぎてしまう。

私の蘊蓄は、もうこの際どうでも良いことにして、
なるべく彼女に多くしゃべってもらうように努めたのだが、時間の関係で、
せっかく乗ってきたところで次に行かねばならず、もどかしい感じがしたし、
その点では中途半端になったかもしれないし、申し訳なく感じたりもした。
映像は1個減らして、もう少し喋ってもらうべきだったかな…(笑)。

とはいえ、主催者と発売元のSPOと、初夏の頃から打ち合わせをして
実現にこぎつけたこのイベント、やって良かったと思っている。
共演してくれた小日向えりちゃん、そして、
難しい機器操作にあたってくれたスタッフの方、ありがとうございました!

私は書く方が本業だが、月1度の講演の他、
たまにはこうして表舞台に出させて頂くのも面白い。

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ステージの遠景は、こんな感じだった(午後に撮ったもの)。
イベントが無事終わり、控え室へ戻ってから、観にきてくれた
友人・知人らにも挨拶をしたかったし、私も会場に出てフェスを楽しむことにした。
次回は他のステージや、ブース・展示内容を紹介します。

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イベント終了後、観に来てくれた友人らと。
ちなみに私の衣装は、ブルース・リーが着ていた素材に近い
麻のカンフージャケットなのだが、遠目だと普通の半袖シャツに見えるのと、
ご覧の通りの体格のせいか、
伏竜舎さんほか、みんなには「中華料理屋の店長」と言われました(笑)。(その2へ続く)