先週末、久々に新宿のロフト・プラスワンへ行った。
ロフト・プラスワンとは、毎日のように多分野にわたる
コアなトークショーやライブなどが行なわれている居酒屋形式の店だ。

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過去、ブルース・リーのイベントや、プロ野球ナイトなどに参加したが、
2007年、川本喜八郎氏も出演した三国志の宴2を見た事がとくに思い出深い。

今回行われたのは「第2回・三国志感謝祭」。
総合三国志同盟&三国志酒場・銅雀台の主宰者、坂本和丸さんによる
トークイベントで、去年に続いて2度目の開催。(去年、私は参加できなかった)

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はじめに和丸さんが、「にんげんっていいな」(日本むかしばなし)の替え歌
「宦官っていいな」を熱唱してからスタート。会場の爆笑を誘い、トークへ移っていった。
そして「生まれた日は違えど、願わくば同年同月同日に…」の義兄弟的合唱で乾杯。

ちなみに「宦官っていいな」の最後の部分は、
「ちん、ちん、××××切って、ばいばいばい♪」という一度聴いたら忘れられぬ歌詞だった。

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メイン出演者は、司会の和丸さんをはじめ、アシスタントの美恵さん(左端)、
孔明に扮した歴ドルの美甘子さん、三国志研究家の満田剛先生(スーツの男性)。

出演者も呑み食いしながらの緩い雰囲気で、お客の突っ込みも交えながら進行。
満田先生による質問回答コーナーでは、専門的かつ興味深い内容の話も聞けた。
歴ドルの美甘子さんは、今まであまりご縁がなく、今回生で初めて拝見したのだが、
三国志にはあまりお詳しくないため、トークに絡む機会が少なかったのは残念な点。
知ったかぶるより、正直に「分からない」と言っていたのには好感もてたが。

今回の目玉は「三国志総選挙」の最終投票と結果発表。
9月の「三国志フェス」で行われた中間投票に、今回の会場で最終投票をプラスし、
人気ナンバーワンの人物を決定するというもの。
イベントの最後にベスト30が発表されたが、そのうち上位21人を記す。

1.諸葛亮 2.曹操 3.趙雲 4.関羽 5.馬超
6.劉備 7.周瑜 8.張遼 9.荀彧(じゅんいく) 10.魯粛
11.呂布 12.姜維 13.郭嘉 14.孫策 15.徐庶
16.夏侯惇 17.賈詡(かく) 18.陸遜 19.司馬懿、張飛(同数) 21.法正

おそらく投票総数は300~400人ぐらいか。
なかなか、興味深い結果だった。(22位~30位は和丸さんのブログでご確認を)
1位2位はもはや不動というべきか。ファンが多様化する中でも、孔明人気は根強い。

会場の反応では曹操のほうが人気のようだったが、
諸葛亮には、今回の会場よりも「三国志フェス」を訪れた一般層が多く入れたようだ。
そのあたり、コア層と一般層の違いが感じられて興味深い。
3位以下は、関羽よりも趙雲が、劉備よりも馬超が上位に入っていたり、
荀イクや張遼がベスト10入りしたりするが、若年層ファンの動きが活発であることの証だろう。

ちなみに私は、董卓・高順・韓当に投票したが
董卓は30位と意外に健闘、ほか2人は当然ながらランク外(笑)。

人気投票の趣旨に反するので怒られるかもしれないが…
あくまで私個人の感想として、投票した人物が上位に入ろうが入るまいが構わないし
別にランク外でもいい。天邪鬼なのである。
順位よりも、「誰に投票したか」のほうが重要だからである。

よく歴史の話になったとき、「いちばん好きな人物」を聞かれることがあるが、
私は歴史を俯瞰して見ていたいせいか、順位はつけられないし、つけたくない。
なので、「いま関心のある人物」を答えることが多く、
(三国志では、大体「呂布」と答えているが)今回はそれが先の3人だったというわけだ。
まあ、この話は長くなるので、また別な機会にでも…。

途中、スーパー馬超マン(馬超溺愛家)という覆面レスラー風の男が乱入して、
馬超に関する思いを熱く語る一幕もあった。その甲斐あってか、馬超見事5位入賞。
暑苦しくて面白かったのだが、解説のスケッチが小さくてよく見えなかった(笑)。

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観客は友人・知人含め70~80人ほど来ていただろうか。うち、女性は約半数。
今年はレッドクリフなどの特別なネタもないなか、
「三国志」というキーワードだけで、あれだけのお客さんを集めたのは立派なことだと思う。
上手いな、と感じたのは参加者の大多数に逆質問をするなどして、
聴衆の心を掴んでいたこと。三国志三昧の貴重な三時間に感謝!