浅間模型 製品情報

草軽電鉄の車両を中心とした、“信州の鉄道模型屋” を目指すガレージキットメーカーの製品情報。

Oナロー 1/48 16.5 ㎜ ゲージ

洋白(一部真鍮)製  トータルキット
¥ 34,980(本体価格:¥ 31,800)
(台車・車輪・インテリア・インレタ付き)

エコーモデル様・Models IMON様・ナローガレージ様にてお取扱い

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初めて見る方は、このような鉄道車両があったのかと、おそらく驚かれることと思います。
しかし、これは戦前の草軽電鉄(草津電気鉄道)に実際に存在した車両です。

その名も “しらかば“ と命名されたこの車両は、大正時代の長物貨車 “チト62“ を改造の上、夏季納涼客車(サンマーカー)として、昭和8年にデビューしました。
同じ頃登場した2両の “あさま“ と共に、“白樺電車“ と呼ばれ、戦前の古き良き軽井沢の象徴のように親しまれました。

登場時は、無蓋貨車そのもののような車体のコーナーに、白樺の原木そのままを柱として、そこに屋根を乗せただけ、という野趣溢れる姿でした。
以前、ワールド工芸からHOのキットが発表されているので、覚えておられる方も多いと思います。
その後 1938 (昭和13) 年になって、オープンだった車体は、密閉型へと大改修されます。これがこのキットで再現される、“しらかば“  1938年バージョンの姿です。

これらサンマーカーは、自社の工場で改造をされたものですが、時代を先取りしたような斬新にしてモダンな姿はスタイリッシュで、その高原らしいさわやかな塗装と相まって、一度見たら忘れない強い印象を放ち続けています。

現車についての詳しい解説は こちら を是非ご覧ください。 

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このキットは、そんな “しらかば“  の魅力的なイメージをできる限り再現するために、車体構成にはコストを無視して洋白板をおごりました。また、段違いの引き戸などの、“引っこみ“・“出っぱり“ を表現
するために、全体に0.5ミリ厚板を使用します。
窓飾りやテーパーのついた天窓部分など、非常に繊細な車体、そしてこの車両を特徴づける三角屋根もシャープに表現されます。

塗色については、残されている資料が極端に少なく、写真ももちろんモノクロのみです。ですので、完成見本の色は、あくまでもイメージと予測からのものであることをご了承ください。
ただおそらくは、違っていても大きく外れていることはないはずです。

塗装用に、原寸の型紙を作りましたので、それに合わせて塗装して切り出して頂く方法になります。
ステンドグラス部分には、クリヤー塗料(ブルー・イエロー・レッド)を使用します。

車体裾の若葉のイラスト、そして印象的なしらかばのレタリングはインレタが付属しております。

また、車体コーナーの白樺原木の表現、及び室内の椅子(クロスシート・ロングシート)は樹脂パーツが付属しています。
いうまでもなく、台車・車輪に関しても、スケールの軸距離・車輪径を再現しています。


遊び心溢れる、この見ているだけで楽しい車両が、落葉松の並木の下をデキに引かれて走る、そんな夢のような光景を思い浮かべながら、ぜひ工作して頂ければと思います。
浅間模型の6作目キット、いつでも全力投球です!

個人製作のガレージキットにつき、少量生産です。お求めはお早めに!

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Oナロー 1/48   16.5㎜ ゲージ

真鍮製  トータルキット ¥ 36,300(本体価格:¥33,000)
(台車・車輪・インレタ付)

エコーモデル/Models IMON/ナローガレージ様 にてお取扱い

P8055346表紙のコピー

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数ある草軽の客車の中でも、最もスタイリッシュで、デキ12の引く混合列車でにもたいへん似合っていたホハ15形。この魅力的な車両を、Oナロー、真鍮製キットで再現いたしました。

この客車は大正初期の生まれで、元々は国鉄狭軌軽便線で使用されていたものが、その後2両草軽にやってきて、ホハ15・16となったものです。
ホハ16の方は戦時中の事故で廃車となりましたが、ホハ15は、1960(昭和35年)4月の軽井沢方部分廃止まで在籍し、活躍しました。

キットは、0.4㎜真鍮エッチング板を貼り合わせていくことで、複雑な表面の形状を再現、ドアや戸袋部分の“引っ込み“ にも拘りました。また細かい部分は、新規のロストワックスパーツを製作し、精密感と共にその魅力を余すことなく再現しています。
台車は日光モデル製、日車D-16の流用です。
写真をよく見て頂ければわかりますが、これは、1220㎜(模型は25.5㎜)のホイールベース、及び全体の形状が、現車のものとたいへん類似しております。車輪径610㎜(模型は12.7㎜:Kadee製)換算の金属製車輪と共に、ほぼスケールの足回りを再現しています。

細かく繊細なパーツも多く、決して “気軽な“ キットとはいえませんが、じっくりと時間(と“愛“)をかけて取り組めば、一生モノのホハ15形ができると思います。
既に発売済みの機関車と貨車と共に、ぜひ良き時代の浅間高原を往く混合列車を再現して下さい。

なおガレージキットにつき、今回も少量の生産になります。

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P8055386使用

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Oナロー 1/48  16.5㎜ゲージ
真鍮/洋白製 トータルキット ¥29,700(本体価格 ¥27,000)
(台車・車輪・インレタ付) 

エコーモデル/Models IMON/ナローガレージ様 にてお取扱い

※ 直販もいたします。(mitsuwado@shore.ocn.ne.jp までご連絡ください)

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有名な草軽電鉄の車掌室付き木造無蓋車です。このホト110型は、戦時中に有蓋貨車として製作されたコワフ100型を、戦後になって無蓋車に改造したものです。改造されたのは5両で、ホト110 形(110115)になりました。
もともとの無蓋車として造られたホト100 形に対して、改造車であるこのホト110 形は、1両1両細かい部分が異なっていて、どこか粗野な雰囲気も相まって、この貨車ならではの魅力となっています。 
現車につきましては、こちら、をぜひご覧ください。 


このキットは、1960(昭和35)年の軽井沢方部分廃止後も唯一残り、廃線まで在籍したホト115 をプロトタイプとしています。この車は6両のうち、車体補強のチャンネル材など、最もごついディティールを持っています。
キットでは、真鍮板の他にシャープな質感が得られる洋白板も併用し、その雰囲気を余すことなく再現しています。 もちろん、車輪径610 ㎜、ホイールベース1220 ㎜の巨大な台車もスケールで表現。
また、沿線の硫黄鉱山のネーム入りの荷台シート、草軽ならではのイエローのウエザリング表現のための黄色チョークも付属しております。


なお、一部の製品紹介の表記で、付属の車輪が “プラ製“ となっておりますが、これは間違いで、車軸のみ絶縁材料であり、ホイール自体は金属製です。サイズはもちろんスケールである12.7㎜ 径(Kadee製)です。


良き時代の浅間高原を往来した高原列車の演出には欠かせないこのホト110 形。ぜひ、デキ12 形電気機関車(品切中)と共にお楽しみください。 
ガレージキットですので少数の生産になります。お求めはお早めに!。

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