2週間にわたって開催してまいりました写真展、『草軽高原を往く ー北軽井沢、草軽電鉄の時代ー』も無事に会期を終えることができました。
会期中は、“主催者側の発表” で、実に1,000人を越える方々にお越し頂きました。
遠路はるばる見に来ていただけた方、この場を借りて改めてお礼を申し上げます。


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恐れ多くも、“草軽の写真展を開きたい” などと考え、多くの方々の協力を得て実現にこぎつけたものの、果たして見に来てくれるひとなどどの程度いるのだろうか、また写真の素晴らしいことは疑いがないことなのですが、構成するわたしのやりようで、安っぽくなってしまうのではないか、など正直夜も眠れないくらい心配しました。

ところが初めてみれば、ほとんどお客様が途切れることもなく、皆さま熱心なマニアの方々なので、様々なおはなしを聞かせて頂くことができました。
また、地元の方、かつて沿線に住んでいたというように、若い頃には生活のと共に草軽があった、という方々のおはなしは、リアルでホットであたかも目の前にその状況が展開するようでした。“本当によくこんな写真展を開いてくれた”、と涙ながらに語る方、“もう一度見ておきたかった” と言っては、結局期間中何度も来て頂いた方などのおはなしを伺っていると、単にノスタルジーに終わらない、人生の大切な記憶の場面場面に草軽は生きているのだなあ…と感じて、わたしもまた泣きそうになってしまうほどでした。
昭和38年生まれのわたしですが、草軽を本当に身近に感じることができた得難い2週間でした。
 

最後に、
写真を撮影された竹中泰彦さん、田中一水さん、宮松丈夫さん(写真を提供していただいた宮松慶夫さん)をはじめ、当時のことを色々と教えて頂いた草軽OBの金井実さん、丸山利一郎さん、宮崎登喜夫さん。“写真展をやりたい”、という段階から真面目にはなしを聞いて頂き、全面的な協力を惜しまなかった “草軽の母” 秋南澄江さん。そして遠方から、地元から、見にきて頂いた全ての方々、お金もないのにこのような “道楽” を許してくれている自分の家族に、心からのお礼を申し上げます。

〈鉄道青年〉