今年の個展を終えて

885070fb.jpg9月1日から9月15日までBARで開催させて頂いた個展が終了した。恒例となった会場の撮影もカメラマンである友人に御願いできて、作品搬出も付き合ってもらえた。(感謝)今回の展示は絵画作品をメインに展示させてもらったが、当初絵画作品の新作を5点以上描き見せる事が理想的な形と考えていた。しかし実際はダイレクトメールに使おうと思っていたアイデア作品までの発想しか突き詰める事ができなかった。八ヶ月間という期間で準備に費やす時間や労力がどれだけできたのか?反省点を具体的にすれば改善できるか?はもはや重要な事柄として感じられなかった。それくらいの無力さを感じた部分はあったのだ。ただ、絶望感の様な暗いイメージは無い。いつもの事だが「あれもやりたい」「今度はこうしよう」というこれからの具体的な制作への願望ばかりである。「何だか繰り返してばかりだな」と自分で気が付いてはいるが全てをいっぺんに変える必要性は感じていない。残念な気持ちを引きずっても何も役に立たないと割り切っている気持ちがあるからだろう。いつもながら展示を見に来て下さった方々、開催に協力して下さった方々に感謝して次にもっと面白いもの(自分の作品)を御見せするのだと考えた。(個人的見解)

拝見した。-其の706

ebd925db.jpg京橋のギャラリー椿にて小林裕児展『田園の秘密』を拝見した。以前から何度も個展を拝見させて頂いているが、自分の記憶が正しければギャラリー椿で開催される時には他のギャラリーでは見られない特大サイズの作品が展示されるので非常に嬉しい。今回もメインとなる作品が特大サイズで描かれていた。(画像上段)バーミリオンカラーのジャケットを着た人物が黒い馬に乗りこちらを見ているポーズ、その周りに色々な場面が展開されている。小さな家が空を飛んでいたり、二人の少女が赤い鳥籠を片手に宙を浮いていたり、カヌー型船を担いで川に向って歩いていたりといった馬に乗った人物に関わりのありそうな場面から無関係に広がって行く世界まで見れば見るほど何かが見えて来る面白さがある。勿論それだけでは無く背景とも見える風景がシンプルな様で複雑だったり、サイズ感や描き方が空間的な矛盾を感じさせる部分もあったりしてそれぞれの存在感をどう解釈すべきかを想像できた。今展で印象的だったのは陶芸による造形と絵画の融合作品だった。(画像下段)額の様に絵を引き立てるタイプや、絵画の席を立体的な造形へと制作されていたりしていて表現手法の幅を感じられた。展示された作品の世界の広さや奥行きのある人物同士の関係な面白さは自分の描きたいイメージに刺激を与えてくれた。(感謝・個人的見解)*9月29日まで開催・日曜祝日休廊(11:00~18:30)電話03-3281-7808

拝見した。-其の705

d0bb6f31.jpg丸の内の丸善本店4Fギャラリーにて第13回『人・形展』を拝見した。多くの人形作家の方々が出展されている企画展で過去何度か拝見させて頂いていた。今回は以前から存じ上げている人形作家・岩室恵子女史が出展されてるとSNSで情報がアップされていたからである。自分が企画したグループ展にも参加出品してもらっていた事もある岩室女史の作品は自分にとって画一的な可愛らしさではない一種異様な魅力を放つ可愛らしさの「御人形さん」なのである。今回の展示作品もパターンとして岩室作品の定番とも言える形式が見えるものであったが、愛おしい程に無垢な瞳や表情が見る側を飽きさせる事無く拝見させてくれた。自分は特にモフモフな着ぐるみを身に付け、可愛らしいワンピースを着た作品が好きなのだが、今回は一般的な人体とは異なる卵型の身体で尖ったヘアースタイルの人形作品ならではの作品が凄く可愛く感じられた。(画像上下共)張り切ってポーズを決める卵型君も箱に入り安らかに眠る卵型君も手のひらに乗せてあげたくなる程可愛らしいのだ。自分は御人形の御役目の殆どはそういった魅力に在るのだろうと思えた。(個人的見解)*9月18日まで開催(9:00~21:00・最終日16:00まで)
記事検索
プロフィール

tetsuofukutome

カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ