人間の何気ない感覚

9b667609.jpg市で運営している高齢者施設内の教室で初心者用の「趣味の水彩画教室」を講師として担当させて頂いているが、その教室には様々な経験の方が参加される中「小中学校以来絵具を触ってはいません」という方も参加して下さる。ある時、その五十年以上絵具を触っていなかった方がモチーフを異常に細長く描いていたのを発見した。自分は「〇〇さん、あのモチーフはそんなに細長く見えないと思うんですが、〇〇さんにはこんなに細長い形に見えるんですか?」と訊ねた。すると「いやー描いた紙を見ると細長く見えるんですが、描いている時はそんな細長く描いている意識なんかないんですよ」と答えてくれた。自分はその五十年以上絵具を触っていない◯◯さんが特別なのだと思ってしまった。自分は「なんで〇〇さんだけそんな風に描けちゃうんでしょうね」等と言いながらなるべくモチーフの特徴を描ける様な描き方を説明した。それから人物をモチーフにスケッチする時になってモデルを見ながら机の上に平に置いた画用紙に描いてみると、不思議な事に縦長になってしまう事が解った。それはモチーフを見る時、見る目はモデルが立っている正面を見ているが、描こうとする画用紙は描く人間の目から見ると手前から離れるほど幅狭くなっているので、描く画面はモデルを見る目とは角度が違って来るのだ。今まで描いていてそんな不便さを感じた事の無いので、意識してしまう事からの不便さではあると解釈はしたものの、なかなか以前の様に描く面に合わせて正常な形(描き手が思った通りの形)で描く無意識を取り戻したいと考えている。(描いている途中で、一旦止めて描いている途中の画用紙を立てて離れた位置から見直して確認するといった方法等を使って)人間の能力は不思議なもので、無意識で機械では計算が必要なことも何気なく感覚で成し遂げている事が多いのだと理解実感した。(個人的見解)

見えなかった自分部分

d8678cf0.jpgインターネット上で希望者を募り参加者グループで野外スケッチを行なっている様子をコンピュータの画面を通して見る事がある。自分は年に約十回講師として野外スケッチに同行する様になったので、純粋に参加者としてグループでの野外スケッチに参加して描いてみたいという些々やかな希望はあるが、タイミングが合わない事と勇気の一歩が出ないので実際はそういったグループの方々には接触していない。多分、気にかけていなかったが、自分は性格上人見知りする部分があるのだという事だ。なので、講師という自分の立場がハッキリと決っていると積極的なき持ちで実行できるが、参加者のひとり、しかも皆さんが既に親しみ合った中に新参者として加わっていくという形はなかなか勇気が必要である事が解ったのだ。今まで生活していて自分や周辺の環境状況において普通だと認識していた人との関係性や必要とされる実行行事において様々なアクシデントは、あったものの乗り越えてしまうとその時の厳しさを忘れてしまう日常であったが、新しい何か(実際は新しい訳ではなく自分が見過ごして来ただけのもの)に出会うと改めて自分の中にあって見ていなかった部分やいつの間にか作られていった部分を気付かされてしうのだと思った。(個人的見解)

時代的なデザイン?

6c009ab9.jpg平昌オリンピックの選手が着ているユニフォームだったり衣装だったりを見ていると「最近ではこんな感じのデザインが流行っているんだな」と思う事がある。例えばスピードアイススケート競技のユニフォームは色々な条件、制約がある中、選手が負担を感じる事ができるだけ無い様に見た目も格好良く国を象徴する様な形や配色が工夫されているものだと解釈しているのだが、ウエットスーツにベストを着ている様なデザインが色々な国のユニフォームデザインとして使われている様に思われる。日本のスピードスケート選手のユニフォームも基本的に黒地に白のベストを着た感じのデザインになっている。ただ、手足の部分的に繊細なディテールのデザインが施されているので遠くから見ても他の国の同じ様なベスト型デザインとは少々異なるイメージを少しだけ感じられるが、パッと見は同じ感じのベスト型デザインに括る事ができる。きっと素材的にも身体を締め付ける部分とのびのびと伸縮が自由にできる部分で分けられ組み合わせられているのだと想像できる。その競技に合理的な情報を元に時代的な格好良さを演出した結果、スピードスケートのユニフォームとしてベスト型のデザインが複数の国で使用されたのだと自分勝手に納得している。(個人的見解)
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