2010年08月
夜中(明け方)に出し忘れていた郵便物(請求書等)をポストに投函する事がある。その時に何度となくに日本犬を散歩させている年配の男性に遇う事がある。以前仕事終りにウォーキングをしていた頃によくすれ違い挨拶をしてくれていた方だろうと認識しているが暗い時間帯でしか遇っていないので『多分そうだ』という事である。連れている日本犬は大人しく御主人のペースで姿勢良く歩いている。その犬は年齢的に高齢だと予想するが昔ながらの『良犬』のイメージで不用意に他人が手を出すと一括入れられそうである。最近はそういった飼い主と犬の様子はあまり見られないが、子供の頃に祖母の家に居た犬を思い出し懐かしい印象を受ける。
*画像は幼児向けドリル用に描いたもので日本犬の凛とした雰囲気がその犬に似ている。
先日、銀座で開催されていたグループ展を拝見した。許可をとっていないので画像も出せないし、告知もできないが自分が卒業した大学のゼミOBが集まり作品を出品している展示である。自分の先輩にあたる方々から後輩の若者まで年齢的には幅の広いグループである。実は自分も20代の頃は参加していたのだが色々と見えて来るものがあり、参加する事をやめてしまった。ただ、先輩方の中には今でも声をかけて下さるので、御伺いし見学させて頂いている。出品を楽しんでいる方やできれば販売を希望する方、その一方では出品するのに目一杯で作品の完成度はどうでもよいのかと思える作品を展示する方もいた。(あくまで自分の見方ですが)
勿論、全員大人の集まりなので色々な事情は御有りだろうが、現状の自分には理解できない部分が多いグループ展である。
横浜赤レンガ倉庫1号館にて蒲原元氏の個展が開催されている。昨日、伺い御本人に会った。会場は2つのスペースに別れていてその間を縫いぐるみオブジェが座っていた。右のスペースに入ると1枚の絵が壁を占拠していた。起承転結のあるその絵は細長い為に絵巻物を連想させるものでもあった。しかし以前作者がやはり横浜のザイムというスペースの壁をキャンバスとしてウォールペイントをしていた過去を思い出すと縦の範囲を制限して描かれた今回の作品は物語を展開するというよりも色調と形を感じながらとにかく左へと進むしかないシンプルな作品と言える。左のスペースにはやや小さめの作品の数々でそれらの中にも大作になりそうな広がりを予感させるものが多かった。*8/29まで11時~19時(最終日~17時)、横浜赤レンガ倉庫1号館2Fにて開催。
自分は横浜市在住で、以前に横浜市内の書店に関して書かせて頂いたが同様に画材屋、画廊、映画館にも東京に比べて少々物足りなさを感じるところがある。しかし、御気に入りなくらいに通う映画館があり3ヶ月に2回は時間を作り観に行っている。黄金町のシネマ・ジャック&ベティは流行りのメジャーフィルムで売上げを稼ぐ現代においてオーナーの趣味思考を反映した個性的な映画の上映している映画館。自分の子供時代は横浜にも『ライオン座』等の名画座や数年前まで在った『横浜日劇』が上映作品のバリエーションを広げていたのだが、今、新しくシアターはできるが各館で同じ作品を上映している事が多い。そしてそんな映画に限って自分好みでは無いものが多いのだ。それから『映画を観に来る客』というよりも『遊びに来た客』という人が多い気がして仕方が無い。ジャック&ベティや横浜ニューテアトルにはいつまでも是非!営業を維持して頂きたい。(御願い)
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