沖縄行ってきましたプロローグ沖縄行ってきました第弐話

2005年03月17日

沖縄に行ってきました第壱話

 なんとか那覇空港に到着した俺たち二人、那覇空港の中は冷房がかかり、少し肌寒いくらいだ。そりゃあ、そうだろう。なんと言っても沖縄、屋外の暑さといったら息を吸うだけで肺が焼けると言われるほどで、せめて室内くらいは涼しくなくては困るというものだ。嘘。ちょぉ寒い。沖縄、すげえ寒いわけ。何コレ?空もどんよりしてるし、お天道様も「何しにきたの?」と言っているかのようで、短パンしか持ってきていない俺はこの先どうなっちゃうの?という気持ちになってくる。うん、違う。俺たちは沖縄に住む友達に会いに来たのだ。そうだそうだとりあえず連絡を取ってみようと思い、携帯をポケットから取り出したその瞬間!CTU内線音が鳴り響いた。俺の携帯のメール着信音だ。「そろそろ空港着いのか(顔文字)」。そう、このメールの送り主こそ、今回の旅の目的地であり、観光ガイドである、184cmもの大男のくせに顔文字を送ってよこすチャーミングで貴重な沖縄在住同級生、広末だ。広末の仕事はどうやら8時ごろに終わるらしく、それまでは那覇で適当に遊んでおいてくれということ。そんなことより荷物が重くて今にも喧嘩になりそうな俺とTOSHI、グリコ拳で階段を登ることで事なきを得たのだが、何を隠そう俺たち引きこもり、適当に遊んどいてというのが何より苦手、というより何をしていたらいいのやら検討もつかず、とりあえず日本最西端の駅から国際通りのある県庁前までゆいレールで向かうことにした。案外混雑している車内でTOSHIが必死に母ちゃんにメールを送っていた。宗教だろうか・・・。

 俺の記憶とは随分違い、国際通りは栄えていた。なんかでっかい街頭TVもある。街頭TVがあれば、文句なしに都会である。俺たちは荷物をコインロッカーに入れ、少し高い位置からタバコを吸い、街を見下ろした。国際通り付近は賑わっていて、沖縄民謡などが演奏されたりしている。中には酔っ払いが、一升瓶片手に人様に迷惑をかけていたが、泡盛の一升瓶だったことがさらに沖縄臭さを盛り上げてくれる。テンションが上がったゆくのがわかる。沖縄というのは勿論、何より街に出るのすら久しぶりである。気づいたときには、すでに俺たちは走り出していた。

といってもいきなり漫画のように喧嘩が起きたり、沖縄占めてる奴に出会ったり、恋に落ちたりということもなく、ただ国際通りを歩き、店に入り、文句を適度な大きさの声で言い、また歩き、パチンコ屋に入ってみたりした。パチンコ屋を見たTOSHIが「この客層なら食える!」と言っていた。4月からは2人とも社会人だ。

はっきり言ってやることなんて何もなかった。いくら国際通りを往復してもドキドキは落ちていなかった。そう、俺たちは楽しませてもらおうと思っていたのだが、違う、楽しむものなのだ。こんな、馬鹿な女のような勘違いをしていた俺たちに楽しみが転がってくるわけも無い。そりゃあそうだ。そこで俺たちは、スポーツ用品店に入り、サッカーボールを買った。国際通りでリフティングをしてみる。少し楽しい気分になってきた。そうなると小腹が空いてきたため、沖縄通が入りそうな定食屋に入ってみると店員の女が馬鹿な眼鏡をつけて笑わそうとしてきた。俺たちは意地でも笑わずにビールを飲んだ。今回の旅最初の一杯である。ゴーヤチャンプルーなどを適当に注文し旅の意気込みなどを語っていると、まだ店員が執拗に馬鹿な眼鏡姿を晒してきやがる。東京者舐めてるのか、そんなものじゃあ、笑わんぜ。と頑なに笑わないでいると向こうも腹が立ってきたのか、ふてくされてきた。何だ!?その接客は!どーなっとるんだ!牛核って知ってるか?えっ!?どうなんだよ、まあ、いい。とうことで金を払って外に出ようとしたその瞬間!!笑ってる・・・。金もらうときだけ笑ってんじゃネーヨ。わかるよ、確かに、商売してる限り、最も嬉しい瞬間だよ、だけど、だからって笑っちゃいかんだろ、しかも、今の今までしかめっ面だったのに。まずいよ、それは、こっちが笑っちまうよ。笑顔は笑顔をうむんだなあ・・・。

ちょうど日も暮れてきた頃、ちょうどやることもなくなった頃、広末から予定より少し早めの電話がかかったきた。「今どこ?」「県庁前ですが・・・」「あっ!?ふざけんなよ!すぐいくよ」ということでは悪いというわけで古島という駅で待ち合わせをした。古島という駅に着くとすぐに広末は現れた。久しぶりの広末は身長が少し伸びた以外は何も変わっていなくて、病院で働いている割には立派なヒゲを蓄えていた。車は日産ウィングロード、値段は6万、走行距離10万キロ、簡単に言うと非の打ち所のないポンコツだ。それでもこれが俺たちのこれからの一週間の足であり、どこか良いところを探し、褒め称えねばならぬ。いや、そんなことより数年ぶりに会ったわけだから積もる話がある。いや、その前に沖縄で押さえておかねばならないプレイスポットを御教示願わねばならんのではないか?そんなことが頭を過ぎっている間にウィングロードは進み、米軍基地の間を突き進み、闇を抜け、沖縄市に滑り込んでゆく。「沖縄の道は滑りやすいからね」「沖縄は運転荒いからね」などととりあえず、沖縄の交通事情について教えてくれる。さすが一年住んでいると沖縄に精通しているんだなあ、と感心する俺たち2人。那覇から1時間弱ほどで広末の城、2DKに到着した。綺麗だ、そして広い。

広末の部屋に女の影は一切認められなかったが綺麗なよい部屋だった。2DKを1LDKとして使用する贅沢ぶりで、さらには薄型TV、扇風機のようなストーブ、グッドデザイン賞に輝いた掃除機、軍の家具屋で買った言うソファーとテーブルが部屋を埋め尽くし、DVD、ビデオ、BOSEの音響システムまで搭載、素晴しい。昔バーで働いていたこともありカクテルも豊富に揃っている。しかし、冷蔵庫の中にはハムしか入っていない。何故だ?ハムが好きなのか?まあ、部屋のことはいい。とりあえず俺たちはここで一週間過ごすことになるのだ。迷惑もかけだろう。だからこそお土産を持ってきた。一つはハワイで購入したエロ本、はっきり言って丸見えだ。そしても一つは先日ブログにも載せたスラムダンクあれから10日後が載ったSWITCHだ。広末は高校の頃から漫画好きで俺と共にヤングサンデーを楽しみにしていた奇特な男だった。喜んでくれたようだ。

再会を祝した男3人は居酒屋に向かい、とりあえずビールを飲むとそこから泡盛をボトルで2本、初日から飲みすぎだ、それでも止まらず、家に戻り、何か飲んでいたような気がする、なんだっけ、もはや覚えていない。俺がサンタの格好になったり、コンビニまでダッシュさせられたり、なんかいろんな話もしたな、結局世の中にとっては全く必要な話ではないし、まあ、いいか。こうして俺たちはの夜は更けていったんだ。こんな無意味なことがとっても大切なんだなあ・・・そして俺は掃除機、TOSHIは液晶テレビを狙っていた・・・一日目終了。

tetuo2 at 12:10│Comments(1)TrackBack(0)  

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この記事へのコメント

1. Posted by 風   2005年03月17日 16:15
彼はお金持ちなんだね。そんなに高級家具があるなんて・・・

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