2007年03月

2007年03月31日

恋する男とキャバクラ嬢

ある男がいました。その男は無精ひげが生えていてお腹がプックリ出ている25歳です。お腹にも体毛が生えていて、おへそには何故かいつも毛玉が貯まり、それをちょっぴり恥ずかしそうに掃除する姿がとてもチャーミングな25歳なのです。しばらく前のこと、彼は恋に落ちました。それも運命の恋に。相手の女性はたまたま夜のお仕事をしていたため、職業に貴賎を持たない彼は彼女のためになればと、決して多くは無いサラリーを右から左と彼女の元に働きバチのようにせっせと運びました。その額が100万円に近づいた頃、彼は意を決し、一世一代の告白に打って出ました。「好きです。超好きです」と。サラリと第98東京ビルルーレットで交わされましたが、何故か「見込みアリ」と察し、アコムから預金をおろし、彼女の元に運び続けますが、彼女は夜の仕事から身を引くと同時に、彼の元を去ってゆきました。「もう2度と恋なんてしない」と固く誓ったのです。

しかし、そんな誓いから数ヵ月後彼は人生最大の恋に落ちます。偶然にも相手はまたもや夜のお仕事に就く女性でした。名前は仮に夏目さんとでもしておきましょう。夏目さんの外見は正直に申しますとアレでしたが、彼は女性を外見で判断するだなんて幼いことはしません。再び1時間につき約8000円を夏目さんの元に運び続け、彼と夏目さんはグングン仲を深めてゆきました。「これはイケる、超イケる」と確信した彼は先日、夏目さんに告白をしました。夏目さんの勤めるお店で、「好きです。マジです。」と。恥ずかしがり屋の夏目さんは言いました。「ここじゃ、恥ずかしいから、明日の朝メールで返事するね」と。彼は待ちました。一体朝とは何時から何時までなんだろうと思いながら待ちました。7時はまだ早すぎるよね、8時、うんまだ早い、9時、そろそろかな、いや10時くらいだろう、11時、そろそろだぞ、来るぞ来るぞとドキドキ胸を高鳴らせましたが、メールは一向に着ません。13時になっても16時になっても携帯電話の嬉しいメール着信音は鳴りません。そして朝と言うにはちょっぴり遅い19時半、彼の携帯が鳴りました。嬉しいメール着信音でした。そこにはこう書かれていました。
「夏目のことそんな風に思ってたなんて嬉しい。いつも話してて楽しいし。だけど恋に臆病な私は周りの人たちに乗せられたのかななんて疑っちゃう怖がりさんです。前、話したけど今は家族のこともあるし恋人は作るのは・・・。だから今の段階では無理としか言えない・・・。こんなこと言ったら嫌われちゃうよね、エヘヘ。お話しててホントに楽しかったから会えなくなるの、寂しいな。指名はずされちゃっても当たり前だよね・・・。もっと話してお互いのこともっと知れたらなあ・・・。」と。

「これってOKってこと?」と涙ぐみながら私たちに尋ねる彼の姿を見ると、決して首を横に振ることはできませんでした。

それにしてもキャバクラ嬢というのは素晴らしいですね。上記のメールを要約すると「アンタとは付き合う気はないわん。だけど指名だけは外さないで、お金を使い続けてね♪グンナーイ!」と言ったことですが、そんな直球は放らず、侘び寂びがピリリと効いた、本音と建前を巧みに使い分けた夢を覚めさせない素敵な文章を作成できるのです。そんなメールを送れるから「今日も行ったら結構効くんじゃないだろうか?」と3万円を後輩に借りて夜の中野に彼は旅立っていくのでしょう。グッドラック!以上。

tetuo2 at 12:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2007年03月30日

同期の桜の活躍ぶり

同期という人たちは、生涯その人たちしかいなくてとてもかけがえのない人たちなのです、はい。そんな人たちと珍しくお酒を飲みました。すでに退社をしてしまった人が3名、そんな人たちもその飲み会に参加してくるというのが、同期が同期たる由縁でその場に居合わせた全員が「会社辞めても俺たちずっと仲間だよな」という気持ちをたぎらせていました。そのような素敵な仲間ですから、会社を辞めてもステップアップして欲しいと心から願っておりましたが、その願い通り、一人は格闘家、一人はお笑い芸人、もう一人はバーテンダーと素敵なキャリアアップを果たしており、世の転職ブームに唾を吐きかけるような爽快感と「ああ、やっぱり」という寂寞の想いがその場の社員さんたちの胸を交錯します。それでも格闘家の彼は秋山に激キレしていて、お笑い芸人の彼は大きな声で人に突っ込みを入れていて、バーテンダーの彼は隅っこでクールに煙草ばかり吸っていて、やっぱりそれらしくなってゆくものなのです。カラオケに行けば、格闘家はラップを、お笑い芸人は歌詞のない所で奇声を発し、バーテンダーはミスチルを歌うのです。格闘家は短髪で、バーテンダーはロン毛で、お笑い芸人は、まあ、普通なのです。そこにいればそこの人になるわけです。ということは会社に入ってちょうど2年、実は会社色に染まってしまっているのだなと思い、周りを見回すと、うん、皆さん良い感じに染まっていて、中にはお酒も飲まないタバコも吸わないギャンブルもしないという大学生だったのに、今ではスロット競馬でボーナスを使い、金曜の夜はお見合い喫茶に通うというチャラリーマンに劇的な変化を遂げた奴までいます。頭のおかしかった奴がさらにおかしくなって宇多田ヒカルを歌ってたり、オカッパ眼鏡Aガールが授業参観母ちゃんみたいな格好をしてたり、後頭部ハゲが坊主頭にして下品なスーツを着てたりと、よーく見れば我が社の社員のようになっています。俺もそうなのかなと鬱な気持ちになりました。そんな時、ふと隣を見ると新聞配達と洗濯のみが特技の地方色丸出しの少年のような24歳は2年前と変わらずというか24年前と変わらず童貞のままでいてくれて救われたような気がしたのでした。皆さん、どうぞビックになってください。また会いましょう。

tetuo2 at 01:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2007年03月25日

日本VSペルー

たまにケーブルテレビを点けてみるとアルゼンチンサッカー国内リーグが放送されていることがある。他に特別面白い番組もやっていないので、そのままアルゼンチンリーグを観ていると面白い。日本ではまだ無名であろうアルゼンチンの選手たちが死に物狂いでプレーしていて、何が面白いかと言うと、とにかく自分が目立つことしか考えていない。それもそのはずで、彼らは給料の支払いも滞るような国内リーグでサッカー人生を終わらせる気はサラサラないからで、そのためには少しでも目立ち、どっかで観てるかもしれない欧州クラブのスカウトの目に留まらなければならない。だから死に物狂いで、時にはどんな汚いプレーをしてでもボールを奪い、ボールを持てばゴールに一直線にドリブル、もしくはとんでもない場所からでもシュートをする。パスを出すときは出来る限り、ほとんど自分がお膳立てしましたよとアピールできるようなボールを出す。勿論、ドリブルもシュートもしっかりとした技術があるから、そんなとんでもないプレーができるのだけどさあ、やっぱり我が社の神が言ってました。リスクを冒せ!と。リスクを冒さない奴はつまらないと。確かにペルー戦の日本代表、ボールは回っていました、センターラインのちょい先までで。でもそこからはボールが回らないというかまわさない、後ろに下げたり、サイドに逃げてお得意にセンタリングだったりと、またそんな感じで、さすがに解説の越後さんもゴール前で回ってないですけどね・・・と言っておりました。結局、点が入ったのもセットプレー2発で、まあシュートチャンスもほとんどなかったわけで、スポーツニュースの人たちも「日本快勝!海外組大活躍!!」とか言っていてもシュートシーンがないじゃないか、困ったな、よし、ペルーDFのクリアミスを巻の頭で流した高原のシュートシーンを決定的チャンスのように扱おう!!となりました。消化試合のようなゲームでした。中盤までボールを回して、そこから「崩しますよ」というパスを一本入れるのが本来海外組と言われる中村の役目のような気もしましたが、どうたら違ったようで、ミスしないように後ろに上げたり、サイドチェンジして必要以上に絶賛されたり、止まったボールを蹴ったりするのが仕事だったようで、確かにセルティックでもそうでした、ごめんなさい。高原ももっとボールを受けてキープしてくれないと、開幕戦レッドカードの現役最強ストライカーゲンク鈴木さんにポジション取られちゃうんじゃないかと想います。あとの人たちは髭生えてたり、オシャレな髪型してるからそこから修正してください。
もう一度言いますが、我が社の自称神が言っていました。「リスクを冒せ!クリエイティブなものを魅せたかったらリスクを冒せ」と。そして私にパンチとキックをお見舞いしたのです。ありがとう御座いました。

tetuo2 at 16:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) サッカー 

2007年03月22日

今年もまたサヨナラの季節が・・・

 今年もまた卒業して行きました。彼らの希望溢れる未来を想うと仕事をスッパリ辞めてしまいたい気持ちが増しますが、それでも春分の日だろうがタイムカードを押さずに働けこらという姿勢を崩すことのない社員の成長を何より考えてくださる会社に在籍できて嬉しい限りです。で、就職してからサッカーにもろくに行けていないので、そろそろ思い入れのある学年も少なくなってきました。自分が子供のコーチであるかどうかも定かではなくなってきてしまいました。今年の6年生か、次の6年生くらいまででしょうか、強い思い入れがあるのは。

今年の卒業生たちはとても明るい学年で、ウンコと言えば笑い、チンコと言えば大爆笑のとても小学生らしい印象のある選手たちでした。しかし、その中に唯一ひとり私の考えつくされた尻を見せるなどのギャグに一切反応を示さない子がいたのです。その子との出会いは6年前、その子が小学1年生の頃でした。うつむきがちで、ひと目で恥かしがり屋さんだとわかりました。良し!お前の心の壁を溶かしてやるぞ!とばかりに近寄ってゆき対子供では100戦100勝の面白い顔をお見舞いしてやりました。が、笑うどころか逃げてゆき、お母さんの後ろに隠れながら睨みつけられたのを今でも鮮明に覚えています。

実はその子は女の子で学校でもほとんど喋らない子だったのです。名前はトメコとでもしておきましょう。これは萌えて、燃えてきたぞ!と幾度となくトメコにカラんで行きますが、どうも暖簾すら見つからない腕押し模様でした。そんな時期が続いたある時期、転機がやってきたのです。もう一人女の子がチームに入団したのです。しかもその子はよく喋り、私たちコーチにキックをしたりするとっつきやすいタイプでした。おかげでトメコにも遠目で見る限り笑顔が増えました。これでようやく声くらいは聞けるかもしれないと思いました。しかし、トメコはエスパーだったのでしょうか。友達と話す際も言葉を発さないのです。それでいて友達もコミュニケーションを成立させていたのです。結局卒業までの6年間ほとんどトメコの声を聞いたことがありませんでした。そして卒団式がやってきてしまいました。いつかはバレンタインとか貰えるかなという想いは儚く散りましたが、最後のチャンスが私に巡ってきたのです。卒団式では卒業証書のようなものを貰ったあとコーチ全員と握手をするという慣例があるのです。まさにその瞬間が迫り、次々とコーチたちと遠慮気味の握手を交わし、ついに私の番がやってきました。満面の笑みで「卒業おめでとう!」と右手を差し出す私、うつむくトメコ、さらに手を伸ばす私、一歩下がるトメコ、しばし沈黙が続き、他のコーチやお母さんたち、チームの全選手たちも固唾を呑んで見守ります。そして歓喜の瞬間はやって参りました。私の一番長い指の第一関節だけがその喜びをがっちりキャッチしました。チョコンと中指に触りそそくさと遠のくトメコ。まあ、中指だけでも握手は握手、良い思い出になりました。

まあ、トメコも他の子も青春はこれから、もし誰かが有名な選手になっても私たちが恩師になるわけでもないし、私たちとの時間が人生で一番楽しい時間であるはずもありません。これからの悔しい思いをしたり、恋をしたり、悲しんだり喜んだりの方がかけがえのないものになるに決まってます。そこが小学生と触れ合う上でちょっとセンチになる所ですが、ある時、そう言えば変な大人が昔コーチしてたねと少しでも思い出してくれたら幸いで御座います。トメコならなんか気持ち悪い人がいたなと・・・。卒業おめでとうございます。素晴らしい青春を送ってください。

tetuo2 at 01:35|PermalinkComments(6)TrackBack(0) サッカー 

2007年03月21日

結婚式の友人代表コメントを考える

 涙も乾くほど忙しく、それに反比例して玉袋はゴールデンウィーク並みの乗車率ですが、こんな状態で友人の結婚式コメントを考えていいものかと思いますが、今、考えねば、次いつ考えられるかは予測もつきませんので、考えてみようと思います。私は小学生の頃、モテてみたいという一心で授業中に授業の流れを無視した駄洒落を放ち、学園中の笑いを誘っていましたし、中学生の頃は強い男と思われたいと切望し、女子とガチンコ喧嘩をしましたし、高校生の頃はやはり笑いを取るのが一番と思い直し、アレの小ささを隠す全裸になるけどアレは見えないという技巧派ギャグで学園の注目を集めました。そんな私にコメントを頼んだと言うことは、どういうことかと考えると、とりあえず「おめでとう御座います。お二人の出会いという運命を祝福するとともに、幸せな家庭を作ってゆくことを確信しております。本当におめでとう!!」なんていうコメントは期待されていないということなのでしょうか。「結婚おめでとう!うんこブリブリ」とか言った方が期待に添うコメントなのかもしれません。それとも「○○君にはいつか不幸が訪れるのではないかと今から心配でなりません。だってこんな美しい奥さんをもらったのですから」と小粋なアメリカンみたいなコメントが必要とされているのでしょうか。まあ、わかりませんが、眠いので考えながらもう寝ます。ということで、4月7日、21日は必ず休みますのでそこんとこ宜しくお願いします。じゃないと労働局に駆け込んじゃうぞ。以上。

tetuo2 at 02:57|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日記 

2007年03月07日

ミュージックステーションが懐かしい

草木も眠る、そんな時間に帰宅して、それでもパソコンに電源を入れて、コーヒーを飲もうとしても牛乳がなくて、母ちゃんから頼まれている仕事と会社の仕事をどちらを優先するべきか悩んで、両方あきらめて、コーヒーのかわりに生活クラブの野菜ジュースを飲んで、ふとミクシーを覗くと知らない人からメールが来てて、そう言えば、週末のフットサルへの代わりの人員を手配しなくてはならないなあなんて思って、とりあえずタバコを吸って、明日からこそは毎日しっかり新聞を読むぞと意気込んで、借りっぱなしの読みかけの小説もあきらめて、何故かYOUTUBEでマイクタイソンの全盛期KO集を見て、その気でシャドーボクシングして、恥ずかしくなって、結局シコ寝。明日起きたらオダギリジョーになってますように。

tetuo2 at 03:21|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 日記