2009年10月

2009年10月29日

工夫が大事。

NEWSZEROでは、ソフトボール界からボブスレー界に決死の転身を果たした高山樹里選手のことを「デブ」ではなく「体格に恵まれた」と表現しています。このポジティブな姿勢は、誰もが見習いたいところ。大不況な世の中、哀しい事件ばかりの世の中だからこそ、物事を前向きに考えてみる必要があると思うのです。

「ネットオークションで女性が出品した服を落札後、その服を着て下半身を露出した自分の画像を出品者に送りつけていたとして、山梨県警富士吉田署は20日、愛知県豊明市二村台5、会社員、岩本勝也容疑者(45)をわいせつ図画頒布容疑で逮捕した。

容疑は8〜9月、山梨県や大阪府などのいずれも30代の女性3人の携帯電話に、わいせつ画像を添付したメールを計5回送信したとしている。県警によると、岩本容疑者は携帯電話のネットオークションサイトで、女性が出品したタンクトップなどの服を落札。アイシャドーや口紅で化粧をしたうえ、その服を着て下半身を露出させた画像をメールで出品者に送り返したという。メールのタイトルに『おはよう かっちゃんです』などと記していた。容疑を認めているという。」

「メールの件名だけは絶対に報道しなくては(笑)」と使命感に駆られた記者魂を感じるこの記事、「ど変態野郎」の一言で済ますこともできます。だけどそれこそネガティブというもの。「工夫」です。いつも通りじゃ飽きる、だから「工夫」をする、そうやって人類は文明を築いてきたんじゃありませんか。小学生は、通学路を楽しむために白線しか歩かないというルールを作り、中学生は、手を痺れさせてオナニーすることを発見、高校生は生温いカップラーメンの活用方法を編み出してきたのです。そうやってより今以上の楽しさや便利さ、快感を獲得してきたのです。そう考えると、これぞ、「工夫」ではないでしょうか。普通に下半身を露出したんじゃつまらない、もう飽き飽き、公園や住宅街はもう古い、21世紀IT社会、新しいことができるんじゃないかと思うのは人の常。わざわざオークションで不必要な洋服を競り落とす手間、口紅を購入する気苦労、携帯カメラをタイマーで撮影するこだわり、『おはよう かっちゃんです』という卓越した文章力、証拠を完全に残すという勇気、これらが組み合わさって初めてかっちゃん容疑者は快感と達成感を得たのです。しかもそれは、想像。たいてい返信が来ないどころか警察署に即転送でしょうから、相手がメールを開いた時の反応を想像して愉しんでいるだけなのです。そんな「工夫」をすることに関して有り余るほどの才能を持ちながら、親泣かせ方面へ風のように駆け抜けたかっちゃん45歳、「あっ、超面白いこと思いついちゃった。でもさすがにまずいよなー」、ダメだとわかってるのに思いついたらやらずにはいられない、愛すべき男だったのかもしれません。合掌。娘がネットオークションに出品するのにも目を光らせねばならないご時世です。

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tetuo2 at 08:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

2009年10月27日

真心が込められた件名

めっきり寒さを感じるようになったのはきっと心の寂しさだけではないだろうと思う10月下旬、暖かさを求めているわけじゃない、ほんの一握りの、金額にして4,000円程度の、具体的に言うと、会社の屋上でタバコを吸ってたら、見ず知らずのOLさんに「ライター借りていいですか?」「どうぞ」、これだけじゃ人と人として寂しすぎると感じてか「寒くなってきましたね」と言われるくらいのぬくもりを求めているだけ、そんなに贅沢を言っているつもりはないし、できればロースカツとヒレカツだったらしょうが焼きを注文するような謙虚さを持っていたいと常々思っているのに、心の場末度と雑務の量は増すばかり。そんなモチベーションの低すぎる企画女優のようにパッサパサに乾いた私のもとに、一通のメールが届きました。

「焼肉パーティー」

楽しいことを予感するな、という方が無理なこの件名。あらヤダ、神様、こんなの用意してくれていたんですね。「鍋パーティ」には一歩劣るとは言うものの、「焼肉パーティー」だって悪くない。「乱交パーティー」にだって負けちゃいない楽しげなその響き。焼肉だけでも楽しいのにパーティーまでついてきました。肉を持ち寄り、野菜も持ち寄り、おっとお酒も忘れない、部屋が臭くなるから男子の部屋で開催だ、美味しいお肉に、楽しい会話、そろそろUNOでもやるかい? 心が潤っていくのは間違いありません。確かにこのくらいは必要、これまでの空っ風を受け止めるあばら家のように不遇を受け止めてきたのだから、これくらいは必要というよりあって然るべき、誰にも文句は言わせません。思えば、今年最大のハッピーはアムロちゃんに「私でいいの?」と夢で聞かれたこと。逆に最大のアンハッピーは、シチューに入ったじゃがいもだと思って食べたら大根だったこと。あまりに平坦すぎるじゃないですか。幸も不幸も小さすぎる。たまには起伏の激しい焼肉パーティーくらいしても罰は当たらないだろう、幸せ貯金ずいぶん貯まったな、と思い、さて、日時はいつだ、そもそもこんな優しいメールを寄こしたのは一体誰だ、「おいおい、そんなもん焼いちゃっていいのかよー」という生温かいセリフを用意したところで本文をそっと優しく開きました。

「どの場面でも抜きまくれちゃう最高に嬉しい一本! ◎超人気モデル◎『流ダイヤ 究極の美女&ナイスバディな淫乱!!!』本日配信開始!」。おっちょこちょいですね。集合時間書き忘れてるぞ。

tetuo2 at 14:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年10月26日

その缶こそ証明

目の前に結婚式2次会で渡される小粋な缶に入ったようかんがございます。裏には2人の幸せな写真がプリントされています。めでたいと思います。誰であろうと世界の片隅で奇跡的に出会い、恋に落ち、真っ赤な他人同士が家族になる、無条件で素晴らしいことだと思います。時には喧嘩もしたでしょう、時には涙も流したでしょう、だけど、すべてを乗り越えられたのは、そこに愛があったから、それを証明するその缶に力強く記された長井さん、心からおめでとう。

土曜の夜、しとしと雨が降る吉祥寺、ひょんなことから集まった男女7名は大変ご機嫌です。思春期を同じ高校で過ごした7名、その頃から10年の月日がそれぞれに大人の階段を踏ませました。日焼けサロンに通い、上がり調子で「カレシー」と言っていた娘は今や恋人のことを「パートナー」と呼んでいましたし、どピンクのカラーパンツを履いていたメンズエッグは、ストライプのスーツを着ています。お店だって下北沢の「火の用心」から吉祥寺の何やらオシャレな、メニューに写真が載っていないような、寡黙で武骨な主人が自慢の料理と美味しいお酒を振舞う間接照明のお店にステップアップしています。結婚、近い将来、仕事、恋、話は尽きることはありません。そして、やっぱりいくつになっても、そうなんです、お酒が十分に体を巡ると唄が歌いたくなるもの、あの頃の唄でも歌おうじゃないかとなるものなのです。楽しくなるじゃないですか、唄なんてのを歌ったりすると。だからと言ってはなんですが、だからパンツを脱いだんです。もちろん、パンツの前に、シャツとかズボンとか脱いでますが、簡単に言うとパンツを脱いだんです。アナルを披露したんです。ほーら、あの頃と変わらないピカピカの俺だよ、と体いっぱい表現したんです。そして遠のく記憶、減ってゆく財布の中身、更けてゆく夜、気づけば日曜日、我が家、15時、またやったか。

水を飲んで、パソコンをつけて、目をこすると、そこには1つの小さな紙袋、中身は「寿」とプリントされた缶、どうやら長井さんと石原さんの結婚の証のようです。なあ、長井さん、いや、馴れ馴れしいかもしれないけど思い切って長井と呼び捨てにさせてもらうよ、長井、本当におめでとう、2人の幸せを祈っているよ、で、できればでいいんだけど、教えてほしい、アンタ一体誰なんだ?

tetuo2 at 21:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

男たるもの一度は言われたいセリフ11選

男なら、男としてこの世に生を受けたんなら一度は言われたい、言われておきたい言葉があるもの。そんな珠玉の言葉たちを一方的にご紹介します。ご堪能ください。

『こんなのはじめて』
言わずと知れた名文句。ただ歴代10位くらいでも、このセリフを使う女子もいるので注意が必要かもしれません。

『いやん、だめよ、うふん、くすぐったい』
武器を置いて話し合いを始めた時、人と人の仲は急速に深まりました。アカの他人がこんなことを言ってくれるようになるんですから。人間って本当に素晴らしいですね。

『冬の海が見たいな』
顔のいい森ガールには、冬の海が見たくなるほど、心に空っ風が吹く日があるもの。そのサインを見逃さずに、優しい言葉をかけてみましょう。

『お願いです! 私たちの村を救ってください』
男なら一度くらい英雄になりたいもの。「何で俺が?」と思っても、目の前のみすぼらしい女性、実は王女様かもしれません。

『○○くんになら、あげてもいいよ』
もらえるものは、そう、アレです。責任重大ですが、物事は責任の大きさに比例してやりがいもアップするもの! あなたの男の子レベルもアップアップ間違いナシですね。

『どこか遠くへ連れ去って』
望まぬ恋があるのなら、望まぬ結婚もまた存在します。そんな哀しいお姫様をどうぞ遠くへ連れてってやってください。きっとどこにだって行けるはず、2人なら…。

『今日、ウチ、誰もいないんだ』
確定です。相手は覚悟を決めてます。それを断るのは、男がすたる。楽しい夜をお過ごしください。だけど、しっかりDVDを観るという口実を果たしてから。

『ここは私が食い止めるわ! 先を急ぎなさい!』
すまない…。でも、感傷に浸っている場合じゃありません。感傷に浸るのは、この星に平和が訪れてから。そもそもこちらだって無事に済むとは思ってません。

『ねえ大変! CLの予選バルサとチェルシー同じ組になったよ』
サッカー好きなアナタに送りたいこのセリフ。マニアック過ぎない絶妙なバランスを持った素敵な女性とサッカー談義に花を咲かせませんか?

『い、いま彼女とか いるんですか?/彼女いないなら立候補しちゃおっかなー』
「いない」と即答するよりも「一応、いないけど」と含みを持たせることがあなたのダンディズムを一層際立たせることでしょう。

『好きにして/めちゃくちゃにして』
「そ、そんな、ダ、ダメだよ、ミナちゃん、僕たちまだ高校生なのに…、ダメだって…、あー!! ミナちゃーん!」「こ、こら、大人をからかっちゃイカン…、いかんぞ…、うおー!! 大澤ぁー!」と返すのが妥当なこのセリフ。

tetuo2 at 21:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2009年10月21日

おならの乱

家電量販店にすぐにでも行く必要があると思うんです。値切らず、値段に糸目をつけずザックリいってやろうと思います。

1つ言っておくと下品な話が好きなわけではありません。だから言っておくとこれは下品でなく、生理現象もしくは病気、つまり何が言いたいかというと、おならが止まりません。止まらないどころか止まる気配すらありません。とか書いてる間にも2、3発ぶっこいてるわけです。今朝目が覚めると昨日までは、仲良く暮らしていたその尻の穴が、いきなり反旗を翻し、人格を持ち、反乱を起こしたのです。その勢いたるや肛門同盟おならの乱。それはもう多種多様な屁がひっきりなしに私のアナルから飛び出しているのだから大変、屁の世界展覧会、こんな屁もあんな屁もありますよ、アラこんな屁もあったのね、と必要以上に存在感を示す耳をつんざく轟音を伴った屁から、音なし気配なし匂いは宇宙な屁、屁というよりウンコの匂いがする屁まで止まらないのです。このままだと会社にいけないと私は焦りました。地下鉄には間違っても乗れません。だから髪型を気にせず、バイク出社を決断しますが、アラ山手通りは走りやすくなったのね、プッ、左折専用道路ができたのね、プリッ、大ガードを通勤する奴ら尻目にかっ飛ばすのは最高だぜ、ブリブリ、といった感じでその勢いは増すばかり。そこで、気づきました。地下鉄に乗らずに会社に着くのはいいけど、その後はどうするの? このままだったら、良くて「ずっとおならしてる人」、悪ければ「臭い人」、最悪「あの人ウンコ漏らしてる」と思われ、社会的な信用を落とすことは火を見るより明らか。つまりこれは乗っ取りではないかと思ったわけです。尻の穴、つまりアナルが「いつもウンコばっかり捻り出させやがって、手はいいよな、綺麗なお花に水をあげたりできる、唇なんてキスとかできるんだぜ、それに引き換え俺なんてウンコ出して、慰め程度に手荒く拭かれるだけ、不公平すぎる! 俺がウンコ出さなかったら、お前ら全員死ぬんだぞ、もっと尊重されていいはず、敬われていいはず、そうだ、俺こそ中心、乗っ取ってやる、俺の凄さを見せ付けてやる!」と造反を起こし、その特技である屁を脅迫に使ってきているとしか思えないのです。民主主義国家の住人としてテロには屈したくありませんが、屁が出続ける限り、まっとうな社会生活は送れません。そうなるとアナルの言うことを聞くしかないのが現状。尻の穴の仰せの通りに行動するしかないのです。ということで、まずは最高級のウォシュレット探しに次の週末は充てることにします。そして一番広く、日当たりも最高な部屋をトイレにしますので、どうかそろそろ止まってくれないか。それと1つ、見えないとは思うけどさ、キスはしていないんだよ。以上、あっ、また出た。プリッ。

tetuo2 at 23:54|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 日記 

2009年10月19日

さあ、週末がまた無駄に終わったよ

さあ、振り返るよ。やるよ。歴史に残らない週末をまた振り返るよ。

まず、良くないと思うよ。30にリーチかかった男子4人、場所は下北沢、カラオケ行っちゃいけない。不健全。次からは、どうかキャバクラやら風俗やら健全な遊びをするように。頼むよ。男だけでも、脱ぎたい時は脱ぐよ。

次。なあ、ジャック、アンタすげえよ、見返りを求めないその姿勢、ただただ、御国のために。感服したよ。でも、トニー、それはないんじゃないか。肩掛けバッグを買うよ。

次。東京の女は怖いよ。マジ怖いよ。何かGUCCIはダサいと強く責められたよ。全員コギャルだったのに、必要以上に黒かったのに、必要以上にたるんだ靴下はいてたのに今では立派なお姉さん、人生を謳歌してて羨ましいよ。俺は丸坊主で震えていたよ。その頃はセックスが、プロサッカー選手と同じ意味を持っていたよ。でも、ばっちり演技はできていたよ。

やっぱりジャック、アンタ現場の似合う男だよ。キム、オリビィアに比べれば、1000倍いい女だよ。金髪過ぎるよ。肩掛けバッグ買うよ。

さあ、次。エコな時代だからこそダメージジーンズだよ。ブスをよく言えば、手が可愛い、ボロボロジーパンを良く言えば、ダメージジーンズだよ。2本で2万5,000円だよ。66前期だよ。原宿はやっぱり素敵な街だと思ったよ。

次。藍ちゃんすげえよアンタ。18ホールで相手が外せば優勝。「外せ外せ外せマジ外せ、死んでも外せ外せ外せ」と願ってたのに入った瞬間、笑顔。そのままの勢いで、そのライバルとハグできるんだもん。で、結局プレーオフ負けちゃったけど、その時もすげえよ。にっこり笑顔だもん。でき過ぎだよ。でも俺は女子の本当の顔が見たいよ。悔しいじゃん。憎いじゃん。ムカつくじゃん。マイナス10の顔はプラス10の顔と同じ価値があるよ。

で、なんだかんだで、歳の差結婚だよ。アンタたち干支一緒だよ。VTRがイケてたよ。女性ボーカル男性ラッパーのオリジナルソングもイケてたよ。アメージングだよ。CDになるから皆さんどうぞ買ってください。なんだろうね、結婚する人たちの、あのすべてに感謝する姿勢は。俺にもそんな未来があったかもしれないと思うとそれはそれで嬉しくなるね。悲しくなるね。

週末日記はつまらないよ。あること書いてもつまらないよ。やっぱり愛だと思うよ。うー気持ち悪い。カラオケでも行って生まれたままの姿になりたいよ。明日は、女子に言われたいセリフベスト10をアップするよ。もしくは、ちょっと怖い、でもすぐ隣にある恐怖の話を書くよ。ヘイ、アメージング!サッカーしようぜ。

tetuo2 at 01:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2009年10月14日

キリンカップ優勝、ベスト4見えた!

これで日本にW杯ベスト4の力があると証明できましたね。

世界のトップクラブ10に入るアーセナルのエース・アデバヨールを擁するトーゴ代表に5−0の圧勝、シュートは1本しか打たれていませんし、コーナーキックすら1本しか与えませんでした。これは、もしかするとW杯ベスト4どころか中澤祐二が優勝トロフィーを掲げるのも現実味を帯びてきたのではないでしょうか。トーゴ代表はW杯出場を逃したばかりでテンション激低でしたが、そのアデバヨールどころか主力のほとんどは来日しませんでしたが、何か知らないけど14人しか来なかったみたいですが、エコノミークラスで30時間の移動をして到着したのが、試合開始24時間前だったようですが、そんなことは関係ありません。由緒正しき伝統の国際大会であるキリンカップで優勝したのですから、これは期待をするなという方が無理というもの。トーゴ人ですら注目していない試合とかいう心ない意見は無視して、どうかこのままW杯まで突き進んでほしいものです。「何か点取られちゃったね」「だって、眠いんだもん」「つーか、それ俺のユニフォームじゃん」という会話をトーゴ代表が試合中にしていたかはわかりませんが、パスを送る相手も周りも見てる暇があったら、さっさとクロスを放り込むべし、という世界震撼の戦術で、世界を驚かせてください。そして眼鏡監督には、少年野球の監督にでも転職していただきたいと心から思います。つーか、トーゴもやる気ねえならくんなよ。断れよ。根暗俊輔VS本田さんを煽った公開紅白戦の方が盛り上がったと思います。さあ、そんなことより、早朝6時50分からは、世界注目の南米予選最終戦アルゼンチンVSウルグアイがフジテレビNEXTさんでやるので、どうか時間差通勤でお願いします。

tetuo2 at 23:07|PermalinkComments(1)TrackBack(0) サッカー 

悲恋!世界のコーちゃん上京物語

26年前、東北に厳しい冬がやってくる頃、不遇という名の運命を背負った一人の男子が産声を上げました。おぎゃー。東北に晩秋生まれが多いのは、厳しい冬のせいだと言われています。つまり子作りしながら春の訪れを待つわけです。阿部サダヲと純くんを足して2〜3発ぶん殴ったような顔をした少年はコーチャンと名づけられました。少年時代をコレといった事件もエピソードもなく過ごした彼は、スノーボードで登校したりしているうちにスクスク身長162cmまで成長しました。そして、雪深い東北で、学校から一目散に帰ると寝巻きに着替え、ハガキを書き、ラジオを聴く、というご両親の望まぬ青春を謳歌するのです。その甲斐あってか、中澤裕子のオールナイトニッポンでついにハガキ職人デビュー(ハガキがラジオで読まれることです)を果たします。しかし、AM界のメジャーリーグ、ナインティナインのオールナイトニッポンで彼のハガキは読まれることはついにありませんでした。自分の限界を感じた頃、せっかく就職した会社がもの凄い勢いでつぶれそうになります。ポジティブな彼は「これはいい機会!」と夢にまで見た欲望の都、東京に旅立つことを決意したのでした。その決意から、2カ月後、やっぱりその就職先は潰れたわけですが、その1カ月前に退職金が支払われたことからも彼の不遇ぶりがご理解いただけるかと思います。しかし、そんな100万円なんて東京に抱く夢に比べればはした金、コーチャン、ついに東京の会社にとらばーゆです。やったね。続きを読む

tetuo2 at 22:39|PermalinkComments(2)TrackBack(0) DEEP LOVE・デート 

2009年10月10日

あの娘が髪を切った理由

隣の課の1年生女子が髪を切りました。それはもうざっくりと。内田有紀並みのショートカットです。ちょっぴり地味な女の子ではありますが、田園の香りがする女の子ではありますが、牛の乳搾ってそうな女の子ではありますが、笑顔はとってもチャーミング、性格のよさがにじみ出ています。きっとよき両親、よき兄弟、よき友だちや先生に囲まれ、大切に育てられたのでしょう。笑顔を見ればわかります。そんな娘がざっくり髪を切った──。これは美しいドラマの香りがします。一体、何があったのか、じっくり考えてみる必要がありそうです。

彼女は土曜の昼下がり、美容室のドアを叩いたのでしょう。カランカラーン。「あっ、田園ちゃん、切ってくかい?」。彼女は努めて明るく応えます。「お願いしますっ!」。人間、気づけば、似たような者同士が集まるもの。つまり彼女が素敵な彼女である限り、その行きつけの美容室店主は、抜群の包容力を持ち、物分りがよく、鋭いナイスミドルに決まっているのです。「なんか、あったな…」。店主は、ピピーンと彼女の何かを察知しますが、口に出すような無粋な男でもありません。美容椅子に腰をかけた彼女に店主はそっと言いました。「今日は、どうします?」。彼女は応えました。「あの人と…、あの人と過ごした分だけ切ってください…」。店主は知っていました。彼女には7年付き合っていた彼氏がいたことを。だからといって「1年15cm×7年…、アルシンドになっちゃうよ」なんて無粋なことを言う男でもありません。すべてを理解した店主は「かしこまりました」と優しく伝えました。これはオペ、散髪ではなくオペでした、彼女の魂を救うオペ。大仕事になるぜ、と店主はドアの前にかけられた「OPEN」の看板に目をやります。そのとき、店主の奥さんが、その看板を「CLOSE」に変えました。そして、店主に向かって、優しく微笑み、コクリと頷きます。「もう、今日は商売あがったりね、でも、そんなアンタだから一緒になっちゃったのよね、フフ、懐かしいわ、出会ったあの日、アンタったら何も喋んなくて…、でも、散髪の話になると夢中になって話してくれた、お腹は出ちゃったけど、あの頃とおんなじ眼をしてる」という気持ちが一瞬のアイコンタクトには詰まっていました。店主もコクリと返します。「わりーな、今日は一世一代の大仕事だ、ただ、馬鹿はこれで最後、これからはまともな商売しないとな。腹の中の坊主のためにもな。ヘヘ」。決して余裕があるわけではない家計を考えると言い出せずにいた店主の奥さんは驚いた表情でもう一度コクリと頷きます。「知ってたの?」。少し照れた顔で店主がコクリを返します。「昔っからお前のことは何でもお見通しよ、元気な坊主を頼むぜ」。夫は今から大仕事、女の涙は見せられない、涙を堪えて奥さんはもう一度だけ頷きました。「馬鹿ね…、まだ男の子って決まったわけじゃないのに…、ホントいつも早とちりばっかり…。そのお嬢ちゃん、いい女にしてやんな!」。この間、約3秒。店主はクルリと彼女の方を向き、「本当にいいんだね?」、「もう決めたんです」、「世界一のショートにするよ」、「ありがとう、店長、さようなら、私の思い出…」。第一刀が入りました。彼女の美しいロングヘアーはまるでスローモーションのように床に落ちました。店主の一刀一刀が優しかったあの人との思い出、あの人に撫でられた髪の毛を落としていきました。もう乾いたと思っていた涙が止まりません。店主の集中力と技術は、素敵なショートカットを作り上げました。それはそれは素敵なショートカットでした。

悲しみを乗り越えて彼女は毎日、誰よりも早く出社します。とっても素敵な笑顔で挨拶をしています。そう、とっても素敵な笑顔、とっても素敵なショートカットで。あっ、もちろん、その娘とは一度も話したことはございません。以上、もう寝るよ。

tetuo2 at 01:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2009年10月08日

さあ、女子と飯を食った俺の日記が始まるよ

その時の、22時半の新宿は、最強レベルの台風18号が近づいていることもあり、まさに嵐、ただ気持ちは開放的で、心は満足感でいっぱいでした。

その7日前、地球滅亡寸前にするような下品な会話、下品な笑い声、隣の客が3時間足らずで3回転するような楽しい会がありました。下衆なエピソードを競うようなその会は「佐々木希のウンコはイチゴと見間違えるほどカワイイ」と満場一致で決定され、ようやく終焉を迎えたのです。MVPは私でした。友だちって本当にいいものです。

そのさらに7日前、私はとあるメールをとある女子に送信しました。仮にスカートさんと呼びましょう。「一度、飯でも食いませんか?<中略>検討、よろしく。回答は以下で。1、食いたくて仕方ない 2、時給1万円で食ってもいい 3、絶対、イヤ、舐めんなよ」。回答は2しかない、という緻密な計算のもと送信したのです。8時間後「2番ですかね(絵文字)<中略>ぶっちゃけますと、、、話が合うのか不安であるといったところです」とのメールが届きます。さらに「予定がわかったら連絡しまーす(絵文字)」とメールが届いてから待てど暮らせど192時間連絡が来なかったことはこの際、黙っておきましょう。

話は戻って22時半から遡ること2時間半、私は新宿駅で降りました。雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、スカートさんと飯を食うために、仕事を一刀両断、何とか終わらせ、結婚式2次会用のジャケットを着たのです。待ち合わせは、恥ずかしげもなく予約した新宿西口のとあるビル地下一階、この際、店はどうでもいいのです。気になる方がいるようでしたら、ビールが1杯680円とだけ申し上げておきましょう。ちなみに東京ドームのビールは800円、かなりお得なことは明白です。顔合わせ、たどたどしい乾杯を経て、さあ、爆笑トークの連発、腹筋つるなよ、と意気込みました。しかし、気づけば、目の前にいるスカートさん、携帯をいじっているではありませんか。一旦確認させていただきますが、その場にいるのは私とスカートさん2人きり、つまりですね、簡単にその場面を解説しますと、スカートさん、若干退屈している模様。いや、見栄を張りました。ドッシリと疑いようもなく退屈していたのです。なるほど、と心の戦略会議を開催します。「どうする? この際、メールで会話するか? いや、違うだろ! じゃあ一体何の話をすれば!?」。そうなんです、この日はMVPを受賞したお下劣トークを禁じられていたのです。「スカートさんは本当に俺と同じ色のウンコをしているの?」と気持ちを素直に表現することは許されないのです。そうなれば、目の前で携帯を握るスカートさんに提供できる起死回生の話題と言えば「6億円当たったらどうする?」くらいなもの。そんな課長と2人きりになった時にするような会話でいいのか、でもないよりまし、ゼロは何回掛けてもゼロ、仕方ない、南無三、「ねえ、ろくお…」、その時でした。「ちょっと電話してもいい?」スカートさんは素敵な笑顔で優しくそう言いました。3分後、スカートさんは焦った様子で戻ってきました。そして、こう言ったのです。「一緒に住んでる友だちが鍵をなくしたらしいから帰らなきゃ! 帰らなきゃ! 帰らなきゃー…」。

私は思いました。「なんて、いい子なんだ! 友だちを想う清らかな心を持っている、何よりその心が素晴らしい」。私はつい年甲斐もなく、目頭が熱くなりました。感動しました。目にも止まらぬ速さで帰宅の準備をするスカートさんの瞳はいつになく真剣です。友を想うその眼差しは美しく、マジ帰ろ、という魂がこもっていました。その準備に負けぬよう、私はサッとお会計を済ませます。自然と体が動きましたが、「私が厚く固い友情に対してできるのはコレくらい」、そう思ったのだと思います。店を出ると、タクシーを瞬く間に止め、無駄な動きゼロで乗り込むスカートさん、信じて待つ友、信じて走る友、友情とは信じること、そして信じ切ること、そんな当たり前のことをスカートさんは、私に教えてくれたのだと思います。「スカートォォ!!! 急げぇぇぇ!!!」。気づけば私は心の中で叫んでいました。そして、去りゆくタクシーを見つめ、呟きました。「いいもん見せてもらったぜ…。優しさを、ありがとう。」

夜の新宿に私は仁王立ちでした。22時半の新宿は、最強レベルの台風18号が近づいていることもあり、まさに嵐、ただ気持ちは開放的で、心は満足感でいっぱいでした。そして秋の夜空にもう一度、呟きました。「なあ、スカートさん、心にダムはあるのかい?」。それに返すように、秋の夜風がそっと私にささやきました。「人間は戦争もするし、裏切りだって絶えない。けれど憎しみや悲しみからは何も生まれないわ。肌の色や目の色、喋る言葉が違っても、ウンコの色はみんな同じなんだから…。そう、だから顔を上げて、アナタなら…」。涙が、涙が止まりませんでした。

はい、そこの黙って一杯奢りたくなったあなたにも、ありがとう。

tetuo2 at 21:14|PermalinkComments(5)TrackBack(0) 日記 

2009年10月05日

ポパイカメラは自由が丘にあるんだぜ

ポパイ自由が丘をご存知ですか。そうですか。やっぱり知りませんか。ならば教えましょう。「トレンドに滅法弱く、事情を知らないだまされやすいおのぼりさんや、田舎者をひきつけてやまない都市として知られている。特に最近では特定の女性利用者が急増し、その筋の人たちからは『スイーツ(笑)が丘』とも呼ばれているようである」というのはアンサイクロンペディアから流用した説明文で、へそ曲がりどもが馬鹿にせずには自我が保てないほどオシャレオシャレオシャレな街なのです。その中にオシャレなカメラ屋さんがございます。その名も「ポパイカメラ」。秋葉原にあったのなら、犯罪の温床になりそうな超小型カメラが売っているカメラ屋と判断されそうですが、自由が丘にあったのならそれはもうどう転んでもオシャレなカメラ屋で決まりなのです。どんなクズなものが、自由が丘に置いてあっても、例えばババアからもぎたてホヤホヤの入れ歯があってもそれは敢えて、または逆に、と勝手に捉えていただけるほど便利な街でもあるのです。中野の汚い定食屋で飯を食ったなら「お腹空いてたんだね」、自由が丘の小汚い定食屋で飯を食ったのなら「通だね」となるものなのです。で、この度そのポパイカメラで、一時期100円ショップでも売っていたトイカメラが発売されたのです。何と限定3,000個、多いのか少ないのかわかりませんが、3,000という数字がいかにもオシャレです。その額、なんと6,000円。こだわりのフィルムが2個、とってもオシャレな缶、その名もポパイ缶に詰められた老若男女を対象としたスペシャルトイカメラです。驚きの機能はなんと広角22ミリ、四隅が丸くなるほどのワイドなレンズが搭載され、ボディのピリリと輝かせる淡いブルーのおかげで、その写真にもブルーが乗り、オシャレ写真を撮ることを可能にしたようなのです。もちろん場所にも時間にもこだわりがわるのが、通というもの。室内では撮れませんし、夜も撮れません、ただの暗い写真になるというのです。つまり昼下がりに小さな犬でも連れて、自由が丘を散歩する際の遊びカメラとして最適な1品、つまりですね、簡単に言うとですね、私には一切無関係なカメラなのです。わかっていました。しかし、今、そのカメラが私の部屋にポツリと、それは足立区で飼われるミニチュアダックスフンドのように寂しそうに、謙虚に、所在無く、置いてあるのです。一度もシャッターを押されることなく、ポツンと置いてあります。「役に立たなくなった不要なもの」をゴミというのなら、私の部屋にある限り、このオシャレカメラはゴミ認定されてしまうところですが、何とかそっち側に少しでも行ってみたい私は明日から無理矢理バッグに詰めて、横断歩道撮ってみたり、電線越しの空を撮ってみたりしようかとも思います。ただですね、どうやら10年ぶりレベルの超大型台風が接近中の模様、天も私の自由が丘デビューを認めてはくれないようです。

というかね、偶然、ブルーが乗るところも気に入ってます、とか作った人が言ってアハハとかオシャレに笑っているようだけど、ただの失敗作じゃねえか、騙されねえぞ。あー、首、痛い、いろいろ痛い。

tetuo2 at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日記 

2009年10月02日

『色即ぜねれいしょん』

好んで行ったことがあるとすれば、それは15年前くらいジーコショップができた時くらいで、それ以外は、本当に別段、どうしても渋谷に行きたくて仕方がないということはありませんでした。渋谷センター街のマクドナルドでは、ポテトが1本多いと言うのなら別ですが、そうでないのなら用はなかったのです。朝までファーストフードでみんなたわいもない話をするくらいなら、エロ本を買い易そうな深夜のコンビニ店員を見つけることに命をかける青春を選んだ私ですから、渋谷に用があることなんて本当に全くなかったのです。

ということで、そんな都内の高校生全員が放課後通うと勘違いされていた渋谷で観てきました、『色即ぜねれいしょん』。『アイデン&ティティ』でモラトリアム心を簡単にくすぐられたのを覚えてますが、またボブ・ディラン好きを過剰にアピールしていたので、当時、買ったベストCDを探しますが、もうどこにも見当たらぬ、そうかそうか、俺の心には響かなかったのか、と、わざわざ劇場で観る意味を失いますが、来てしまったものは仕方ない、後悔はエロ本と思って買った雑誌がただのグラビア誌だった時くらいで十分(ウブだったんですね…)、ポジティブな気持ちで上映されるそのスクリーンを見つめることにします。内容はアレ、70年代の童貞高校生の青春群像@ひと夏です。ヤンキーにビビり、ボブディランを聴き、ラジオを聴いて、恋をして、島へ旅行に行き、感化されて、また恋をして、文化祭で歌い狂って終わり、そんな映画です。主人公の周りに出てくる大人たち、ヒッピーの家庭教師(もちろん勉強の話なんて一切致しません)、島で会う自由を愛するヒゲゴジラは本当に素晴らしい大人でした。主人公もかなり影響を受けるのですが、とても大事。思春期に会う両親以外の大人とはもの凄い大事な人たちなんだと思います。私の周りには、もちろんあんな大人はいませんでした。今、自分がそんな素敵な大人になれているとも思えません。ただ、意識する必要はあると強く思いました。ただ、いろいろあったのですが、主人公の頭の中は90%エロです。エロでいっぱい。おっぱいって何? キスっておいしいの? 未来の初体験の相手は今どこに?をずっとずっと考えているのです。仕方ない、本当に男子高校生はそうなのだから仕方ない。あのストニュー高校生も、4番ピッチャーの怪物高校球児も、ボブ・ディランを敬愛する文化系少年も、他校に攻め込むアイパー少年だって、頭の中はエロしかないのが男子高生です。深夜ラジオを聴いて、悶々とするのが正しい姿なんです、というのを必要以上に主張する映画でした。つまり、中高生は、深夜にエロ本を買うのにドキドキするべきということになるでしょう。

ということで、無事、私の思春期の選択は、正しかったことが実証されました。ありがとうございます。

tetuo2 at 20:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 映画