2010年07月

2010年07月01日

日本代表! ワールドカップで伝統の高校サッカーを披露!!

涙、必死さ、負けたら終わり、泥臭さ、なりふり構わぬダイナミックなクリアー、見守るお父さんお母さん、娘からの手紙、「このチームでもっと試合がしたかった」「このチームは最高です」「選手たちにもう1試合させてやりたかった」という涙ながらのセリフたち、明日にきらめけ夢にときめけ俺たちサムライブルー…、サッカー日本代表のそんな姿に涙が止まりませんでした。これぞ感動、これぞ青春、サムライブルーありがとうという生温かい空気が日本列島を覆いました。世界の檜舞台で見事、女子卓球で言うと范瑛(中国)選手と同レベルのベスト16という素晴らしい結果を残しました。しかもただ良い結果を残しただけでなく、サッカーファンなら誰もが愛して止まないお正月の風物詩全国高校サッカーテイストを取り入れた名将岡田監督の手腕はやはり確かなものに違いありません。「日本人らしいサッカーって何だったの?」という問に「友情と家族・師弟愛溢れるロッカールームで泣かせるサッカー」という明確な答えを出してくれたのです。

岡田監督が守備的戦術を取ったことは悪いことではなく、ナイス決断でした。日本の選手があまり上手でないということに直前で気づくなんてその眼鏡はアクセサリーか、という意見もありますが、それでも気づいたことに価値があるはずですし、直前でサッカーを変える決断などそうできるものではないはずです。でもまあ、問題はそこではなく、その決断前までやっていた「日本人らしくつなぐサッカー」とかいうものを岡田監督は全くわかっていなかったのではないかということ、そしてその疑惑が日本列島を包む生温かい感動で打ち消されてしまっているどころか、「アジアでは見事なつなぐサッカーをしていた」ということになってしまっている点ではないかと思うのですが、そんなサッカー観は「ルーキーズサッカー」に比べればたいしたものではないのかもしれません。

岡ちゃんが、どうやって攻めるかのビジョンがゼロだからって、守ってりゃどうにか点入るっしょと思っていたって、問題ないのです。一生懸命努力して、汗を流し、仲間と一つになって目標に向かって全力疾走することこそスポーツの醍醐味ということで日本のサッカーはOKのようです。ワールドカップで高校サッカーを披露して感動を巻き起こしたサムライブルー、決勝トーナメントで最も退屈な試合を演じたサムライブルー、守って守ってカウンターではなく、守って守って何もしない、というサッカー。2回も勝ったことは良かったけど、「勝ったけど、やっぱり日本ヘタだったし、何より何もなかったよね、一体どうやって点取るつもりだったの? そもそもつなぐサッカーってどうやんの?」ってならないとおかしいと思うのですが、まあ、みんな感動したみたいだし、何か楽しかったし、つまらないこと言っててもどうしようもないですね。今大会を捨て、左足首をアイシングし続けた俊輔さんの4年後の活躍が今から楽しみで仕方ありません。

応援したけど、やっぱりないよ。岡ちゃんが反省しないってアリなの。

tetuo2 at 19:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0) サッカー