銭湯スタンプラリー本日、帰り道にムカついたカップル

2009年05月07日

ばるさちぇるしー

何か3時45分起床にも随分なれてきた気がするのですが、それにはコツがあってですね、何だかんだで、誰もが眠いもんは眠いので、弱い人間になりがちなのですね、待ち合わせの基本や社会人としての基礎はこの際、忘れてですね、3時45分ぴったりに目覚ましをかけるわけです。するとねみーな、おいとか思っている間に、すでにキックオフの笛はシコ寝して間もない栗の花の香り漂う部屋に鳴り響き、「やばいやばい」と世界的には全くやばくも何ともないのですが、起きることに成功してしまうのです。やったね。

ということで、バルセロナーチェルシーです。なんだか1stレグを観ているような緩い展開の中、もう一度打てと言われても打てない三杉くんのようなボレーシュートがバルセロナゴールに突き刺さりますが、打ったのは三杉君とは似ても似つかないエッシェンです。そのあとはずっとバルセロナがボール回す、うまくいかないで取られる、チェルシーさんのカウンター、何か入っちゃいそうな感じがするも入らず、という4−4の試合の方がおもしれえよ馬鹿、といった展開でございます。そんな時、何でか知らないけどレッドカードを「ちょっと間違っちゃったかな、ヘヘ」といった感じで出す太った主審のおかげで、試合が動くかと思いきや動きません。グアルディオラも相手監督に絡みだす有様で「バルセロナゴール側からのカメラだと「何だよ、腹じゃねえか」と思うプレーも真反対のカメラからの映像では「完全ハンドじゃん」というものに見えて、映像って凄いもんだねとか思いますが、やっぱりメッシもエトーもイニエスタも特に何もできなくて、淡々と時間が過ぎてロスタイムラスト1分、エトーのトラップミスからエッシェンのクリアミスと綺麗にボールがメッシの足元に渡り、でもDFいっぱいいるからとりあえず中央のイニエスタへ、でもやっぱり寄せも早いし打ってしまおうと思い切ってシュート、なんと入りました。あっちの人風なイニエスタが喜ぶ姿は確かに男の子だったなあと思うのです。

で、コーナーキックとかあったけど、試合終了。テリー怒る、ドログバ怒る、ランパードはイニエスタのユニフォーム貰うといった両者健闘を称え合い、素晴らしいスポーツマンシップに会場も怒号に包まれるのです。でも、審判は「もういいじゃねえか、終わりだよ、終わり、どけよ」となったところでドログバさんの怒り収まり切らず映画によく登場するあの言葉を吐いたとかいう噂ですけど、それだとイエローカードじゃ済まないように思います。「まだまだ、これから!」とばかりに審判を追いかけ、で、追うのをやめたと思ったらカメラを見つけて「おい、コラ、しっかり撮ってあるんだろ、ハンドだったろ、PKだっただろ」とか何とか言おうとしたのか、愛する嫁にアフリカ民謡に乗せたメッセージでも送ろうとしたのかは知りませんが、スカパーネット配信が終了しました。

何か悲しい気持ちは残ります。サッカーですから、やっぱりボール扱いに長けた人たちが勝ってほしいと思うのが人情です。でも、そんな当たり前の夢を見せてくれていたバルセロナのサッカーって、何か現在世界最強リーグ臭いチームには通用しないのでしょうか。不細工でバーチャルな世界に生きてそうなイニエスタとシャビはどう考えても運動能力に長けているわけでもなく、力が超強いわけでもありませんが、ビッククラブのゲームコントロールを任されている選手です。何故かといえば、技術が高いからでして、相手からボールを隠す技術、止める技術、味方に渡す技術が高くて視野も広いのです。世界中のサッカー少年たちはドログバやアデバヨールにはなれなくてもイニエスタになれると思うのです。エムボバにはなれなくてもジーコになれると思うのです。そんな選手が中心のクラブが世界一になることは素敵なことです。確かに決勝までは進みましたが、別に勝ったわけではなく、崩したわけでも圧倒したわけでもなく、ただ劇的に決勝戦にコマを進めただけです。アーセナルーマンUさんも観ましたが、まあ強いですよね。セスクファブレガスがPK取ったような攻撃で3−0くらいで圧倒してほしいですが、ルーニー、テベス、伊達男さんを止められるのかな、と不安になります。セットプレーでも強いし、何より顔つきに華があるマンUの選手たち。そんなスター軍団にイニエスタ、シャビ、エトーが挑んで、勝つって、世の中の男子諸君に夢が与えられると思いますので、頑張ってください。

tetuo2 at 12:37│Comments(0)TrackBack(0) サッカー 

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